模倣の決号作戦(改稿前)   作:帝都造営

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オーバードライヴ氏、推薦ありがとうございます!


X-202Days

 遠くから何か聞こえる、また光化学スモッグ注意報か。うんざりとした様子で空を見上げる飯田。そしてその瞬間に何かを叫んでいた。

 

 

 ――――ありえない、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 寝室の常夜灯に照らされた寝室。ほのかに赤い光が弱いながらも部屋のあちこちに反射してぼんやりと明るい。さっきまで棒立ちになっていたはずの飯田は横になっており、きっと化学繊維をふんだんに使っているであろう毛布と掛け布団が彼の体を包んでいる。寝巻きがしっとりと濡れているように感ぜられ、呼吸も心なしか激しくなっているように思われる。そこまで思考が回ったところで飯田は先程まで見ていた景色が夢だと判断するに至った。夢というよりは悪夢だろうか。

 嫌に現実味のある夢だった。というよりかは、飯田の妄想が具現化したような夢。夢にまで仕事の話が入り込んでくるとは、少々休みを取ったほうがいいのかもしれない。夢自身のことはなるべく考えないよう自分の疲労を心配するふりをしつつ飯田は一度起き上がろうと試みる。真横で寝ているパートナーを起こさぬよう、と腕を抜こうとしたところで飯田は手にある感触があることに気づいた。

 

「・・・」

 

 飯田はうなされていたのだろうか。本人には分からないことだったが、彼の手に添えられた手が何のために添えられているのかを考えれば、答えは明白だ。視線を隣にやると、心配そうな眼でこちらを見ている彼女の顔があった。なぜ今の今まで気づかなかったのだろうか。いつから彼女は自分の手を握ってくれていたのだろうか。そう思うよりも先に出てきたのは、思考ではなく感情だった。

 

 ――――失いたくない。

 

 『夢の中』で彼女は間違いなく死んだ。でも目の前ではそんな夢を作り出してしまった自分のことを心配してくれる彼女がいる。いつか来るのかもしれない喪失の瞬間がいくつも連想され――――情けないことに――――涙腺の決壊を許した。彼女は何も言わずに腕を飯田の頭に伸ばし、涙で失われた体温を補充しようとしてくれる。理由すら聞こうとはしない。そしてもし飯田が夢の話を今彼女にしたとしても、彼女は無言で聞いてくれるだろう。

 

 無言の時が流れ、気づけば飯田も彼女を抱き寄せていた。幸せであるというのは喪失の恐怖に怯えることだ。だから自分は今、最高に幸せなのだ。腕の中の彼女は細くて弱い。いつ失われるかも分からない彼女を意味もなく抱きしめている自分が不甲斐ない。

 

 いざとなったら、私はこの温もりを捨てて国を守れるのだろうか。不甲斐なさから生まれた保身のための自問自答に、応える術はない。いっそのこと正解を目の前の彼女に求めてしまいたかった。自分でも言うのもアレだができた妻だ。きっと飯田の求める模範解答をくれることだろう。

 だからこそ、その問は自分の胸にしまっておかねばならない。

 国と家族の命を天秤にかけねばならない時が来た時、自分はどうするだろうか。生まれて以来変わらない、変わってはならないはずの答えが揺らいでいるのを飯田は感じていた。不甲斐なさと無力感を打ち消そうと、腕に力を入れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 敵対的危険生物のジャワ島襲来から数日、ニュースで初めて米国討伐艦隊壊滅の第一報が報じられた、大手新聞社も街中で号外を配ることぐらいはしていたが、朝刊のトップを飾るのはどこも東南アジア諸国の動向だった。

 

「あっ、おはようございます少佐、今日の新聞見ました?本来なら世界的ニュースになるはずの米国艦隊壊滅がまさかの三面ですよ、さ、ん、め、ん」

 

 小河原が楽しげに新聞を振りかざしながら近づいてくる。

 

「そうか・・・艦隊の壊滅が日常茶飯事では困るのだがな」

 

 各国を騒がせた米国大統領の報復宣言と討伐艦隊の編成、そして出撃。これらはSEATO各国がジャワ島襲撃で騒いでいる裏であっさりと沈んでしまった。大してフォーカスも当ててもらえない艦隊の犠牲者には可哀想だが、アメリカ政府としてはむしろ他国で大々的に扱われないことは好都合だろう。世界最強を名乗るアメリカの艦隊が壊滅することは国際世論に一応の悪影響を及ぼすことが予想されるからだ。

 

「もともと、討伐艦隊が壊滅することは分かっていましたしね。『奇跡的に』生き残った駆逐艦からたくさんの情報を手に入れられた上に世論は敵対的危険生物許すまじと過熱・・・その圧倒的な工業力をなんとかしてお金に変えたい彼らにとってはまさに一石二鳥」

 

 アメリカは、駆逐艦時雨が琉球諸島事変で生き残ったのと同じ理屈で一隻だけ駆逐艦を生き残らせた。時雨が敵対的危険生物の攻撃を受けなかったのは時雨が攻撃を仕掛けなかったからであり、このことから敵対的危険生物はきちんと優先順位を定めて攻撃目標を選んでいるものと推測される。

 ・・・ならば、一隻だけ攻撃に参加しない艦艇を作ればいい。その艦に観測させ、残りの艦艇で死闘を演じればなかなかのデータが手に入ることだろう。

 

 犠牲は大きい、だが犠牲が出れば、感情的なアメリカ国民は必ず報復を望む、大統領はそれに応える。喪失した艦艇は彼の国の圧倒的工業力で補充されるどころか倍増し、国債を発行して無理矢理作ったドル札の波が北アメリカ大陸を潤す。資源が潤沢でかつ、正義が大好きな国民性から生まれるイリュージョン。そこで終わらないのが超大国たるゆえんなのだが、今回ばかりは勝てるかどうか、いや戦いになるのかどうか、怪しいものだ。

 

 

 しかしまあ、そんなことはこの国に関係のないこと。軍事衛星でも使わないと覗き見れない隣国よりかは、目の前で消えてゆく何百万の同胞の方が重要なのは疑いようもなかった。

 

「ところで小河原、お前はどう思う、航空機のこと」

 

 飯田の質問に、小河原は驚いたような表情を見せる。

 

「なんですか出し抜けに」

 

 小河原の言う事は最もである。ジャワ島の件の事後処理やら準備が進められている陸軍の大増員などで忙しいというのにこれ以上考え事を増やすのはやめてほしいだろう。そして飯田自身も航空機の存在に関しては否定的な立場をとっていた。だが長い時間をかけて醸造された懸念はムクムクと大きくなり、すでに飯田に悪夢を見せるほど大きな怪物となってしまっていた。

 そして小河原も似たような思いを抱いていたのだろう。新聞を机の上において飯田としっかり向き合う。これはあくまで自分の個人的意見ですが、としっかり前置きした上で続けた。

 

「敵が航空戦力を持つ可能性は確かに否めません、ですが現段階では興味を持っているかどうかすら怪しいものです。敵はまだ、航空機の本当の魅力に気づいていない。そう自分は考えます」

 

 航空機に襲われるというのは現代人なら誰もが恐れることだろう。遥か遠くの敵地より飛来し、的確なポイントを爆撃して帰ってゆく爆撃機、制空権が我が手にあるのをいいことに、子供が面白半分でアリの巣をつつくように市街地を銃撃して帰ってゆく戦闘機。有人爆撃機など時代遅れと言われる現代であっても各国は戦略爆撃機を所有しているし、あらゆる軍事作戦が制空権の奪取を前提としている。そう、圧倒的な航空機の前にはかの戦艦武蔵も沈んでしまうのだ。そして、実施こそされなかったがアメリカ空軍には東京を焼き払ってしまうという計画も存在した。エア・パワーの力には圧倒されるものが、魅力がある。

 

「ですが少佐、空からの航空攻撃は対策さえできればそこまで怖くないと一週間前の対策会議で言ってたじゃないですか」

 

 空からの攻撃には必ず隙がある、工場は地方に逃せばいいし、市民は疎開させればいい。畑を全て掘り返すほどの爆弾は用意することはできないし、そんな攻撃法は現実的ではない。

 

「そうだったんだがな・・・一昨日の対策会議で指摘されて以来どうにも頭から離れなくて、な」

 

 一昨日の対策会議では今小河原が言ったことと全く同じ説明をした飯田であったが、敢えてそのことは言わない。流石に昨日の夜、航空機に家族を殺される夢を見たのが理由とは言えない。夢を見た後嫁に泣きついたなどとはもっと言えない。

 

 しかし、冷静になってみると、夢が気になるなんて自分も随分と大げさな人間になってしまったものだ。現実離れしたことが多すぎたせいか、神経が狂ってしまったのかもしれない。小河原の方もこれ以上妄想でしかない話にこだわるつもりはないようで、そうですか、と気のない返事をする。それからひと間おいて、

 

「そう言えば、『陸軍三大管区』の件は進展しました?」

 

 そう忘れていたというふうに聞いてきた。報告書やもともと入っていたスケジュールのせいで一昨日の会議の報告を室員たちにはまだ出来ていない。本当に仕事は溜まる一方で、減る気配を見せない、猫の手は機密に関わるので借りれないが、誰か手を貸して欲しいものだ。

 

「ああ、経産省の方も満足気だったし、恐らくは上手くいくだろう」

 

 三大管区とは、敵対的危険生物の本土上陸に備えた陸軍の再編計画である。準備段階の陸軍大増員が実施に移されるのと同時に行おうと計画されているもので、これまでの西南方面軍(九州、沖縄諸島を担当)、中部方面軍(四国、中国、近畿を担当)、東部方面軍(中部、関東を担当)を一旦解体、東海から関東を守る第一軍(総司令部・前橋)、四国九州を守る第二軍(総司令部・広島)、そして山陰と北陸を守る第三軍(総司令部・長野)に再編成しようというものある。これは、敵対的危険生物が上陸してくるエリアに二つの方面軍が存在することによる指揮系統の混乱を避け、確実な迎撃を行うための計画だった。

 

「第三軍なんて、ほとんど経産省のためのものですからねぇ・・・産業界も喜ぶことでしょう」

 

「そう言うな、原発がなければ『電磁投射砲(例の兵器)』も使えないのだし、第三軍は必要だよ、もっとも、どこに電磁投射砲を回すかでひと悶着あるとは思わなかったが」

 

 僅かな燃料で大量の電力をもたらしてくれる原発は、激しい反原発運動の中でも財閥たちに愛され、その数を減らすことなく国内にまだ大量に存在している。第三軍が担当する地域に群がる原発は27基、これは国内にある58基の原発の約半数に当たる。さらにこの中には高出力の新型原子力発電所「もんじゅ」なども含まれており、若狭湾を中心とした日本海沿岸は日本にとってのアキレス腱となりかねない場所だった。現在ではかなりの数が運転を見合わせている原発だが、その分潜伏的な電気供給能力も高かった。この『資源』を生かさない手はなく、電磁投射砲のための電源もここから供給されることになっている。

 

 経済産業省は、送電線での電力のロスなど様々な理由をつけて、電磁投射砲を第三軍に集中配備すべしと主張してきたのである。

 

 もちろん陸海軍省関係者は反対したが、空軍庁が足並みを揃えなかったためイマイチ効果的な反論ができず、見事に保留事項とされてしまった。やはり本物の官僚との論戦は厳しく、各省庁の担当者があのような形で集まることは本当に珍しい、聞いているだけでも有意義な会議だと初めは前向きに捉えていた飯田にとっては、少々残念な結果となってしまった。

 

「第三軍に電磁投射砲を配備して何の意味があるのやら・・・あれは平野部でロングレンジを生かした戦いをするものでしょう?」

 

 やっぱ官僚は、ここが硬いですねぇと自分のこめかみをトントンとつつく小河原、一応軍隊も官僚組織なのだが、というツッコミはしないほうがいいのだろう。

 

「まあそれは大迫閣下たちが時間をかけて何とかしてくれるだろう、その件抜きならなかなか意味のある会議だったとは思ってはいる、各省庁の置かれている状況を再確認できたしな・・・閣下が新任の補佐官でも良かったところをわざわざ呼んでくれた理由も頷ける」

 

 本当は報告書など押し付けられた仕事もあるので不満なしというわけではないのだが、実際あのような形で一度に多くのことを確認できたのは大きな成果だったといえよう。

 

「まあ自分らは少佐の書いた報告書に一応目を通していますし、無理に報告会を開かなくても大丈夫でしょう・・・少佐が上げた数点の確認はやらせておきますね」

 

「助かる、それで小河原。今日の予定は?」

 

 飯田の言葉に小河原は端末を取り出す。最近は防御陣地の選定などで各地を飛びまわることも多く、東京にいる時間も、家族と過ごす時間も減っている。できることなら予定なしと小河原には言って欲しいものだが、そんな訳があるはずもなく。

 

「関西で飯田製造神戸工場での視察、その後は対馬トンネル拡張工事の視察になります。その後1900より釜山基地にて北西方面軍幹部との報告会ですね」

 

 結構予定が詰まっていますし、対馬トンネルの方は他に任せて大丈夫だとは思いますが・・・と小河原、気を使ってくれるのは有り難いが、対馬トンネルは海上輸送が途絶えた時の数少ない外部との連絡手段の一つとなる。産業が干上がれば戦闘もクソもない、敵対的危険生物が手を下さずとも国は滅んでしまうだろう。そういう点では、むしろ対馬トンネルの方が重要であった。

 

「どうせ釜山には行かなきゃいけないんだ、トンネルを通るついでに視察していこう」

 

 それと、参謀本部との連絡会議に橘少尉を出席させておくように、飯田はそう小河原に指示して自らのデスクに乗り込んでいった。視察に行くならもう出発しなければならないのだが、会議のゴタゴタで放置していた二日間の間に、未処理の書類が山を作ろうと集結し始めている。移動中に片付けられるなら片付けてしまいたいものだ。今日も帰れそうにないなと思いつつ、飯田は頭の中で今日の行程を思い描いた。

 

 

 

 

「・・・ANA神戸行157便は、使用機到着遅れのため、15分ほどの・・・」

 

 東京都の端、多摩川の河口に存在する埋立地、ここに存在するのはかの有名な新東京国際空港。そしてその出発ロビーを第一種軍装をキチッと決めた二人の男が歩いてゆく。民間人ばかりの空港では、どうしてもこういった制服は目立つ、時折手を振ってくれる子供もいるが、小河原が笑顔で手を振り返してくれるので飯田はそのまま歩き続けていた。

 

「それにしても・・・久々の民間機だな」

 

「最近は軍用機の乗り合わせばっかりでしたからねぇ・・・」

 思い出したように発言する飯田に、ようやくのんびりとシートに座れますよ、と肩を回す小河原、二人の間に流れる空気が示す通り、新東京国際空港・・・羽田空港は平和そのものだ、人々はのんびりと、一部は急ぎつつゲートに向かい、そこで保安検査を受ける。

 

「ですけど国内線なら軽い手荷物のX線検査と金属探知機を通るだけの軽い検査で、本当の悪意なら簡単にすり抜けてしまうでしょうね。しかも海軍士官(われわれ)なら検査なし!効率化バンザイってやつですよ」

 

 保安検査場を身分証と検査場職員への返礼だけで通過した飯田たちは飛行機の搭乗口へと向かう。今日が平日ということもあり待合席に座る人影は少なくはないが多くもないといった感じで、流れるように歩いてゆくスーツ服達の先に壁の存在を感じさせない一面張りのガラス窓が見える。そこから観察できるのはエプロンで羽を伸ばす巨大な鋼鉄の鳥。

視界の端にそんな鳥たちを見て興奮したのか走ってくる子供が見えた。その子はこちらまで駆け寄ってきてから見事にコケる。飯田がその子を起こしてやると、母親を思しき女性もこちらに駆け寄ってきた。持っている荷物が少ないということは時期はずれの帰省か何かだろうか。

 

「も、申し訳ありません!」

 

 慌てた様子で謝る彼女、別に謝るようなことは何もしていないと思うのだが、まあ向こうからしてみればこちらは鍛えた体に権力の権化とも言える制服、なんだか恐ろしい存在に見えてしまうのかもしれない、単に彼女に謝りぐせがあるだけかもしれないが。そう思いつつ飯田は笑顔を作りなるべく柔らかく返事をする。

 

「いえいえ、気にしないでください」

 

 母親の方に走っちゃダメでしょと注意される子供、子供は頷くや否や走り出す。そのままガラス窓にベッタリと張り付いて飛行機たちを観察する。

 

「やんちゃですねぇ・・・少佐のお子さんもあんなんでしたか?」

 

 まだ独身だという小河原、彼が振る話題もこの場の空気に合わせるように穏やかなものであった。そういえば望も初めて空港に来た時は興奮していたっけか。そんな思い出に浸ったのも一瞬のことで、またしても今日の夢が思い出された。たかが夢を気にしすぎだ。

 

「・・・さて、どうだったかな」

 

 そう誤魔化しつつ搭乗口へと向かう。

 

 

 

 

 

 アナウンスが流れ、行き先の天候やら到着予定時刻などを英語と日本語で教えてくれる。いつも通り電波を発する電子機器は電源を切るか、機内モードなど電波のでない状態にしてくださいのアナウンスで小河原が慌てて携帯端末の電源を落とした。そもそも民間向けの携帯端末で航空機の離発着に影響を及ぼすほどの電波を発することはできないと思うのだが、実際のところはどうなのだろうか。

 

 エンジンをふかす音が聞こえゆっくりと動き出す旅客機。小さな窓から見える空は快晴で、春らしい暖かさをもたらす為に太陽がさんさんと輝いている。春といえば、望のやつ遂に高3か。結局どこの大学に行くのだろうか。本当なら移動中だけでもそういった平和ボケした一市民らしいことを考えていたいのだが、そうもいかず、飯田は鞄より紙を取り出した。

 

 まもなく離陸とのアナウンスの後、戦闘機と比べれば大したことのない轟音と共に機体に加速がかかる。もしも敵対的危険生物が航空機を持つ日が来れば、このように自由に空を旅することは出来なくなるのだろう。その時思い出されたのは出かけ間際の彼女の言葉、思わず行ってきますのキスが触れた場所に手を伸ばしていた。時間が経っているので感触は他のところと同じだが、他にはできない心の暖かさを感じ・・・なにを感傷的なことを言っているのやら。そう言いつつも飯田の口元は緩んでいた。それに気づいて慌てて横に目をやるが、小河原は雑誌を読んでいてこちらには気づいていない。

 

 なに、うまくやれるに違いないさ、そんなテキトーな憶測が飛行機の離陸時特有の浮遊感と相まって、ある種の全能感に変わる。

 

 

 何にも遮られることなく、鋼鉄の鳥は空へ羽撃く。

 




どうも、帝都造営です。

艦娘が出てこないのに艦これを名乗るな!と思っている方ごめんなさい。ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。

ここでまたひとつの区切りが終わります。今回は世界観と「飯田孝介」という海軍少佐を掘り下げてみたのですが・・・ちょっと文章が硬直気味だったかもしれません。

まさかの推薦文を頂いて大興奮している作者でありますが、物語はこれより加速してゆきます。(ここまで説明ばかりでほんとにすみません・・・)

今すぐにでも次の話に移りたいところなのですが、ここから幕間に入らせていただきます。どんな内容かというと、

『事態は本編で起きてるんじゃない、幕間で起きてるんだ!』

こんな感じです。何話やるとかはまだ未定ですが。お付き合いください。



それではまた。

ご意見ご感想、お待ちしております。



《追記》活動報告にて幕間の題材を募集しております。もしよければ、活動報告もご覧下さい。
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