はるか「ねぇ、何で井上君の持ってる刀が形を変えたの?」
透(影分身)「えぇ~っとっすねぇ、説明すると長ぉなるんすけど、俺の刀には色んな奴が住んでるってゆーかなんつーか………………まぁ他にもあるんで」
アリサ「持ってる本人が説明できないなんてねぇ」
透(影分身)「いや俺口下手じゃけぇ説明とか出来んのんよなぁ、それにお前アレを口で説明するとかまず無理じゃろうよ」
逢「でもあの3人は一体誰なんでしょうか?」
すずか「なんかある所で指名手配犯らしいんだって」
シャルル「それって誰から聞いたの?」
すずか「え?!あ………それは………」
透(影分身)「とある情報提供者って言っとくわ」
響「とあるって…………まぁいいわ」
………………………………………………
………………………………
………………
セルジュ「お前に弟をやってくれた借りがあるからな」
透「それさっき(前回)聞いたっちゅーに」
セルジュ「そうか?…………まぁいいさ、それと」
透「ん?」
セルジュ「お前…………………………周りには気を付けた方がいいぞ」
透「??…………何言って…………っ!!!!!?????」
途中まで言うと俺はある事に気付いた、それはいつの間にか俺の周囲を野球ボールからサッカーボールくらいの魔力の球が飛びまわっていた。
俺は咄嗟に後ろに飛び退いた、丁度木があったのでそれを背にすれば最悪後ろはなんとかなる範囲になる為じゃけど………………あんま意味ない………んじゃけど、まぁアレが隠せるけぇなぁ。
セルジュ「そんな所にいても何も変わらんぞ!!」
すると大きさが定まらない魔力弾が一斉に俺に向かって飛んで来た。
響「井上君!危ない!!」
はるか「逃げ「大丈夫ですよ」…………え?」
すずか「大丈夫ですよ、透君なら…………だってほら」
透「…………クハッ」
俺は飛んで来た魔力玉を吸引術、つまり『輪廻眼』に変更済みってなわけ、じゃけぇさっきの『飛雷神の術』と『影分身』と『アラドム・ゴウゾニス』等の術の消費した魔力は余裕で回復した。
セルジュ「ん!?俺のイノベンダー(無数の魔力弾の名前)を吸収しただと!?」
透「あぁ………まぁこれ以上吸収したら腹壊すけどの」
セルジュ「ならばお望み通り壊してやるよ!」
また次男坊のイノベンダーとやらが俺の方に飛んで来た、たださっきと違って一か所に集まった攻撃じゃなくてバラバラに、360°の攻撃をしてきた。
セルジュ「さぁ、吸収できるものならやってみるといい!!」
あーこれ全部吸収とか無理じゃな、前の方なら出来るんじゃけど後ろとかは出来んな……ふぅーーむ、なら………。
透「『アム・ラ・ゾルク』!!」
腕にエネルギーを集中して次男坊が放ったイノベンダーを両掌に集める為、回転しながらイノベンダーを集めた。例えるなら『NARUTO』のネジの『八卦掌回天』の感じにやり、すべてを集めた。
セルジュ「な…………イノベンダーを両手に集めやがった」
透「だけじゃねぇんや……………ぞっ!!っと」
俺は集めたイノベンダーを次男坊に向けて一気に撃ちこんだ。
セルジュ「馬鹿なっ!!」
ドォォォォン!!
次男坊を中心に大量の砂煙が立ち込めた、まぁあの大量の魔力弾は威力はなかなかなもんで直撃したら結構ヤバい所までいっちまうんよなぁ。
セルジュ「……………ぐぅ………………くぞぉ………………舐めるぁ…………」
透「舐めとらんけぇトドメ刺すんじゃろ?…………反行儀キックコース!!!!」
俺は次男坊が起き上がるのと同時に次男坊の腹を思いっきり蹴り上げた、まだまだサンジのような脚力には遠く及ばんなぁ…………。
次男坊は声を発すること無く地面に落ち気絶した、残るは………………。
透「あとはおたくっちゅーことになるのぉ長男さん」
エップス「………………ふふふっ、よくもまぁ俺の可愛い弟達をこうまであしらってくれたもんだ」
透「まぁ三男坊の人だけは勝手に戦意喪失しとるだけじゃけどね」
エップス「そういえば疑問に思ったんじゃないのか?何故俺達が一度に貴様を倒しに行かないのかというのを」
透「あーまぁせやな、確かにそれは疑問に思ったんじゃけど…………いくらか予想はしとんじゃけどね」
エップス「ほぉ…………聞こうか」
透「1つ目は普通に俺ならぁ…………みたいな感じに思っとったんじゃろうなって、2つ目は三男坊も次男坊もやる事が団体での連携に不向きな攻撃ばかり、もしかしたらアンタもって思ったんよ………………まぁ他にも考えとることはあったんじゃけど、有力なんはここらへんかのって」
エップス「ほう、アレだけど戦闘だけでそこまで分析したか」
透「あともう一つだけ疑問があっての、お前等のその魔力……………何なん?」
エップス「何…………というのは?」
透「恍けられたら困るのぉ、お前等の魔力の総量が妙なんよな…………なんつーか濁った水を入れた感じなんよなぁ」
エップス「………………」
透「まるで、何かで底上げしたって感じなんじゃけど」
エップス「答えられらないな」
透「ま、そうでしょうな」
エップス「だがその前の予想の答えなら、教えよう…………正解は貴様が言った2つ目だ、俺達は互いを助けあうのには不向きな能力でな」
透「俺達ってこたぁー…………やっぱおたくも」
エップス「そうだ!だが俺は弟達と違って直接なものであり、少々残酷な絵になったしまうものだがなぁ!!」
すると長男は上半身を蹲るような感じになったと思ったら、身体が急激に巨大化していき皮膚も人のものではなく、虚みたいな仮面も無い、どちらかと言えばアレって………………鬼?
エップス「くはははは、俺が参加しなかったのは単純にこの姿で攻撃をすると、セルジュ、リデンに被害が出るんでなぁ!」
長男はワンピの巨人族並みの大きさになり、まるで蟻を踏み潰すかのように足を上げ、思いっきり落としてきやがった!
透「あぶなっ!」
俺は『瞬歩』で後ろに避けた、余計に避けてよかった…………踏んだ時の風圧が半端ないわぁ。
エップス「ふっ、スピードは大したものだ、だがその調子で避けても意味無いぞ!」
今度は踏む速度を上げて来て、更に蹴り上げてもきちょる、しかもパンチも出して、終いにはドデカい魔力砲…………下手すればなのはの『スターライトブレイカー』並みのもんを撃ってきおる、『瞬歩』の速度では余裕なんじゃけど避けられるスペースがもう無いのぉなってきおった。
エップス「もう逃げられるところは無くなってしまったぞぉ?」
長男がまた踏み潰してきそうになってきた、さすがに『瞬歩』じゃぁ無理になったのぉ、んじゃったら………………。
透「よっと」
エップス「ふっふふふふ…………ん?いない?」
はるか「え!?」
響「さっきまで向こうに居たのに」
俺は踏まれる瞬間に『飛雷神の術』で森島先輩達のおるところまで飛んだ、念の為『影分身』した時に分身の近くに一応札を付けた苦無を設置しといた。
アリサ「アイツがいきなりここに現れたのはコレがあるからなんですよ」
すずか「分かり易く言えばワープみたいなものですよ」
はるか「へぇ~それでねぇ……………」
透(影分身)「説明どうも」
エップス「………っ!そこにいたのか………一体いつの間に…………だがそこに逃げたのは間違いだったな、そこにいる小娘達と一緒に踏み潰してしまうのになぁ!」
シャルル「ちょっと!アレこっちに来るよ!」
エップス「かっはっはっは、お前もあの高町とかいう奴等と同様高い資質を持った者らしいな」
逢「え?今…………高町って」
はるか「高町ってもしかして…………」
エップス「俺は………………いや、俺達はお前等みたいなそういう高い資質を持った奴等が憎い!!その高い資質を振り回し俺達を平気で突き落す!そして我が物顔で歩く!エリート面して俺達の事を見下してやがる!!」
透「………………………………」
エップス「俺はあともうちょっとで執務官になれたのに、あの女達にそれを邪魔され俺とリデンは日陰者扱い…………そして俺達は並んで切り捨てられることを知った!!………だから俺達は管理局の奴等に復讐し、アイツ等の住む星を滅茶苦茶にしてやることにしたんだよ!!」
アリサ「何コイツ…………それってただの逆恨みじゃない!」
すずか「そんな事の為に、人を殺したり、ここを滅茶苦茶に…………酷い」
透「………………………………」
エップス「しかも俺達にはこの力がある!この力で俺達は………………さぁ、お前達を早く踏み潰してアイツ等の家族を殺してやれば少しはこちらの気が晴れるかもしれんなぁ」
はるか「酷い………………」
透「………………ふぅ、そんだけ?ほいじゃぁやらせてもらうわ」
流石にうっかり魔力増大やら巨大化の事をしゃべらんかぁ………………。
エップス「何だと?」
透「いやじゃけぇ、やらせてもらうて言っとるんじゃって…………別にお前等の犯罪目的なんぞ知らんし、ぶっちゃけメンドイ」
エップス「………………何ぃ」
透「それにさぁ、全部なのは達の所為みたいな事言っとるけどさぁ、全然関係無いよな………………しかも自分が被害者面ときた」
エップス「そんなこと!!「無いって言えるんか?」………………」
透「自分の努力を棚に上げて他人の悪口か、ええ御身分じゃのぉ…………ええ大人がのぉ」
エップス「…………分かるらんだろうさ、何も知らん子供に」
透「分からんね!お前みたいな負け犬精神丸出しの奴が言っとることはのぉ!何か努力したんか?しとらんじゃろうが、むしろお前等が実際エリート面して偉そうにしとったんじゃないんか!?」
エップス「………………」
透「沈黙は肯定と受け取るで、それにのぉお前等の目的がなんとチンケなもんかねぇ、人の大切なダチの家族に危害を加えるじゃと?………………」
アリサ「あ…………ヤバい………」
はるか「え?」
響「ヤバいって何が?」
すずか「透君が………………」
シャルル「透がどしたの?」
逢「??」
アリサ「一応耳塞いでおきなさい」
アリサとすずか以外「???」
透「舐めとるんかこのクソガキャァァァ!!!!」
エップス「なっ!」
アリサとすずか以外「!!」
俺のいきなりの変わりっぷりにアリサとすずか以外の人等が面喰っとる、まぁ自分の身近な人に広島弁でいきなり怒鳴る人なんぞ、そうそうおらんじゃろうな。
透「たかだか今の地位を追われたモンが!そんだけの理由で人様の迷惑になんなや!!そんなこともわからんのんか!!??」
エップス「………………」
透「お前に何の権利があって人の家族を手にかけるんじゃ!?しかもそんなんで先輩達を攻撃するとか、そがぁなこと見過ごすことは絶対にせんけぇのぉ!!」
エップス「黙れ………黙れ黙れ黙れぇぇーーー!!管理局でも無い貴様に何が分かる!?俺達の苦しみを!?」
透「知らんわ!!そんなクソ小さいこと、アイツ等がなんの努力も無しにあそこまでやってこれたと思っとんか?悔しゅう思っとんならのぉ、まずテメェが努力することをせぇやぁ!!甘ったれんなクソガキ!!!」
エップス「………………もういい、もぉ貴様等は死ね」
すると長男はこっちに向かって歩き出そうとした。
透「そういやぁ1つ言い忘れとったわ…………巨大化出来るものを持っとるのが自分だけじゃと思うなや!!」
透「卍解・・・・・・『黒縄天譴明王』」
すると俺の頭上に長男よりも巨大な鎧兜を身に纏った不動明王に似たやつが出てきた、あの犬の隊長の斬魄刀『天譴』の卍解をしようした、まぁ巨人には巨人ってのぉ。
エップス「な…………な………な………なぁ」
いきなり自分の目の前に自分以上の巨人が出てきたことにより、唖然としとる長男、ついでに自分達の目の前で巨人が出たことにビックリして口をあんぐり開けた森島先輩達がおった。
透「さぁて、覚悟してもらわんにゃぁのぉ………………おたく、潰すから」
エップス「くっ!…………」
透「あぁそれと………………」
俺は『黒縄天譴明王』の肩に移り、実際に同じ目の高さにおれば距離感も掴みやすく、長男を掴むことが出来た。あとは…………。
エップス「ぐぅ!!な…………離せぇ!…………」
透「ちょいちょい暴れるよか踏ん張らんにゃぁ痛い以上の痛覚が走るで…………」
エップス「な…………っ!………おいまさか………止めろ、止めてくれ!」
透「断る…………お前越えちゃぁいけん一線を越えたんじゃけぇ、ちっと痛いけぇ頑張って踏ん張れェよ」
エップス「ひぃっ!………………や…………やめ「そいっ!」てぇっ!!」
ドォォォォン!!!!
俺は掴んだ長男を空にまっすぐ持ち上げたらそのまま地面に向かって叩きつけた。この巨人じゃけぇ出来るシンプルかつスゲェダメージを負う攻撃じゃ。
長男は叩きつけられた場所(何気にクレーターが出来ちょる)で巨人化も解けて通常の人間に戻って気絶しちょる。
俺は森島先輩達に合流しようと目の前まで行くと、『影分身』の俺の目が『輪廻眼』になっとるのに気付いて咄嗟に俺も『輪廻眼』を発動させた。すると俺の後ろからナイフを持った三男が突っ込んで来た。
逢「先輩!危ない!!」
七咲の叫びと共に俺は三男の攻撃を回避、あともう少し分身の『輪廻眼』に気付かんかったら、また背中を刺されとったわ。
透「……もぉショックから抜け出したんか?」
リデン「………し…………る………………こ………て」
透「は?何て?」
リデン「殺して………………やる…………殺して………やる」
透「…………おいおい…………」
リデン「俺の可愛いアイツ等と兄貴たちをよくもやって…………殺じでや゙る゙ぅぅーー!!」
透「…………一応言っとくけど、向かって来るんなら容赦無くやるけぇな?」
リデン「あ゙ぁ゙ぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!」
透「忠告はしたけぇ………………『螺旋丸』!!!」
俺は半分ヤケクソになった三男の腹に『螺旋丸』をぶち込んだ、三男は見事に回転しながら長男と次男がいる辺りに落ちた。
そして『影分身』を解き先輩たちを解放した。
透「先輩達大丈夫っすか?」
はるか「う…………うん」
透「そいつはよかった………そいじゃぁとっととこっから離れてください、アリサ達について行ってくださいよ」
逢「え……何でですか?」
透「ここにおるとメンドーになるけぇじゃって」
シャルル「透はどうするの?」
透「俺はちょいこいつ等の事を調べるけぇ、じゃけぇ早ぉ行けや」
俺は三兄弟のうち次男の方に行き体を調べた、なんてったってなのは達の話によると次男は魔力が2人より少ないのにSSクラスになっとるけぇな。
身体を調べとると服の中に妙な欠片を見つけた、傍から見たらただの欠片じゃけど妙に気になり裏を見てみると変なバーコードのようなモノがあった。
たぶんこれがこの次男坊の無数の魔力弾の正体かもしれん………………確証はないけど。
さて、どうせ管理局の奴等が来て、取り調べ的な事をするけぇな………………これを持っとってもバレちまうけぇなぁ、どーすっか………………もぉこれしかないかぁ。
俺は極力誰にも見えんようにして『輪廻眼』から『写輪眼』に変え、初の『神威』を発動させた。
そして欠片を俺だけの空間に吸い込もうと狙いを定めてから、吸い込んだ。
感想を言っちゃろう………………気持ち悪ぃ……………乗り物酔い的な感じに陥るわこりゃ…………でもこれでバレんじゃろう。
透「あとはこいつ等の体………………生身の部分を調べるだけ…………っといきなりビンゴかぃ」
俺は上着を少し脱がせて上半身の胸が見える辺りまで脱がせた、そして背中を見たら丁度背骨の中心に何かが埋め込まれた感じになっとった。
透「何じゃこれ…………こんなん見た事無いで」
ヤクモ『ですがコレから妙な魔力を感じます』
リコ『もしやコレが魔力増大の装置では』
透「となると、こういった物を扱うのは専門家の知識やら技術やらが必要になるよのぉ…少なくともこいつ等だけじゃぁ出来んわなぁ」
ライラ『すると一体誰がこのような事を』
透「さぁのぉ、それにさっきの巨大化と無数の魔力弾、それに虚モドキを出した能力……つっても何か道具を使ったんじゃろうけど、それの出所もそうじゃけど一体誰が作った、もしくは発見してこいつ等に持たせたか」
リコ『あれは発見ではなく作られた痕跡がありました。となるとやはり誰かが手引きを?』
透「…………あーダメじゃわ、判断材料が少なすぎるけぇ大したことがわからん…………けど」
ライラ『けど………………何でしょうか?マスター』
透「いや、どうにものぉ………………嫌な予感がするんじゃ」
ヤクモ『予感ですか…………それは…っ!マスター』
透「誰や!?」
はるか「え!?いや、えぇ~っとね」
俺はヤクモに言われ後ろを向くと離れたはずのアリサ達が戻って来とった。
透「先輩等………………何しとんっスか?」
響「それはこっちのセリフよ、こんなわけのわからないことに巻き込まれて、一方的に言われて納得出来るわけ無いでしょ!」
すずか「ごめんね透君、一応止めたんだけど」
透「あぁええって、まぁこうなるって予想出来んかったわけじゃぁ無いんじゃけどの」
シャルル「透、説明してくれない?」
透「その前に1つだけ約束してくれないっすか?皆…………絶対に俺がここでやった事を誰にも話さないって」
逢「それって…………どういうことですか?」
透「今からまたメンドーな奴等が来るけぇ…………って来たみたいじゃし」
はるか「え?何のこ「そこまでです!」え?え?」
やっぱお前等かい…………ま、それが仕事じゃろうけぇな。
フェイト「我々は時空管理局の者です!」
アリシア「大人しく投降してよねって話だからね!」
執務官のアリシアとフェイトの両名、遅れてなのは、はやてとハルカが登場した。さて、コイツ等の事と先輩等の事をどうするつもりなんかねェ?