ハイスクールD×D 〜機械仕掛けの少女〜   作:礼楽

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評価がガタ落ちして、どうにかしないとと思いアレコレやってドツボにはまり結局本文が短いままになってしまい、本当に申し訳ございません。

色々と試してはみましたがどうしても納得行く展開にならず、また皆様が満足されるような文になりませんでした。

なので次話はもう少し時間をかけて考えたいと思いますので、今しばらくお待ちください。



とあるシスターとの出会い

第21話

 

 

やり過ぎてみんなから引かれて、それを何とか修正し、元の形に戻ったのが昨日の事だ。

その時にリアルアマゾネスや首狩り族長などという不名誉な称号を得てしまいましたが。

 

違うんです、ただ素早く無力化するために首を切っただけです。

そしたら思ったより深めに入ってそのまま切断してしまっただけなんです。

 

必死に弁明したものの、木場君にリアルアマゾネスと言われてガチ凹みし、若干泣きそうになりながらも何とか納得してもらえたりと散々でした。

 

そうして傷心気味で次の日を迎え、

登校中に会った木場君に肘鉄ぶちかまして悶絶させたり。

昼休みは屋上にてアザゼルさんに電話でつい愚痴ってしまったり。

 

なんだかんだで現在は放課後。

 

今日は買出しをしないと食料がなくなるのでそのまま帰宅。

そして着替えるとスーパーへと向かう。

 

 

…が、その足取りは重いままだ。

というのも……

 

「…まだ見つからないなぁ、両方とも。」

《高那岐さん、地道に探せば見つけられますよ…きっと。》

 

未だに見つけられてない柏原優子と保護対象の事だったりする。

昼間に電話した時もアザゼルさんに確認してみたが何の情報も得ていないらしい。

保護対象…少女という事しかまだ分かってはいない。

何せ報告用の資料を持っていかれたのだ。

現物が出てこない限りその内容は分からないままだ。

 

もう一人、柏原優子についても同様だ。

何もわからず今もこの町に潜伏しているのかさえ分からない状況。

 

全てが八方塞がりのこの状況。

せめてレイナーレ達が手伝える状況だとまだ良かったのだが、堕天使がいる事がバレたら今度はそっちが危険だ。

なのでおおっぴらには探せない、後手に回るしかないのだ。

 

 

「…はぁ、本当にどうしよっか。

………ん?」

 

そうとほとぼと歩きながら考えている時、視界の隅にあまり見慣れないものを見つけた。

風に飛ばされたのだろうか道の真ん中にシスターの被るヴェールが落ちていたからだ。

 

…何でこんなところに?

それにこの街に教会なんてあったかな?

 

ヴェールを拾い上げて一応土などがついてないか見る。

よく見るとヴェールの裏側にA.Argentoと小さく刺繍がしてある。

 

アー、アル…

アルジェント?

どうやらこのヴェールはアルジェントさんという方の物らしいがこういうのはどうしたら良いのか…

 

「あのぅ……」

「ん?はい?」

 

どうしたものかと悩んでいたら、背後より声をかけられた。

振り向くと、1人のシスター服を着た女の子が困り顔で立っていた。

 

「この辺りで、ヴェールを見かけませんでしたか?」

「えっと、これのこと?」

「あ、それです!

ありがとうございます!」

 

ヴェールを差し出すと、女の子はとても喜びながらお礼を言った。

その笑顔はまるで太陽のように明るく純粋なものだった。

 

…癒される。

けっしてソッチの道に目覚めたわけではないが、最近殺伐とした状況が続く中この子の純粋なこの笑顔。

まるで心が洗われるかのような印象を与えてくれてる……

思えば、部長もだが私に笑顔を向ける人の大半は何かしら私を巻き込んだり、いじったりする人が多い。

私はおもちゃでもなければ、便利屋でもないのにまったく…

 

《芽衣さん、とりあえず落ち着いてください。

思考がぐっちゃになってます。

その上、めちゃくちゃです。》

 

おっと、切り替え切り替え。

 

「いえいえ、私もたまたま拾っただけですし。」

「いえ、これもきっと主の思し召しです!」

「え、あ、はい。」

 

あ、結構信心深い人なんだ。

今も胸の前で手を組み、祈りの姿勢をとっている。

 

「…んじゃ、私はこれで。」

「あ、待ってくださ…あうっ!?」

「ん?…ちょっぐえ!?」

 

とりあえずヴェールは持ち主にちゃんと返せれたのでそのまま立ち去ろうとした時、シスターが追いかけようとしてつまづいてコケてダイブしてきた。

かろうじて反応出来たが、運悪くバランスを崩してそのまま一緒に倒れてしまった。

 

「…あうぅ、すみません。」

「……い、いや…大丈夫だから……」

 

ぐぅ…倒れた時シスターの頭が思いっきり鳩尾に入って超痛い。

何とか顔には出していないものの、

声は震えまくってるし、若干脂汗もかいてしまっている。

 

「ち、ちょっと待っててください!」

 

私の状態に気が付いたのか彼女はすぐさま私の上からどくと、手をかざした。

すると彼女の指に緑色の指輪が現れる。

その指輪から光が出て私の腹部を照らす。

そのままの状態でいると痛みが引いてきた。

おそらく彼女が治療したのだろうが、アレはもしかして神器?

 

「えっと、他に痛いところは無いですか?」

「いや、大丈夫、ありがとう。」

「はうぅ、すみませんでした。

私、よく転んじゃって……」

「大丈夫だって気にしないでよ。

それよりさ、それって……」

「はい。

これはですね、神様が私に与えてくださった治療の力なんですよ。」

「…へぇー。」

 

そう言う彼女の目は少し儚げな目をしていた。

 

 

「あのぅ、私そろそろ行かないと…」

「あ、ごめんね?」

「いえ……あ!

私、アーシア・アルジェントっていいます。」

「えっと。

私、高那岐芽衣。」

 

にっこりと笑いながら手を差し出してくるアーシアさん。

その手を優しく握りながら互いに自己紹介をする。

そのまま彼女は笑顔で別れ、行ってしまった。

 

 

しかし、彼女どこに住んでいるのだろうか?

先程も言ったがこの町に教会があるなんてことは知らないし…

 

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