魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟   作:make_51

62 / 82
第29話 修行とバレンタインデーその2

 

はてさて、今日は全国の男子も女子も、もしくはそうでない人もテンションがこの上なく上がってしまうバレンタインデーを迎えたわけだが………………俺もその恩恵をもらう側にいる………………あの忌々しき文化祭以来女子に追いかけられたり、運動部の連中に追いかけ回される頻度がましてしまったんよねぇ。

 

ちなみにそうでない人と言うのは、宇宙人未来人超能力者転生者神様悪魔様仏様ビッグサマーなんて人達だ………………なんか余計なのが入ってても気にするな!!

 

このバレンタインも例外じゃないんよなぁ………………その例をご紹介しよう

 

 

~パターンその1~

 

まぁありがちな下駄箱と机に入れるチョコ…………まぁパンクするくらいの量を果たして誰がどのように入れたのかは知りたくもねぇわ。

 

 

~パターンその2~

 

定番の直渡し………1人で渡しに来る女子がいれば2,3人の団体で来る場合がある。頬を赤めて渡しに来るのなんぞ何とも初々しさを感じるではないか………………。

 

まぁ典型的な例はこんな感じじゃ。

 

女子「あ、あのぉ………………コレ!どうぞ!!」/////////////

 

透「あ、ども」

 

女子「し、失礼しますっ!!」

 

て具合。

 

 

大体この2つのパターンしかないんじゃけど、俺が受け取る度になのは達の目が超恐ぇんよ。

 

で、肝心のなのは達はというと………………。

 

なのは「ごめん、今日は用意してなかったんだ」

 

フェイト「最近管理局が忙しくてね」

 

ハルカ「まぁ偶にはいいんじゃないの?」

 

てな感じに聞いても無い事を言ってきた。まぁ俺もどうしても欲しいわけじゃないんよね、ただ意外にもアイツ等そんな素振りを見せんのんよなぁ…………ダメじゃどうしても欲しとるように聞こえるわ。

 

まぁぶっちゃけ欲しいんよね、男だもん!いくら前世で貰えんでモテもせんって言っても所詮は男ですんでね!?

 

 

………………………………………………

 

………………………………

 

………………

 

 

~休日~

 

そんでバレンタインデーの週の休日、今俺は自宅の地下の訓練施設におる………アリサとすずか、シャルルとはる先輩と響先輩、そして逢と一緒に。

 

 

透「はいはいっ!回転がまた出来とらんで!もっと集中せにゃぁ!!また破裂するでぇ!?」

 

 

何でアリサ達と居るかって言うと、結構遡ってまうんじゃけど………………大体1年くらい前かいのぉ?

 

あのー3兄弟の時の終わってからの話での、放課後になのは達を見送った後アリサ達非魔導師組の人等が集まってきて。

 

すずか(回想)「お願い透君!私達に稽古を付けて!!」

 

アリサ(回想)「それと、あの『螺旋丸』もよ!!」

 

シャルル(回想)「僕にもあの蹴り技を教えてよ!」

 

と言ってきた、理由を聞くと前のような厄介事に関わった時に時間稼ぎでも自分達だけで対処出来るようにしたいとのこと。

 

まぁ体術の稽古に関しては二つ返事でOKしたんじゃけど、『螺旋丸』の方は難しかった。

 

ただでさえ俺は魔力を使っての術じゃけぇ、魔力を持たんアリサ達にとってはやろうにもやれん術じゃった………ある事を除けば。

 

以前体育祭の時の騎馬戦で俺が怪我をした時保健医に、俺には気の資質があるって言われとった事を思い出して、俺はアリサ達をあの化物保健医こと桂 卑弥呼先生の所へ連れて行って聞いてみることにした。

 

ちなみにアレ以来あの化物先生に気のコツを教えてもらっとったんよねぇ。

 

卑弥呼「うむ、この3人もお主以上の資質があるようじゃ」

 

と言ってきた、一応かなりキツイ修行になる事をアリサ達に聞いてみると、「余裕!」とだけ返してきた。

 

そっからはまぁ大変じゃったねェ、まぁ修行自体はなのは達が管理局の仕事に行っとる間じゃったけぇな。

 

まず気の資質があるって言われてもどうやってそれを発現出来るかじゃけぇな、ほんでまずは気の操り方を教えた、つっても化物先生に習ったのをそのまんま教えとるだけじゃったけど。

 

気を自在に操る事が出来たんは2,3ヶ月くらいじゃったっけぇ、流石は天才やら秀才やらで即行で気を手足のように自在に操っとったなぁ………………俺なんか自在に操るのに1年以上はかかったけんのぉ、つくづく自分との才能の差を実感させられたわぁ。

 

んで次にやったんは『螺旋丸』の修行じゃ、まず知識的な事を教えておいた………………回転・威力・留める……の3段階を。

 

まぁ知識を教えた所ですぐ出来るわけでもなく、今の所完成には至ってない………練習方法は原作同様水風船とゴムボールを使用した。

 

『回転』に関しては以外にも早く出来たようで、1ヶ月足らずで習得した………………ただ2段階目の『威力』に関しては流石に上手くはいかんかった。

 

男じゃったら多少無理は出来るんじゃけど、何分アリサ達は女じゃけぇってことじゃし、この威力と留めるの修行は下手すると手が大怪我してまうかもしれんけぇあんま無理はさせんよぉに日を開けてやったりした…………シャルルは男じゃけど、時々女みたいな仕草するけぇついつい同じ扱いになってしまうんよねぇ。

 

失敗した時ははる先輩達に治療やらをしてもらったりした、はる先輩は基本アリサ達と一緒に来て修行を見てサポートし、響先輩と逢は部活が無い日にはる先輩と一緒にサポートをしちょる。

 

あ、あと………なんか一応はる先輩達も気の資質があるんかを化物先生に勝手に聞いたらしいんじゃけど、無いって言われたり俺も全力で断った、これ以上危険な事に巻き込みたくはないけぇな。

 

『螺旋丸』の修行以外は俺との実践組手、そんで俺の技を教えたりしとった………………サンジの技がどんどん広まっていきおるなぁ。

 

そんで今年2月に入ってからアリサ達は2段階目の『威力』を完了して、次の留める修行に入る事になって今に至る。

 

シャルル「ハァ………ハァ…………やっぱり難しいね『螺旋丸』って」

 

アリサ「あーもー!!何で上手くいかないのよ!?」

 

すずか「それはそうだよアリサちゃん、透君が言うにはコレって相当難しい術なんだよ」

 

透「そういうことやね、んで?どうするん?今日はもう止めにするけどさぁ」

 

はるか「あ、じゃあ………………帰る前に、はい!透君!」

 

いきなりはる先輩から、包み紙を受け取った………こいつはもしや………。

 

透「あ、どもっす…………コレって、まさか」

 

はるか「そうよ、バレンタインのチョコよ♪あ、ちゃんと手作りだから味わって食べてね♪………………もちろん義理じゃないからね」////////////

 

透「え?あ………ウッス」/////////////

 

響「私も渡しておくわね、はいコレ」/////////////

 

逢「先輩!あの………………私からも」////////////

 

透「あ、あぁ………じゃけどどしたん?何で今日なん?」

 

アリサ「当たり前でしょ?当日は他の女子が渡したりで、私達は渡せなかったんだから…………それに他の子達より凄いのを作りたいからよ」////////////

 

透「はぁ………………そうなん」

 

アリサ「何よ、何か文句でもあんの?!いいからつべこべ言わずに素直に受け取りなさいよ!!」////////////

 

アリサは恥ずかしいんか照れとんかキレとるんかようわからんけど、顔を赤くしながら持っとった箱を俺にサイドスローで投げてきやがった。

 

透「っと!………………ん、どうもね」

 

アリサ「………………ふんっ!」///////////////

 

すずか「透君、今のはありがとうっていう所だよ」

 

透「いやまぁ、わかっちょるんじゃけど………………どうも言い慣れとらんけぇな」

 

シャルル「透はちゃんとお礼って言った事無いの?」

 

透「………………前世と合わせたらあんま無いの、そういやぁ」

 

シャルル「ダメだよ、ちゃんとありがとって言わないと」

 

透「………………頑張ってみますわ」

 

すずか「じゃあさっそく、はい!コレ」

 

シャルル「僕からも」

 

透「………ちょい待てや」

 

シャルル「何?ほら早く言って言って」

 

透「言うけどな、何でシャルルが俺にチョコを渡すんじゃ?…………あ、所謂友チョコってやつ?」

 

シャルル「ううん、本命チョコだよ」

 

透「ハッキリ言うたよコイツ!!」

 

すずか「しかもいい笑顔だったよ」

 

逢「なんか見てるこっちまで清々しい気持ちでしたよ」

 

シャルル「僕の事はいいから、さっ!透、早くお礼!」

 

透「………………………すぅ~、はぁ~…………ありがとう!」////////////

 

アリサ「………………い、いいわよ別に」////////////

 

すずか「うん!」////////////

 

はるか「グッド!いいお返事ね♪」////////////

 

響「ええ」///////////

 

逢「はいっ!」///////////

 

シャルル「どーいたしまして」///////////

 

お前は顔を赤くして返しのお礼を言うなや!

 

 

………………………………………………

 

………………………………

 

………………

 

 

そんで修行が終わってアリサ達はもう帰り俺は自分の部屋に行こうとしたら、メールが届いたんで見てみると送信者はなのはじゃった、内容は。

 

なのは『今から『翠屋』に来て』

 

じゃった、まぁ別に今から何かやる予定も無いけぇなのはの指示通り、俺は『翠屋』へ行くことにした。

 

俺はプレシアさん達に『翠屋』に行くことを告げ、出発した。

 

透(アイツ等もう仕事は済んだんかのぉ………………にしては早い気がするんじゃけどなぁ………………)

 

などと思いながら歩いとると、目的の『翠屋』に到着した、中に入ると今度は魔導師組が勢揃いしとった。

 

透「どもーっす」

 

士郎「いらっしゃい、透君」

 

桃子「いらっしゃい」

 

透「こんちわっす士郎さん、桃子さん」

 

ハルカ「透!こっちよ!」

 

入って来た俺にハルカが手招きで俺を呼んだ。

 

透「ほいで?用事は何なん?」

 

ハルカ「その前にさぁ、アンタアリサ達から何か貰った?」

 

透「あぁ、さっき来る前にチョコ貰った……それが何?」

 

ハルカ「そ……………なら私達も渡そうかしらね」

 

なのは「うん………はいっ!透君!」

 

ハルカがなんか勝手に納得した感じでなのは達に言うと、いきなりなのはが俺に箱を渡してきた、中身は大体想像がつくけど………チョコじゃろうな。

 

透「あ…………ありがと、中はチョコ………よな?」

 

なのは「う…………うん「でもただのチョコじゃないわよ」お、お母さん!?」

 

透「ただのチョコじゃないって………じゃあ何なんすか?」

 

桃子「うふふふ、ちょっと前になのはが私に言ってきてね、チョコケーキの作り方を聞いてきたのよ」

 

なのは「ちょっ!お母さん!言っちゃダメぇーー!!」/////////////

 

桃子「あらあら、ごめんなさい…………つい口が滑っちゃったわ」

 

ワザとらしく言いおってからに………………確信犯じゃねぇ…………。

 

ハルカ「さ、さすが桃子おばさん………………じゃあ気を取り直して、はい透、私は”普通の”チョコよ………一応手作りのね」///////////

 

透「お、おぉ………サンキュね」///////////

 

アリシア「私はフェイトと一緒にトリュフ入りのチョコを作ってみたよ!ちゃーんと味わってよね」////////////

 

フェイト「透の口に合えばいいんだけど」/////////////

 

透「大丈夫じゃろ」

 

はやて「私はシグナム等と一緒に作ったで!」

 

シャマル「今回はちゃんと作れた気がするわ!!」

 

透「………………………………………………そう」

 

シャマル「何今の間!?」

 

透「ま、まぁ皆がちゃんと作ってくれたんなら、きっと美味いんじゃろうな………………ありがとう」

 

はやて「いやぁ」////////////

 

シグナム「べ、別にいい」//////////////

 

ヴィータ「そんな面と向かって礼なんか言うなよ」/////////////

 

シャマル「なんか引っかかるような感じだけど……特別に許してあげる」/////////////

 

リインフォース「礼を言われるとは………………」/////////////

 

リインⅡ「リインも手伝ったですぅ!」

 

響子「最後に私ですね?…………私はそのぉ………」モジモジッ

 

なのは「あれ?響子ちゃん、用意してなかったの?」

 

響子「いいえ………ちょっと待っててもらえますか?」

 

響子はそういうといきなり後ろを向き、なにやらゴソゴソと何かをしとるんじゃけど…………ホンマに何やっとるん?

 

響子「私が渡す物…………それは」

 

 

 

 

 

 

響子「わ・た・し”パァァン!”いったぁぁーい!!」

 

頭にリボンを付けて、セクシーポーズを取りながら私がチョコです…………みたいな事を言ってきた瞬間に持ってたハリセンで響子の頭をはたいた。

 

はやて「あ、それ私が渡したハリセン」

 

響子「あぁ~………………いい♡…………じゃなくて、何で叩くんですか?」

 

透「いや、そがにアホ抜かす奴がおりゃぁよ、そりゃぁ叩きもするわ」

 

ハルカ「もっと普通な物にしときなさいよ」

 

響子「んむぅ~………じゃぁ、コレ!!受け取ってください!」

 

響子は若干拗ねながらも今までの誰よりも大きな箱を俺に渡してきた。

 

俺は開けてみると、入ってたのが…………デッケェハート形のチョコじゃった。

 

透「………………デカいの」

 

ハルカ「デカいわね」

 

響子「透さんの為に作ったんですよ!こんなの全然苦になりませんでしたよ!!」

 

透「そいつぁサンキュ…………ちなみに聞くけど、何も入っとりゃぁせんよな?」

 

響子「ガァァンッ!!………酷いです透さん、別に惚れ薬や媚薬とか、色んな所が元気になる薬なんて入れるわけないじゃないですか!」

 

透「えろぉ詳しゅう言うね君!?」

 

なんか食うのが一気に躊躇うんじゃけど、このチョコだけ…………。

 

透「まぁ、気持ちは感謝しとくわ」

 

響子「はいっ!あ、食べる時は私が居る時にしてくださいね♪」

 

はやて「やっぱ何か入れたんやろ?!」

 

シャマル「透君!そんな危険な物、食べちゃダメよ!」

 

ヴィータ「オメェがそれ言うのか?!」

 

この日はまたいろんな人からバレンタインのチョコを貰った、それは嬉しいんじゃけど…………最後の響子の爆弾は気になり過ぎて結局未だに食えて無い。

 

よく聞け皆の衆!日頃珍妙な奴からの贈り物は、貰って早々に開けない事を勧める………お兄さんとの約束な♪

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。