魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟   作:make_51

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第24話 聴取とお礼

フェイト「管理局のフェイト・テスタロッサ執務官です!」

 

アリシア「同じくアリシア・テスタロッサぁー!」

 

透「ん、ご苦労さんってかそれがやりたかっただけやろ?あとアリシアはちゃんとやりんしゃい」

 

アリシア「いいじゃんかぁ、どーせ相手は透なんだし」

 

フェイト「姉さん、あまりそーゆーこと言っちゃダメだよ!」

 

透「ホンマよ………………こんなんが執務官なんじゃけぇな………大丈夫かいのぉ管理局の人事は」

 

アリシア「ちょっと透!それどーゆーことなの!?」

 

ハルカ「ハァイハイ、遊ぶのはそれくらいにして、ちゃっちゃと仕事しなさい」

 

アリシア「ハァイ…………透とアリサ達は私とフェイトに付いて来て」

 

フェイト「もちろん森島先輩達もお願いします」

 

はるか「え………うん」

 

響「それより何で高町さん達がここにいるの?それにその恰好とか」

 

ハルカ「その事も含めて説明しますから、私達に付いて来てください」

 

俺等はなのは達に付いて行くことになり、3兄弟は別の局員が捕縛して回収していった。

 

透「行くとこってもしかしてアースラ?」

 

なのは「うん、そうだよ」

 

透「ほぉ、じゃぁクロノ『提督』、もしくは『艦長』殿に挨拶せんにゃぁいけんのぉ」

 

そぉ、俺等が中3になる前にクロノは『提督』に昇進したっちゅーのをなのは達から前に聞いとった。

 

最初は挨拶をしようかと思ったんじゃけど、なってまだ間もないようでなにかと忙しい感じでなかなか挨拶に行けれんかったんじゃけど、まさかこんな形で会うことになろうとはねぇ。

 

アリサ「それにしてもここに入るのって久しぶりよね」

 

すずか「そうだね、あれからもう5年以上も来てないんだよね」

 

透「そういやぁ俺も全然来とらんかったわ」

 

フェイト「まぁ一般人の皆は滅多に来ることはないからね」

 

透「まぁのぉ…………にしても、すんません先輩達まで」

 

はるか「………………ううん、元はと言えば私達が勝手に巻き込まれたってだけだから」

 

透「………………そう言ってもらえると助かるっす」

 

響「でも今の話からするとあなた達前にもここに来た事あるの?」

 

アリサ「ええ、ちょうど先輩達みたいな状況の時に来たんですよ」

 

シャルル「僕達みたいな?」

 

すずか「実は私とアリサちゃん小学3年の頃に誘拐にあってね、その時透君に助けてもらったんだけど、その後変な怪物に襲われて」

 

逢「怪物…………ですか」

 

アリサ「まぁそれも透が倒したんだけどね、んでその時にこの船の今の艦長が出て来て話をしたって感じよ」

 

響「ホントに今の私達に似てるわね」

 

アリシア「着いたよ~、クロノぉ!入るよぉ?」

 

クロノ『あぁ、いいぞ』

 

アリシアがクロノの了解を得て艦長室に入って行き、俺等も続いて入っていった。中にはクロノと響子もおった。

 

中はまぁ普通っつーか、まぁリンディさんのあの特殊空間が無くなったけぇ妙な違和感的なものを感じるんじゃけど。

 

クロノ「ようこそアースラへ、久しぶりだな透、アリサ、すずか」

 

透「ウィっす、久しぶりクロノ………………んで遅ぉなったけど、『提督』&『艦長』就任おめでとう」

 

アリサ「おめでとうクロノ」

 

すずか「おめでとうクロノ君」

 

クロノ「ありがとう………って呼びだしたのはそう言ってもらう為じゃなくてだな」

 

透「あーわかっちょるよ、さっきの戦い「透さ~ん♡♡」ごわぁっ!!」

 

俺は報告をしようとしたらいきなり響子にアメフトのようなタックルを喰らった。

 

響子「透さん大丈夫ですか?すいません私も本当はすぐに駆け付けたかったんですけどこっちに着いたのがついさっきなんですよぉ、怪我したりしてませんか?服着てるから分かんないなぁ………脱いで確かめてみましょう」/////////////

 

響子がスゲェ勢いで喋っとると思ったら、今度はスゲェ勢いで俺の制服を脱ぎ始めた……まるで追剥のようにって、ヤバいヤバい!!!!

 

透「ちょぉっ!!!おまっ!?響子!!何っ!………をっ!………しよる!………………んじゃぃっ!!」

 

響子「えぇ~そんなの決まってるじゃないですかぁ、もしかしたら服の内側に怪我してるんじゃないかって思って…………えへえへえへえへ」////////////

 

透「いやいやいやいや、お前えへえへとか気色悪ぃこと言っとるやんけぇ「透君」あぁ!?…………何じゃい!!??」

 

なのは「透君、何やってるの?」

 

フェイト「何で艦長室で響子とイチャついてるの?」

 

はるか「むむむ、井上君!そーゆーのは関心しないな!」

 

響「………………あまりそういうのはねぇ」

 

シャルル「何やってるのかな?井上君」

 

俺が響子に襲われとるのにいつの間にか俺が悪者扱い?!しかもシャルルに至っては苗字呼びじゃし!

 

透「これをどう見たらイチャついとるように見えるん!?………………そーかぃ、お前等俺が響子に脱がされてしかも俺の裸を見たいと!そういう事なんやな!?」

 

俺はワザと見当違いなことを言ってなのは達を正気に戻させようとした、普通なら「はぁ?誰がお前なんぞの裸なんかを見るか馬鹿」みたいなこと言うと思うけど、コイツ等は女子!!しかもそういったことに疎いっちゅーか弱い!じゃけぇ…………。

 

なのは「にゃっ!そそそそそんなこと」//////////////

 

フェイト「わわわわ私はそそその、ととと透の裸をみみ……見たいとかじゃ………なく」/////////////

 

アリサ「なななな何言ってるのよ!!バッカじゃないの!?」////////////

 

はるか「も…………もぉ、何言ってるの井上君、別に私そんなことを」/////////////

 

響「えぇ!?そんな…………私はそんなつもりで言ったわけじゃぁ……」/////////////

 

シャルル「そそんな透、僕達にはまだ早いよぉ…………」/////////////

 

逢「先輩、私は別に………………そそそそんなつもりじゃぁ」/////////////

 

案の定皆予想通りの反応してくれちょるけど、若干一名変な回答を言ってきた奴がおるのぉ。

 

ハルカ「はいはい響子、話が進まないからちょっとこっちにいなさい」

 

響子「えぇ~、ちょっハルカさ~ん」

 

透「あぁ~…………あっぶねぇ………………んで聞きたいのってさっきの3兄弟のことじゃろ?」

 

クロノ「あ、あぁそうなんだが…………そちらの方々は透の知り合いか?」

 

透「おぉ紹介するわ、俺等の中学で世話になっとる『森島 はるか』先輩と『塚原 響』先輩、んでクラスメイトの『シャルル・デュノア』、後輩の『七咲 逢』………皆、コイツはこの船『アースラ』の艦長をしとるクロノ・ハラオウン」

 

クロノ「どうもこの船の艦長を任されております、クロノ・ハラオウンです。透達がいつもお世話になっています」

 

はるか「よろしくぅ♪」

 

響「ど、どうも」

 

シャルル「いえいえ、こちらこそ」

 

逢「な、七咲です……よろしく」

 

クロノ「さっそくで申し訳ないが、これまでの経緯を話してもらえませんか?」

 

アリサ「それは私と透が話すわ」

 

透「戦闘のことは俺が説明するわ」

 

アリサはあの公園におった時の事、そんで3兄弟が現れ攻撃してきた時の事をしっかりと話していった。その所々で先輩達やシャルルが補足やらを入れていった。

 

クロノ「ふむ、出会った経緯は分かったし、戦闘は先程映像でも確認した…………しかし何だあの馬鹿デカい巨人は、長男のエップスより遥かに大きいじゃないか、強いのは分かったが目立つな…………ちゃんと認識阻害の結界は張ったのか?」

 

透「そらそうじゃろ、あがぁな巨人を近所の人が見たら絶賛トラウマになってまうがな」

 

クロノ「確かに…………それにしても、相変わらずの強さだな」

 

透「まぁ伊達に修行はしとらんわ………………じゃけど、一番の問題は」

 

クロノ「あぁ…………アイツ等の魔力の正体……だな、確かお前もデバイスとかの装置等が分かるんだろ?お前の見立てではどうだ?」

 

透「んー………………正直分からん、背中にあったあの装置がそうだとは思うんじゃけど、アレをどこの誰が付けたんか分からんし…………ただ」

 

クロノ「ただ、何だ?」

 

透「アレを取り付けたんは、一人の手によるもんじゃないような気ぃするんじゃけど、流石に材料が少なすぎじゃけぇ分からんな」

 

クロノ「ふむ………………分かった、今日はこれでいいだろう…………皆さんもありがとうございました」

 

響「あ、いえ」

 

クロノ「それと透、いい加減管理局に入ら「絶対嫌だっ!!」力強い拒否!?…………分かった、もう帰っていいぞ」

 

俺等はついでに終わったなのは達と一緒に帰る事になり、途中まで一緒に帰る事になった。

 

しばらく修行は『影分身』に任せて、俺は回収したあの欠片みたいな物を調べんにゃぁいけんな………………。

 

 

………………………………………………

 

………………………………

 

………………

 

 

シャルル Side

 

 

あれから2,3日して僕達は透に助けてもらったお礼をしに透のお家にお邪魔することにした…………ちなみに僕『達』っていうのは僕はもちろん、森島先輩と塚原先輩とアリサとすずか、それに七咲さんの事ね。

 

一応透にその事を言ったら…………。

 

透(回想)「いらんいらん、そがぁにせんでええんじゃって………………ちゅーかあそこにアリサ達がおらんかったら本気でお前等助からんかったかもしれんのんじゃけぇ」

 

って言ってた、けどそれでもお礼がしたいと僕は強くお願いしたら透はOKしてくれた。

 

そして僕達は透の住む家の前に来た、結構デカいなぁ………………あれ?表札に『井上』の他に『テスタロッサ』ってあるけど………………テスタロッサって確か………。

 

ピーンポーン♪

 

僕が表札について考えてると森島先輩がインターホンをいきなり押した、もうちょっと考えさせてよぉ…………。

 

ガチャッ

 

???『はい、どちら様でしょうか?』

 

アリサ「私よリニス、アリサよ」

 

すずか「私も来たよリニスさん」

 

リニス『アリサとすずかですか、少々お待ちください』

 

インターホンからリニスと呼ばれた女性の声が聞こえてきた、もしかしてこの声の人が透のお母さんなのかな?

 

すると家の扉が開き、中から綺麗な女の人が出てきた………………とても子持ちの女性には見えないほどの若さだけど、この人がリニスさん?

 

リニス「いらっしゃいませアリサ、すずか………………そちらの方々は?」

 

すずか「私達が通ってる学校の友達と先輩と後輩です、それとこの前の事件で透が助けてそのお礼をしにって」

 

リニス「あ、そういうことですか…………初めまして、私この家に御厄介になってますリニスといいます。早い話が家政婦ですね」

 

その人、リニスさんは透の家の家政婦さんだった、こんな人が家政婦でしかも透と一緒に住んでるなんて……………僕達はリニスさんに言われ家に入れてもらいリビングに案内してもらった…………そういえば玄関に僕達以外の女物の靴が揃えられてたけど、誰だろ?。

 

リニス「プレシア、透達のお友達が来られましたよ」

 

アリサ「プレシアさん、久しぶり」

 

すずか「お久しぶりですプレシアさん、お邪魔してます」

 

プレシア「あらあらアリサちゃんにすずかちゃん、久しぶりねいらっしゃい…………それとみなさんこんにちは、私はアリシアとフェイトの母親のプレシア・テスタロッサっていいます、よろしくね」

 

はるか「は、はい…………私は森島 はるかっていいます」(うわぁ綺麗な人)

 

響「こちらこそ、塚原 響です」(この人があの2人の母親…………若くない?)

 

シャルル「シャルル・デュノアです、2人にはよくしてもらってます」(すごい美人だぁ)

 

逢「2年の七咲 逢です」(先輩達のお母さん……綺麗)

 

シャルル「そういえば透…………じゃぁなかった、井上君は?」

 

リニス「透でしたら、部屋と地下にいますが」

 

はるか「ん??どういうことですか?」

 

すずか「もしかして『影分身』って術ですか?」

 

リニス「えぇ、なんでも『影分身』という術で本体は部屋で調べもの、分身は地下で特訓中です…………ちなみに地下には響子も来てますよ」

 

アリサ「は?響子が?管理局の仕事は?」

 

プレシア「聞いたら今日は有休取ったって言ってたわよ、それで透君と一緒に地下で特訓中よ」

 

リニス「どうしますか?透の部屋は今は誰も入れるなと言われてますのでここで待ち「地下はどこ!!??」えっ!?………………えっとアッチ…………です」

 

アリサ「行くわよ!?」

 

シャルル「うん!!」

 

僕達は透と響子が特訓してる地下に行くことにした、分身とかわからないけど響子のこないだの行動を見てると素直に特訓するとは思えない、どうせいかがわしい事してるに決まって………………あれ?

 

透(影分身)「ほれ、まだ踏み込めるでぇ!そんなんじゃぁやられるだけやぞ!?」

 

響子「くっ…………はいっ!!」

 

アリサ「………………」

 

シャルル「………………」

 

すずか「………………」

 

リニス「私も最初は皆様同様の心配をしてましたけど、この部屋では流石の響子も真剣に特訓に打ち込むようです…………流石は武術の家系に生まれたものとでも言うのでしょうか」

 

僕達は訓練室と書かれた部屋の中をじっと見ていた、中では透がジャージ姿で、響子はこの前の透の格好と同じ姿で槍を持って透と戦ってた。

 

2人の目は真剣だった、いつも僕達と楽しく話してる時の目でもなく、透の事でいつも暴れてる時の目でもなかった。

 

僕達が二人に夢中になってると透がこっちに気付いた、そしてそれに響子も気付いた感じ、すると2人は特訓を止めてこっちに来た。

 

透(影分身)「なんじゃ皆、もう来たんか…………っておりょ?もうこんな時間か、あれから大分経っとるのぉ」

 

響子「本当ですね、じゃぁ透さん♪一緒にシャワー浴びに「行かんわ」えぇ~いいじゃないですかぁ」

 

透(影分身)「お前一人で行けや、俺は分身なんじゃけぇシャワー浴びるのは無意味、ほいじゃぁ皆はスマンけどリビングにおってや、本体の俺もすぐに行くけぇ」

 

透はそう言うと煙になって消えた、リニスさんが言うには消える時はいつもこんな感じらしい、僕達は透の言ってた通りリビングへと向かった、ちなみに響子はシャワーを浴びに行くと言って途中で別れた。

 

 

 

Side Out

 

 

~シャルル達が来る少し前~

 

俺は今日、この前に回収した欠片を調べる為自分の部屋におるんじゃけど、今日の修行もせにゃぁならん…………じゃけど、今日はシャルル達がこの前のお礼とかで家に来るし響子もなんか特訓に付き合って欲しいって言っとったけぇなぁ………………しゃーない、今回は『影分身』にやってもらおうかいねぇ。

 

印を結び分身を呼んだ、丁度その頃家のインターホンが鳴りリニスが応対しに行った、たぶんあれは響子じゃろうな。

 

透「ほいじゃぁ任せたわ」

 

透(影分身)「うぅーい」

 

分身はそう言うと部屋を出て行った、部屋に残った俺は欠片の調査を再開することにした。

 

透「さってとまずは無難に魔力検知をしますかねぃ」

 

ヤクモ『ですがよろしかったのでしょうか?』

 

透「何が?」

 

ライラ『なのはさん達にそれを渡さなかった事ですよ、奴等を捕まえた際必ず所持品などを調べるはずです」

 

透「じゃろぉな、ほいじゃがそれは無いかもしれん」

 

ヤクモ『何故そう言いきれるのですか?』

 

透「実際アイツ等の能力は噂程度じゃし、道具じゃって言っても次男坊のは魔力弾を無数に操るってだけじゃけぇ、長男と三男は明らかにこーいったヤツを使わにゃぁ出来ん芸当じゃけぇな………………まぁレアスキルじゃってことなら話は別じゃけどな」

 

リコ『せめてクロノさんにでも報告すれば』

 

透「ちょーちょー、知っとるじゃろ?アイツは昔から責任感が服を着て歩いとるような奴やぞ、そんなことすれば意地でも真犯人を探し出すに違いないわ、そうしたら下手すりゃぁアイツの命が危ないかもしれん」

 

リコ『い、命って…………大袈裟ではありませんか?』

 

透「それがそうでもないんよなぁ、聴いたじゃろ?なのは達の話」

 

ヤクモ『ええ、確かあの犯人達が捕まった次の日に本局の者が引き取りに来て、連れて行かれたと言ってましたね』

 

透「おかしくね?いくら仕事が早かろうとも、捕まえて次の日にいきなり引き取るとか普通は有り得んし、都合が良すぎるし行動が早すぎる」

 

白一護『マルデ見計ラッタカノヨウナ動キッテ言イタイノカ?』

 

透「まぁ、完全に俺の被害妄想ともとれるけどの、じゃけど気になるのはその後の名前」

 

九喇嘛『あぁ確か、『管理局・公安部』だったか?それがどうした』

 

透「俺の記憶にそんな部署は存在しとらんのんよ」

 

アシュロン『しかしそれは記憶違い、もしくはお前がよく言ってたここが違う世界だからかもしれんだろ』

 

透「まぁそうなんじゃけど、ほいじゃったら何で公安部の奴等があの3兄弟を連れて行くん?アイツ等のやった事って言ったら、被害者の人等に失礼じゃけどたかだか殺人・傷害とかじゃろ?そんなんで普通動くか?」

 

アシュロン『………………むぅ………』

 

透「それに俺はアイツ等は信用しとるけど、いかんせん管理局じゃけぇなぁ…………俺がどんだけ管理局を嫌っとるか知っとるじゃろ?」

 

ヤクモ『…………マスター』

 

俺の脳裏に両親が死んだ時の姿と遺した手紙の事を思い出しとった。

 

九喇嘛『ならば管理局自体を潰せばよかろう、オメェのマジモードと俺達なら出来るはずだ』

 

透「そうしたいって思わんって言ったら嘘になるなぁ………………じゃけどな、それをしたらなのは達に迷惑が掛かるじゃろ?俺がそんな行動を起こしたら関係者であるなのは達はたちまち拘束とかされるわ」

 

白一護『何ダ?ビビッテンノカ?」

 

透「ビビるってゆーか普通に俺だけじゃぁ無理じゃろ、刃向うの上等!じゃけどそれにはなのは達と関わらんかったらよかったんじゃけど………」

 

九喇嘛『今更じゃねぇか』

 

透「そうなんよなぁ……………まぁそれはいいんよ、管理局には極力関わらんけぇ…………それよか今はコレじゃーや、やっぱ気になるんは裏のこの模様?なんよなぁ」

 

俺は欠片を裏返しにして、バーコードのような模様に注目した。

 

リコ『やはりこれは作られた物なのでしょうか?』

 

透「じゃろーな、しかも結構不安定な代物じゃし…………これにはインテリジェントデバイスみたいな魔法の威力や到達距離の強化や同時発動数の増加、無詠唱での発動とか、シグナム達が持っとるようなアームドデバイスとも違う…………どちらかと言やぁクロノが持っとるストレージデバイスに近いのぉ」

 

ライラ『近いってストレージデバイスではないのですか?』

 

透「次男坊はアレをいとも容易く扱っとった、クロノのような魔法じゃのぉて、俺が持っとる『千本桜』みたいな感じかのぉ』

 

九喇嘛『どう違うってんだ?』

 

透「ストレージデバイスは術者がより優れとればその力を発揮する…………じゃけど次男坊は魔力はあっても元は魔導師じゃないんじゃ、なのにあのスピードと威力…………近くはあってもまったくの別物じゃって」

 

ヤクモ『それでマスター、これはどうするのですか?』

 

透「そら壊すわぁこんな危険なモン、魔力がありゃぁ誰でも出来るけど暴走して爆発するかもしれんのんじゃけぇ…………今度地下の訓練室か、前にシグナム達と行った無人世界でぶっ壊すかなっと…………っ!」

 

リコ『どうしました?マスター』

 

透「シャルル達が来とる、んで今分身が消えての…………リビングに行かんにゃぁいけんわ」

 

俺は欠片をまた『神威』で吸い込み自分の部屋から出てリビングへと向かった……………父さん、母さん、もしかしてこれ作ったのって2人じゃ無いじゃろ?…………はぁ、んな事考えてもしゃーないか。

 

リビングに到着すると丁度シャルル達とバッタリ出くわした。

 

透「チッス、さっきも会ぉたけどよぉ来たのぉ」

 

シャルル「あ、透」

 

透「リニス、スマンけど皆にジュース頼める?」

 

リニス「分かってますよ、透は…………ご自分でやるんですよね」

 

透「せやな」

 

響子「私も透さんのと同じ物お願いしますぅ!!」

 

なんか服装が違うし、妙に熱気が来とるけどさっきの訓練でのものじゃないのぉ…………あぁ成程、シャワー浴びたんか。

 

透「俺と同じ物って、コーヒーやぞ?しかもブラック」

 

響子「構いません!!透さんと同じ物を飲みたいんですぅ」

 

透「あー分かったけぇお前も座っとけや、今淹れちゃるけぇ」

 

響子「いえ、透さんの勇姿を見させて「座れ」…………あぁ透さんに命令された……最高」///////////

 

今管理局以上になんとかせんといけんのは響子の方かもしれん気がしてきた、Mの人ほど手の付けられん奴はおらんと俺は思うんよ。

 

リニスは全員分の飲み物を配り終えた頃、丁度俺も自分のと響子の分を淹れ終えた頃じゃった。

 

シャルル「えっと、それで今日は僕達この前のお礼しにきたんだけど」

 

透「あぁ、そうじゃったわ」

 

はるか「ありがとね井上君、助かっちゃった♪」

 

響「本当に井上君がいなかったら、私達はここにいなかったかもしれないわね…………ありがとう」

 

シャルル「透は僕達の命の恩人だね、本当にありがとう!」

 

逢「先輩が来てくださらなかったら、今頃弟にも会えませんでした…………本当にありがとうございました!」

 

透「まぁ俺は助けてないんじゃけどね」

 

アリサ「何言ってんのよ、助けたの間違いなくアンタでしょ?」

 

透「俺はアイツ等とバトっただけ、皆はそれで勝手に助かったってだけの話じゃけぇ」

 

すずか「まぁ…………確かにそうだけど」

 

透「あ、そうじゃ…………皆これで晴れて魔法に関わってしもぉたんじゃけぇ、これを渡しとくわ」

 

俺はアリサ達に渡しとる『飛雷神の術』のお札と同じ物を先輩達にも渡しといた。

 

はるか「??なぁにこれ」

 

透「それは…………まぁお守りみたいなもんっすよ」

 

アリサ「アンタちゃんと言いなさいよ、先輩それ、そのお札を持ってると透が一瞬で来てくれるから」

 

響「それって前に井上君がいきなり現れたやつ?」

 

すずか「そうです………ですけど、来てもらうには事前に連絡しないと来てもらえないから、そのお札と携帯は常に持っておかないといけませんよ」

 

はるか「ねぇねぇ、本当にこれで井上君が現れるの?」

 

すずか「ええ、でも先輩この前の見てましたよね?」

 

シャルル「でももう一回実際に見ておきたいよね」

 

響子「ちょっとデュノア先輩…………アンタ調子に乗ってませんかぁ?」

 

シャルル「何言ってるのかさっぱり分からないよ、緋村さん」

 

透「あーあー分かったけぇ、いちいち喧嘩すなや………………ほいじゃぁやるけぇ」

 

俺はそう言うと自分の部屋に戻った、アリサからのメールで。

 

アリサ『もういいわよ、てかアンタ嬉しそうね』

 

てな感じで送られてきた、嬉しそうにしとるか俺?嫉妬………………って捉えていいんかのぉ?

 

とりあえずGO!の連絡が来たんで俺はさっき渡した札………森島先輩の下に飛んだ。いきなり現れた俺にビビッて皆若干引いちょる。

 

逢「前の時は気のせいだと思ってましたけど、ホントにいきなり来るなんて」

 

はるか「わぉ!すごいすごい!」

 

響「はるか、はしゃがないの…………でもホントに凄いわね」

 

シャルル「ありがと透、大切にするね」

 

透「ん、ほいじゃけどそれを使わんで済むんならええんじゃけどな」

 

すずか「ホントにね…………でも透君、私達がピンチになったらちゃんと飛んできてくれるんだよね?」

 

透「そらーな、前にすずかとアリサが誘拐あった、みたいな特殊な例なんぞがあったけぇ」

 

はるか「………………………」

 

透「……………ん?どしたんっすか?先輩」

 

はるか「別に…………何かズルいって思っただけだもん!」

 

透「ズルい?何がっスか?」

 

はるか「何かアリサちゃん達だけ下の名前で呼び捨てってズルいと思うなぁ」

 

響「そうね、高町さん達だけ不公平だし…………どうせだったら私達も下の名前で呼んでもらいたいわね?七咲」

 

逢「えぇ?!私ですか?!…………そりゃぁ私も井上先輩に呼んでもらえたらって思いますけど、無理強いはどうかと」

 

はるか「ねぇ井上君、今日から私達の事下の名前で呼んで!私達も井上君の事名前で呼ぶから」

 

透「ちょ!また唐突っすね、別に呼ぶのは構いませんけど、でも森島先輩に限っては呼び方は考えさせてもらいますよ?」

 

はるか「あ、じゃぁ私のことはラブリー先輩でいいわよ!」

 

透「ら…………ラブリーって」

 

あーそーいやぁ森島先輩ってクォーターなんじゃったっけぇ、んでミドルネームがラブリーじゃったはず、ラブリー先輩って………………………………無いわぁ。

 

響「はるか…………それは流石に無いわよ」

 

透「はい、無いっすね」

 

はるか「えぇ~響まで何言ってるの!?」

 

透「まぁ無難な所で『はる』先輩で」

 

シャルル「まぁ確かにハルカと被るもんね」

 

はるか「はぁ…………しょうがないわね、じゃぁそれでいいわ」

 

逢「あ、私は透先輩でいいですか?」

 

透「まぁそうなるじゃろぉよ、ええで別に」

 

逢「はい!」///////////

 

透「塚原先輩は、響先輩でいっスか?」

 

響「っ!………………えぇいいわ」/////////////

 

アリサ「っ!」(まさか先輩達………)

 

すずか「………………」(先輩達も………透君の事?)

 

シャルル「ぅぅぅ」(はぁ、またライバル増えちゃったよぉ…………)

 

はるか「そういえば透君の御両親は?」

 

響「お仕事か何か?」

 

アリサ「あ!先輩っ!」

 

透「いませんよ、二人とも亡くなってますから」

 

全員「え?」

 

リビングが一気に無音の空間と化した、まぁいきなりシレッと亡くなったなんぞ言われて反応なんか出来るわきゃぁないわ。

 

逢「え………………亡くなったって」

 

透「おぉ、もう5年以上は経つんかなぁ、早いなぁ」

 

はるか「……ご、ごめんなさい」

 

響「無神経過ぎたわ」

 

透「何で謝るんすか?別に無神経でも何でも無いでしょ?当然の事を先輩等は聞いたまでじゃないっすか、それに…………」

 

シャルル「それに?」

 

透「聞かんかったら俺の事何も分からんじゃろ?じゃけぇそんな辛気臭い事思わんでいいんすよ」

 

はるか「え…………うん………そだね」////////////

 

響「そう……ね………………ふふ、そういう考えもあったわね」////////////

 

逢「はい、全然思い付きませんでした」////////////

 

あ、何か前にもこんなん見た事あるんじゃけど………また俺やっちまった?………………いや!俺ワザとじゃないで?!

 

アリサ(あぁこれは完璧に)

 

すずか(惚れちゃったかな?・・・)

 

シャルル「(うぅ………このままじゃ差を付けられちゃうよ)でも透すっごく強いよね!?あんなの見た事無いよ!」

 

透「んぉ?あぁ…………まぁアレ全部我流じゃけぇな、ちゃんとした先生に教わったわけじゃぁないけぇ…………まだまだ修行中じゃね」

 

響子「何言ってるんですか!?謙遜なんかしなくていいんですよ!!透さんは十分強いです!それも私達が束になっても敵わない程じゃないですか!………うちのクソアニキや同類野郎なんかミジンコレベルですよ…………ふっ」

 

はるか「へぇ、やっぱり透君って強いんだね!頼りになるね」

 

逢「でも、あれ?響子ちゃんさっき兄貴って言ってたけど、それってもしかして響子ちゃんのお兄さんも?」

 

アリサ「ええそうよ、響子の兄貴の緋村ともう一人榊ってやつも魔導師なのよ、ハァ…………嫌になるわね」

 

響「で、でもまさか透君がここの居候だったのにも驚いたわ」

 

透「え?俺居候じゃないっすよ」

 

響「え、じゃぁ………………もしかしてプレシアさん………でしたっけ?のお子さん!?」

 

透「いや違いますって、一応俺がこの家の主って事になるんすよ」

 

プレシア「それで私達が居候…………というか同居人って感じかしら?」

 

透「つってもすでに家族じゃないっすか」

 

プレシア「……フフッ……それもそうね」

 

はるか「不思議な事がもう一つ、透君あの時眼が変だったよね?」

 

響「はるか!変とか言わないの」

 

透「あぁいいんすよ…………あれは」

 

俺は『写輪眼』と『輪廻眼』の事、ついでに斬魄刀の事を説明した。一度に済ますのが俺のモットーじゃしね。

 

そしていい感じに日も傾いていつの間にか始まっとったお茶会もお開きになり、先輩達はそれぞれ帰ってった、響子も家の用事もあるとかで早々と帰った。

 

俺は皆が帰ってからまた部屋に入り、今回の調べで分かった事を白紙のノートに書いていくことにした。これで多少忘れても、これを見返せばまた思い出すし、行き詰った時なんかでも役立つかもしれんけんな。

 

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