魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟   作:make_51

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ココから前日譚スタートです!


Sts前日譚
第1話 遭遇と神威


 

あぁ………………俺また死んだんかな?………まぁたあの女神さんのとこに世話になりにいっちまうんかなぁ?

 

正直斬魄刀だって全部出してないし、九喇嘛とかアシュロンとか出してやってないし……まぁぶっちゃけ暴れてないんよねぇ。

 

にしても妙に背中とか後頭部とか痛ぇんじゃけど、つーか一応目ぇあけとるんじゃけど周りが暗ぇってのはどういうことなんかなぁ?

 

透「………………どこココ?」

 

ヤクモ『!!気付かれましたかマスター!?』

 

透「?…………ヤクモ達、そこにおるん?………………見えんけど、てか暗い…………」

 

ライラ『はい………………マスターは大丈夫ですか?』

 

透「大丈夫?大丈夫って何………ってあれ?俺何で助かったん?」

 

リコ『そこら辺の説明は私達でやります』

 

透「頼んます」

 

ヤクモ『分かりました』

 

 

 

~回想~

 

あれはマスターが虚数空間に入った後の時です。

 

透「………………さて、コイツを消さんにゃぁいけんのぉ!!」

 

リコ『ですが、どうやってです?』

 

透「………………倒せるんはこれしかないじゃろぉよ…………」

 

ヤクモ『っ!!アレですか?!ですがアレはマスターの今の状態では耐えられるかどうか………』

 

透「じゃけど、これでしかやれんのんじゃけぇ、しゃーなくね?ええけぇやるで!?」

 

ヤクモ『………………はいっ!!』

 

 

 

 

 

透「万象一切灰燼と為せ………『流刃若火』!!!」

 

 

 

 

 

リコ『しかしいつ見ても凄いの一言ですね』

 

ライラ『この刀だけで空間が捻じれてしまいそうですね』

 

透「じゃけぇ早ぉ済ますんよ…………行くで!ハァァァァっ!!!!」

 

マスターはそのまま奴の元まで飛ぶと、最大出力で奴を丸焼きにしました………………その甲斐あってか奴は骨すら残らない程になってしまい、消滅しました。

 

透「……これでもう……………なのは達に危険はいかんじゃろ………そんで俺の復讐も終わった………………」

 

ヤクモ『………………そうですね、マスター』

 

透「………………………………」

 

ライラ『マスター?………………マスター!!』

 

透「………………………………」

 

リコ『しっかりしてくださいマスター!!…………どうしましょう!?マスターが目を覚まさない!』

 

ヤクモ『どうにかしてお助けしたいけど………………ん?あの光は』

 

私達は辺りを探ろうとしていました、すると遠くの方で光を見つけ、縋る思いでその光の下へと向かおうとしましたが、何分我々はデバイスです。

 

主を動かすなんて芸当はできませんでした…………しかし、この方がお手伝いしてくれたのです。

 

白一護「マッタクヨォ、サッキトイイ今回トイイ…………コイツハ俺等ニ世話掛ケラレテバッカジャネーカ」

 

なんとマスターが気絶されて白さんが表の人格に出て来られました…………ちなみに顔半分ほど仮面が出てました。

 

ライラ『白さん!』

 

白一護「悪ィガ、アノ光マデシカ行ケレネェカラナ、ソノ後ハナルヨウニナレダ…………アマリ無理スルトコイツノ体ガ光ニ着ク前ニクタバッチマウカラナ」

 

そして白さんになんとか光の下へと向かって頂きましたが、その後が問題だったのです。

 

白さんは光に到着した後、マスターの奥に引っ込むと言って仮面も消えてしまい、マスターの体はそのまま地面に倒れられました………すると我々の下にある一人の人物が来たのです。

 

???「おやおや、まさか件の彼が本当に私の下に来てくれるとはね、これは興味深い…………ウーノ」

 

ウーノ「はい」

 

ヤクモ『それ以上近付かないで頂きましょうか!』

 

???「おや?この声はデバイスの声…………君は彼のデバイスかな?」

 

ヤクモ『いかにも…………それと正確には』

 

ヤク ライ リコ『『『3人です』』』

 

???「ほっほぉ、これはまた珍しい一つのデバイスに3つの人格があるなんてねェ……だが、見た所彼は怪我をしているのじゃないか、このまま放っておくと彼は遠からず死んでしまうよ?」

 

ライラ『………………………』

 

???「まぁ警戒する気持ちは分からなくはないかな…………どうかな?私に彼の治療をさせてもらえないかな?」

 

リコ『…………そんな事言って、実は実験材料と思っては?』

 

???「当たり前じゃないかこんな珍しい素体を目の前にして何もしないなんて科学者にとって死に等しいよ………………だがどうだろうか?」

 

ヤクモ『………………………分かりました、ですがマスターに妙な事をされたら…………ここを『消し』ますよ?』

 

???「………………分かった、約束しよう……………………それにしても…………似てるな」ボソッ

 

 

~回想終了~

 

 

ヤクモ『といった経緯です、勝手に判断してしまい申し訳ありません』

 

ライラ リコ『『申し訳ありません』』

 

透「あーえぇえぇ、別に責めはせんよ………………そーかー、俺その人に助けられたんか………………」

 

すると突然明かりが点くと同時にガチャァンっと重苦しい音を立てて扉が開く、てかアレ扉じゃったんじゃ、しかも厳重に隔離されてまぁ………………いやまぁ隔離して正解かもしれんけどね。

 

入って来たのは長髪にメガネの男とこちらも長髪の女性、あと短髪の女性と茶髪のメガネを掛けた女性と金髪の女性がおった………………こいつ等ってまさか、アイツ等?

 

てか男の方は何で俺を見る目がちょい哀しそうなん?

 

???「やぁお目覚めかな?気分はどうだい?」

 

透「あ…………どもっす、気分はまぁ悪くないっすね…………この手首の拘束具が無ければですけどね」

 

部屋が照らされて初めて気づいたんじゃけど、俺の手首と首にはベッドに備え付けられた輪っかがあった………………よく映画とかであるベッドに寝たら固定されるアレやね。

 

あと格好が病院の入院患者が着るようなものを着せられとった。

 

???「すまないねぇ、一応君は相当な実力者って事でそんな事になってるんだよ」

 

透「あー………………いやまぁ別にいいんっすけど」

 

???「おっと自己紹介がまだだったね、私は『ジェイル・スカリエッティ』って言うんだ、隣のこの子は『ウーノ』………………私の秘書をしているんだ、そして後ろの子達は『ドゥーエ』と『トーレ』と『クアットロ』と言って私の護衛だよ、その実力は凄まじいよ、君ほどではないかもしれないがね………………あーあと他にもいるんだけど今は隣で待機してもらっているから」

 

ウーノ「よろしくね」

 

ドゥーエ「よろしくお願いします」

 

トーレ「………………よろしく」

 

クアットロ「よっろしく~♪」

 

透「(やっぱそうかぃ)………………えっと、俺は井上 透っす…………あの、助けてもろぉてスンマセンっす」

 

ジェイル「いやいいんだよ、私としても君とは話をしてみたいとおもったんだけどね……ところで君はよくあの『デーモン』を倒すことが出来たね」

 

透「『デーモン』?………………あの馬鹿デカい奴の事っすか?」

 

ジェイル「そうそう!アイツの戦闘力は管理局の1個師団隊以上の力があるのに、君は虚数空間内でいとも簡単に消し飛ばしたじゃないか」

 

透「はぁ…………んで?」

 

ジェイル「そこで君に頼みたいのがデバイスに調べられるよう許可してくれないかな?ついでに君の体も」

 

透「…………ん~、アンタさんは調べて何するつもりで?」

 

ジェイル「果ての無い探求欲なんだけどね」

 

透「………………あと、もう一つだけ…………いいっすか?」

 

ジェイル「何だい?」

 

 

 

透「依頼主(クライアント)………いや、上の人等にはちゃんと報告するん?って言やぁええんかな?例えばそぉ………………『最高評議会』とかね」

 

 

 

ウーノ ドゥーエ トーレ クアットロ「「「「!!??」」」」

 

ジェイル「…………………………どこからその情報を?」

 

はいビンゴッと……………やっぱり情報通り最高評議会の回しモンじゃったんか…………俺Sts編は全く見てないけぇな…………ネットのSSとかウィキとかでしか知らんけんね。

 

透「まぁとある筋っちゅーことくらいしか言えれんねぇ」

 

ジェイル「そうかい………………事と次第によってはだね」

 

透「ならお断り……………てか最初からそのつもりは無いんよ」

 

ジェイル「…………そう言うと思っていたよ、君が羨ましいよ」

 

ウーノ「ドクター………………」

 

ジェイル「私も本当はこんな事止めて『ココ』から逃げたいよ………………そして奴等に一矢報いたいよ」

 

 

 

透「すりゃぁええやんけぇ」

 

ジェイル「出来ないよ…………私には逃げられない『呪い』あるからね」

 

透「『呪い』ねぇ~、まぁおたくがなんもせんのんならそれでええけど……………言っとくけどのぉ、なんの『信念』を持たんかったらただの人形と一緒じゃけぇな」

 

ジェイル「………………君の『信念』とは一体何なんだい?」

 

 

 

透「俺の大切な奴等を護れる事………………コレが俺の『信念』、信じとる『道』じゃけぇっ!!…………ってこがぁな格好で語る事じゃないんじゃけどな」

 

 

 

ジェイル「………………………………」

 

俺がこっ恥ずかしいことを言い終わったと思ぉたら、ジェイルはいきなり黙り込んでしもぉた。

 

ウーノ「………………ドクター?」

 

透「??」

 

近くにおる秘書のウーノ…………じゃったっけぇ?その人が声を掛けても無反応でただボォっと突っ立っとる、まぁこれ以上ココにおってもなんも得はないじゃろうけぇ、皆の所に早ぉ戻ろうかね………………。

 

俺は幸い片手は動かせたけぇ、『飛雷神の術』で自宅まで飛ぼうとした………………奴のあの言葉を聞かんかったら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェイル「………………似てるな、やっぱり………………流石彼の………………『井上の息子』だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ア?

 

俺の聞き間違いか?今俺の苗字と同じ『井上』って聞こえた気がしたんじゃけど。

 

透「………………………おい、お前今なんつった?」

 

ジェイル「ん?………………いやなに、君のさっき言った言葉………………アレを以前にも聞いたことがあってね、それと同じことを言ったのは君の父親、『井上 泰山』にね」

 

俺の中で雷が落ちた気がした…………そんで怒りとはまた違った感情が湧き上がって来たんじゃけど、それを言葉に表すのは難しかった。

 

透「………………オォコラ、あと一つって言ったけどのぉ……………お前にはまだまだ聞きたいことが出来てしもうたわ」

 

トーレ「貴様っ!さっきから生意気な事を言って、自分が今どんな立場にあるのか理解していないのか!?」

 

俺がジェイルに父について聞こうとしたらトーレが俺の言動に腹を立てたんか知らんけど、俺が寝とるベッドに近付いて来て拳を振り上げて来た。

 

トーレ「次何か言ってみろ、このままお前の顔を滅茶苦茶にしてやる「黙れ」………………言っても分からな」

 

 

 

 

透「黙れって言うとんのじゃ、今俺はお前等の親玉と話しとんじゃぃ………………」ギンッ!

 

 

 

 

トーレ「っ!!…………くっ!」

 

俺は『写輪眼』の瞳力を使い攻撃してきそうじゃったトーレの動きを封じた、伊達に今まで『写輪眼』を使って来てないってね。

 

ドゥーエ「トーレ!…………一体何をしたの?!」

 

透「別に、しばらく動かんようにしただけじゃけぇ………………さてと、こうも身動きが取れん状態じゃぁまともに話も出来んのぉ…………どれ」

 

俺は体全体の筋肉を使いなんとか拘束具から抜け出そうとした。

 

ウーノ「止めなさい!そんなことしても無意味よ!それには魔力を下げる効果があって今のあなたの魔力ランクはFに等しいわ、それにそれは戦艦クラスの耐久性を誇るものよ」

 

ご丁寧にウーノがこの拘束具の説明をしてきてくれた、なるほど………………じゃけぇさっきから魔力をフルに使おうとしてもなかなか溜まらんかったんか…………ほんなら。

 

透「ご説明どうも………………じゃけど、心配ご無用」

 

確かに壊して抜け出すことは難しいじゃろう………………だったら『壊さず』抜け出しゃぁ済む話なんじゃろ?それが可能となる『写輪眼』を使用した、その名も…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『万華鏡写輪眼・神威』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は拘束具を壊すことなく首・胴体・手首・足首をすり抜け脱出した……………正確にはすり抜けてねーんじゃけどな。

 

クアットロ「ななななな、何なのよコイツ!?」

 

ドゥーエ「す、すり抜けた………………」

 

透「さぁて、これでちゃんと話せるのぉ………………聞かせてもらうで、父さんの事」

 

ドゥーエ「ドクターには触れさせないわ!」

 

クアットロ「気味悪いわよアンタ!!」

 

透「…………別にどーこーしようってんじゃないんじゃけどのぉ………まぁ………………場合によっちゃー手ぇ出すかもしれんけどのぉ」

 

ドゥーエ「くっ!」

 

ジェイル「いいよ別に」

 

ウーノ「ドクター!?」

 

ジェイル「彼には知る権利があるからね、何も私ばかりが知識など知りたい事を知るばかりは不公平だからね」

 

透「………………話してもらえるんか?」

 

ジェイル「あぁ…………アレは、もう何年も前のことだよ」

 

 

 

~回想~

 

アレは私がまだ犯罪者として名が知れ渡る前、最高評議会管理下の研究所を転々としていた時、ある世界に作られた研究所で1人の研究員と知り合ったんだ、それが『井上 泰山』………………君の父親だよ。

 

彼は地球出身だけどね、その頭脳は周りの研究員より別次元であり、通常の研究員が500年かけて発明するのを彼はたったの3日で成し遂げられるほどでね、だから管理局…………最高評議会の目に留まったんだ。

 

私と彼が会ったのは彼が結婚してすぐの事でね、同じ変人同士馬が合ったのか会話が弾んでね、彼とはすぐに打ち解けあったよ………………そして色々な話をした。

 

日常、研究、科学、人間、思想、あとはなんてことないくだらない話もしたよ、そしてある日こんな話をしたよ。

 

泰山「スカリエッティ、俺は一人の科学者として俺を雇ってくれた管理局、ミッドチルダ、そして故郷の地球にいずれ平和になれるようなそんな物を発明したいと思っているんだ!」

 

ジェイル「…………そんなものは夢物語だよ、一概に平和なんてものはそう易々と手に入るものではないし………………不可能だよ」

 

泰山「何言ってんだ、不可能なもんかよ!やる前にそんな弱腰でどうすんだよ!」

 

ジェイル「(あのお偉方はそんなこと望んでないからな)俺達科学者は作る立場であって夢を語るものじゃないんだよ」

 

泰山「それは違う!夢を語り、その夢に向かって発明していくからこその科学者ではないのか!?」

 

ジェイル「………………ハァ、まったく…………君のその無茶な物言いはどこから来るのか、私の頭脳をもってしても分からないよ…………その知識は探求したくないけどね」

 

泰山「どこからか………………そうだなぁ、しいて言えば『信念』があるからかな」

 

ジェイル「『信念』?何だそれは………………なら君のその『信念』とやらは一体何だい?」

 

 

 

 

泰山「俺の『信念』はな、俺の作った物で人が笑顔になれるようにすること、そしてそれをついこの間結婚した妻と一緒に、生まれてくる我が子を護る事だ!」

 

 

 

 

ジェイル「…………………………そうか」

 

泰山「そうだ、それに『信念』が無ければただの人形に成り下がってしまうからな!」

 

ジェイル「(人形か…………的を得ているな)だが井上、君が言ったのは『信念』ではなくただの『目標』だ」

 

泰山「お?そうだったか?」

 

ジェイル「まったく君は前からそういう変な所でミスをするな?」

 

泰山「いいじゃないかそれくらい………お前にもいずれお前の『信念』がみつかるだろうさ」

 

 

 

~回想終了~

 

 

 

ジェイル「………………といった感じでね、彼とは言ってみれば友人関係だったよ、だけど残念ながら君の母親とは面識がないんだ」

 

透「………………そぉかい、まぁ母さんは別の人が知っとるけぇな」

 

ジェイル「だが5,6年くらい前に彼とその妻を殺したのをあの『デーモン』だと聞かされた時は本当に驚いたよ…………しかもあの『デーモン』は井上が居た研究所とは別の研究所で作られて、彼と彼の妻を殺したと聞かされた時は上の奴等を憎んだよ」

 

透「…………………………」

 

ジェイル「だがさっきも言ったように私には奴等に逆らう事が出来ない………………とても歯痒かったよ、君を助けたのだって正直言えば彼らへの罪滅ぼしみたいなものだよ…………これは自己満足だけどね、すまないな」

 

じゃけぇか………ジェイルの目が俺を見とった目が哀しそうじゃったんわ………………父さんと知り合いじゃったんか。

 

透「いや…………父さんの事を思って言ったんなら別にええんじゃけど、それよか俺の事助けてくれてホンマありがと……………父さんの分も含めて」

 

ジェイル「いや…………」

 

透「じゃけど、お前さんの話を聞いとると研究所は他にもあるってことよの?」

 

ジェイル「あぁ、私の知ってる範囲で軽く1万はあるはずさ」

 

透「い、一万?!」

 

いや、有り過ぎじゃろそれ!?ホンマに一体何がしたいん!?

 

透「そ、それって色んな世界にあるんよな?」

 

ジェイル「あぁ、1つの世界に一つの研究所もあれば複数の研究所も存在するよ」

 

透「どんな研究しとん?」

 

ジェイル「それは研究所によるだろうね、質量兵器を開発してる所もあれば生物兵器を作ってるところもあるね」

 

透(父さん達の手紙にあったのと同じか…………つーか生物兵器って、俺みたいなのがまだ作られとるっちゅーことか?!……こんなんは俺だけで十分じゃってーのに!)

 

俺は右手を強く握りしめた、父さん達が否定していたのがまだ続けられとるんじゃけぇな。

 

透(どうやら、俺はまだなのは達の下に帰れそうにないのぉ………………)

 

透「…………話は分かった、俺はその研究所すべてを潰す………んでもって最高評議員の阿呆共を叩き潰す!」

 

ドゥーエ「正気!?研究所の数は一万超えている、それに最高評議会直属の公安が警護しているのよ!?」

 

透「何と言われても、俺はやる」

 

クアットロ「この人…………強情だ」

 

ジェイル「…………何故そこまでするんだい?」

 

透「そがな研究しとって、開発したものが俺の大切な奴等がおる所に送り込まれたら嫌じゃけん………それにそういうオイタするクソじじぃ共を三枚にオロさな気が済まんけぇ」

 

ジェイル「…………だがそれは”ヴィー!ヴィー!”何だ?」

 

突然施設全体に響くような警報が鳴りだした、この部屋の隅に赤いランプが点滅しとるのがわかった。

 

ウーノ「ドクター!侵入者のようです!3人の1個小隊で、隊長はあのゼストです」

 

ジェイル「ゼスト…………こんな時じゃ無ければ実験をするのに打って付けなんだけどね」

 

透「ゼストって?」

 

ウーノ「ゼストは管理局の首都防衛隊に所属するストライカー級の魔導師でかなりの強さを誇る魔導師よ、そして彼の下についてる2人の部下もとても優秀で手強いってドゥーエから聞いてるわ」

 

ジェイル「今誰が向かってるんだい?」

 

ウーノ「ゼスト隊にガジェットドローンを複数当たらせてます、今チンクが向かっております」

 

するとあの重っ苦しい扉から一人の女の子が入って来た、今度は髪が水色の女の子じゃった。

 

???「ウーノ!チンクが行っちゃったよ!」

 

ウーノ「知ってるわセイン、あなたはここに残って」

 

セイン「う、うん」

 

透「………おたく等どうするん?」

 

ジェイル「………………本当は管理局に、いや最高評議員に嫌がらせでも何でもしたかったんだけど…………」

 

透「じゃけぇすりゃぁええじゃんって」

 

ジェイル「出来ないよ、私は奴等によって縛られてるんだ…………私が死なないとそれは外れない」

 

透「………あー、一応聞くけど逃げる為の場所はあるん?」

 

ジェイル「確かウーノとドゥーエが確保してると聞いているんだが」

 

ウーノ「はい、一応は」

 

ドゥーエ「まぁあまり綺麗じゃないんだけどね」

 

ジェイル「だそうだ」

 

透「なるほどのぉ…………なら逃げりゃええじゃん」

 

ジェイル「だから出来ないと言って「出来る」………どうやってだい?」

 

透「簡単じゃって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透「お前さん等が死ねばええんよ」

 

 

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