ハイスクールD×D 〜機械仕掛けの少女〜   作:礼楽

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ども、今回は繋ぎの話なので短いです(いつもの事)

それとドラマCDの話になりますうえに、更にモブキャラもでます。

そんな訳でどうぞ。


その後のお話と七不思議

第26話

 

 

 

その後の話をしよう。

 

 

あの後、アーシアに聖母の微笑を戻したのはいいがアーシアは衰弱しきっていた。

このままでは助からないとほとんど諦めていた時、部長と姫島先輩がやって来た。

 

部長はアーシアを助ける方法として、彼女に僧侶の駒を与え、自分の眷属とした。

しばらくしてアーシアは蘇り、それに感極まったのかイッセーが思いっきり抱きついてアーシアがあわあわしてたりと何ともまあ、微笑ましい雰囲気となった。

 

 

女王蜂…柏原優子の死体は部長がまとめて滅びの力で消し去り、建物内にあったものは全てを処分した……表向きは。

 

 

その後、みんなと別れて家に着くと、レイナーレ(メガネver)とフリード君が大量の資料やらデータやらを相手に悪戦苦闘していた。

聞けば私達が突入する前に二人がかりでパクッて来たそうだ。

 

……無駄にドヤ顔で説明するフリード君は軽く蹴っ飛ばしたけど。

 

打ちどころが悪かったのか、目を回して気絶してるフリード君をレイナーレに押し付けてシャワーを浴びる。

 

 

 

…しっかし、あの2人何でまだ付き合ってないのだろうか。

さっきもレイナーレは顔を少し赤くしながらも普段とは違う優しい表情でフリード君を(これまたごく自然に)膝枕してたし。

 

 

 

アザゼルさんも、

「一緒の部屋に入れて一週間放置してもくっつかないんじゃね?」

って匙をぶん投げるぐらいだし。

 

 

そうそうアザゼルさんつながりで思い出した。

この度、私こと高那岐芽衣は晴れて【神の子を見張る者駒王町支部】の支部長に任命されました。

 

 

具体的には今までの潜入及び、監視任務が該当地域の調査、他勢力との調和、さらには特別任務として今代赤龍帝、兵藤一誠の観察に変わったぐらい。

アザゼルさん直下の特殊な支部で、存在もほかの人には隠匿するそうだ。

これを知っているのは本人達とシェムハザさんだけだ。

支部員はレイナーレ達四人とフリード君。

 

……ただ、アザゼルさんが赤龍帝の篭手を観察したいがために作ったわけではない。

 

 

 

それはさておき、オカ研の話だ。

 

アーシアという超天然の至宝が加わったグレモリー眷属。

アーシアは何故か、イッセーの家に住むことになったり、木場君と小猫ちゃんを合わせた五人でゲーセンへ行きちょっとひと騒動したり、アーシアが聖書を朗読しようとして私以外の全員にダメージが入ったりと、ちょっとした事が思い出になっているであろう。

 

 

私はこの生活が案外気に入っている。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「これって日記だよね…

なんか作文っぽくなってるよ…」

 

ペンを置き、座椅子にもたれながら背伸びをする。

 

しっかし、暇だ……

 

今日は日曜日、オカ研もお休みで予定も無し。

 

壊れた武装を直そうにも、

「それは俺がたっぷり改造して送ってやるから楽しみにしとけ。」

ってアザゼルさんから言われて手元には無い。

 

…今思ったがあの人、いつ総督業務やるんだろうか。

 

 

「…あ、そうだ。

アレの練習しよっか。」

 

そうと決まればとりあえず道場までいこう。

…ちゃんと道場もあるなんて、ホントにここ衛宮邸そっくりだなぁ。

 

 

 

 

 

 

「うーん、こんな…いや、違うなぁ…」

 

何とか形だけはそれっぽく出来たけど、実際に戦闘で使うとなるとまだまだといった具合だ。

 

 

「…………うぁあああ、もう!

やめだやめ!!」

 

次第にイライラしてきて、床に転がる。

板張りの床は程よく冷たく、高まっていた体温を低くしてくれる。

そして気持ちいい。

 

《やっぱり、やめた方がいいんじゃないですか?

一度見ただけの技なんて、再現できるとは到底思えませんが。》

「いやいや、せっかくの機会だからね。

あれが使えるようになったらこの先戦う時に役に立つかなぁ…と。」

《…前はあんなに戦うの嫌がってたくせに。》

「うーん、そこはほらあれだよ。」

 

 

私はとある物を、ポケットから取り出す。

9mmパラベラム弾。

世界中のいろんな拳銃や短機関銃で使用される弾丸。

その名前、パラベラムという言葉にはとある意味がある。

 

それはーー

 

「『Si vis pacem, para bellum』」

《…汝平和を欲さば、戦への備えをせよ。》

「そう、それ。」

 

真に平和を願うのなら、理不尽に抗うための力を蓄えよ。

私はそう解釈している。

 

今でも、目を閉じれば思い出せる。

あの日、兵藤君を守れなかったこと。

今まで、守れずに目の前で死んでいった人の事を。

 

そしてーーーーこの手で殺した人達の事を。

 

 

生きるため、誰かを守るために仕方なくとは口が裂けても言えないが、それでも私は殺した。

 

アザゼルさん達は割り切れと言うが、少なくとも私はそこまで器用ではない。

 

ただ、ひとつ言えるのが……

 

「何かしら守りたいものがあるなら、今度こそそれがこぼれ落ちないようにしたいんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………と、我ながららしくもない事を考えていたのが、昨日。

 

本日は、登校日。

しかして、授業なぞ大して記すこともなく、昼休みの真っ只中。

遠くから聞こえてくるのは、賑やかな生徒達の談笑と、昼休みの放送部がかける静かな音楽、そして廊下を爆走する三バカとそれを追いかける女子達の足音。

 

 

 

…………うん、いつもの日常だ。

 

「あの、イッセーさん達は…」

「アーシア、あれがいつもの光景だから何の問題もないんだよ?」

「こらそこ。

アルジェントに変なこと吹き込むな!」

「そうそうアーちゃん気にしない気にしない♪

そんな事よりご飯早く食べないと冷めちゃうよ♪」ズルズル

「お前は、学校でカップ麺を食うんじゃない!

そもそもどっからお湯持ってきた!?」

「ん?

家からティ〇ァール持ってきた♪」

「そんな物持ち込むなぁ!!」

 

 

今日はクラスの仲の良い二人とお昼を食べる事になったが、急遽そこにアーシアも入れて(イッセーと食べようとしてたがあの状態だったため。)の昼食。

ほぼ女子会の雰囲気となってしまってるため無論、木場君はいない。

 

「てか、少しは肩の力抜かないと疲れるよ?」

「…わかってるが、こいつのほんわかな雰囲気にアルジェントがあてられないか心配でな。」

「あんたは保護者か何かか。

あとそこ、アーシアにカップ麺を勧めない。」

「え〜、美味しいのに。」

「いや、アーシア自分のお弁当あるのに勧めないの。

てか、何個持ってんの…」

「あのぅ…頑張ったら食べれますよ?」

「次の授業体育でしょ?

アーシアは小食なんだし、無理したら気分悪くなるよ。」

「あ、そうでした。」

「大丈夫だよぉ♪

私なんて三つ食べても全然平気だよ♪」

「「それはお前(あんた)だけだ。」」

「あ、あははは…」

「というかそんなに食うと太るぞ、いや太ってしまえ。」

「私は食べても太らないから♪」ポヨンッ

「「…くっ!」」

「…高那岐、アルジェント。

貴様ら目が怖いぞ。」ポヨンッ

「お二人共大きいですよね……」

「大丈夫大丈夫、まだ遅くない大丈夫……」

 

片やお硬い片メガネっ子にキャピキャピ系ジャンクフード大好きっ子、もう片方は改造人間に純粋シスターの悪魔。

 

両者の間に何の差があるのかは彼女達の名誉のために語られないが…首から下、腰から上とだけ言っておこう。

…並では巨には勝てないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっし、部活行こうぜ!

って……アーシアなに飲んでんだ?」

「牛乳です、大きくなるには牛乳が一番ですから!」

「そ、そうか。

………身長のことかな?(ボソッ」

 

放課後、教室へアーシアとイッセーを迎えに行くとそんな会話が聞こえてきた。

 

…二人とも微妙に食い違ってるよ。

あと、牛乳じゃ大きくはならないんだよ…ソースは私。

 

その後、木場君と小猫ちゃんも合流し、部室に着く。

中では部長が優雅に紅茶を飲んでいて、その横で姫島先輩も紅茶を飲んでいた。

 

私達も紅茶を頂き、それぞれ思い思いにくつろいでいると部長が突然こんな事を言い出した。

 

「ねぇイッセー。

あなた達は駒王学園七不思議って知ってるかしら?」

「七不思議ですか?

えっと、それって良くある学校の七不思議と同じようなものなんですか?」

「そうね。

この学園にもそういうのがあってね。」

「へぇ…」

 

!?な、七不思議…この学園にもそうゆうのあるんだ…

へ、へぇ…

 

《あれ、高那岐さん?

どうしました?》

 

うぇぇ!?ナ、ナンデモナイヨー…

 

「……それでね、イッセーとアーシア、あと芽衣にも今夜悪魔の仕事が終わったら見てきてほしいの。」

「七不思議をですか。」

 

わ、私も!?

何で!?

 

「そうよ、これもれっきとしたオカルト……芽衣?

どこいくのよ?」

「……こ、今夜は急用ができる予定なので」

「…急用が出来る予定ってどういう事なのよ。」

「…なあ、高那岐。

お前もしかして…」

「全然ちげーし全然怖くないしそもそもお化けだなんて非科学的な物がこの世に存在するわけないし物質の法則的に無理だしそもそも私が恐れるのは夜の学園内でのアンブッシュだしだから別にお化けが怖い訳では無い!

いいね!」

「アッ、ハイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「だったら、今晩はここに来ても大丈夫ね?」

「あ」




モブキャラですが、評判がよろしければ日常回でちょこちょこ出そうかとも考えてます。
あと、とあるアニメのキャラをモチーフにしてます。

とにかく、ご感想及び誤字脱字報告などお待ちしております!

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