魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟   作:make_51

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第10話 参観と母娘

 

ジョン「参観日?」

 

俺はアシュロン達を召喚したあの日から数日が経ち、今は束の間の休息的な感じでリビングでグデェ~っとしとったら、学校から帰って来たシュテル達が帰って来るなり俺に学校からプリントを渡してきた。

 

てか、ていうかあれ?ここってプリントで渡してくるとか………………アリなん?

 

ちなみに魔法学校にはシュテル達クローン組はもちろん、ユーリも行けることになっとった。ユーリは前の調整時に若干じゃけど魔力がある事が確認された…………本人は気付いてなかったんじゃけど。

 

他の子供等は残念ながら魔力が無かったけぇ、別の学校に行っとる。

 

シュテル「はい」

 

ジョン「ほぉん、また懐かしいのぉ参観日なんぞ」

 

ユーリ「普段の私達の勉強を保護者の方に見てもらうと言うのが目的らしいのですが…」

 

ジョン「まぁそらそうじゃろぉよ………………ん?その言い方じゃとまだ他に何かあるようじゃけど?」

 

ディア「流石だ、察しがいいな。実は学校の先生から我が師に直接会いたいと言われてな」

 

ジョン「俺に?」

 

レヴィ「なんか担任が先生とは一度話しておかないとって言ってたよ」

 

何?まさかこの子らの素行が学校じゃ悪ぃとかそんなん?

 

シュテル「あ、別に悪い事とかじゃなくて、ただ親と保護者の方と話していないのは私達だけなので、この機会に…………とのことらしいです」

 

ジョン「はぁ~ん、成程ねェ………………」

 

確かにこの子らの担任とは話をしたこと無かったんじゃけど、確かにええ機会かもしれんのぉ。家庭訪問みたいなモンも無かったけぇな………。

 

ジョン「ん、わかった………………じゃけどさぁ、別に俺じゃなくてもよくね?それこそウーノとかでもさぁ」

 

ディア「え?!あ、ま………まぁ…………それは………………」

 

ジョン「………………………………何を隠しとんですかいのぉ?」

 

レヴィ「かかかか隠してなんか無いよ!?ホントに!」

 

ジョン「………………………」

 

レヴィちゃん………………ホントに嘘が下手じゃねぇ………………。

 

ジョン「………………ま、ええわ」

 

ユーリ「ほっ……(クラスの子達に先生を見せてあげる等とレヴィが言うから………)」

 

ジョン「あぁウーノで思い出した、お前等最近ハリベルとかトーレとかとおる事があるけど何しとん??」

 

ジョン以外”ギクッ!!”

 

レン「ヒュフーヒュフー」

 

いや口笛出来とらんわ、てかレン…………オメェそんなキャラじゃないじゃろうに。

 

ジョン「てかレヴィとレン、あとシュテルが妙に怪我しとるのって何でなん?」

 

レヴィとレンはオデコに絆創膏を貼って、シュテルは見える範囲でじゃけど手の甲に絆創膏を貼っとった。

 

レヴィ「え………………と……………………あっと………」

 

ディア「あ……………そ、それは…………」

 

ジョン「何?俺には言えん事なんか?………………まさか………魔法の訓練をしとんじゃないじゃろうな?」

 

シュテル「う…………いえ、そのぉ……「勉強を見てあげてたのよ」ウーノさん」

 

俺とシュテル達が話しとる最中にウーノがリビングに入って来た。

 

ウーノ「この子達の勉強を私が見てあげてたのよ、トーレとハリベルはその監視と、あと魔法の実践的な物を見せる為よ」

 

ジョン「実践的な物ってのも気になるけど…………監視っちゅーのは感心せんのぉ」

 

ウーノ「あぁ勘違いしないで、監視って言うのはモノの例え、勉強してると集中力が切れるから………………特にレヴィとレンはね」

 

ジョン「…………もしかしてさぁ、アレ?机の上に針か何かを置いて、眠そうになって首がコックリコックリして、最終的に寝た瞬間オデコに刺さるっちゅーのをやっとるん?」

 

ウーノ「あら?よくわかったわね、まさにその通りよ」

 

うっわ古っ!!なんでそがな古典的なモンを……………ってあの二人じゃったらある意味有効か、あーでもあの二人が勉強中居眠りして勝手に痛がっとるのを想像したら、なんかほのぼのしてきそう。

 

ウーノ「ちなみにシュテルの手の怪我は、痛がってるレンに駆け寄った時に逆に自分がこけて、レヴィとぶつかったの…………まぁ態勢的にシュテルがレヴィに裏拳を喰らわしたって感じかしら」

 

ジョン「…………シュテルって意外と武闘派なんやね」

 

シュテル「ち、違います!!!」//////////////

 

ウーノ「(ま、嘘だけど)」

 

ジョン「ふぅ~ん、まぁそれならいいんじゃけど…………」

 

ウーノ「信じてないなら、コレを見ると良いわ」

 

ウーノから一枚のプリントを渡された、見た所○とか×(ペケ)とか書かれとんじゃけど…………コレってまさか………………。

 

ウーノ「それはこの前のこの子達の学校のテストの結果よ」

 

レヴィ「うぇ?!な、何でウーノが持ってるのさぁ!!??」

 

レヴィがやたらウーノに抗議をしとるけど…………ふむ、流石ディアとユーリ、それにシュテルやね、ほとんど○ばっかやんけぇ、さて…………問題はあの姉妹じゃけど、まぁ予想通りか。

 

ジョン「………………………レヴィ、レン」

 

レヴィ「っ!………………な、何かな先生………………」

 

レン「………………………………………………何?」

 

ジョン「一週間お菓子抜き!!!」ドドォーン!

 

レヴィ レン「「  」」←目が真っ白、ついでに身体も真っ白

 

あ、これ相当ショックを受けとる目じゃ………………。

 

ウーノ「それよりあなたちゃんと寝てる?クマが酷いわよ」

 

ジョン「あー寝てはいるんじゃけど、眠りが浅いんかしらんけど、かなり早ぉ起きてね………………もう一回寝るには時間が微妙じゃけぇ起きとるんよ…………まぁ大丈夫じゃって、当日はメガネでもすれば誤魔化せるじゃろうし」

 

 

 

 

 

 

 

~一週間後~

 

てなわけで、時間は昼過ぎ………………俺は今シュテル達の要望通り、シュテル達の通う魔法学校に来ちょる。

 

まぁいつもの神父っぽいスタイル+メガネ(伊達メガネ)+ポニーテール(マダラの髪で)で来たんじゃけど………………かなり浮くなこれ。

 

シュテル達のクラスに行こうとしたら、学校の校門に入る前にここの事務員にある紙をもらった、そこに書かれとったのは最近子供を誘拐するといった犯罪がこの付近で起こっとるらしくて、俺等保護者には子供に注意しなるべくついてやるようにしろとのこと。

 

はぁーん、何処の世界にもこんな犯罪があるんじゃねぇ………………。

 

俺はそう思いながらシュテル達のおるクラスに到着して、まぁ決まってじゃけど教室の後ろ側から入ると既に結構な保護者が来とって、入って来た俺を保護者全員が見て来た………まぁよくあるやつやな。

 

俺の異様な格好での登場じゃったけぇ保護者…………お母様方の変な意味で注目の的になってしもぉた、けどある意味予想通りじゃったけぇ平然と歩いて適当な場所に立った。

 

生徒の数は地球…………というか日本の一般的な小学校と同じで大体30人チョイおるかんじ、もちろん男女そろってな。

 

俺は教室の中を観察しとると保護者だけじゃなく生徒も俺の事を見とった、中にはレヴィやレンも…………て!!なにしてんのアイツ等?!

 

レヴィなんかは俺に向かって手なんか振ってるし、レンに至っては身体ごと俺の方向に向けて前なんか向いちゃいねぇし………………。

 

それよか、なんかシュテルの隣に座っとる女子なんか、メッチャ俺の事見ちょるんじゃけど…………あれぇ?俺ってばそんなに変な格好………………しとるな。

 

???「ちょっと!ルーったら………………もぉ!いいから前向きなさい」ボソボソッ

 

俺がそんなこと思っとると、俺の横におった女性から小さいけど声が聴こえてきた、どうやらあの子の母親らしく、あの女の子………………ルーと呼ばれた少女はどうやら俺じゃなく母親を見とったらしい………………たぶん。

 

てかあのルーって娘の母親、メッチャ美人なんじゃけど…………とても一児の母には見えんッちゃ。

 

???「どうもすみません、うちの子がご迷惑をお掛けして」

 

あ、あの子やっぱ俺の事見とったんや………………母ちゃんじゃなく。

 

ルーと呼ばれた少女の母親が娘の素行で俺に謝罪してきた、その所為か周りの保護者………………つーかほとんどお母ちゃん連中じゃけど、その人等にメッチャ見られる羽目になった。

 

ジョン「いえ、いいんですよ、可笑しな恰好をしている私に問題があるんですから」

 

???「いえでも………………」

 

ジョン「私自身可笑しな格好をしている事は自覚しておりますので、娘さんが気になるのは仕方のない事です」

 

???「はぁ………あ、またあの子は…………シュテルちゃんに迷惑掛けちゃダメでしょうに」

 

ん?この人シュテルの事知っとるんか?

 

ジョン「あの、つかぬ事をお伺いしますが、シュテルをご存じなのですか?」

 

???「え?あぁシュテルちゃんだけじゃなくレヴィちゃんとレンちゃんにディアーチェちゃん、それにユーリちゃんがうちの娘のお友達ですから………あ、もしかして………………」

 

ジョン「えぇ、私あの子達の保護者なんです」

 

???「あらそうなんですか…………え、でも………」

 

ジョン「あの子達はうちの孤児院の子供で、私が親代わりをしておりますので今日来たんです」

 

???「あ、そう……………だったんですか…………」

 

俺の言葉にルーの母親………………だけじゃなく、周りのお母さん方も若干申し訳ないという感じの空気になってしもぉた。

 

ジョン「そんなお気になさらず、私はあの子達の親のような存在になれて嬉しく思っていますので、ですから………と言うわけでは無いのですがこれからもシュテル達と仲良くしてください…………えぇ~っと………」

 

???「あ、そうでしたね、まだお互い自己紹介してませんでしたね………………」

 

ジョン「では私から…………私はジョン・D・ホーエンハイムと言います、以後よろしく」

 

ちなみにホーエンハイムっちゅーのは前にウーノに言われて付けた苗字、ドゥじゃぁ流石に申請するのに無理と言われたけぇな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「私はメガーヌ・アルビーノと言います、あの子は娘のルーテシア・アルビーノです、私の方こそよろしくお願いします」

 

 

 

シュテル Side

 

 

 

今日は学校に先生が見に来てくれる日、いつもより皆緊張しています。

 

それは私達とて例外じゃありません…………といってもレヴィとレンに限っては緊張と言うか早く先生が来ないかソワソワしていますが。

 

私も先日先生に来て欲しいと言ったのですが、いざ来てもらうとなると緊張してしまいます。

 

すると隣の子、ルーテシア・アルビーノ…………ルーが私に声を掛けて来ました。

 

ルー「ねぇシュテルちゃん、シュテルちゃん達の言ってた先生って人………………えと………………なんて名前だっけ?」

 

シュテル「ジョン・D・ホーエンハイムですが」

 

ルー「そうそれ、そのホーエンハイムさんって人来るんだよね?」

 

シュテル「はい、先週渡してその時に来ると聞きましたので」

 

ルー「ふぅーん………………」

 

女子1「ねえレヴィちゃん、そのジョン先生ってカッコいい?」

 

レヴィ「んにゃ?あったりまえじゃん!なんてったって先生だよ?!そこら辺の奴よりカッコいいよ!」

 

男子1「ヒースクリフさん!その人ってどんな人なんですか?!」

 

ディア「うむ、我が師は聡明な方でなによりとてつもなく強い方だ…………我もあんな風になりたいと思わされる程な」

 

ルー「へぇ、皆やっぱり気になるんだね…………あ、誰か入って来たみたい…………何か真っ黒な服を着た男の人が入ったけど」

 

真っ黒な服で男の人と言えば…………先生しかいません。

 

というかもう来たのですか?!は、早過ぎではありませんか!!??

 

入って来た先生に皆さんが注目していました、確かに先生の格好は目を引く………………かなり目立つ格好ですからね。

 

ユーリ「あれが先生ですよルー」

 

後ろにいたユーリがルーテシアに声を掛けた。

 

ルー「えっ!?あの人が!?」

 

ユーリ「はい、そうですよ」

 

ルー「へぇ~………あの人がジョン先生かぁ」

 

ルーテシアは何を納得したのかは知りませんが、ずっと先生の方を…………って、ルーテシア?少し見過ぎではありませんか?

 

ルー「あ、お母さんに見つかっちゃった、あとで怒られるなぁ~………」

 

シュテル「自業自得ですよ」

 

ルー「でもさぁ、ジョン先生って何でクマがあるの?」

 

ユーリ「……………最近先生は少し、お忙しいのであまり休めていないのですよ」

 

ルー「ふぅ~んそっかぁ…………大変なんだね」

 

シュテル「そう……………………ですね」

 

 

 

Side Out

 

 

 

それから3,4分くらいして、担任が入ってきて授業がスタートした。

 

まぁお決まりの生徒に当てて答えさせるってやつもやっとったけど、まぁうちからは予想通りディアとユーリが答えたけど………………レヴィとレン、主にレヴィは俺に言い所でも見せたいんじゃろうな、意味も無く手を挙げて、当てられたのにその問題に答えることが出来んでそのまま座った。

 

まぁある意味これも予想通りじゃけぇ、恥ずかしくは無いの。

 

レン………………オメェ普通に寝とるのがよぉ分かる、分かるけども………………堂々とし過ぎ、何処の世界に首を下に向けながら授業を聞く奴がおるか。

 

メガーヌ「うふふふ、レヴィちゃんやレンちゃんって相変わらず面白い子ですね」

 

ジョン「はい、一緒に居ても飽きない子達ですよ………………レヴィは周りを明るくしてくれますし、レンは人を和ませてくれます」

 

俺とルーテシアの母親、メガーヌさんと小さな声で会話をしとった。

 

メガーヌ「よく見てらっしゃいますね」

 

ジョン「曲がりなりにも親代わりですから」

 

メガーヌ「………………そう言えばお仕事は何を?」

 

ジョン「仕事と言う仕事はしていませんが……………主に孤児院の経営と相談でしょうか………………」

 

メガーヌ「相談………………ですか?」

 

ジョン「はい、まぁ教会の懺悔のようなものでしょうか、あれ程大袈裟なモノではないのですが、今はご近所の方のご相談に乗っているんです………こんな恰好してますけど」

 

まぁよぉ外に出ると近所の爺ちゃん婆ちゃんと話しとるし、オバちゃん達の話し相手になっとったんじゃけど、いつしかお悩み相談のようなことになっとるんよね。

 

メガーヌ「へぇ、すごいじゃないですか」

 

ジョン「いえ………………ただの世間話のようなものなので、特には………………アルビーノさんは何を?」

 

メガーヌ「メガーヌでいいですよ、私は………前まで管理局の捜査官をしてまして、ある部隊に所属してました」

 

ジョン「っ………………それはすごいじゃないですか、ですが前までとは………………」

 

この人…………どっかで見た事ある気がするんじゃけど………………。

 

メガーヌ「ええ、実はある人物を捜索していた最中に事故に遭い、その所為でその人物が亡くなってしまいまして、責任を取るという形で隊長と私ともう一人の隊員は降格処分になりました」

 

ジョン「そう………だったんですか…………」

 

メガーヌ「ですけど、これで良かったと思ってもいるんです、そのお陰で娘を一人にしてしまうと言う最悪な事は防げましたし、娘とこうして一緒に居られますし…………不謹慎と言うのは分かってはいるんですけどね」

 

ジョン「………………お強いですね………尊敬します」

 

メガーヌ「そんな………………夫が病気で死んでしまって女手一つで娘を育ててたら、自然とこうなっただけですよ………………」

 

ジョン「そうだったんですか………………」

 

メガーヌ「あ、ごめんなさい………………いつの間にか愚痴のような事を言ってしまって」

 

ジョン「いえいいんですよ、そのように愚痴を聞き相談に乗るのも私の仕事ですし、メガーヌさんのこれまでの苦労が少しですが理解出来ましたし」

 

メガーヌ「………………あの、1つお伺いしてもよろしいですか?」

 

ジョン「はい、何でしょう?」

 

メガーヌ「ジョンさんって、ご結婚されてるんですか?」

 

メガーヌさんが授業中にも関わらず爆弾発言………………ちゅーか質問してきた、そん時周りのお母様方も聞き耳を立てとったけど………………。

 

ジョン「いえ、結婚はしてません………………まだ20ですけど、まだ考えてはいないですね」

 

お母様方「っ!!」

 

メガーヌ「えっ?!そうなんですか?!」

 

いきなりメガーヌさんが大きい声で言ったけぇ、教室中の視線がこっちに集まってしもぉた。うわぁムッチャ恥ずいわぁ………………。

 

あ、シュテル達もこっち見ちょる…………やっべ、アイツ等に恥かかせてしもぉた………て、なんかムッチャ睨んどんじゃけど………………スゲェ恐ぇ………………。

 

ジョン「あ……すみません、お騒がせしまして」

 

メガーヌ「あ………………すみません」////////////

 

お互い教室におる教師・生徒・保護者に謝罪して授業再スタート………………はいいんじゃけど、他のお母様方はまぁた聞き耳立てちょるし。

 

メガーヌ「本当に20歳なんですか?」

 

ジョン「はい」

 

メガーヌ「………………とてもそうは見えないですね」

 

まぁ実際年齢は違うけぇな。

 

ジョン「アッハハ、よく周りには老けてるとか、年寄り臭い等言われてますね」

 

メガーヌ「あそうじゃなくて、20歳には見えないくらい落ち着いてるって意味なんですけど」

 

ジョン「そう………で、しょうか?自分ではそう思えないんですけど」

 

メガーヌ「……………これまで苦労されてるんですね、クマが出来る程」

 

ジョン「あ、やっぱり気になりますかね………………」

 

メガーヌ「そうですね………………クッキリと出てますし、大変ですね」

 

ジョン「いいえ、大変とか苦労とか思っていませんよ………………あの子達が元気で暮らせるんなら、どんな苦労でも出来ますし」キリッ!

 

俺は心の底からそう思ったけぇ、そのまま答えた。

 

アイツ等はあれから約5年前には笑う事すら出来ん所で、ヒデェ実験とかされとったんじゃけぇ…………せめて俺があそこにおった頃を忘れるくらいの生活をさせてやりたいって、今も思っちょるんよね。

 

メガーヌ「っ!」///////////////

 

お母様方「………………」//////////////

 

メガーヌさんや他の保護者の方を見ると皆俺を見て顔を赤くしとった、あれ?俺ってば何かしたっけ?別に笑う所じゃなかったけぇ『ニコポ』なんぞいう奇妙なことは起こっとらんはずじゃけど。

 

メガーヌ「あ………………っと、えっと………………子供達の事そっちのけですね」//////////////

 

ジョン「ホントですね」

 

俺はそう言うと授業を受けとるシュテル達の方に集中した。

 

 

 

 

授業後、生徒達は次の授業の為の準備で俺達保護者はこれからはあくまで生徒の邪魔にならんように自由に見て回る事が出来るとのこと、まぁ俺は別の用事があるんじゃけど……………。

 

俺が廊下に出ようとしたらシュテル達に呼び止められた。

 

レヴィ「先生!来てくれたんだ!」

 

ジョン「行くって言ったしの、そら行くっちゃ」

 

ディア「そうか………………」

 

ユーリ「先生はこの後どうされるんですか?」

 

ディア「我等の次の授業は体育なのだが、師は来てくれるのか?」

 

ジョン「いんや、残念じゃけど今から院長室に行こうと思っとるんよ、さっき担任の先生に院長室に行けって言われたけぇ」

 

シュテル「そうなんですか………………」

 

ジョン「もしかしたら長引くかもしれんけん、お前等は終わったら帰りんさい」

 

レン「…………先生、待つ」

 

ジョン「……まぁどっちでもええけぇ、帰るんじゃったら即行寄り道せずに帰れや、なんか最近ここら辺で誘拐とかがあるらしいけぇな」

 

レヴィ「だぁい丈夫だよ、だって僕らんがlじおwgぇfっぐっ!!」

 

レヴィがなんか言おうとしたら、後ろからディアに口を塞がれた。

 

ジョン「ん?レヴィは何を言おうとしたん?」

 

シュテル「な、何でも無いですよ!?あ、あれです!!そういう輩が現れても、足の速いレヴィには関係ないと言おうとしたんですよ!!」

 

ディア「そ、そうだそうだ!な?!そうだなレヴィよ!?『馬鹿者!!我が師にはアノ事は秘密にすると言ったではないか!!』」

 

レヴィ「『あ、そうだった………………』んぐんぐぅ~………………ぷひゃっ!!そう、そうなんだよ!!」

 

なんか明らかに取って付けたような言い訳っぽいけど………まぁええわ。

 

ジョン「ほいじゃぁ俺ぁ行くけぇな」

 

俺は皆に適当に挨拶して院長室に向かった。

 

 

 

 

カリム Side

 

カリム「シャッハ、早くしなさい」

 

シャッハ「お待ちください騎士カリム、そんなに急がなくてもよろしいのでは?」

 

カリム「何言ってるの!久しぶりの母校にこうして来れたのに、時間が限られてる分多く見なきゃ損でしょ?」

 

私達は母校である魔法学校…………ザンクト・ヒルデ魔法学院に来ている、今日は視察と言う名目で遊び…………じゃなかった、訪問させてもらっていた。

 

シャッハ「おっしゃりたいことはわかりますが、そんなに慌てては…………」

 

カリム「いいじゃない、ちょっとは」

 

シャッハ「ですが「あぁ~あ先生も見に来てくれればよかったのに」??生徒たちでしょうか?」

 

カリム「そうみたいね、あぁ…………懐かしいわね」

 

シャッハ「…………そうですね」

 

私達の後ろから次の授業の為に移動している生徒たちの声が聴こえてきた。

 

???「仕方ありませんよ、先生もお忙しいのですから」

 

???「でもでも先生が見てくれないと、なんていうか………………そう!ハリアイがないよ!」

 

???「レヴィよ…………張り合いの意味は、知っておるのか?」

 

レヴィと呼ばれた子「んにゃ?アレでしょ?ハリを刺し合うことだよね?」

 

???「………………お前に聞いた我が愚かだった」

 

???「レヴィ……………勉強不足」

 

レヴィと呼ばれた子「ん何おぉぉ~~!!レンにだけは言われたくないね!!」

 

レンと呼ばれた子「レンは………………馬鹿じゃない」

 

???「二人とも喧嘩しないでください、あぁ!!シュテル、ちゃんと前を見ないと「わぷっ!!」こけちゃい………って言おうとしたんですが………………手遅れでしたね」

 

シュテルと呼ばれた子「ふみゅ~…………痛いですぅ」

 

???「はぁ…………まったく、しっかりせぬか」

 

シュテルと呼ばれた子「うぅ、すみません」

 

アレは皆お友達かしら?随分仲がいいようだけど………………。

 

カリム「あぁ、本当に懐かしいわね………………」

 

シャッハ「…………はぁ、さぁカリム!早く行きましょう!」

 

カリム「そうね、そうしま…………っ!!」

 

私は最後にあの子達を見ながらシャッハの言葉に返事をしようとしたら、たぶんあの中でのリーダーっぽい子なんだと思うけど、その子の顔を見た瞬間驚いた。

 

残念ながらあの子達は移動していたからすぐに見えなくなったけど、それでもチラっと見たあの顔は………………。

 

シャッハ「?………カリム?どうしました?」

 

カリム「………………いいえ、なんでもないわ」

 

私はシャッハと一緒に校舎内を歩いて回った、それでもさっきのあの子の顔が忘れられないでいた。

 

カリム「(あれは………確かにはやてだった、ちょっと似てるならまだしも………………あれは瓜二つと言えるくらい似過ぎていたわ……………あの子は一体…………)」

 

 

 

Side Out

 

 

 

”コンコンッ”

 

俺は校長室と書かれた札の下に来て扉を叩いた、すると扉が開き中から出て来たのは一人の老女とさっきの担任じゃった。

 

担任「あぁこれはホーエンハイムさん、お待ちしてましたどうぞ」

 

俺は担任に招かれるまま院長室に入った、中は普通の院長室………………って特に金ピカとかあるわけでもないかいのぉ。

 

ジョン「お待たせして申し訳ありません、初めまして…………私がシュテル・L・バルタザール、レヴィ・アントール、レン・アントール、ディアーチェ・ヒースクリフ、ユーリ・オーランドの保護者、ジョン・D・ホーエンハイムです」

 

学院長「これはこれは、私はこのザンクト・ヒルデ魔法学院の学院長のマリア・ゲーテルンと申します」

 

ジョン「さっそくですが、今日は私に何を………………」

 

担任「はい、えぇっとですね…………まずはお子さんたちのことですが、バルタザールさんとヒースクリフさん、それにオーランドさんは座学の魔法知識の成績がとても優秀ですね、学内でもトップクラスを持っております」

 

ジョン「そうですか」

 

担任「そしてアントール姉妹ですが、両名とも体力が並の子供達よりあり、こちらも学内…………というより歴代でトップですね、ただ座学の成績が少し落ち気味ですね」

 

出た、ちょっと遠慮がちに言うとるけど、要は「おたく等のあの姉妹の頭が残念」って言うとるようなもんやんけぇ。

 

ジョン「やはりそうですか…………」

 

担任「とまぁ簡単ではありますが、あの子達の成績を報告させてもらいましたが、今日お呼びしたのは別の事なんです」

 

ジョン「別の事………………ですか?」

 

学院長「前にあの子達だけではなく、全校生徒にアンケートで『将来』のことをとったのですが、他の生徒たちは管理局に入るというのが大多数の答えが返ってきました、しかしあの子達だけは『特に無し』とあったんです」

 

ジョン「………………」

 

担任「まぁこの学院を出たから必ずしも管理局になる!というのはないのですが…………」

 

学院長「以前偶然にあの子達に会い、その時はアンケートの内容を知らずこんなことを聞いてみたのです、すると…………」

 

 

 

学院長(回想)「あなた達、将来は何になりたいの?もしかして、管理局に入るの?」

 

レヴィ(回想)「入らないよ!!絶対!誰があんな所に入るもんか!!!」

 

シュテル(回想)「ちょっ、レヴィ落ち着いてください!」

 

レヴィ(回想)「離してよシュテるん!!」

 

ディア(回想)「いいから落ち着けと言っておるに」

 

学院長(回想)「あ、気に障ったのならごめんなさい………でも…………」

 

ユーリ(回想)「すみません学院長先生、ですが私達は管理局に入る事は決してありませんので、失礼します」

 

 

学院長「ということがありまして」

 

ジョン「そう…………ですか………」

 

アイツ等………………。

 

学院長「あの子達があれ程頑なに管理局を拒む理由、保護者のホーエンハイムさんでしたら何か御存じではないかと思い、本日お呼びさせていただいたのですが」

 

ジョン「…………そうですね、隠すほどの事でもありませんのでお話しましょう」

 

こっからは俺のザ・嘘トークタイム!!の始まりじゃぃ!こいつぁ前にハル達と考えて、シュテル達に了解を取った作り話なんよね。

 

ジョン「私は趣味で色んな世界を旅をしておりまして、よく言えば自分探しの旅…………ですね、この眼の傷はその時についたものなんです」

 

ジョン「魔力も少なく、学も無かった私に一体何が出来るのであろうかと…………そう言った目的でした」

 

ジョン「ある日、ある管理外世界を旅をしていましたら、戦闘と思われる形跡を見つけその地を歩いていましたら、一人の少女を発見したんです…………それがシュテル・L・バルタザールでした」

 

ジョン「シュテルは…………戦災孤児なんですよ…………シュテルだけではありません、ここに通っているあの子達全員がです」

 

ジョン「シュテルは最初私に酷く怯えてました…………ですが、一緒に旅をするごとに徐々にですが警戒を解いてくれ今ではあぁして接してくれています」

 

ジョン「シュテルの事があってから私は他の管理外世界に行き戦いで親を亡くした子供を引き取っていったんです」

 

ジョン「その所為でしょうか、あの子達が管理局を嫌いになったのは…………もし早く駆け付けてくれたら、と思っているからでしょうか」

 

学院長「………………そうだったんですか」

 

ジョン「まぁ私がやっていることは単なる偽善と言うのはよぉく分かっています」

 

担任「そ、そんなことは………………」

 

ジョン「いいんです、ですが私はそれでもいいと思い、あの子達の親代わりになろうと決めたのです、そしてあの子達の未来はあの子達のモノと思っています」

 

学院長「………………」

 

ジョン「だからあの子達が管理局に入りたくないと言うのであれば、私に拒否することは出来ません………といったことなのですが………………」

 

学院長「………わかりました………………そういうことだったのですね、先生!」

 

担任「は、はい!」

 

学院長「ここで聞いたことは他言は一切無用に願います!いいですね!?」

 

担任「もちろんです!」

 

ジョン「ありがとうございます、あの子達もこの話はあまりして欲しくないそうなので」

 

学院長「いえ、聞き出すようなことをお願いしたこちらの所為です。これからもあの子達の教育をさせていただきたいのですが」

 

ジョン「もちろんです、あの子達はまだ魔力の勉強だけではなく社会の勉強もしてもらいたいので、逆にこちらからもお願いしたいくらいです」

 

すると長々と話し込んどったんじゃろうな、お決まりのチャイムが鳴った。作り話と言えど長々としてしもぉたかねぇ?

 

学院長「あらあら、大分話し込んでしまったようですね」

 

ジョン「ですね、ではそろそろ失礼します」

 

俺はそう言うとまた扉の方に向かって行き、扉を開けた…………開けた先に誰かおったようで。

 

???「あっ………………」

 

ジョン「あ、これは失礼」

 

???「騎士カリム、大丈夫ですか?」

 

カリムと呼ばれた女性「ええ、大丈夫よ」

 

ジョン「ではこれで失礼します、そちらの方も申し訳ありませんでした」

 

カリムと呼ばれた女性「いいんですよ、気を付けていなかったこちらの責任でもあります」

 

ジョン「………………本当に申し訳ありません、では」

 

俺はそう言い残して院長室を後にした、やっべ、全然気付かんかったわ。

 

カリムと呼ばれた女性「お久し………………です、………………先…………」

 

付き添い?「お久し………………です」

 

後ろで何やら話し声が聞こえてきたんじゃけど…………まぁええわ。

 

 

 

 

俺は校舎を出るともう多くの生徒が下校しようと外に出とるのを確認した。

 

今日は参観日ってこともあってか親子で帰るって所もおった、まぁ最近じゃぁ誘拐とかあって危なくて一人とかで帰らすことも躊躇うっちゃね。

 

メガーヌ「あら?ジョンさんじゃないですか、どうされたんですか??」

 

俺は声を掛けられたけぇ後ろを振り返ると、さっき教室であったメガーヌさんがおった、どうやら他の奥様方と話をしとったらしい。

 

ジョン「いえ、もううちの子達は帰ったかなと思いまして」

 

メガーヌ「あぁ、それでしたらまだ校内にいるはずですよ、私達も子供達を待ってますので」

 

じゃけぇこんな所におったんか……………って、この人もじゃけどなんかお母さん連中がやたら俺を見とる気ぃするんじゃけど…………。

 

ジョン「そうなんですか、それで「あ!先生!!」です…………ん?レヴィ?」

 

また俺の名を呼ばれたけぇ声のする方を向くとシュテル達が下駄箱からこっちに向かってきた…………クラスの全員を引き連れて。

 

男子1「レ、レヴィさん!あの人がレヴィさんのお父さんですか?!」

 

レヴィ「違うよ、お父さんじゃなくて、先生だよ」

 

男子2「そ、そうなんですか…………(うっわ、さっき見たけどやっぱカッケェ~)」

 

女子1「ねぇねぇ、あのジョンって人すっごくカッコよくない?」

 

女子2「だよねだよね!いいなぁディアーチェちゃん達、あんなカッコいい人と一緒に居られて」

 

ディア「ま、まぁな」///////////

 

レン「♪~」////////////

 

女子3「ユーリちゃん、ジョン先生の事どう思ってるの?」

 

ユーリ「ひぇっ?!な、何を急に…………」/////////////

 

女子4「おやおやぁ?いきなり赤くなって…………これはこれはもしかして~」

 

何じゃあれ?なんかゾロゾロと出てきおったのぉ…………。

 

などと思っとったらシュテル達が一人の少女を連れて俺の所にやって来た…………ってあれ?確かこの子は………………。

 

シュテル「先生、紹介します!私の隣の席の子で、私達のお友達の」

 

ルーテシア「ルーテシア・アルビーノです!ジョンさんの隣にいるのはうちの母です!よろしくお願いします!」

 

ジョン「ほぉ、元気のええ子じゃね、よろしく、ジョン・D・ホーエンハイムです…………呼び方はまぁなんでもええけぇね」

 

俺はルーテシアと目線が同じになる位にしゃがみ握手をした、この子も魔力がかなりあった事は既に気付いとったけど…………なかなか才能がある子じゃな。

 

メガーヌ「あの………失礼ですけど、喋り方が…………」

 

ジョン「はい?あぁ、これが素といいますか、物心ついた時からこんな喋り方で、一応気を付けはいるのですが…………つい」

 

メガーヌ「……ふふっ、そうなんですか」

 

ジョン「はい、では私達はこれで失礼しますね」

 

メガーヌ「まぁ歩いて帰るおつもりですか?」

 

ジョン「はい…………お恥ずかしい話ですが、私車も持っておりませんので帰りは歩きと決めているんです」

 

メガーヌ「うちのでよかったら………と言いたい所なんですけど、生憎人数も限られてますし…………」

 

母親1「で、ではうちのでは!?」/////////////

 

母親2「いいえ、うちの車でご一緒に!!」///////////

 

突然それまで黙っとったお母ちゃん連中が鼻息を荒くして俺等に車に乗るよう言って来た。

 

ジョン「(恐っ!)お、お気持ちは大変嬉しいのですが、途中この子達と少し寄りたい所もございますので………………申し訳ありませんが…………」

 

母親's「そうですか……」シュンッ……

 

シュンッ…………じゃねぇし、言っちゃぁ悪ぃけどさぁあんま可愛くねェよアンタ等。

 

ジョン「では、これで………………ほりゃ、皆もちゃんと挨拶せにゃぁ」

 

シュテル「それでは皆さん、さようなら」

 

ディア「ではな、皆の者」

 

レヴィ「バイバァイ!」

 

レン「………………じゃ」

 

ユーリ「失礼しますね」

 

女子全員「じゃ~ねぇ」

 

男子全員「また来週、楽しみにしております!!!…………お義父様も!!」

 

お義父様って………………俺のこと?

 

ルーテシア「じゃーねー皆!ジョンさんも!」

 

ルーテシアが元気いっぱいに手を振って、隣ではメガーヌさんが軽く会釈をして挨拶をしてくれた。

 

 

 

 

 

 

メガーヌ Side

 

 

私とルーは学校の帰り道買い物をする為、最寄りのお店に行こうとした、辺りは暗い為か人が少なかった。

 

メガーヌ「さ、ルー!帰る前にお買いものしましょ、今日は頑張ったご褒美に御馳走してあげるわ!」

 

ルーテシア「ホント!?やったぁ!!じゃぁ…………」

 

メガーヌ「でも!お菓子とかはダメ、あなた授業中にこっち見て集中してなかったでしょ」

 

ルーテシア「うぅ…………」

 

メガーヌ「ま、まぁ…………今日はいい事もあったし?一個だけならいいわよ?」

 

ルーテシア「…………え?」

 

メガーヌ「それとね、ルー………あなた、新しいお父さんは欲しくない?」

 

ルーテシア「お母さん何言ってるの?」

 

メガーヌ「え?あ!な、何でも無いのよ何でも………………」

 

まだ早過ぎるかしら?まだお互いに知り合って間もないし………………。

 

メガーヌ「でも………………やっぱり………………」//////////////

 

あの顔で凛々しくなる時は………………やっぱり反則よね………………私じゃなくても堕ちるわよ、現にあそこにいた他の人達も見惚れてたんだから………………。

 

メガーヌ「………………っと、それよりも」

 

私は買い物の事を思い出し、今日は何にするかを娘に聞こうとした。

 

メガーヌ「今日は何がいいかしら?ねぇルー、あなたは何が食べたい?」

 

私はルーに聞こうとして振り向くと、先程まで居た筈の私の娘の姿が無かった。

 

メガーヌ「??…………ルー?何処にいるの?遊んでないで早く買い物済ませちゃいましょ!」

 

そう呼びかけてもルーは出ては来なかった、イタズラでもしてるのかと思い私は何度も呼んだけど、本人の声がまったく聞こえなかった。

 

更に言えば、あの子の魔力も感じられなかった。

 

メガーヌ「ルー!?ルー!?ルーテシア!!どこ?!どこにいるの!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メガーヌ「ルーゥゥゥゥゥ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side Out

 

 

 

 

オマケ

 

カリム Side

 

 

シャッハ「それでは、失礼します」

 

私とシャッハは昔お世話になった恩師に挨拶をし、部屋を出た。

 

話しているときも私はさっきの子供達のことが気になっていて、その事をずっと考えていた。

 

カリム「………………」

 

シャッハ「騎士カリム?先程からどうされたのですか?何か考え事をされてるようですが………………」

 

カリム「えぇ、やっぱり気になってね」

 

シャッハ「気になって………とは一体何が?」

 

私とシャッハは出口に向かって歩きながら話をしていた。

 

カリム「………………そのぉ……ね?この学院に………はやてそっくりな子がいたのよ」

 

シャッハ「ハァ?ま、まぁどこかしら似ているのであればどこにでもいるのでは??」

 

カリム「目とか口元とか一部分ならまだしもね、私が見たのはまるではやてを小さくしたような感じなのよ…………そう子供の頃のはやてねアレは」

 

シャッハ「そう…………なのですか?」

 

カリム「ええ………………あら?」

 

シャッハ「どうしました?………………あぁ、生徒達が帰る所ですね…………あれは………先程ぶつかった御仁ですね」

 

シャッハの言ったように生徒達が次々と校舎から出て帰路に就こうとしていて、その中にはさっき部屋の前でぶつかった相手もいた、そしてその人の近くには………………。

 

カリム「っ!!」

 

シャッハ「っ!あ、あれは…………騎士はやて!?それに高町一尉にアリシア、フェイト両執務官まで!?」

 

どういうこと?!何ではやてだけじゃなくて、なのはさんやアリシアさん、それにフェイトさんまでもがいるの?!そんな偶然なんてあるの!?

 

シャッハ「…………アレは一体どういう事なんでしょう?」

 

………………とても気になる事ね、少しならまだしもそのまんま、それも4人もだなんて…………さっきぶつかったあの男の人なら何か知ってるかしら?

 

カリム「シャッハ!」

 

シャッハ「っ!…………はい、何でしょう騎士カリム」

 

カリム「はやて達とそっくりな子達の事とその近くにいるあの男性の事、少し調べてもらえないかしら?出来ればはやて達には内緒で」

 

シャッハ「わかりました」

 

………ただの他人の空似だといいんだけど…………。

 

 

 

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