歴史を変えた男   作:お肉のオジサン

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いよいよ戦争が始まります。

でもまだモビルスーツは出せないです。


次男登場せず

そして戦争は始まった・・・連邦が圧勝するはずの戦いであった・・・しかし膠着状態に入り3カ月程、経っていた。

 

何故にこんな事になったのか?

答えは至極簡単であった。

 

イスラム軍の力が想像を超えていたから、イヤ、軍では無く個人の連邦には屈さないという思いが、強かったからだろうか、とにかく未だ連邦側は中東の三分の1程しか、攻略出来ては居ない。

 

イスラム軍の戦いは完全に奇襲であったが夜討ち朝駆け等、こちらのイヤな事を仕掛けて来た。

 

そんな中、連邦のあるテントでは真新しい軍服を着た青年が立っていた。

 

「この度第23大隊に配属になりました、シロー・アマダ准尉です。

新任ですが、一生懸命戦います。

よろしくお願い致します。」

 

「ご苦労、まあ緊張してるのは分かるが、まずは肩の力を抜け、君には何人か部下を付け、小隊の副隊長をやってもらう。

この地区は特にイスラム軍と連邦軍の境界が、毎日変わる複雑な場所なので、気をつけて任務に当たってくれ何か質問はあるかね」

 

「戦線のマップを見てて思ったのですが、ここだけ突出してますが、大丈夫なんでしょうか、

もっと全体を押し上げる方が、安全ではないですか」

 

「そこがやはり目につくかな、そこは宇宙から来たジオン兵が、降下作戦後一気に制圧し、今日まで拠点として守りきってるのだよ、彼らはその基地を気に入って、これまで取り返そうと来たイスラム軍を跳ね返し続けてる為に、こちらが少し下げられた現状では、突出してる様に見えてるのその為だ」

 

 

 

「宇宙から来た兵がそれほど強いとは、ウワサには聞いてましたが、事実でしたか」

 

 

「数は多くないのだが、彼らはとても訓練されていて統率されているだ、その内彼らの戦いも見るだろう。

そして、アマダ准尉も彼らに負けない様に頑張ってくれ」

 

そうして配備される部隊に向かった。

 

話は3カ月前に戻る。

 

「良いかお前ら、地上では既に戦いが始まっている。

戦況は分からないが味方を信じて、降下しよう。

我らの一撃で敵陣を乱し、本隊による一斉攻撃にて一気に制圧するぞ、後5分で降下ポイントだ、各自気を引き締めていけ」

 

「ラジャー」

 

その様なゲキが、全てのHIVで飛び皆の気持ちが一気に引き締まって行った。

 

一方地上では・・・

 

「さすがに仕掛けてくるだけあって、中々やるな、簡単には崩せないな」

 

そこに1通の連絡が入った。

 

「本部、応答をお願いします。こちら第7機動部隊

こちらにイスラム軍の主力が、合流しただいま挟み撃ちにあい、苦戦中、救援されたし!

なお流砂がこの辺りあちこちにある為、気をつけされたし」

 

「何っ貴様らの隊にはガンタンクが、相当数あるはずだがそれでも苦戦してるのか」

 

「流砂でガンタンクが足を取られ、機動力が無くなり、思う様に戦えて居りません。

やつらが使うホバーバイクの動きについて行けなく、守りを固める事しか出来ません」

 

「もう少し頑張ってくれ、応援の部隊を回すそしたら撃って出てくれ」

 

「わかりましたでも被害はどんどん増えてますので急いで下さい」

 

「諸君聞いての通りだ、遊撃部隊で今、一番近くに居て動けるのは誰の部隊だ」

 

「ワッケイン中佐の隊とバスク少佐の隊が、近くに展開していて迎えます。

両部隊向かわせますか」

 

その報告を聞きゴップは少し考えた後に、トレーズの方を見て話を聞いた。

 

「閣下現在の状況を考えますと、両部隊を1度に投入するのはタイミングを合わせて挟撃すれば、敵からしますと脅威になりますので、良い作戦だとと思います、その前に空爆を加えれば更なる、戦果が見られると思います」

 

「そうだな、それなら味方の被害も少なくて済みそうだ。

ジャミトフ准将直ちに、航空戦力で周辺に空爆をする様伝えてくれ」

 

「わかりました直ぐに用意させます」

 

「では応援部隊は空爆の直後に、突入する様に伝えてくれ」

 

そうして連邦軍とイスラム軍の戦いは、熾烈さを増して行った。

 

予定通り、空爆が始まりワッケイン中佐率いる、隊は仲間の救援の為、一気に攻め込んだ。

 

もう一方からのバスク少佐の隊も、攻め込み敵を挟み撃ちにすると信じて・・・

 

突入した時にワッケインは唖然としてしまった。

 

「何故に我らの攻撃は、読まれていたのか?」

 

イスラム軍の銃口は全てこちらを向いており、万全の体制でこちらを、待ち伏せしていた。

こんなはずでは無かったのだ。

爆撃で混乱していた所に、バスクとの両面攻撃をし、イスラム軍が組織だっての行動など、取れるはず無いと思っていた。

 

しかし現状は・・・撃てぇイスラム軍の砲撃が、一気に始まった。

 

イスラム軍は遮蔽物に隠れ、迎撃するのに対し連邦軍は高さこそ上から仕掛けるものの、遮蔽物等何も無い場所でしかも、奇襲は奇襲であるから脅威であり、待ち伏せを受けるなら何ら、強くも無いものであった。

 

しかしワッケインもただやられる訳には行かず、その場で直ぐに頭を切り替え、兵にゲキを飛ばした。

 

予定通りバスクの隊が敵の側面を突くはずだからもう少しだけ耐えろと、そして連邦兵はそれを信じ死力を尽くし、応戦した。

 

ワッケイン隊のM16ライフルが、ガンタンクのキャノン砲が敵に向け放たれ少しずつだが、戦況は変わっていった。

 

戦いから三十分が経ち、それでも来ないバスク隊に苛立ちを覚えたワッケインは、基地に無線を飛ばす様に指示を出した。

 

しかしイスラム軍のジャミングにより、付近では無線は使えなかった。

 

そして敵はこちらを包囲する様に動き、そして包囲が完成して行くのを、ワッケインは応戦しながら見ていた。

 

バスク隊が本来来る方向に、敵は背を向けていて、特に戦闘が行われている感じも無い・・・この時ワッケインは気がついた。

 

「ハメられた、バスクは敵と通じているのでは無いか」

 

思わず小さな声が出てしまった。

 

周りにいた将兵にそれが聞こえたのかどうか分からないが、急速に隊内に諦めムードが漂い包囲され、全滅もあるのではと、思い一瞬空を見上げた時にそれは降りてきた。

 

2つのHIVは一気に降下をし、敵の後方に降り立った。

そしてそこから宇宙からの増援が辿り着いた。

 

マルチロックオンシステムを搭載している、ガンヘッド二機と、ジオンの軍服に身を包む2つの部隊はイスラム軍から見ると、未知の部隊であり呆気に取られていた。

 

兼ねてより、ドズルに鍛えられていた部隊は、戦闘能力が高く、地球連邦でも指折りの実力者である、トレーズの隊を破ったラル少佐の隊に、引けを取らない実力者が、揃っていた。

まさかの場所からの奇襲により、勝ちムードであったイスラム軍はガンヘッドのマルチロックオンからの圧倒的な攻撃に慌て、マトモな反撃も出来ないでいると、そこへマツナガ中尉率いる、白狼隊が襲いかかった。

 

マツナガ隊の特徴は狼の群れが、大きなクマに立ち向かいかの様に素早い動きから、多角的に攻撃を仕掛けるのであった。

 

シュタイナー隊はマツナガ隊が食いちぎった相手を、再びくっつけない様に絶妙のフォローを入れ駆逐していくのであった。

 

これは後々わかるのだが、イスラム軍は鶴翼の陣の様な包囲を仕掛けていた所に、ジオン軍が後方から左翼を切り裂き、左翼を失った所を、ワッケインはそこを見逃す事なく、右翼を攻めたのであった。

 

そこまで亀の様に閉じこもって応戦していた、第7機動部隊も反撃に転じ、一気に戦況は動いた。

 

幾つかに分断された、イスラム軍はそのまま散り散りになり、撤退していったが、それを追撃した所、色々なトラップや待ち伏せにあい、被害を増やしてしまった。

 

ワッケイン隊の損害は20%を超え、第7機動部隊は更に悪く40%に迫る被害であった。

 

ワッケインも追撃した際に流れ弾に当たり、幸いにも内臓には当たらず、貫通した為、大事には至らなかったが、負傷していた。

 

イスラム軍が撤退するまでは、気が抜け無かった為、ワッケインは痛む傷口を手で押さえ、戦い続けたのであった。

 

そして、イスラム軍が撤退し、合流してきたジオン軍を迎えにワッケイン中佐と第7機動部隊のコジマ中佐が、出てきた。

 

コジマ中佐がまずは先にと

 

「第7機動部隊のコジマ中佐です。

本当にありがとうございます。

貴方達が居なければ、ここにいる全ての将兵がやられていた所でした。

皆を代表し御礼申し上げます」

 

「第11遊撃部隊のワッケイン中佐です。

コジマ中佐からもありましたが、正直もうダメかと空を見上げた時に、降下してくるあなた方が見えた瞬間、神がいる事を信じたくなりました、

そしてとても洗練された戦いぶりに、敬意を示します本当にありがとうございました」

 

「ジオン軍特務降下第1部隊のシュタイナー大尉と申します。

我らの降下直前に、トレーズ少佐から連絡が入り、あなた方の事が気になり、自由に動ける我らに向かって欲しいとありました。

本当に間に合って良かったです」

 

「ジオン軍特務降下第2部隊のマツナガ特務中尉です。

上から見ましたが、あの様に不利な陣形でよくばらばらに成らず戦線を維持されていましたね。

さすがです」

 

そこへデカイ声で一人の男がやってきた。

 

「コジマ中佐、ワッケイン中佐申し訳ありません、途中で待ち伏せにあい遅くなりました。

私が遅れた為に、お二人の命を危険に晒して、しまい申し訳ありません。

両隊に代わりここの守備は私が致しますので、本隊に合流下さい、所でそこに居るお前は確か、以前見かけた事があるな、確かドズル・ザビと一緒にいた者だな」

 

マツナガは1少佐がドズルを呼び捨てにし、横柄な態度を取ったことに怒りを感じていると

 

バギッ

 

2メートルはあるであろうか、バスク少佐が吹っ飛んだ。

ワッケインの拳がバスクを吹っ飛ばした。

「遅れて来ておいて、何だその態度は、貴様のせいでどれだけの兵が命を落としたか分からないのか、ジオン軍の方々が居なければ、我らは全滅しててもおかしくない状態であったのがわからないのか」

 

そこまで言った瞬間に、それまで何とか正気を保っていた、ワッケインが倒れた。

 

貫通して助かったとはいえ、弾丸が当たっていた事には変わらず、更に今、動いた為に大量の出血があり倒れてしまった。

 

本隊に戻り緊急治療が必要になったので、陣をバスクに任せコジマ中佐はワッケイン中佐と負傷兵を連れて、本隊に合流する事になった。

 

本隊に戻るコジマ中佐の手にはある物が握られていた。

 

そしてジオン軍はHIVにある補給物資を下ろし、本来の作戦地に向かう為の準備をし、HIVがまた打ち上がるのを確認し移動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




バスクはいつの時代でも、やな奴がハマりますね!


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