ハルカ Side
ハルカ「あーそれと……………皆に言っておくわね、透の強さは半端じゃないわ………力はザフィーラやキャロの竜以上、スピードはフェイト以上、テクニックもシグナム以上、技や魔法の応用はアリシア以上、体術はもう分かってると思うけどザフィーラやリインフォース、それにクイントさん以上よ」
アリシア「スバルたちと同じように、ある意味透は私達の師匠みたいな感じだからね!」
ザフィーラ「我とリインフォースとアルフは奴と共に修行していたからな」
アルフ「格闘戦じゃぁ一度も勝てなかったけどな」
シグナム「それと、例え倒したとしても…………アイツが倒れたとしても、決して気を抜くな…………アイツの強さは次元を超えている上に、倒しても起き上がってくる…………何度も何度もな」
ハルカ「アイツが仮に遠征隊に入ってたら、即行で階級が大将…………いいえ、元帥クラスだったでしょうね」
ヴァイス「げ………元帥って………」
シャマル「透君を甘く見たら、その時点で負けちゃうんだから……………そのぐらい見ても丁度いい感じよ」
シグナム「更に言えば、アイツの正体………いや………本質とでもいうべきか、アイツは少し戦うこと自体楽しむ様子がある」
はやて「あぁ………シグナムやフェイトちゃんと違ぉて戦闘狂ってわけやないよ」
フェイト「……………はやて、泣くよ?」
アリシア「フェ、フェイト?!大丈夫だよ!?お姉ちゃんはそんな事思ってないからね!!」
orzになって若干涙目になってるフェイトをアリシアが必死に慰めてた、まぁ本当の事だしね…………………言わないけど。
シグナム「んんっ!あー…………それで、アイツは負けず嫌いなのか…………目標を倒すか自身の限界が来ないと止めなはしない奴だ」
あぁ~…………そう言えばそんな事があったわねぇ。
響子「あぁそれについてだったら、前の模擬戦の時の映像がココにありますよ」
はやて「何でアンタ持ってんねん!?」
響子「そんなの決まってるじゃないですか?!常に透さんの勇姿を見ておきたいに決まってるからじゃないですか!」
ヴィータ「イヤイヤ決まってねぇって!」
ハルカ「はいはい!んな事はいいから、さっさと見せなさい!」
私が怒ると響子はいそいそとすずかにデータを渡していた。
ハルカ「今から見せるのは大体9年くらい前、つまり私等が11くらいの時に透と模擬戦をすることにしたのよ…………………まぁ私がそう嗾(けしか)けたんだけどね」
シャーリー「け、嗾けたって…………………何でそんな事を?」
なのは「え、えぇ~っと………なんと言うか」
フェイト「確かめたかったんだ………………透と戦ったらどうなるかを」
アリシア「その時の私達が透と戦ったら、勝てるのかなぁってね……………まぁ素朴な疑問だったんだよ」
はやて「と言っても…………『透君一人 VS 私等』なんやけど」
キャロ「そ、それはいくらなんでも…………………」
エリオ「無茶過ぎるんじゃ…………………」
アハハ…………普通の人、というか傍から見たら誰でもそう思うわよねぇ…………。
リインフォース「確かに最初は私達もそう思ったんだが……………」
ザフィーラ「透も少し引いてはいたな」
シャマル「でも…………実際戦うとそうでなかったりするのよ」
ヴィータ「正直…………あの時ほど透を不気味って思った事は無ぇよ」
シャマル「まぁ最終的には勝ったんだけど………形式上はね」
スバル「形式上?」
ハルカ「実質は引き分けだったのよ…………ま、あとは見てのお楽しみってことで」
言った後早速模擬戦の映像を映し出した、丁度私達が透と対峙してる時ね。
~映像回想~
透「いっやマジでやるん?」
シグナム「当たり前だ、少々不本意だがお前とはもう一度戦いたかったんだ」
透「おいそれマジで危ないけん、止めて」
ハルカ「でもやるのはマジよ、私的にもアンタが皆とどれだけやれるのか知りたいし……まぁもっとも、アンタを一度倒してみたいっていうのが本音かしら?」
透「…………………それはユーノとクロノも?」
ユーノ「ア、アハハハ……………」
透「いや笑うなや」
クロノ「まぁでも、僕としてもお前を倒したいのは同意見だし、このメンバーでどこまでやれるのか……………正直僕も興味があるんだ」
透「よぉっし!!おどりゃぁホッンマ真っ先に叩き潰しちゃるけぇ覚悟しちょれや?!」
クロノ「何でだ?!」
ユーノ「まぁまぁ……………」
なのは「今の私達がどこまで透君に通用するのか……………知りたいもん!」
透「でもこぉれお前…………軽くリンチの絵やぞ?」
ハルカ「そーんなの気にしない気にしない!見え……………………………………無いから」
透「間なっが!??」
ヴィータ「いいからよぉ、さっさとおっぱじめようぜ!?」
ちなみに今回は面子が面子なだけあって、訓練室じゃなくてある無人世界での模擬戦になったのよ…………それとこれは限りなく実戦に近い模擬戦だから。
私達は互いのデバイスを構えた、透は最初は籠手の状態から入った。
透「ハァ………まぁやるって決まっちまったモンはしゃぁないけどさぁ…………おい響子!お前ちゃんと本気だせや!?」
響子「はい!(ハァ~ァ………とは言ったものの、透さん相手に本気になれるわけないじゃない……………でもぉ透さんに痛めつけられるのも結構いいかも…………………ワザと手ェ抜こうっと)」
ハルカ「…………………響子、今回は皆マジで戦うんだから……………アンタもマジでやらないと透に嫌われるわよ?」
響子「マジでヤッちゃいますよ?!透さん!!(まぁそれはそれで、倒れた透さんを介抱して…………そのまま………えへへぇ~)」
ハルカ「(ホント大丈夫かしらこの子…………)」
エイミィ「準備はいい?」
アースラからエイミィさんの声がしたけど、この模擬戦の立会人としてアースラの皆にやってもらったからね。
はやて「私等の方はええよ!」
透「俺んとこも!」
エイミィ「んじゃぁ早速行くよぉ?」
なのは「行くよ…………透君!」
フェイト「透、ごめんけど倒すよ!」
ヴィータ「アタシもオメェとはもう一度戦いたかったからよぉ、今度はアタシが勝つぜ!!」
シグナム「今度は……………お前を地に伏せさせる!」
ハルカ「ブッ飛ばしてあげる!」
透「お前等怖っ!!…………………けど、返り討ちにしちゃるけぇのぉ!!」
エイミィ「(皆………これ一応模擬戦だからねぇ……)…………………よぉ~い、始め!!」
そして私達と透の本気の模擬戦が始まった、最初はやっぱり透の戦闘力に圧倒されたけど、それでもやっぱり多勢に無勢…………………徐々に透が押されていったわ。
ヴァイス『(まぁ……そりゃぁシグナム姐さんやなのはさん達がいるんだもんよぉ………俺だったら即行死ぬっつーの)』
模擬戦を始めて十数分が経過して、初めて透が倒れたの……………それまで透は今まで使ってきた『斬魄刀』の『始解』や『卍解』とかを使って、私達も押され気味で………現に私達も響子やフェイト、それにシャマルが膝を付いてるし、一番体力があるシグナムやアルフ、それにザフィーラでさえも息をしてるんだもん。
だけどね………驚いたのは私達がここまで疲弊したことじゃなくて、その後の事なのよ…………普通………相手が倒れたら模擬戦は終了だけど、事もあろうか透の奴立ち上がったのよ。
しかもただ立ち上がったんじゃなくて…………………そのぉ…………何か雰囲気が若干変わってたのよ。
シグナム『それについては私が言おう、この時透の奴は…………立ち上がりながら………少ししか見えなかったが、笑っていたんだ』
ギンガ『笑ってた?』
シグナム『あぁ…………少なくとも、私にはそう見えた』
まぁ実際この時、立ち上がって来た透に私達は止めるよう言ったのよ………だけどアイツ。
透「いやいやぁ………………まだ俺こうして余裕で立っとるわけなんじゃけぇ、まだ勝負はついとらんじゃろうに」
クロノ「はっ…………はっ…………何を………馬鹿な………………余裕なものか………もう勝負は着いているじゃ「い~やぁ、まだまだじゃけど」…………何を言って」
透「じゃけぇ言っとるじゃろうに、俺まだ立っとるって………………俺を倒したいんなら、文字通りにせんにゃぁのぉ………………ま、お前等に出来りゃぁの話じゃけど」
シグナム「はぁ………はぁ………無理は…………するな………我々もそうだが、お前のダメージも相当のはずだ」
透「まぁの……ん~正直ここまでやるとは思っちょらんかったけど…………いやぁ………ちょっち面白くなってきたかもしれん」ニィ………
ヴォルケンリッター「っ!!」ゾクッ
透「…………クッハハッ………残念なんじゃけど、俺ってば…………かなり負けず嫌いじゃけんさぁ………………マジでブッ飛ばさんと、お前等敗けるでオラァ!!!」
そう言いながら透が私達に向かってまた突っ込んで来た、私達は咄嗟にバラバラになって避けた、負傷してる人には近くにいる人が支えてシャマルに治療してもらっているんだけど………………。
透「そっちが言うたじゃろう?実践に限りなく近い模擬戦って、ならここまでやるのも想定せんといけんじゃろうがぁ!!」
それから透は私達に向かって攻撃を再開してきた、正直アイツがただの負けず嫌いでここまでやる奴では無いことくらい誰にだって分かってた………………アイツの精神力は異常の域に達してるのよね。
そうは言っても私達だって疲れてはいたけど、アイツの言った通り一度倒した相手に油断せず何度だって倒す勢いでいたわ………………でもそれは、倒すのが二度目だったらの話。
アイツは体術と斬撃と刀の能力を駆使して必死に私達に攻撃してきたわ、まぁと言っても私達もかなりダメージとかが蓄積してったから、こっちも徐々に押されていったわ。
それでもいくらアイツが私達同様、転生者で強くても、限界ってものがあるじゃない?
だってあり得る?私達結構本気の攻撃してたのよ、それこそ透が血が出たり、吹き飛んで骨折してしまうほどの威力のある魔法を出してしまったりで、こっちはすり傷や打撲とかですんだけど………透の強力過ぎる攻撃を回避したりで体力削られて…………。
なのにアイツったら倒れて起き上がる…………なんて真似をするのよ?それも3度や4度じゃないわ…………まぁ3度や4度もおかしいけど………とにかく、結果。
ハルカ「はぁー………………はぁー………………はぁー………………………」
シグナム「ゼェー………………ゼェー………………ゼェー………………」
なのは「ハァ………ハァ………ハァ………ハァ………」
透「………………………………………………………………」ドサッ!
やっとアイツにも限界が来たみたいでね、起き上がりはしたけど笑いながら気絶して結局倒れたのよ…………ここまで見れば私達の勝利だけど、素直に喜べないのよねェ…………理由はねぇ、私達の方で唯一倒れていなかったのが、なのはと私とシグナムだけなのよ……他の皆は気絶してたり起き上がれないくらい疲れてたんだけど…………って言っても私達も倒れる寸前でね、透を倒したって確認した後私達全員気絶したわ。
後で分かったけど、透が起き上がった回数が29回だったわ、流石に最後の時の透の顔はビビったわ…………倒れる瞬間もずぅっと笑ってるんだもん………………意識飛んでるはずなのに。
~映像回想終了~
ハルカ「ここまでよ、分かった?…………透を倒そうにも生半可な覚悟じゃぁ、倒れないわよ」
シグナム「アイツは何か使命とか…………それこそ目標である『護る』が無い場合、純粋に戦いを楽しむ節があるから…………あぁやって何度も立ち上がって来るのやも知れん」
最低でも29回以上は倒さないとダメって事だけど、たぶん殺傷設定にしてもアイツ起き上がって来そうなのよね………………軽くホラーだっつーの。
ギンガ「………………」
ティアナ「………………」
スバル「………………」
すっかり新人たちは呆けていた、さっきの映像で透が不気味に笑いながら何度も起き上って私達に攻撃して来たんだから、驚くのも無理はないけど。
なのは「ちょっと強引で怖いけど…………私が諦めないで戦うのは、透君が何度も何度も起き上がってくる姿勢なんだよ……………私の強さの目標は………透君だからね」
キャロ「そ、そうなんですか………………」
エリオ「(『不屈の』って言う部分の由来はその所為だったんだ………………)」
ハルカ「あぁ………それと、この模擬戦のあと私達全員、管理局の仕事を1日2日休んだし学校も休んだのよね…………」
あの時は私とシャマルで治療したけど、透に至っては治療したけど物凄くピンピンしてたのよね…………治療したのは私だけど、『盾舜六花』は対象の外傷を治すだけで魔力とかは回復しない、私達と戦ったアイツはかなり魔力を使った筈…………『輪廻眼』を使わせないように攻撃したのにね。
はやて「あー……今思い出しただけでも怖いわぁ………そないな透君とまた戦うて…………また前回みたいなことが無いとも思えへんけど」
ティーダ「前は彼に俺達倒されましたしね」
ヴァイス「またその井上って奴が俺達を倒そうとして来るかもしれないっすしね」
ヴァイスが尤もな事を言った、確かにアイツが機動六課と戦った映像を見たらそう思うんだろうけど………………あれ?でもさっきの映像じゃぁ………。
響子「透さん、始めから皆さんを倒そうなんて思ってませんよ」
いきなり響子からまた驚きの発言が聴こえてきた、響子も私と同じことを考えていたようだ。
エリオ「え…………っと、それってどういう意味なんですか?」
響子「言葉通りの意味だけど」
ハルカ「透が本気でアンタ達を倒すもしくは殺そうとしたんなら、手段はいくらでもあったわよ………………ワザワザ『侘助』とかを使う必要とか無いし…………あの刀の中には絶対死ぬ物もあるし」
響子「それによぉく思い出してください、透さん…………自分から攻撃したことなんて無いでしょう?まぁ投げ飛ばしたりもしてますけど、どれも着地したり誰かがフォロー出来るような投げでしたし柔道のような投げ方では無く力だけで強引に投げてます、あとそこのツインテールの子が、ハチマキの子ごと攻撃した時は別として…………これを言ったら失礼ですけど、普段の透さんなら皆さんに攻撃を当てるくらい造作も無いと思いますよ?」
私と響子の言葉に機動六課の面々はよぉくよぉく思い出してた。
シグナム「………確かに…………アイツから攻撃したことなんて一度も無かったな」
ヴィータ「アタシが攻撃した時もワザワザ掴む必要無かったしよぉ…………」
アルフ「それにさぁ、ザフィーラ達の攻撃だって透の十八番の超高速カウンターがあるんだし…………アタイと一緒に透と修行したザフィーラなら分かんだろ?」
ザフィーラ「むぅ………………面目ない」
ロッテ「(アレか…………アレ超痛いんだよなぁ………うぷっ……………思い出したら)」
ハルカ「という事だから……………透は未だに私達の事、仲間だって思ってんじゃないかしらね」
響子「当たり前じゃないですか!?あの面倒くさがりでも、実はモノすっっっっっっっごく優しい透さんがなのはさん達を攻撃するはずありませんよ!!」
響子がまた暴走気味なってるので、もう一度落ち着かせようと頭に拳骨を入れておいた。
ハルカ「まぁそんな事だから、アイツもまだ私等を完全に敵と思っていないようだけど…………これ以上透を野放しに出来ない…………放っておいたら、アイツ…………いずれ崩れるわ」
プレシア「そうならないように、皆動くんでしょ?私達も行ってもいいかしら?」
いきなり会話に割り込んできて、更に自分達も同行していいかを私達に聞いてきたプレシアさんとアルフ、確かにこの2人が付いて来てくれるんならかなり戦力アップするだろうけど。
フェイト「えぇ?!か、母さんとアルフも?!」
プレシア「あらいいでしょ?私だって透君にはお世話になってるし、それに一人でも多い方がいいでしょ?なんてたって相手は透君なんだから……………ね?アルフ」
アルフ「おうよっ!!」
プレシア「それに今ちょっと家に戻ってるんだけど、リニスもよ」
アリシア「リニスも?」
プレシア「リニスも透君に早く戻って来て欲しいのよ、それに家に戻ってるのはある物を取りに行ってるからなのよ」
なのは「ある物って?」
プレシア「それはリニスが戻って来てからね」
テスタロッサ家が騒いでる一方で、他の……………主にミッド組はかなり唖然としていた。当たり前よねェ…………プレシア・テスタロッサって言ったら、元々はミッドの中央技術開発局の第3局長を務めて、そして自他共に認める『大魔導師』って異名があるくらいだしね。
薫子「で、でもさぁ……………部外者が戦闘に参加って………いいのかなぁ?」
薫子が素朴な疑問を口に出した、するとギンガとスバルの父のゲンヤ・ナカジマが答えた。
ゲンヤ「それならよぉ、戦闘指導官ってことにしたらどうだぃ?それか~特殊派遣魔導師とかよぉ……………テスタロッサさん程の人物ならよぉ、認めるんじゃねぇかなぁ?どうだいレジアスさん?」
ゲンヤさんがレジアスに同意を求めた。
レジアス「……………私は何も見ていないし、何も聞いていない……………好きにしたらいい」
「ってよ」とゲンヤさんが親指を立てて答えた。
グレアム「そう言うことなら、私達も協力しよう」
今度は前の『闇の書事件』でややこしくした張本人のギル・グレアムさんまで協力を申し出て来た。
ルーテシア「ハイハイ!私も行くぅ!!いいでしょお母さん!?」
うわぁ………これは流石に驚きだわ、まさかルーテシアまで言い出すなんて……………でもこれは………。
確かにルーテシアにはガリューとか強力な召喚を使えるし、正直一緒にやってくれるんならかなり助かるけど………。
メガーヌ「何言ってるの、あなたを連れて行けるわけないじゃない、これは遊びじゃないの……………これは戦いなのよ?」
ルーテシア「そんなの分かってるよ!でも私………ジョン………じゃなかった、透せn………さんに助けてもらったんだもん……………今度は私が助けてあげたいよ!それにシュテルちゃん達も、もしかしたらいるかもしれないし……………いたら私がシュテルちゃん達とお話しないとから!」
メガーヌ「……………でもあなた「大丈夫ですよ」……………ハルカさん」
ハルカ「娘さんがここまで言ってるんですしやらせては?それに娘さんは私達が守りますから」
メガーヌ「…………………………」
ルーテシア「え!?いいの!?」
ハルカ「でも、一緒に戦うんならそれなりに訓練しないといけないわよ?我慢出来るの?」
ルーテシア「するよ!ふざけてないもん!!」
メガーヌ「……………ハァ、こうなったらいう事聞かないんだから……………いいルー?本当に危なくなったらすぐに逃げるのよ?」
ルーテシア「分かったよ、お母さん!」
ハルカ「(まぁ………極力娘さんは後ろの方にしますので)」
メガーヌ「(ごめんなさいね……………うちの娘が我儘言って)」
ハルカ「(いいえ)」
予想外にもルーテシアまでもが参加してきた、いくらなんでも小さい子には無理はさせれない、いくら召喚だけと言っても油断できないし。
シャッハ「ならば私達も協力します、よろしいですね?騎士カリム」
カリム「…………………………」
加えてシグナムと互角に渡り合うシャッハも参加を申し出た、それに聖王教会までも……………と思ったけど。
カリム「ごめんなさい、私は行けないわ「はい?」代わりにあなたが行ってくれないかしら?」
シャッハ「そ、それは構いませんが……………どうされたんですか?」
カリム「……………少し、やらなければならない事があるの、そしたらそちらには行けれないから」
シャッハ「ならば「あぁシャッハは行ってもいいわよ、こっちで済む問題だし」そ、そうですか……………」
シャッハが来るのいいけど、まさかカリムが拒否するなんて……………一体何なのかしら?
カリム「あと、代わりというわけではないけど、ロッサを同行させるわ、探索でならかなり有効だから」
クロノ「では、僕も及ばずながら協力しよう」
ユーノ「僕も微力ながら手伝うよ」
なのは「え………2人ともいいの?クロノ君艦長さんでしょ?ユーノ君は無限書庫の司書だし……………」
クロノ「相手は透なんだ、そんな事も言ってられないだろ?」
ユーノ「それに司書だったら、適当に理由付けて休むし」
すずか「なら、私も協力するよ!!」
シャルル「開発担当も兼用してる僕も協力するよ」
アリサ「お金の心配なら気にしなくていいわよ!アタシがいるんだから!」
はるか「私も協力しちゃうからね!」
響「治療や薬が必要なら何でも言って」
逢「私も微力ですけど、協力させてもらいます」
……………ちょっとちょっと、何なのよこの錚々たるメンバーは……………えぇ~っとまずは私等『機動六課』でしょ?次に『ゼスト隊』、そんでもって『テスタロッサ家』、加えて『ギル・グレアム』と『ロッテとアリア』『ルーテシア』『シャッハ』『クロノ』『ユーノ』と……………何コレ……………イジメ?私等透を苛める気?
はやて「せやけど、透君を探そうにもどうやって探そか?」
私がそんな変な事を思っているとはやてが透の探索方法を聞いてきた、そうなのよねぇ……………と言いたいけど。
ハルカ「はやて、もう忘れたの?私達にはこの子がいるのよ?」
私は響子の背中をポンポンと叩きながら答えた、響子は透に関することなら大抵なんでも出来る、それが例え『次に透が何処に現れるのか?』も……………軽く予知能力よ。
はやて「あぁー……………………ん、せやな」
新人たち「納得するんかい!!」
新人たちの鋭い突っ込み、もう機動六課に馴染んで来たじゃないの……………っと、それよりも。
ハルカ「それじゃぁ………これから一ヶ月!しばらく透の事は無視!もし出て来ても出動しないわ!」
スバル「えぇっ!?」
キャロ「い、いいんですか?!」
ハルカ「代わりに、一ヶ月間みっちり特訓するわよ!!今の私等がいくら束になっても敵わない………それはゼスト隊が加わっても、私と響子が加わっても同じよ」
ティアナ「そ、それは…………そうかも…………………ですけど」
ハルカ「それと新人たちには……………主にキャロとルーテシアはなのはと同じ様に回避能力の特訓をしてもらうわ、それにはなのはに任せるわ」
なのは「うん!」
ハルカ「エリオはシグナムと響子、それにゼスト隊長……………それから恭也兄さんに教わりなさい」
エリオ「はいっ!」
ハルカ「ごめんけど、恭也兄さんよろしく」
恭也「あぁ、戦闘に参加出来ないのは心苦しいが」
はやて「流石にそれは勘弁や、魔力を持たへん一般人を戦闘に参加させるんはちょっと……………」
恭也「いや特訓に付き合うので充分だ」
ハルカ「ギンガとスバルは「それなら私がやるわ」……………えぇっと、確かお二人のお母さんの………クイントさんでよろしいですよね?」
クイント「ええそうよ、二人なら私がまた一から教えるわ」
ハルカ「そうですか………でしたら、アルフとリニスとザフィーラ、それにリインフォースもご一緒させてはどうでしょう?彼女達の体術も相当なので、充分強いですよ」
クイント「ありがと」
ハルカ「あとスバルに至っては透の技をコピーしようとしてんでしょ?ならそれも練習しときなさい、でも『螺旋丸』は「それなら大丈夫よ」アリサ?」
いきなりアリサが席から立ち上がった、するとすずかもアリサの方に行った。
ハルカ「アリサ、大丈夫ってどういうこと?」
アリサ「スバルって子にアタシ達が『螺旋丸』を叩きこんであげるから」
ハルカ「ハァ?叩き込むってアンタ……………どうやって、そもそもこれは簡単には習得出来ない術よ?」
シャルル「でも、習得してる人なら教えられるでしょ?」
ハルカ「ちょ……………それってまさか」
アリサ「こういう事よ、いい?すずか、シャルル?」
すずか シャルル「「うん!」」
アリサ「よく見てなさいスバル、コレが透が使ってた『螺旋丸』よ!」
すると三人は互いに片手を前に突き出し、もう片方の手を突きだした方の手の手首を握る形になった。
アリサ すずか シャルル「「「『螺旋丸』!!」」」
三人のそれぞれの掌から3つの球体が出現した、これは紛れも無い『螺旋丸』だわ……………でもこれは魔力で作ったモノじゃないわね。
ハルカ「驚いたわね、まさかアンタ達もソレが使えたなんてね」
アリサ「アタシ達、前に透に教わったのよ」
フェイト「でもそれ、魔力を感じないけど」
すずか「そりゃぁそうだよ、だってこれは『気』で作ってるんだもん」
なのは「き、気?」
士郎「ほぉ……………」
シャルル「気が使えるって分かったのは、中学の時のあの保健の先生が教えてくれてね」
あぁ……………あのスッゴイ濃いオッサンね、でもアリサ達も気が使えるのね……………そう言えば透も使えるって言ってたわね。
アリサ「それで、アタシ達透に『螺旋丸』を教わったのよ、自分の身は自分で守れるようにってね………本当は完成してから透と一緒にアンタ達を驚かせてやろうと思ったんだけどね」
ハルカ「そうだったの……………」
すずか「最初、スバルちゃんが『螺旋丸』みたいなのを見た時は本当に驚いたよ」
シャルル「でも、アレって独学じゃぁ完成できないんだよねぇ」
アリサ「という事でスバル!アンタのその『螺旋丸モドキ』をアタシ達が教えて本当の『螺旋丸』にしてあげるから、気合い入れなさいよ?」
スバル「あ、はい!」
まさかアリサ達が『螺旋丸』を使えてたなんて、あとは私と響子が教えられるのと言えば。
ハルカ「透の使う刀の能力と『始解』や『卍解』、それと術なら知ってる限り私が教えるわ、透の戦い方なら響子に聞きなさい……………いい?時間はあるようで実際は無いんだから、みっちりやっていくわよ?!」
全員「はい(おう)!!」
皆の士気が高まったところでお店の扉が開く音が聴こえてきた、入って来たのはいつの間にか居なくなってたリニスが入って来た。
リニス「突然居なくなって申し訳ありません、実は皆様に見ていただきたいものがありまして……………コレです」
そう言ってリニスが出したのは一通の封筒だった、結構くたびれた状態を見て少し古いモノだというのがわかる。
ハルカ「……………それは?」
リニス「………………コレは透が消えてから部屋を整理していた時に見つけた……………殺された透の御両親が透に宛てた、最後の手紙です」
なのは「え……………………」
リンディ「……………」
お店の中はシーンと静まった、透の両親が死んだことは知ってるけど………まさか殺されてたなんて……………。
リニス「先程は言えないと言いましたが、コレを見ていただければ透の過去が少しは分かりますよ」
私は少し戸惑ったけど、皆を代表してリニスから封筒を受け取って中の手紙を読み上げた。
内容は透の両親の過去の事だった、透の両親は透が潰し回ってる研究所のうちの一つの研究員立ったこと、そして透がその研究所で造りだされた存在であり生まれてすぐ一度死んでしまった事、そして自分達が追われいずれ死ぬことも分かっていた事。
読み上げてから店内は”シン………”とした、まさかの透の知られざる過去を知ってしまったんだから、透ったら……………小さい頃から無茶苦茶ハードな事を体験してんのね。
なのは「………透君が……………造られたなんて」
リニス「この手紙を読んだ時、透は不思議と泣きませんでした、哀しみもしてませんでした……………ですが怒りもしくは憎悪という感情があり、おそらく透が消えた時のあの生物、アレが透の御両親を殺したんでしょう……………だから透は……………」
憎悪が一気に膨れ上がって暴走して『完全虚化』ってことね……………そりゃぁ暴走もするわよ……………これで納得したわ、透が暴走した理由が。
カリム「……………やはり、私達聖王教会にもあった研究施設は……………管理局によるもの……………それも非人道的な研究をしてのことだったのね」
フェイト「え………じゃぁ、透は両親を殺した管理局に復讐しようとして?」
アリシア「そんな……………透が復讐なんて……………」
グレアム「いや、彼はそんな事はしない筈だ」
一度透とぶつかったグレアムさんが意見を言った、確かに透は復讐反対派だったわね。
グレアム「彼は………復讐しようとした私に対し、必死に止めるよう言ってきた…………あれはおそらく復讐する気持ちを理解した上で言った事なんだろう……………あの時の彼は鬼気迫る物があったよ」
リニス「はい……………透は復讐はしませんが………レジアスさん、『井上 泰山』と『井上 咲』をご存じですか?透の御両親の名ですが」
レジアス「あ、あぁ……………2人とも表向きは技術部の人間で父親はかなり優秀で母親も魔力を相当持ちながらも、夫の助手としてかなり優秀と聞いていた」
シャーリー「い、『井上 泰山』?!!」
すずか「ど、どうしたの?シャーリー」
シャーリー「何を言ってるんですかすずかさんっ?!『井上 泰山』先生と言えば私達技術者にとって師であり、神様のような存在ですよ!?彼の造る物はどれも一級品でどの技術者も彼には敵わない程でした……………まさかなのはさん達のお友達のお父さんだったなんて……………でも亡くなられたんですね………」
透の両親…………主に父親の方ってかなり有名人だったのね……………しかも凄腕の技術者なのね………。
士郎「(井上……………咲?………咲……………どこかで聞いたことがあるような)」
桃子「士郎さん?どうしたんですか?」
士郎「ん?いや、なんでもないよ」
リニス「透自身もやっている事が間違いであることは知っているでしょう、ですが引くに引けれない……………いえ、引かない理由というのがあるのです」
ハルカ「引かない理由……………アンタは知ってるのよね……………けど言いたくもないっていうのね?」
リニス「…………すみません……………私が見せたかったのはコレだけです、後の事は透自身の口からお聞きください」
ハルカ「………そうね、本当に復讐しようとしてんのか、それとも別の目的があるのか……………どっちにしろ透を捕まえない事には何も始まらないわね」
リニス「及ばずながら、私もご同行します………私も響子程ではありませんが、透のパターンはある程度把握していますので」
ハルカ「頼むわ、じゃぁ一月後……………透をとっ捕まえるわよ!!」
全員「おぉーー!!」
見てなさいよ透、アンタがいくら強くなっても私達だってアンタに負けないくらい強くなって見せるからね………といっても私と響子は分からないけど……………。
……………っと、その前にカリムとクロノ……………それからはやてに話があるんだった。
Side out
なのは達が『翠屋』で作戦会議をしていた日から2週間後。
ヤクモ『マスター……………お休みになられないのですか?』
透「ん~?……………ん~」
俺はベランダに出てある椅子に座って夜の空を見とった、雲はまったく無くて星がメッチャ綺麗じゃった。空を眺めとるとヤクモらが話し掛けてきた、内容は俺が休んでないことについてじゃった。
理由は最近……………てか、なのは達機動六課との戦いの時からまったく寝られんようになった……………なのは達と戦った事に対する嫌悪感なんか、それとも後悔なんかは分からん……………けど、あの時から一切眠れん日々が続いとる。
透「そうは言うてもなぁ、寝れんけぇなぁ…………少しでも寝れるようにするためにこうやって空を見てボゥッとしちょるんじゃけど」
ライラ『それではお休みできないではないですか、ベッドに寝転がるだけでもよろしいので』
リコ『以前目を怪我なされた時からあまりお眠りになってないのに、ここに来てまったく眠らないなんて……………いくらマスターの御身体が頑丈でも、いつか本当に倒れてしまいます』
透「……………ホンマ、アイツを殺した時から寝ては覚めの繰り返しであんま寝れんくて不眠症気味じゃったけど、ここに来て本格的に不眠症になってきてしもぉちょるなぁ………横になってもあんま変わらんし」
ライラ『ですがそれでは……………』
透「体調の方は大丈夫じゃって、意外にも好調……………とまではいかんでも今まで通りの状態じゃけんなぁ、余裕じゃし」
ヤクモ『……………やはり、なのはさん達と戦ったのが原因ですね』
透「…………………」
ヤクモ『その事が原因で……………ですか?』
透「まぁ……………そうなんじゃけど……………なのは達か……………遂にやっちまったのぉ」
リコ『なのはさん達に……………敵と認識されてしまいましたから』
透「…………否定はせんわ、自業自得じゃっちゅーのはよぉ理解しちょるけんな…………しとっても、自分のしちょる事を胸張って言えるモンじゃないけどな」
ヤクモ『ですがなのはさん達に言えば、必ず……………』
透「協力するじゃろーのぉ、それこそ俺と同じ様に管理局を敵に回しかねん………………特に響子が、んじゃけどそうなったらアイツ等の立場はどうなるん?せっかく不動の地位にまで上ったアイツ等を落とすようなこと…………出来るかーや…………いや、アイツ等はもう………………」
それから俺はヤクモらと色々話をしとると、後ろの方から誰かがおる気配がした。
ヤクモ『(マスター、ハリベルさんです)』
透「(うぃ)何じゃぃハリベル、何かあるんか?」
すると後ろの方から足音が聴こえ、徐々にこちらに近付いてきた。
ハリベル「……………今日も、眠れませんか?」
透「お前もコイツ等とおんなじ事聞くんか、寝れんねぇ………どうも」
ハリベル「やはり、以前の戦いが原因ですか?でしたら…………………今後は我々だけで行いますので、透様はお休みに」
透「そうもいかんじゃろぉに、それにこんくらい余裕じゃし…………まぁだまだ行けるっちゅーに」
俺は椅子から勢いよく立ち上がりシャドーボクシングのようにワン・ツーをして、体調は問題無しというアピールをした。
ハリベル「…………それでも心配なのです、そして皆不安がっています……………ハルドクターやナンバーズだけでは無く子供達も同様です」
じゃけど、ハリベルの顔は晴れんかった。そこまで俺の事を心配してくれとるのには少し驚いたけど、俺の体調の悪さってそこまで酷いように見えとるじゃなぁ。
透「ほぉか…………俺ってばそがぁに皆に心配かけてしもぉちょるんやな…………なら、近いうちどっかで休むかいのぉ…………たぶん」
ヤクモ『たぶんではいけません!』
ライラ『絶対です!』
リコ『必ずです!』
ハリベル「…………………ご自身のデバイスにまで心配させては…………………」
透「あーはいはい、分かったけぇ…………………もうちょい静かにせぇや、皆が起きるじゃろうが」
ヤクモ『…………………』
俺はヤクモらに注意するとこいつ等一斉に黙りおった、変な所で連携がとれとるんよなぁ。
俺はふと扉の方に気配を感じて、目だけを扉の方に向けると分かりづらいんじゃけど、アパッチ達がコッソリこっちを見おった……………何盗み見とんじゃアイツ等。
アパッチ「(そこっすぅ!!そこで告れば旦那もイチコロっすよ!!)」
ミラ・ローズ「(ハリベル様なら断る理由なしですよ!!受け入れること間違い無しっすよ)」
スンスン「(ここでハリベル様を伴侶とすれば、ナンバーズのお馬鹿さん達を出し抜くことが出来ます)」
スターク「(…………俺が屋根に居るの忘れてんじゃねぇのか?)」
ハリベル「私が何も知らないと御思いですか?」
透「ん?」
ハリベル「あなた様が無理をなさっている事をです」
透「…………………」
ハリベル「それにハルドクターやヤクモ達から聞いています、日に日に見るあなた様の顔が…………酷くやつれていってます」
襲撃から帰ってデバイスをちょい預けとる時に、コイツ等余計な事言うたな?…………………ってかそんなに酷いん?
透「…………………他の皆も知っとるん?」
ハリベル「失礼ですが、透様のお顔を見た誰もが心配すると思います」
透「マジかぁ……………」
ハリベル「そこまでして………透様は、前に話していた………以前戦った者達の…………機動六課の奴等を護りたいのですか?」
暗がりじゃけぇよー見えんけど、なんとなくハリベルが泣いて訴えてきとるように見えた。
ホンマ……………『BLEACH』とは似ても似つかんヤツじゃのぉ。
ハリベル「あなた様は奴等を護りつつ、ココにいる子供達をも護っている……それに……普通に考えれば異常でしかありません」
透「…………………」
ハリベル「私は…………………そんなあなた様の背中をいつも見て来ました、それはナンバーズも同じです………………いつも無理をなさっているあなた様を皆は心配しており、そしてそれ以上に慕っております」
慕ってか…………………俺的にはこれ以上ないくらいの嬉しい言葉じゃんよぉ。
ハリベル「そして……………私も………あなた様の事を…………………す…………………す…………………」
透「……………??……………どした?」
途中で止めよったけど…………どないしたん?
ハリベル「っ…………い、いえ何も……………とにかく、もうお休みになってください………いい加減にしないとレン辺りが泣き暴れますので」
透「あ…………ハハハ、そいつぁ……………キツイのぉ」
ハリベル「ご理解されたのなら…………………では失礼します」
ハリベルはそれだけを言うと、中に戻っていった……………結局何を言いたかったんかは知らんかったけど、最後ら辺はもしかして…………。
リコ『…………………マスター、一応確認しますが、ハリベルさんが最後言おうとしたのはご理解されてますか?』
透「…………………たぶん……………俺ってば、前世じゃぁ色々あってそいつが言いそうな事を大体予想は出来るようになったんじゃけど、正直当たっとるかどうかよぉ分からんけどの」
おそらく……………自惚れて無ければじゃけど、『好き』って言いたかったんじゃと思う……………俺昔モテんかった分他人からの好意に敏感になってわかるんよな。
ヤクモ『では…………………』
透「スマンけどアイツが言おうとした事は言わせんでくれん?ちょい…………恥ずいけぇ』
ライラ『は、ハァ…………………』
透「…………ほいじゃぁ、ハリベルにも言われとるけぇ、少しは休むかいねェ…………」
俺は眠れんのに無理矢理寝ようと、自室のベッドに入って横になって今後の事について考えた。
あの時はハルカと響子がおらんかった、一応情報じゃぁハルカ達は2週間くらい前に機動六課に配属されたってウーノから聞いたのぉ…………………ていうか、ハルカの階級が『少将』って……………。
ま、まぁそれはええとして、ハァ…………………となると今度アイツ等と戦う時はハルカと響子もおる状態で、しかもマダラ=俺って事もバレとるじゃろうのぉ。
オマケ1
アリサ「だけど意外よねェ、響子が透を捕まえるのに協力するなんて」
響子「何言ってるんですか?私協力するなんて一言も言ってませんよ」
シャルル「え…………じゃぁ、響子はどうするの?」
響子「そんなの決まってるじゃないですか!今からでもミッドに行って、透さんを探し回って透さんのお仕事をお手伝いしに行くに決まってるじゃないですか!!」
はやて「ちょっ!?……………私等の目の前で堂々と裏切り宣言しよったでこの子」
アリシア「ある意味透より恐ろしいね」
ハルカ「あ~大丈夫大丈夫、響子の事は私に任せて」
すずか「ハルカちゃん、説得出来るの?」
ハルカ「まぁ~なんとなく…………………ていうか、こうなるだろうとは思ってたんだけどね…………………響子、ちょっちこっちに来なさい」クイックイッ←人差し指を上に向け
逢「二人ともお店の隅に行っちゃいましたね」
なのは「何話してるんだろうね?」
シグナム「まぁ5年も響子と共に任務をこなして来たんだ、響子の行動パターンを我々より知り尽くしたハルカに任せた方がいいだろう……………と、そうこうしているうちに終わったみたいだぞ」
アルフ「……………なんか響子の奴、物凄くキラキラしてね?」
薫子「一体何言われたんだろうね?」
ハルカ「てなことで、この子は私達の陣営にとどまる事になったわ、その上透の情報を知ってる限り1つも洩れなく話すって」
響子「”ビッ!”お任せください♪」キラキラ
ヴィータ「(な、なぁハルカ)」ヒソヒソっ
ハルカ「(ん?何?)」ヒソヒソっ
フェイト「(どうやって響子を説得したの?)」ヒソヒソっ
ハルカ「(あぁ、さっきあの子に言った事ね、簡単よ………もし透を捕まえたら、捕まえて無実を証明してやったら透から頭ナデナデしてもらえて、しかもあーんなことやこーんなことや、恥ずかしくてイヤラシイ事をしてくれる筈よって言ったら…………)」ヒソヒソっ
なのは「それ本当?!」///////////
ハルカ「いや、嘘だから…………たぶん」
はやて「…………………巧みな話術…………………なんかなぁ?」
フェイト「(透に頭を撫でてもらう…………………やってもらえるかなぁ?)」////////////
アリシア「(それだったら早い者勝ちってことになるよねぇ?…………………)」////////////
オマケ2
なのは「だけど、透君の目的って一体…………………」
フェイト「リニスは透に聞けって言ってたけど」
アリシア「その透を倒しても分かるかどうか…………………」
響子「あ、私分かりますよ、透さんの目的」
はやて「ハ??!!」
アリサ「あーはやて、どうせ響子の事だから、『私のことを護ってくれるんデスデスゥ♪』とか思ってんでしょ」
すずか「あ…………有り得るね」
響子「失礼な、確かにそれも考えましたけど、本当に知ってますよ…………というか分かっちゃいました♪」
ハルカ「ちょ……………それマジで?」
響子「ハイ」
シグナム「教えろ響子!」
響子「ん~……………”ニヘッ”やーですよ、残念ですけど教えませんよ」
フェイト「な、何でなの?!」
響子「リニスさんが言ってたじゃないですか、透さんの口から聞けって……………大丈夫ですよ、透さんは決して裏切ってませんから」ニコッ
ハルカ「(響子が本当に知ってるってんなら…………………この子、マジで透の事になると恐ろしく能力がアップするわね)」
チョコットオマケ3
スバル「でも驚きましたよぉ、ハルカさんと透さんが前世の記憶を持った人なんて」
ティアナ「ちょっと、真実味が無い話ですけど…………………皆さんが信じているあたり本当の様ですね」
ハルカ「私と透もだけど、あと二人いるわよ」
エリオ「誰ですか?」
ハルカ「響子の義兄の『緋村 修』と『榊 凶夜』よ」
響子「…………………チッ」ギリッ!!
キャロ「ひぅっ!?」ビクッ