アルジャーノで革命軍を指揮する
ディアボを捕らえ、誰から共産主義を教えてもらったのか聞くため、
コマンド部隊を組織した
「という訳でゲルツ中尉、貴官に
そのコマンド部隊の指揮をとってほしい」
「はっ!了解致しました」
建てた作戦はこうだ、情報収集によりディアボのいる場所が判明した、
全領主が居た屋敷に住んでいるらしい
まず、グライダーでアルジャーノへ侵入 アルジャーノ近くの畑へ着陸後
速やかに屋敷に向かい、屋敷内を制圧
ディアボを拘束後、用意しておいた馬車を使いアルジャーノから脱出する
そして直ぐにドイツ軍のロケット砲による総攻撃が始まりアルジャーノを更地に変えるというものだ
なのでこの作戦は時間勝負なのである、普通に戦車などで攻め込めばいいのではないかと思われそうだが
ディアボが逃げ出す可能性があり
逃げ出しても捕まえるために街を完全包囲するには兵が足りないという事でこの作戦になった
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アルジャーノ、
ディアボ邸(旧領主邸)
そこでは仕事が終わり寝室へと入っていくディアボがいた
「今日は私はもう寝るよ、ではおやすみ同志諸君」
「同志ディアボ様
おやすみなさいませ」
ディアボは眠りについた
ゆっくり寝られるのがこれが
最後とも知らずに
深夜2時
三機のDFS230は各自ju52に引っ張られながら完全武装のコマンド部隊を乗せ、アルジャーノへ向かう
アルジャーノ目前で切り離され
滑空状態にうつる
三機は見事付近の広場に着陸する
畑であった為ショックはそれほどでもなかった
「全員確認完了! 行くぞ!」
コマンドはアルジャーノへ接近する
◇◆◇◆◇◆◇
「なにか聞こえませんでした?」
「ええ、遠くの方で何か落ちて来る様な、しかも何個も」
ディアボの屋敷のヴォーリアバニーとキャットピープルのメイドが
何かに勘付いたようだ
「盗賊の類かもしれませんが、もしかしたら・・・異世界の軍の可能性も・・・」
「例えそうだとしても、私達はただ
ディアボ様を守るだけよ、貴方は
二階南の方を見張って頂戴」
「了解しました」
◇◆◇◆◇◆◇
見張りを倒し、アルジャーノへ侵入するコマンド部隊
「二番隊は庭園を制圧後、そこに待機 そこで先に潜入していた隊員が馬車を持ってくるからいつでも出れる準備をしておけ、我々一番隊は正面玄関から突入、歯向かうものは躊躇するな、ほっといてもどうせみんな吹き飛ぶんだ、三番隊は二番隊と庭園を制圧後屋敷後方から侵入しろ」
「「了解」」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
梱包爆薬により玄関の分厚い扉
が吹き飛ぶ
この音により使用人達は飛び起きた
「なんだ!何が起きた!?」
「!!誰だ貴様ら!!」
「ディアボは何処にいる?」
「ディアボ様の場所など貴様らの様な野蛮な奴らに言うものか!」
使用人がそう言うと一番隊隊長が
その使用人を撃ち殺す
「さぁ正直に言って貰おうか」
「まて、わかったディアボ様は
3階東の寝室で寝てらっしゃる」
「有難う!ではご褒美だ!!」
そう叫ぶとその場にいた使用人に向けてMP39をブチまける
「ディアボを必ず捕らえろ!」
隊員は階段へ警戒しながら向かう
すると向こうから剣を構えた
使用人達がやって来た
「この野郎!ぶっ殺してやる!」
勇敢にかかってくるが、ドイツ軍はあくまで冷静に撃ち倒していく
「こっちだ!」
ドイツ兵は階段へと殺到していく
しかしここで想定外の事態が起きる
「キェー!!」
その様な叫び声と共に先を走っていた一人の兵士が高く舞いがった
「なんだ!?」
そこにいたのはヴォーリアバニーの
メイドだった