ハイスクールD×D 〜機械仕掛けの少女〜   作:礼楽

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おはようございます!
礼楽です!

お気に入り39及びUA1600越えありがとうございます!!
これからもよろしくお願い致します!

で、大変もうしわけありませんが、今回は特に短いです。
その分次回頑張りたいと思います!

それでは第四話、どうぞ!


脱出そのに!あるいは考察と出会い

第四話

 

…おーけーおーけー。

まぁ、待とうか。

私は今50%の出力で撃ったはずだ。

それがどうしてこうなった。

 

《いやぁ、見事に吹き飛んでますねぇ……。

このキメラなんて綺麗に上半身がなくなっちゃってますよ。》

「これで50%って……」

 

とりあえずこれはもう使うまい。

未だに排気を続けている魔力砲を収納して周りを見る。

 

鋼鉄製と思われる壁は消失した部分がドロドロに溶け、

合間にあったであろう土砂も綺麗さっぱりなくなっちゃってる。

恐らく、キメラ……のようなものも断面が焼け焦げてて独特の匂いを発している。

恐らく何が起きたのかわからないまま死んだのだろう。

 

……はっきり言って地獄絵図だ。

そうしてしまったのは私だが。

 

ガオォォォォン!!

 

「ひゃあ!?まだいるの!?」

《そりゃあここ敵地ですし、まだまだいると思ってもいいですね〜。》

 

私がぶち抜いた(物理)道と重なってる本来の通路から雄叫びと共にキメラが何匹も現れる。

形としては典型的な山羊の頭と獅子の体、鳥のような翼に蛇の尾……。

まだここまではいい。

脇腹から生えるようにして左右一振りのブレード、翼には小型のミサイル、よく見ると蛇の口からはガトリングが見える。

 

《……何でしょうこの、<ぼくのかんがえたさいきょうのキメラ>みたいなものは…。》

 

うん、私もそう思う。

そもそも翼にミサイル付けたら飛べないだろうし、脇腹のブレードなんてどうやって使うつもりなんだろうか。

多分武装自体は強いのだろうが、それをきちんと運用出来るようには作られていない、はっきり言って…センスがない。

 

「とりあえず、先手必勝!」

 

しかしいくらセンスがないとはいえ、閉鎖空間でのミサイルやガトリングは十分な脅威だ。だから撃たれる前にこっちが撃つ!

即座に左腕のガトリングを突き出すように構える。

見た目と裏腹に静かな駆動音で銃身が回転していき…

 

《ちょっ!?ストップ!スト〜〜ップ!!》

「え?」

 

ドガガガガガガガガッ!!!

 

「くぅぅぅ!?」

強烈な反動によって銃身が暴れまくった。

……そうだ、よくよく考えれば150mmって戦車の主砲並じゃないか。

そんなものを片腕で撃ったらどうなるか、しかも六連装のガトリングとして

 

「はぁ……はぁ……。」

 

ようやく止まり周りを見ると、至るところが蜂の巣よろしく穴だらけになっていた。

肝心のキメラも大半が穴だらけになってはいたが三体ほど全くの無傷だった。恐らく、最初に倒れた個体を盾にしたのだろう。

 

「とりあえずこれもダメ!

何かほかには…。」

 

とりあえず、ガチャガチャと左腕を元に戻す。

亜空間格納庫の中から適当な武装を引っ張りだし構える。

 

「……これは?」

《さっきの資料によると…<単分子カッター>っていう武装ですね。》

 

私が構えたそれは二振りのナイフ…のようなものだ。

ようだ…というのもサイズはナイフなのだが刃の部分がチェーンソーのようになっている。

 

「ええぃ、ままよ!

女は度胸、そしてぇ!」

 

それを逆手にして一番近いキメラに突撃する!

そのまま首に向かって飛びつき!

 

「気合と根性だぁぁぁ!!」

《なんで急に熱血系!?》

 

勢いのまま、ぶった斬る!!

 

吸い込まれるように首に刺さった単分子カッターはそのまま抵抗なく肉体を分断していく、そして着地すると同時に首がゴトリ、と落ちてゆく。

着地の勢いを殺さぬまま次のキメラに向かって跳ぶ。

同じ行程を二度行い、他のキメラも無力化していく。

 

「ふぅ……どうにかなった……」

 

そのまま外へと続く道を歩きながら考える。

先程の動き方といい、武装の出し方と使い方。

戦闘の経験がないのにも関わらずそれらの情報が頭の中で自然と構築されている。もしかしてこれが高速思考なのだろうか……。

それと、ここを脱出した後のことだ。ここが一体どこなのか、にもよるが警察やらに見つかると非常に面倒なことこの上ない。

なにせ私は単純に言えば改造人間なのだ、人権やら倫理やらで絶対に一悶着あるだろうし何より、この体の素体となった子はもう死んだものとして扱われているのだろう。そんな中出ていって見ろ、最悪実験体として解剖される危険性もある。

つまり三大種族のうちどれかに保護、あるいは所属をしないといけないわけで……

天使陣営は宗教上私のような改造人間は異端として扱われるだろうし、

悪魔陣営か、堕天使陣営のうちどちらかということになるだろう。

ではどちらにするか?と言われてもどちらとも言えない。

なぜならどちらも実態をよくわかってないからだ。

先程の研究員の話は個人の恨み辛みしか入ってなかったので、実際に見てみないことには判断が出来ない。

さて、どうしようかなぁ…………

 

《あの〜、芽衣さん?》

「はい?」

《なんか、広い場所に出たみたいなんですけど…》

「え?……あ。」

 

神様に言われて周りを見れば、広いホールのようなところに出ていた。

考え込みながら歩いてたせいかまったく気付かなかった……

とりあえず外に出てから考えるか、そう思い直し、再び歩き始め……

 

「ん?やれやれやっと見つけたぜ。

おい、お前さん。」

 

え?声?

立ち止まり単分子カッターを後ろ手に隠しながら、声の方向へ向くと

 

「アザゼル様、また先程のようなものかもしれません。

ここは私が…」

「そう警戒すんなって。

お前さんここの関係者か?」

 

なんか、めっちゃこちらを警戒してる黒い髪の女の子と、気楽そうにしている黒髪の先端が金色の着物を着たおじさんがいた。

 

 

 

…………誰だこの人達?

 




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