今年もよろしくお願いします!
そして、このハイスクールDxD〜機械仕掛けの少女~をよろしくお願いいたします!
……そしてすいません、今回も短いです。
その代わり簡単ではありますがプロフィールも同時に投稿させていただきます!
それでは、11話どうぞ!
第11話
「なんじゃこりゃー!?」
屋敷に入るなり叫んでしまったのだがこれは仕方が無いと思う。
《これは……ちょっと……》
「高那岐さんどうしたの…って、え?」
「安心しなさい…私も最初見た時同じふうになったから。」
玄関から入っておそらく居間に繋がる障子を開くと…
畳と思われる上に敷いてある赤絨毯、壁には50インチの薄型テレビ。
茶道具とティーセットが飾られていて横の掛け軸には何故か「生涯現役」と書かれてある。
部屋の隅には甲冑と西洋甲冑が仲良く並んで置いてあり、庭の方を見ればししおどしと噴水がある。
はっきり言ってナンダコレ状態だ…
「一体どこをどうしたらこうなるのよ!」
「言っとくけど、私がしたんじゃないわよ。引越しを手伝いに来たらこうなってたのよ。」
「ってことはあの人かぁ……!」
思い浮かぶのはちょいワル系のおっさん。
ぶっちゃけアザゼルさんだ。
とりあえず脳内でぶん殴っておく。
「……ず、ずいぶんと個性的な趣味なんだね。」
「ち、ちがうよ!?これは……父さん、そうお父さんの趣味なんだよぉ!!毎回こんな感じになっちゃってさあははは……」
木場君が致命的な勘違いをしていたので慌てて反論したがどんな父親だよ、こんな家建てる奴。
と、
「そうなのよねぇ。お義父さん、毎回言ってるんだけど直らなくてね。」
何故かレイナーレまで乗っかってきた。
あと、お父さんのイントネーションがちょっと違ったような。
そうこうしているうちに、レイナーレがお茶の入った湯呑みを持ってきたので、とりあえず台所(何故かフローリング)のテーブルに座った。
ちなみに席順は私、その隣にレイナーレ、机を挟んで木場君だ。
「さて、改めてまして。芽衣の義姉の天野夕麻よ。苗字が違うのは私が養子だからよ。」
座るなりいきなりとんでもないことぶっ込んできたレイナーレ。
なに!?いきなり姉キャラに目覚めたの!?
軽くジト目で見たらにこやかに微笑まれた。
「そうなんですか…
僕は木場祐斗と申します。」
「木場君っと、よろしくね。出来れば芽衣とも仲良くしてあげてね?(チラッ)」
「あっ、はい。」
もうこれ完全に木場君信じちゃってるよ。
なんか目配せ的なものもきてるし。
この路線で行けと?
あー、あれか。アザゼルさんの下で働いてたからとうとう頭がおかしく…
ズドムッ
「〜〜っ!?」
「…ん?高那岐さん、どうしたの?」「きっとお茶が熱かったのよ。」
こ、こいつ!
踵で足踏みやがった!?
恨みを込めて横目で睨みつけると。
「?」(ニコッ)
まるで何も無かったかのような様子で、にっこりされた。
…ちょっとイラッとした。
その後、木場君と様々な話をしていたが、まぁ次から次へと出るわ出るわ私の捏造設定。
曰く、
父が日系で母がフランス人。
幼少期は海外を転々して過ごす。
その時に孤児だった天野夕麻(レイナーレ)を引き取った。
その後アメリカから引っ越してきて、駒王町に来た。
両親はまだ海外におり、夕麻も職場の社員寮で暮らしているため、一人暮らしになるとか。
しかも後で確認したら戸籍から渡航履歴、出生証明まで全部捏造してあった。アザゼル曰く、全力で捏造したとか。
……もっと他のことに全力を使えよ、神の子を見張る者。
その後、他愛のない話をした後木場君は帰った。
この世の中、いい人っているんだねぇ。
…悪魔だけど。
ちなみになんで木場君が悪魔だとわかったのかというと。
私の眼には魔力検知やサーマル、暗視などなど、色々とフィルターのように切り替えられる。
その機能を使って木場君を見た時、身体の中にチェスの駒の様なものが見えたのだ。
恐らくそれは【悪魔の駒】。
悪魔が人間を転生悪魔にするのに使う道具だと記憶してる。
つまりそれを身体に入れていることから木場君は悪魔と判断したのです!
《…こういう時は、無駄に頭が回るんですけどねぇ…》
次の日、とりあえず家のおかしなインテリアについては早急になんとかしたかったのでアザゼルさんに人手をよこしてもらえるように頼んだのだが…
「…はぁ、みんなごめんねわざわざ来てもらって。」
「いいよ、気にしないで。」
「…ったく、なんで俺まで。」
「それを言ったら俺まで呼ばれる理由が無いんだが。」
「そこの2人!文句言わない!」
「あははは…まあまあ、夏海ちゃん落ち着いて。」
「うー…力仕事は苦手なのですが…」
やってきたのは、
それもヴァーリ君やラヴィニアも一緒に来ていた。
ちなみにレイナーレは神の子を見張る者の本部に戻っていてここにはいない。
「…っていうか、なんだこの庭園。
はっきりいって悪趣味の塊だぞ」
「…全くアザゼルの趣味はわからん。」
「とりあえず分かれて作業した方がいいわね。」
2人の言う通り、内装もめちゃくちゃだったが、庭もかなりのものだった。
動物の形に剪定された植木はまだいいが、この池は正直言っていらない。
なので男性陣には庭をお願いして、女性陣は内装を担当する。
「…ねぇねぇ紗枝ちゃん、鳶雄君とはどうなの?」
「…そーいえばこの前、2人でどこかに出かけていたのを見たのですよ。」
「ふぇ!?な、ななな何のことかなぁ!?」
「ほう、ラヴイニアちゃん。
そこんとこ詳しく。」
「な、夏海ちゃん。顔が怖いよ…?」
しかし、そこは年頃の女の子。
集まって作業をしていれば必然なほど恋バナやらそういった類いの話が出てくる。
女が三人寄れば
この場合は四人だが。
「あれは、違うって!
あの…ほら…大学!そう大学に通うのに必要な物を買いに行ってたの!」
「みー、随分とお洒落な格好をしていたと思うのですが。」
「さ、流石に町中をジャージとかで歩けないでしょ?だからそういった格好になったのよ!」
「え、でも私はジャージとかで普通に街中歩けるよ?」
「「「それは芽衣だけです(よ)(ですよ)!」」」
「み、皆で言わなくても!?」
「…前から思ってたけど、芽衣ちゃんの服装って大抵ジャージかタンクトップにホットパンツのどっちかだよね…。」
「そ、そんなことないよ!?他にも持ってるよ!?っていうかそれ以外も見た事あるでしょ!?」
「「「ない(よ)(ですよ)」」」
「ジャケットを着てるか着てないかの差ぐらいしか無いような…?」
「初めてあった時も確かジャージだったです。」
「芽衣……今度レイナーレも一緒に服買いに行きましょ?」
「……うん。」
まぁ、女の子の話なんてころころと話題が変わっていくものですがね?
そうしてなんとか人を招いても大丈夫な風に改装出来たのは途中でみんなの悪ふざけが入ってさらに時間がかかってしまったのはそれはまた別の話。
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