魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟   作:make_51

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第3話 実と解放

 

ジェイル「やぁ、お疲れ様」

 

透「おぉそこにおったん?もしかしておらんのんか思ぉて探しに行こうとしとったんよ」

 

俺はジェイルを確認するとジェイルに近付いた、ジェイルの後ろを見てみるとウーノ達もちゃんとおった。

 

ジェイル「いやぁすまないね、念には念をってことでちょっと奥の方に隠れてたんだよ」

 

透「そうなん?まぁ無事でええんじゃけどね」

 

ジェイル「何を言ってるんだい、逃がしてくれたのは君じゃないか」

 

透「んーまぁ、そうなんじゃけどね」

 

ジェイル「だがまさかあんなやり方で奴等から逃げれるとは、予想出来なかったよ」

 

透「俺も成功するとはぶっちゃけ思ってなかったんよな」

 

そうもうジェイルは自由の身………………管理局の上の最高評議会から解放されたんよな。

 

 

 

 

~回想(透が「死ねばいい」と言った辺りから)~

 

 

透「お前さんが死ねばええんよ」

 

ジェイル「は?」

 

ドゥーエ「あなたっ!?やっぱりドクターを殺す気ね!?」

 

クアットロ「させるわけ!」

 

透「まぁ建前上……………てか世間的にはの」

 

クアットロ「ないじゃない…………って、え?」

 

ドゥーエ「何それ………………どういうことよ?」

 

透「まぁ話しとる暇はないけぇな………………そういやぁさっき言っとった、向かったって奴はええの?」

 

セイン「そうだった!どうしようドクター?!」

 

ウーノ「でも私達も逃げないといけないし………」

 

透「ほいじゃあ俺が行こうか?」

 

クアットロ「は?アンタ何言ってんの?」

 

透「俺なら即行行けるし、助けてそのままここに連れて来れるで」

 

ジェイル「本当かい?」

 

透「おう、俺のデバイス返してもらえりゃぁね」

 

ジェイルは少し考えたけどすぐにデバイスの所まで行くと俺のデバイスを取り俺に渡してくれた。

 

ウーノ「ドクター、いいのですか?」

 

ジェイル「彼なら大丈夫だよ、それに君もあの映像を見ただろ?彼ならチンクを助けてくれるだろうさ…………そうだろ?」

 

透「ウィ」

 

ジェイル「………………それはそうといい加減トーレを何とかしてくれないかな?」

 

そういやぁトーレを『写輪眼』で止めたままじゃったっけぇ?俺は腕を振り下ろそうとしとるトーレに近付いて『NARUTO』の幻術を解除するやり方で解放してやった。

 

透「解!」

 

トーレ「くはっ!ハァ………ハァ………」

 

透「いやぁ、悪ぃね解いてなくてさぁ」

 

トーレ「………………いや、もういい」

 

透(おぅふ、怒らせちまってんよコレは………後が怖ぇ~)

 

俺はデバイスを展開しようとヤクモに聞いてみた。

 

透「ヤクモ行けるんか?」

 

ヤクモ『大丈夫ですと言いたいですが、残念ながらバージョン1は損傷しておりまして………………ボロボロの状態です』

 

透「あーまーあんだけやりゃぁ、そりゃーね」

 

ライラ『ですがバージョン2がありますよ』

 

2かぁ……………まぁ今からの事を考えたらそっちの方が遥かにええんじゃけどね。

 

透「そいじゃぁセットアップ、バージョン2………起動!」

 

ヤクモ ライラ リコ『『『了解』』』

 

俺はデバイスを起動させ、バリアジャケットを装着した。今回はバージョン2ということで、1の時とは全くの別物になった。

 

バージョン1は今までの死覇装、んで今回からのバージョン2っちゅーのは……………。

 

 

 

 

 

 

 

『NARUTO』の暁・トビの格好…………それも忍界大戦時の格好であの面も付いちょる。

 

 

 

 

 

 

ジェイル「…………これはまた、他とは違ったバリアジャケットだね」

 

クアットロ「なんか変なヘルメットまであるし」

 

透「いやこれヘルメットじゃのーてお面…………いや仮面なんじゃけど」

 

俺はそう言うとトビが付けとった面を外して見せた、本当は暁のあの黒い衣がよかったんじゃけど死覇装と色がダブるし、面も片目だけじゃけぇ不便なんよね………トビはアレで何年も過ごしたけぇアレじゃけど。

 

ウーノ「ドクター!チンクが押されています!…………このままではっ!」

 

ジェイル「じゃぁチンクの事頼んだよ」

 

透「おーさ…………そいじゃ行って来ますかね、そっちはそっちで用意しとる場所への移動準備しとってや?」

 

ウーノ「わかったわ」

 

俺は魔力を感知してチンクっちゅー奴が居る場所を特定して、右目の『神威』でその場所まで移動した。

 

感知した時は1つは離れて3つの魔力と対峙しとったんじゃけど、着くと男と少女――――たぶんこの子がチンクじゃろうな―――が互いに一撃を入れようとしとった。

 

俺はそれを見て瞬時に危ないと思い両者の間に『神威』で移動し少女の手を掴んで、男の槍を掴んだ…………たぶんこいつがさっきウーノが言っとったゼストっちゅー奴じゃろうな。

 

透「(あぁ………………喋り方は…………トビみたいにするか)そこまでにしてもらおうか、そしてそっちの男は少し邪魔だな」

 

俺はゼストのアームドデバイスっぽい槍ごと二人の女性の方に投げ飛ばしてやった、ゼストは受け身を取って態勢を立て直した。

 

???「大丈夫ですか隊長!?」

 

あの言い方からするとこの人等はウーノが言った部下の二人じゃろうて、俺はそれよりチンクの方を見た。

 

チンク「くっ!お前は「シィー」…………何でお前がここにいるんだ?」ボソッ

 

透「お前を助けてやってくれってジェイルに言われたんよ」ボソッ

 

チンク「ドクターが?!「いや静かにって」あ、あぁ………だがそれは…………ウーノ?」

 

突然チンクが耳を押さえて誰かと話しとるようなそぶりをしとった、どうやら通信をしとるようで念話をせんのは何で?アレ?念話での傍受を防ぐため?よぉわからん。

 

チンクは話し終わったようで、俺の方に向き直った。

 

チンク「どうやら本当のようだな、とりあえず礼を「あーあー、それ後にしてくれや」何?」ボソッ

 

透「まずはここから離れて、ジェイルの方に行かにゃいけんじゃろぉよ」ボソッ

 

チンク「なら…………まずは奴等を殺さねば」

 

チンクを見ると、俺が来るまで激しい戦闘をしとったんじゃろぉ……………このままチンクと一緒にゼスト達を相手にするのはちょい難しいと思い、俺はある事を思いついた。

 

透「のぉチンク、ちょい俺の事信じてくれん?」

 

チンク「何だ突然…………信じろと言われても私はお前の事をよく知らない、それに一体何をするつもりだ?」

 

透「まぁとりあえず動かんどってくれや、すぐ済むけぇ」

 

チンク「だから何を「頼む(キリッ)」そ…………そんな見つめるな………わ、分かった」/////////////

 

いやここで顔赤ぉされても困るんじゃけど、まさか惚れた……………はないじゃろ………と思いたいって真面目に言っただけなんじゃけど…………まぁとにかく今はチンクをあそこに行ってもらうしかないんじゃけどの。

 

透「………………すまんね、色々と」

 

チンク「え?何を言って」

 

チンクが言い終わる前に右目の『神威』でチンクを吸い込んだ、あぁ…………後でもう一回ちゃんと謝らんといけんな。

 

俺は今度はゼスト達の方を向き、またトビのような喋り方でゼスト達と話した、アイツ等は俺が『神威』でチンクを吸い込んだのを見て流石に驚いとった。

 

透「さて…………俺はお前達に用は無いんだが、俺の目的を邪魔する奴は悪いが消えてもらわなくてはならん」

 

ゼスト「目的?目的とは何だ?」

 

透「それをお前に言う必要は無い、だがある種お前達も関係していると言ってもいい、お前達………管理局がな」

 

部下1(クイント)「管理局が?」

 

透「話はここまでだ、今はお前達に構っている暇はない…………俺は俺の用を済ませたらさっさとかえるつもりだからな」

 

部下2(メガーヌ)「あなたの用って何?」

 

透「さっき言ったはずだ………………お前達に言う必要は無い」

 

ゼスト「…………悪いがお前の目的とやらは達成出来ん、何故なら」

 

ゼスト達は自分達のデバイスを持ち直し俺の方に向けて来た、まだ戦う気なんか………こっちは急いどるのに………ままならんねぇ。

 

ゼスト「ここでお前を捕らえる!!」

 

透「お前達では無理だ」

 

ゼスト「抜かせ!!」

 

ゼストは部下の女性の一人と一緒に俺に接近戦を挑んで来たんじゃけど、もう一人は離れた位置で遠距離でのサポートするつもりなんじゃろ…………成程ね、隙を突いて俺を捕縛するつもりなんか。

 

2人の接近戦はなかなか手強かった………………じゃけど、俺の敵じゃ無かった………………別に自惚れじゃないけんね?

 

ゼストは響子とまではいかなんでも響子の母親レベルくらいはあったし、部下の方は俺と同じ素手…………まぁ結構鋭い突きを放ってくるよなぁ。

 

じゃけどギリギリ『写輪眼』を使うまでも無かった、まぁ日頃から精神内で激しい修行はしとらんよ…………こいつ等はデモルトより余裕で弱いし。

 

俺は攻撃しなかった、しようと思えば確かに出来たんじゃけど、別にこの人等に恨みは無いしそんなことしても意味は無い。それにこの人等はリンディさんやクロノみたいに芯の通った人間のようじゃと思った。

 

まぁつってもゼストは軽くカウンターを入れていった、俺は女性には基本手ぇ出さんのんよね。

 

ゼスト「ハァー………ハァー…………」

 

部下1「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ………」

 

部下2「な………なんて奴なの」

 

透「だから言った筈だ、お前達では無理だと」

 

流石に肩で息をしよる…………まぁ俺の前にチンクと戦っとったんじゃけぇな…………アイツの実力はよぉ知らんけど、傍目から見てもそこら辺の魔導師よりは遥かに強く見えたんじゃけどね。

 

一応の戦闘を俺にゼストが「何故自分達を倒さないのか?」と聞いてきた、まぁそこら辺はトビの喋り方で適当にはぐらかしたんじゃけどね、そんで俺がジェイルさんの所に戻ろうとしたらゼストの部下2人が俺の前に立ち道を塞いだ。

 

ゼスト「な、何をしているんだお前達!止めろ!!」

 

部下1「すみません隊長、それは出来ません」

 

部下2「コイツを野放しにしたら、私達のいる管理局が壊されてしまいます!」

 

仕事熱心な人等じゃねぇ…………こんな美人さんなんからに、スゲェ気迫じゃんか。

 

ゼスト「止めろ!自分達の子供はどうする気だ!?」

 

透「何?」ピクッ

 

今ゼストの奴子供がどうとか言ってなかったか?この人等子持ちなん?もしかして………………。

 

部下1「あの子達なら大丈夫です、それに夫もいますし何より皆しっかりしてます」

 

部下2「ルーはまだ幼いですが…………しっかりした子ですから、分かってくれますよ」

 

透「…………こいつ等…………子供がおるんか」ボソッ

 

聞き間違いじゃなかった、 この人等やっぱり子供がおるんじゃ…………。

 

部下1「隊長!後は…………」

 

部下2「後はお願いします!!」

 

ゼスト「止めろぉぉぉ!!!」

 

すると部下の二人が俺に向かって特攻を仕掛けてきた、たぶん二人が犠牲になってその間にゼストが俺を倒すなり捕まえるなりするっつー感じなんじゃろぉけど…………。

 

透(………………こんのアホ共が)

 

スゥ…………。

 

部下1,2「「えっ!?」」

 

ゼスト「なっ?!」

 

ガシッ!!

 

俺は『神威』の力で部下の攻撃を通過させて二人を掴んだ。

 

部下1「うっ!」

 

部下2「あぅっ!」

 

透「………………」

 

ゼスト「クイント一尉!メガーヌ一尉!」

 

ゼストが部下の名前を叫んだ、どーやらこの人等は階級を無視するとクイントってー人とメガーヌっちゅー人らしい。

 

クイント「くっ…………うっ」

 

メガーヌ「はな…………しなさい」

 

ゼスト「くっ!部下たちを離してもらおうか!!」

 

部下を捕まえたことに流石のゼストも焦ったんか俺に向かって突っ込んでこようとしとった、じゃけど俺はそんな事を気にせずあることを言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面の男「何でそがぁにテメェの命を投げ出すんだじゃ!バカ垂れ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

透以外「!!!」

 

俺の言葉にゼスト達は驚いとった、今までトビのような喋り方だったのにいきなり普段の喋り方になってしもうたし俺も内心ヤベェと思ったしな。

 

それでも俺はクイントさんとメガーヌさん達に説教を続けた…………何でさん付けなんかっていうのは……………年上じゃけぇね、ゼストはオッサンじゃし…………まぁええやんか。

 

透「お前等子供がおるんじゃろぉが、子供ほったらかして母親が先に死んでんじゃねぇよ!!!」

 

クイント「な…………何言ってるのあなた」

 

透「お前等に残された子供の気持ちが分かるか?両親の内どちらかが欠けても子供にとってはそれだけでダメになるんじゃ!!」

 

メガーヌ「………………あなた………………まさか………」

 

面の男「………………あーくそっ!!」

 

俺は二人をゼストの所まで投げ飛ばした、そして俺は一旦落ち着こうと息を吸ってまたトビのように話そうとした。

 

透「………………ふぅ………俺としたことが、少々気が立っていたようだ…………だが今ので分かっただろ?俺にはどんな攻撃も通さん」

 

ゼスト「…………お前は一体」

 

透「ここから先に行きたければ勝手に来るといい、面白いものが見られるからな」

 

俺はそうゼストに言うとまた『神威』を使い、ジェイルの所に戻った。

 

ドゥーエ「きゃっ」

 

クアットロ「うわぁ、また出て来た」

 

透「っと…………ただいまってスゲェ言われようじゃのぉ」

 

ジェイル「おかえり、それでチンクはどうしたんだい?」

 

透「あぁ今から出すよ」

 

俺はまた右目の『神威』を今度は出す方にして、チンクを出現させた……………上手く着地出来んでこけてしもぉとるけどね。

 

チンク「うっ………ここは…………」

 

ウーノ「チンク!」

 

チンク「ウーノ?…………ドクター!」

 

ジェイル「おかえりチンク、あまり無理はしないでくれないかな?」

 

チンク「す…………すみません」

 

透「あーそれじゃったら俺も謝らんにゃぁいけんのんじゃけど、行くのが少し遅かったし」

 

チンク「いやお前が来てくれなかったら私は(/////////////)…………そ、それより何だお前のアノ能力は?」

 

アノ能力…………たぶん『神威』の事を言っとるんじゃろうね。

 

ジェイル「それは私も聞きたいね、空間を自由に移動出来尚且つチンクを出現させることも出来るなんて」

 

透「悪ぃけど、そこら辺の話はまた今度出来たらの…………まずはジェイル、アンタさんのその縛りなんか呪いなんかよぉ分からんもんを外す又は消さにゃぁいけん」

 

トーレ「先に逃げればいいんじゃないのか?」

 

透「それじゃと、ジェイルが死んだって印象付ける事が出来んじゃろぉが…………あぁジェイル、アンタの髪ちょいと切って俺にくれる?」

 

ジェイル「え?……………構わないけど」

 

透「そんでジェイルの今の格好と同じ服ってある?あと血液とかのサンプルやらなんやらは無い?」

 

ウーノ「ちょっと待ってここに予備があるから、ドクターの服は隣にあるから急いで取って来るわ」

 

なんでこの重っ苦しい部屋の隣にジェイルの服があるんや…………。

 

ウーノがジェイルの白衣と血液のパック(輸血用のパックのようなもの)を取って来てくれた。

 

透「ほいじゃぁ急いで準備しますかね」

 

ドゥーエ「私達に何かやれることは無いの?」

 

突然ドゥーエが協力を申し出て来てくれた、いきなりすぎて俺は仮面越しじゃけどたぶんスッゲェ間抜け面しとるじゃろぉね。

 

透「どしたん急に?」

 

トーレ「お前はドクターを本当に助けてくれるのかはわからないが、その為の行動を今こうしてやってくれている」

 

セイン「私は正直あなたの事は知らないんだけど、でもチンクは助けてくれたから」

 

クアットロ「まぁウーノがやる気出しちゃってるからね」

 

透「ん~…………いやまぁ無い事も無いけど」

 

ドゥーエ「何なの?」

 

透「…………とりあえずそこに立っとってや」

 

俺はジェイル達を自分の正面に立たせ並ばせると少しだけ集中して、印を結んだ。

 

透「『多重影分身の術』!」

 

俺は複数の影分身を出した、まぁ実際にやるのははやての時以来じゃけぇ若干の不安はあったんじゃけど、まぁ成功して何より…………さて問題の一つと行きましょうか?

 

クアットロ「な…………なんかアイツが増えたんだけど!」

 

透「ほいじゃ、頼むで」

 

透(影分身)「おう」

 

影分身の俺は印を結びまたもや術を発動させた、この術はうちの学校のあの化物保健医に指導してもらって習得した術…………『変化の術』………ってどんどん魔導師から忍に行っとんな。

 

俺はそれぞれの影分身にジェイルから他の女性たちに変化した、クォリティーとしてはなんとか成功でパッと見というか、普通にバレん程度じゃけどね………………いや十分か。

 

ウーノ「………………」

 

トーレ「わ………………私がもう一人」

 

透「正確には皆を模した偽物じゃけどね、さてさてジェイルの髪をもう一人のジェイルに結んで…………ポニーでええか」

 

俺はジェイルの髪を分身ジェイルの髪に結びつけた、これで死んだことを印象付けられるじゃろ…………この髪は本人のなんじゃけぇ。

 

ウーノ「それでドクターはどうやって最高評議会の奴等から逃げられるの?」

 

透「おぉそうじゃったね、ちょい待ち…………ライラ、籠手を右手に集中…………アレをやってみるで」

 

ライラ『アレですか?…………了解しました』

 

俺の籠手バージョンは少々特別で2つ存在する、1つは通常の籠手でなんら変わりは無い、2つ目はさっき言ったように片方に集中装着させることが出来る、イメージとしては『BLEACH』のチャドの覚醒した時の腕、これはちゃんと両方あるけぇね…………んでこれにはある機能がついている。

 

ジェイル「へぇ~、それはそんなことも可能なのかい?本当に興味深いデバイスだね」

 

透「そりゃまた今度……それよか今は…………コイツにはある能力があっての、ジェイルのその呪いみたいなモノを外す能力があるんよ」

 

俺は喋りながらも印を結んで行った。

 

ドゥーエ「そんなことが出来るの?!」

 

透「出来るけど、ただこれは外すだけじゃけぇ後でまた付け直されたら意味が無い………じゃけど、編み出したこの術じゃったら破壊することが可能じゃけん」

 

俺がこの術を編み出したのは、かなり前に自宅の地下訓練施設でリニスと九喇嘛に協力と指導の下に習得した術。

 

透「ほいじゃぁ行くで…………」

 

俺はジェイルの前に立って右手を構えた、すると肩の噴射口みたいな所から魔力がちょっと噴射された。

 

 

 

 

 

 

透「『マルディション・キエブラル』!!」

 

 

 

 

 

 

俺はジェイルに向けて拳を放った、すると確かな手ごたえを感じた…………ちゃんとジェイルの呪いを解くことが出来たようじゃ。

 

俺のこの能力………というかこの籠手の能力は目標の呪いとか封印などを『外す』ことが出来る、ただ『外す』だけで『解く』ことが出来んのんよね、某魔術と科学に出て来る不幸少年のような右手じゃないけぇね…………じゃけぇリニスと九喇嘛で研究してこの『マルディション・キエブラル』を習得したんよ、これは一旦外してからこの籠手で魔力を直接流し込んで破壊するっちゅー結構な荒業なんよね。

 

ウーノ「どうですかドクター?」

 

ジェイル「…………凄いね、本当に無くなってるよ」

 

透「これでお前さんは自由の身じゃね」

 

ジェイル「自由………私が…………」

 

ドゥーエ「よかったですね、ドクター」

 

セイン「やったねドクター!」

 

皆ジェイルの自由が得られたことを自分の事のように喜んどった、じゃけど俺はそれより聞きたいことがあった。

 

透「なぁこの施設に自爆機能は無いん?」

 

俺の爆弾発言っぽい事を聞いて皆が「え?」みたいな顔をしとる、まぁそらそうじゃけどね。

 

ウーノ「あ、あるにはあるけど…………」

 

透「そんじゃぁそれタイマーでセットしてから、自分等は早ぉ逃げんさい」

 

トーレ「だがお前は」

 

透「俺もあとから行くけぇ………アンタ等の今後の事聞かないけんし、じゃけぇコレ渡しとくわ」

 

俺はジェイルに『飛雷神の術』の札を渡しておいた、『神威』行くよりこっちの方が早いし。

 

そうしてジェイルがここを転移してこの部屋には俺と分身ジェイル達が残った、俺はライラからヤクモへと変え刀にさっき貰った血液を少しつけて分身達にもちょろっと血を付けた後は部屋中を壊しまくった後に血を撒いた。

 

そんで分身達が所定の位置について俺が分身ジェイルの髪を持ち上げた頃、ちょうどゼスト達がこの部屋へと到着した。

 

ゼスト「こ………これは一体…………」

 

透「やはり来たか………………が、少し遅かったな…………お前達の探し人はこのザマだ」

 

ジェイル(分身)「うぅ………………」

 

俺はワザとらしく髪を持ち上げていかにも死にますよと見せた。

 

透「悪いがお前達の目的とやらは達成出来なかったらしいな………」

 

ゼスト「くっ!何故このような真似をした!?」

 

ゼストが何故俺がこんなことをしているのかを聞いてきた、俺はやっとタイマーで起こった爆発の中で簡単に説明をしてやった、そして自分達がおる管理局が最悪じゃって言うのを喋った………………もちろんトビ風にの。

 

そんで俺が去ろうとしたらゼストが俺に向かって突っ込んで来た、俺は隙だらけなゼストに向かって『神鎗』を放ち、ゼストを突き飛ばした………その際にジェイルの髪を数本突いた時にゼストの体に忍ばせておいた…………これで後で気付いて調べられても本人じゃってことで本当にジェイルが死んだっちゅーことが余計に印象に残るじゃろぉて。

 

俺は『神威』で別の部屋に行き、そこから『飛雷神の術』でジェイルがおる別の隠れ家に行った。

 

 

 

 

~回想終了~

 

 

 

ジェイル「本当にありがとう………………だけど、どうやって私の『枷』を解いたんだい?」

 

俺はさっきの籠手の説明をした、する前にライラに念話でいいのかと聞かれたんじゃけどこいつには悪用する理由がもうないけぇな。

 

ジェイル「成程ねェ…………やっぱり君とそのデバイスはちゃんと調べてみたいよ」

 

透「それはしばらくは勘弁…………んで、これからどうするん?」

 

ジェイル「…………逆に聞きたいんだが、君はどうするんだい?」

 

透「俺?俺はさっきも言ったように全部の研究所を潰す、んで腐りきった管理局をも潰す!」

 

チンク「その為の拠点とかはどうするんだ?」

 

透「そこはまぁ野宿とか色んな所で寝泊りするって」

 

ジェイル「………………私達にも協力させてもらえないかな?」

 

透「は?何でよ…………やっとこさ自由になれたっちゅーのに」

 

ジェイル「さっき言ったじゃないか、上の爺さんたちに嫌がらせでもしたいって、それに……………君に協力をしたいんだ、彼…………井上 泰山の遺志を継ぎたいと思ったんだ」

 

トーレ「それに一人より大勢の方が安心するだろ?」

 

チンク「お、お前には先程の恩もあるしな」////////////

 

ウーノ「ここなら衣食住やデバイスのメンテも出来るわよ」

 

クアットロ「ま、アイツ等に嫌がらせが出来るんなら万々歳ってわけよね」

 

透「(父さんの遺志)………………そっか、ほいじゃぁこれからよろしくって事で」

 

ジェイル「あぁ、よろしく」

 

俺とジェイルは今日ここに強力な絆を得られたような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

ジェイル「ところで何で君はバリアジャケットを解かないんだい?」

 

透「いや、解いたらさぁ…………俺、あの入院患者みたいな恰好やん」

 

クアットロ「………………解剖してあげようか?」

 

透「この子果てし無く怖ぇーよ!?」

 

 

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