ども、礼楽です!
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これからも頑張りたいと思います!
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ではでは第六話、どうぞ!
その後の後始末、あるいは新たな始まり?
第六話
さて、皆さんどうも。
高那岐芽衣です。
現在、私は見知らぬ部屋のベッドに仰向けの状態で寝ており身体中にコードのようなものが繋がっています。
さて、なぜこんな状態になっているのかというと。
あの後、キメラを全て倒した後私はその場でぶっ倒れたそうです。
その後のことは覚えていませんが、目が覚めた時にレイナーレがいた事からするとここは彼女達の施設かなにかなのでしょう。
…その時、レイナーレに何故か大泣きをされましたが。
「よう。気分はどうだ?」
若干耳が痛い中、アザゼルさんが書類のようなものを脇に抱えてやってきた。
「…起き掛けに大音量攻撃をもらったからか耳が痛いんですが。」
「まあ、そう言ってやんなってなんせ
…はぁ!?
「一週間!?えっ、そんなに倒れてたんですか私!?」
「まぁ、待てって。
これから順番に説明するからよ。」
そのまま、椅子を持ってきて座り書類をめくる。おそらくカルテなのだろう。
「まずは、なんでここにいるのかなんだが…お前、自分が倒れたということはわかってるか?」
「はい、レイナーレがそんな事言ってたので。」
「よろしい、そこからなんだがお前をそのまま放置するのは気が引けてな。ここに連れ帰って治療した…つうわけだ。」
なるほど、じゃあここがえっと……何だっけ?
《
ちなみに目の前のアザゼルさんは堕天使総督で、堕天使の中で一番エロ……偉い人です。》
今エロい人って言わなかった神様?
まぁいいや、とりあえずアザゼルさんは堕天使、それも堕天使総督ときた。
「えっと、治療ありがとうございます。」
「気にすんなって、こっちも下心があって連れ帰ったんだしな。」
「…それを本人の前で言いますか普通。」
「いいじゃねぇか、お前さんだってそこら辺は予測してたんだろ?」
「……ええ、まぁ。
タダより怖いものはないですし、むしろ下心無しだったらこっちが困ってましたよ。」
「なるほどねぇ…
それと、お前さんの身体なんだが。」
そらきた、やっぱり解析とかそのぐらいはしてたか。
どこまで、解析されたのかは分からないが……
「はっきり言って、あのままだとお前死んでたぜ?」
はえ?
「一応、倒れた原因とかを探ろうとお前を解析とかしたんだが……
逆にあの状態でよく戦闘ができたと感心するレベルだったぞ。
生体金属やら、壊れかけの魔力炉やらある物を適当にぶっ込んだらたまたま成功した、っていう感じだったぞ。」
おい、人類の叡智の結晶どこいった。
「特に魔力炉は見たことの無いコアを元にしていて全身強化や砲撃用の魔力を高い純度で自動的に引き出せる仕様だが、魔力炉自体が耐久が低く長期運用はできないポンコツだ。」
まさかのポンコツ扱いである。
「ただ、戦闘用兵器の技術としては最高傑作と言わざるを得なかったな。
高火力高機動を両立し、魔力炉を搭載して転移魔法陣による奇襲戦にも対応し、使用者のことをまったく考えていない超兵器の数々を扱えるように調整された素体。
はっきり言ってお前みたいなのが量産されたら、世界はあっという間に火の海になるな。」
うん、兵器云々については同意する。
確かに私が量産されたら、悪魔やらが手を組んで対抗しても、厳しいと思う。
だけどアザゼルさんは機嫌が悪くなったのか、こっちを睨んで来た。
「あのな、今俺はお前を量産つったんだよ。
普通なら嫌悪するなり自分は兵器じゃないって否定する場面だぞ。」
えっとこれもしかして怒ってる?
《もしかしなくても怒ってますね。
確かに普通なら嫌悪なりしますが…》
いやだって私、転生者ですし身体直接改造されたわけではないですし。
そりゃ、確かに普通の身体だったら良かったと思いますけど。
《うっ………ゴメンナサイ。》
いやいや、責めてるわけじゃなくてですね。
まあ、なんていうか。
「確かに普通ならそうですけども、
今更兵器じゃないって言っても変わる訳では無いですし、それならば。
あるがままを受け入れて、今を精一杯生きていこう。誰に何を言われても、自分を貫ければそれでいいじゃないですか。
そう思いましてですね…」
前世でちょっとしたことがあって悩んでる時に言われた言葉。
もう、誰が言ったかとかは覚えてないけどもこれだけは私の心に根付いている。
「はぁ……薄々気づいてはいたが、お前って、天然でバカなんだな。」
「ひどっ!?」
「まあ、いい。
それでなんだがな、お前さんの治療、もとい調整は終わってはない。
特に、あのぶっ壊れかけの魔力炉なんてほとんど治ってない。
あの施設から抜き出したデータも一部しか使えないから時間がかかる。
だかな、うちで預かるのにしてもいつまでも保護した人間、じゃあ納得しない奴もいるんだ。何より年端の娘をこんな状態でほっぽり出すのは気が引ける。
そこでだ。」
そこまで言うと、立ち上がって手をこちらまで伸ばし…
「高那岐芽衣、お前を神の子を見張る者の一員として迎え入れようと思う。」
え?
「私を…神の子を見張る者に…?」
「おう。なに、うちにくりゃあ退屈なんてしないだろうし、戦い方やら教えれる奴もいる。それに俺は神器の研究もしてるから
どうだ?」
どうしようか………
メリットとデメリットを比較して、相手の思惑とかこれからを考えて………《やれやれ、芽衣さん。》んぇ?
(何ですか神様?)
《私の経験上から言わせてもらえば芽衣さん、深く考えすぎですよ。思惑とか、メリットデメリットとか、そんな感じで考えてると人の善意に気付けなくなりますよ?》
(そう、ですか?)
《そうです。伊達に神様やってませんよ〜?そういった悩みなどお見通してすよ?》
(……うん、ありがとうございます神様。)
《いえいえ♬》
決めた、難しく考えるより素直に行こう!
「アザゼルさん!」
「うお、おうなんだ?」
「高那岐芽衣!出来ることは少ないですが、精一杯頑張りたいと思います!
なので不束者ですが宜しくお願いします!!」
「お、おう。」
差し出された手を握る。
さて、これからが大変だ。
挨拶周りとかしないと。
あ、でも菓子折りとか無いしどっからか調達出来たら…
「っておい!どこ行くんだ!?」
「挨拶、回りです!」
「アホか!まだ、安静にしてやがれ!」
「…え?何事です!?」
「あ、レイナーレ!私神の子を見張る者に入ることになりました!なので宜しくお願いします!」
「え、えぇコチラこそよろしくね。」
「はい、では挨拶回りがあるので!」
「おい待て!レイナーレも止めろぉ!」
「あ、はい!ま、待ちなさい!」
さて、私の人生はこれからだ!
《打ち切りフラグ建てないでください!》
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