歴史を変えた男   作:お肉のオジサン

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北米はやはり長くなりますね。
好きなキャラを次々出したいが収集つかないでめちゃくちゃになるやろしどこまで出したろかな?



悩む次男

ホワイトハウス内会議室

 

「皆様揃ったようですねでははじめますか」

オバマ大統領が時間になったのを見計らい話を始めた。

 

「今日はコロニーに住む皆さんと地球に住む私たちとの貴重な意見交換の場所ですので思いの丈をお話し下さい」

 

しばし沈黙が続いていたがこのままでは時がムダに進むとしサスロが意見を言おうとしたところでジョージが話を始めた。

 

「サイド6でこの度色々アンケートを取りまして、次の内容について市民より意見が出ましたので纏めてみました。今皆さんに資料を配りますのでご確認して下さい」

 

渡された書類には次のような事が書かれていた。

 

自治権の確立

 

空気税などの生きる為のものへの税の撤廃

 

地球と宇宙の紙幣価値の適正化

 

参政権

 

メディアの自由化

 

自衛軍の設立

 

地球への自由な往来

 

娯楽施設の充実化

 

賃金の向上

 

配給制度の廃止

 

輸出入の税額の引き下げ

 

開発事業への出資

 

「これがコロニーに住む者の意見という事か、サイド3の方々も同じ様に考えて居ますかな」

 

ギレンもサスロも想定外の展開になり答えに困っていた時にデギンが口を開いた。

 

「この内容は恐らくどのサイドで聞いても出る事でしょう。

宇宙での生活はやはり地球と違い制約が多く、地球では当たり前にある物も作り出さなければなりませんので不自由です。

それでいて色々な税がありますから市民の生活はとてもたいへんなものです。

せめて娯楽や公共施設を地球並みにして不満を取り除く事が早急に必要な事と思います」

 

「成る程、私どもは宇宙に住むという事を理解せずとりあえず生きていける環境を作る事しか出来てないという事になりますね」

 

ヤシマがここで話に入り

 

「宇宙への移民政策をする上で計画の中にそこまでは考えて居なく、食料や生活物資の計算しかしていませんでしたからここで少し追加の政策が必要ではと私も思います」

 

再びオバマが話出し

 

「確かに私どもは地球から食料や生活物資を送る際にも何人だからこの位あれば大丈夫だろうとしていたのは間違いありません。

そこに住む人々の事をもっと考えなければなりませんが、

とりあえずこの中から直ぐに出来るものはやろうと思いますが皆さんはどう思いますか」

 

「大統領よろしいでしょうか」

 

「どうしましたゴップ大将」

 

「この中に自衛軍の設立とあるますがそれぞれのコロニーに軍を作りますとやはり争いの種となると思います。

軍に関しては長い間育ててきた我等、連邦軍がありますので必要ないと私は考えます」

 

ギレンがそこに言葉を返した

 

「ゴップ大将は現在の各コロニーでの軍の配備状況を見た事ありますか?

他のコロニーはわかりませんが我がサイドでは戦車の砲塔は市街地に向き、勤務時間意外でも銃を持ち歩き市民にプレッシャーを与えている事は知ってますか?

コロニーは閉鎖空間でありますからそこでのプレッシャーは計り知れないものです」

 

「そっそれはすいません私は宇宙軍のやり方は把握しておりませんです」

 

「例えばこの付近の軍が砲塔をこちらに向けていたら問題になりませんか」

 

「なっ地球と宇宙では情勢が違うのだっ。

宇宙では不穏な雰囲気があるからそのように現場指揮官が判断しているのです。」

 

「ほう先程までは把握してないと言われてた割には現場の事は分かっておられるのですね、不穏な空気とはどこでどのような物ですかな?

話は戻りますが地球から来て自分達を下に見、武力を見せつけ市民に圧力をかける軍のあり方をどうお考えですか?

それが嫌で自分達の中から自衛軍を作りたいというのは無理ない事では?」

 

「それについては今すぐ答えを出す事は出来ません、

まず事実関係を確認せねばなりません。

その上で話しさせて頂きたい」

 

ここでオバマが間に入り

 

「ギレンさんの言いたい事は分かりました。

ではこの件については継続協議としまず地球の軍の有り様を見て頂き、何処に違いがあるか見てもらいそれからまた話すという事でどうですか」

 

二人とも大統領の言うことに特に反論もなかったので、次の話題に進んだ。

 

「この中で今すぐ決めれるのは娯楽施設の件位ですね。

後、私が気になるのは紙幣価値と開発とメディアの自由化ですが、まずメディアが自由に発信できないとはそのように規制があるのですか?」

 

「それについては私が話をしましょう。

まず連邦政府から派遣されている担当官の検閲が入りそこで都合の悪い物は放映出来ないのです。

それも大統領はお知りにならないのですか?」

 

「お恥ずかしいがその辺りは閣僚達に任せておりまして、分かりましたではこの件について直ぐに対処いたしましょう。

言論の自由、報道の自由は守らなければなりませんからね」

 

そしてそれ以外の事も一つずつ話し次のように連邦議会に提出し話し合う事になった。

 

自治権、参政権・・・お互いの代表者を出し継続協議して擦り合わせをする。

 

空気税・・・空気を作るのにお金がかかるため、廃止では無く原価まで引き下げ。

 

娯楽施設・・・各サイドに観光用コロニー、各コロニーにも娯楽施設を増やす。

 

資源開発・・・各国で出資した開発会社を興しそこに資本投資し有効的に資源開発をする、経営者及び従業員は宇宙に住む者とする。

 

紙幣価値の適正化・・・米ドルを基本に世界統一通貨を作り各コロニーにも使用を促す。

 

メディアの自由化・・・規制は直ちに撤廃誰もが情報をえられるようにする。

 

自衛軍の設立・・・連邦軍の指導の元に隊としての体勢を築きあくまで自衛の為の隊とする。

合同演習なども行い協力体制を築く。

 

地球への往来・・・シャトルの増便をし値段も下げ金持ち以外も行き来出来るようにする。

それぞれ入国審査をする。

 

各種税の引き下げ・・・第三者委員会を立ち上げ精査し必要なものと無いものを仕分けする。

 

賃金の向上・・・地球の賃金と差が出ないもしくは宇宙空間での危険な作業等は高くするように職種毎の最低賃金を設定。

 

「長くなりましたので1度休憩を入れましょう、皆さん隣の部屋に飲み物と軽食を用意しましたのでおくつろぎ下さい。

ギレンさん、サスロさん、ヤシマさん少し宜しいですかな」

 

大統領から三人は呼ばれ別の部屋に通された。

 

「三方をお呼びしたのはまず宇宙に住む方の問題を話し合い問題点を潰した上で、次はこちらの要望をお伝えしようと思いますが、今の話し合いでほぼ出たのですが、後こちら側から提案したいのはまず人材の育成に関する事です。

宇宙での知識だけではどうしても偏りが出るのはお分かりだと思います。

そこで各コロニーより毎年、交換留学の様な形で人材を行き来させる事が出来ればと思いますが、個人の意見で良いので言ってもらえますか。」

 

ヤシマから発言を始め

 

「私は両方を行き来し見ておりますがやはり考え方の違いは育って来た環境、受けてきた教育が深く関係すると思います。

なので人材の交流はとても良い事かと思いますが、それぞれの場所で差別を受けたり孤立したりするのではとも心配する気持ちはあります。」

 

次にギレンが

「ヤシマさんの心配は確かにありますが、私自身短い期間とはいえ地球で学べた事は非常に役に立っております。

ですので未来を考える上でその様な試みは大切だと思います。」

 

サスロは

「もちろんお互いを理解し知る事が大事ですので、その様な取り組みに反対する理由はありません・・・があまり大々的にやるのはどうかとも思います」

 

と答えオバマは、それを受け

「まだその件は提案程度に留めておきます。

では次にこれはこの前のサスロさんの考えを聞いた上での提案ですが、コロニーの連携国家という形はやはり私ども地球に住む方からは脅威に思えます。

それを認める事は今は出来ません、その件に関しては今回は触れませんのでご了承して頂きたい。

その見返りとして今回の話し合いの件は実は昨夜ギレン君と話をし、ユーロ圏やアジアの代表とも話をして合意してるので安心して宇宙に戻った後に交渉の材料に使って下さい。」

 

「なっ何ですとっ今日話をした内容はすでに決まっていたという事ですか?」

 

「まあギレン君の予想をベースに少し色つけをしましたのでこの辺りが落とし所だろうとしたのだが、まあ想定内であったよ、全くギレン君の頭の中は凡人では理解出来んよ。」

 

「この程度の事なら誰でも時を掛ければ予想できるでしょう。

それよりも問題は軍部がこのまま行くと暴走しそうですな。

ゴップ大将は大丈夫そうですが、ジャミトフ准将辺りは誠に危ない考えを持ってますな。

彼が力を持てば一気に武力で全てを支配しようとするでしょう」

 

「それについては大丈夫です。

彼の上司にはこちらよりのレビル少将が居ますし、今の連邦には戦より政治でのし上がった者が多いですから、いざとなっても日和見するでしょう。」

 

「それなら安心ですが、何人か目付きの悪い将校が彼の周りには居ましたから」

 

「とりあえず話を戻します、今回の会談はこの後こちら側より何点か要望ありますがそれ程大した要件ではありません。

ただ軍部達に満足させるものも少しありますが、

そこは理解してほしい。

この後、ヨーロッパからアジアを回ると思いますが、行った先々で色々な人に会える様に手配しときましたので、

見て聞いて地球を知ってほしい。

その上で次はコロニーにて会談出来れば宜しいと思います。

後は弟に任せますのでそれではまた会いましょう」

 

そうして休憩が終わり再び会議が始まり、大統領の言う様になった。

 

サスロはこの後の事はあまり関心が無くなり、自分の兄と大統領の手の上で回されていた事に少し虚しさを覚えていたのであった。

 

サイド2、3、6の橋渡しや連邦の官僚の相手をし少しは力を付けたと思っていたが、まだまだ兄であるギレンは何歩も先に進みどこまで行っても追いつけない気がし哀しく思っていたが、落ち込んでいてもしゃあない。

今は少なくとも味方の兄を信頼して行こうと心に誓った。

そしてホワイトハウスを後にしホテルに戻った。

 

 




次はいよいよトレーズとサスロです。

そろそろあいつやあいつも出したいですね。
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