ハイスクールDxD〜機械仕掛けの少女〜
日間ランキング16位
(;゚Д゚)
((((;゚Д゚))))
思わず嬉しさと驚きで変な声が出そうになりました…!
正直若干の戸惑いでここに何を書こうか迷っておりましたが!
結局はいつもの通り、慢心せず日々精進して行きたいと思います!
そして、いつもこの拙作をご覧になっている方々、本当にありがとうございます!!
これからもハイスクールDxD〜機械仕掛けの少女〜 をよろしくお願いいたします!
それではどうぞ!
第15話
唐突ですが皆様、夏といえば何を思い浮かべますか?
海、山、プール、そして学生限定ではありますが夏休み。
そう、夏休みなのです!
日は流れていき八月。
うだるような暑さが続くなか、私はというと現在自宅にいたりします。
と言ってもあの奇っ怪屋敷ではなく、
みんなで直したりした結果、ますますどこぞの衛〇邸の様な作りとなった家です。
その中の居間で私は悩んでおります。というのも………
「……暇だ。」
そう、ぶっちゃけ暇なのです。
宿題に関しては最初の3日で終わらせました。
正直、問題の質よりも量といった感じだったのでただひたすら解いては書きの繰り返しでした。機械脳なめんな。
部活には入っておらず、バイトもしていないので正直することがないんです。
木場君はどうやらグレモリー先輩達と冥界の方へ行っているみたいで、いません。
最近仲良くなった小猫ちゃんも同上。
ならばと、あの騒動から仲良くなった兵藤君にも確認しましたが昨日から旅行に出ているそうな。
レイナーレに至っては休暇をとって全国スイーツ巡りの旅をミッテルトとカラワーナと一緒に行ってます。
三人とも太れ。
まあ、これに関してはもともと予定として決まっていたらしく来年は私も参加させてもらう様にお願いしたから大丈夫だろう。
…となると。
私の知り合いは大抵がどこかに行ってて
ちくせう。
こんな事なら事前に予定でも立てればよかった…
《私とお話ってのも流石に長くは続きませんしねぇ〜》
ありがとうございます、神様。
でも実際話そうと思ったらいつでも話せますし、ほんとに追い詰められた時はよろしくお願いしますね?
《はい!任せといてくださいよ!》
……なんだろう、あの幼女神様が胸を張ってえっへん!ってしてるのが容易に想像出来る、そして和む。
あ、そうだ。
どうせすることないならアレをやろう。
私は思い立つとすぐさま行動するべく、入れておいた麦茶を飲み干して移動します。
そうしてやってきましたは土蔵。
原作の衛〇邸ではここにはサーヴァント召喚のための魔法陣が置いてあったりとしましたが、私の場合はここはほぼ自分専用の武器庫兼作業場だ。
「とりあえずは、武器の整備と整理かな?」
作業しやすいようにグレーのツナギに着替えてからヘンシェル内の武装、火器、各種兵装を片っ端から取り出していきます。
単分子カッター、ライオットシールド、ブースターブレード、魔力砲、その他もろもろ…あれ?パイルバンカー何て入れておいたっけ?
うーん、全部出し切ってみるとかなりの量があるね。
でもまぁ、一つ一つ整備すれば一日で終わりそうだし。
張り切ってやりますか!
《……衣さ〜ん?芽衣さ〜ん?
起きてますか〜?》
「………んあ?」
………あれ?何してたっけ?
えっと………確か武装の整備をしようとして…
《芽衣さん…一週間も寝ないで作業してたらそうなりますよ。》
そうそう、確か一週間………一週間!?
慌てて起きると周りは武装の山が出来ていて、それぞれちゃんと整備をしたのがわかる。
私はそのまま武装をとりあえず置いておいて、母屋まで戻る。
それにしても一週間かぁ……途中から楽しくなっちゃってノンストップでやってた記憶があるけどそれからあとは全然覚えてないや。
《芽衣さん、途中からほぼ無心でやってましたからねぇ。
何度、ご飯食べる様にとか促したことか……》
うぅ…すいません。
とりあえずは何か食べる前にお風呂入らないと……一週間も入ってないとなるとヤバイだろうし。
ふぅ、生き返る…
完全に1人で入るには大きい湯船に浸かりながら一息つく。
恐らく檜で出来た浴室はとてもいい木の香りが漂っており私のお気に入りの場所でもある。
お風呂の準備をしている間に携帯を見てみたが、かなりの件数の着信やらメールやらがあった。
大半が、レイナーレだったが一部は木場君や兵藤君だったので慌てて返信しておいた。
心配かけちゃったかなぁ…
にしても、このお風呂は気持ちいぃ。
この身体になってからは疲れは大分出難くはなっていたが、湯船に浸かってる今ものすごく身体が軽く感じることから、相当この一週間で疲れていたのだろう。
…身体といえば。
湯船からそっと出て、浴室内に設置された姿見の前に立つ。
まだまだ成長途中とも言えるほっそりと、しかししっかりと締まった腰とお尻。
グレモリー先輩や姫島先輩と比べると自信が無いがそれでもある程度は存在を主張する胸。
童顔とも、大人びて見えるともいえる中間の顔つき。
深い深紅の髪を少し長めのショートカットにしているヘアスタイル。
実は髪の色以外私の前世の体と瓜二つだったりするけども重要なのはそこでは無い。
「………あまり大きくなってないなぁ…胸。」
女子特有の普通の悩み、身体の成長の事である。
《それこそ今が成長期ですからきっと大きくなりますよ!………………多分。》
今、多分って言ったよね!?
……でも正直、過度な期待はしていない。
何せこの身体だ。
生体金属と魔力炉、そして僅かに残った生身の身体。
微かに成長はしているが、所詮微々たるものである。
しかし、分かってはいても期待してしまうのが人間だ。
だからこうして、毎日姿見を見て一喜一憂してしまうのだ。
お風呂から上がって、居間で一息つく。
ここにコーヒー牛乳なんてあれば1番いいのだが、そんなものはうちにはない。
それどころか、ほぼ食料自体も無かったりする。
まあ、あったとしても一週間放置したら大抵の物が傷んでしまうから同じことだが。
という事で自炊するにしても材料が無いので一度買出しをする事に。
ラフな感じのTシャツにジーンズを着て、近くのスーパーへ。
腕時計を見ると時刻は夜の八時、日付も最後に確認してからきっちり一週間過ぎていた。
「やっぱりこういうのは
手探り作業だったから余計に時間がかかっただけかも知れないけど。」
《餅は餅屋、って言葉があるぐらいですしねぇ。
まぁ、おいおい覚えていけばいいんじゃないですか?》
うーん、今度アザゼルさんに教えてもらおうかなぁ……
そんな事を考えながら歩いていたからだろうか、曲がり角に差し掛かりよそ見をしながらそのまま曲がろうとしたら……
ゴツンッ
「うわぁ!?」
何かにぶつかってしまい、そのまま弾かれるようにコケてしまった。
「いたたたた…すいません大丈夫ですか?」
とにかく謝らなきゃ、そう思って見上げると。
「大丈夫だにょ。」
……言葉に形容出来ないような人物がそこにはいた。
筋骨隆々の男性で、某世紀末覇者をも超えるであろう肉体をしている。
それだけならまだ良かったのだったが、着ている服が問題なのだ。
……………何でゴスロリなんだよ。
その男性が着ていたのはゴスロリ、それもネコ耳付き。
今にもはち切れんばかりに衣装が筋肉によって膨れ上がっている。
てか、気のせいだとは思うが「にょ。」って言ってなかったか!?
「…………えっと、すいませんでした。」
「気にするなにょ。
怪我が無くて良かったにょ。」
あ、気のせいじゃ無かった。
「それじゃ今度は気をつけて歩くにょ。」
そう、言い残してその人は去って行った。
………何だったのだろうか、今のは。
しかし今のはびっくりし「あ、そうそう。言い忘れたにょ。」た……ってぇ!?
いつの間にかまた目の前にその人が立っていた。
しかも、声をかけられるまで全く気が付かなかった……
「お名前なんて言うのかにょ?」
「えっと、高那岐芽衣です。」
「ありがとにょ。
ミルたんは、ミルたんって言うにょ。
それで、言い忘れた事だがにょ。
微かに
「………えー、ありがとうございます?」
「どういたしましてだにょ」
そういうと男性……ミルたんは、今度こそ立ち去っていった。
………え?何今の?
ってか、左腕?
慌てて左腕をにおってみるが全然オイル臭くなんて……
《…芽衣さん、誰もいない所で左腕を展開してみて下さい。》
「え?うん分かった。」
急に神様から指示を受けたので近くの公園に入り、木陰に隠れながら左腕を展開する。
いつもの通りガトリングが出るわけだが……あれ?
確かに少し、ほんの少しだけ何故か左腕からオイルの匂いがした。
《……芽衣さん昨日左腕の整備してる時に誤ってオイルを零しちゃったんですよ。
多分、徹夜のテンションで覚えてないとは思いますけど。》
………言われてみれば零したような零してないような。
でも待って、
だとしてもだよ。
何で、私自身が気付いていなかった事をあの人は知ってるわけ?
「……………。」
《……………。》
「……こ、この話はやめようか!」
《………そ、そうですね!やめましょう、やめましょう!》
触らぬ神になんとやら。
私達はそのまま考えることをやめ、スーパーまで歩き出す。
が、今度はまた珍しい人に会った。
「…ん?芽衣か。
奇遇だな、こんな所で」
「あれ、ヴァーリ君?」
我らが
【
もっともチーム【
でも、何で
「…ヴァーリ君、またラーメンの食べ歩き?」
「む、良く気付いたな。
実は今朝からラーメン巡りをしていたんだが、この辺に隠れた名店があると聞いてな。
知らないか?」
「そりゃ分かるよ、その手に持った大量のラーメン店のチラシやら食通本やらで。
あと、その店ならこの先を真っ直ぐ行ったところだよ。」
「む、そうか。
助かった。」
「あと、何回も言ってきたけどラーメンばっかりは体に悪いし、栄養バランスとか偏るんだよ」
「……その話は止めてくれ。
この前、鳶雄にもそう言われたよ。」
「だったらちゃんと野菜とかも」
「そこで考えたのだが、一緒にラーメンを食べないか。
そうすればラーメンの良さも分かるはずだ。」
「どうしてそうなるのかは分かんないんだけど!って勝手に引っ張るなぁー!」
「そうと決まれば善は急げだ。
早くしないと店が閉まってしまうからな。」
「承諾してないんだけどぉ!
ちょっと!話を聞けぇ!?」
…まぁ、何だかんだでヴァーリ君とも久しぶりに会えたし良しとしますか。
そのまま引きずられながらそう思う私なのでした、どっとはらい。
あと、ラーメンは美味しかったです。
誤字脱字報告、及びご感想や評価等よろしくお願いいたします!
それと、次の話ですがまた時間が飛びますのでご注意下さい。