もっと策謀巡らせたい。
「オヤジこの前の件だが」
「みなまで言わなくても良いその話しかないなら帰れ」
まだデギンの気持ちは変わらずむしろ悪い方に向かっていたのであったジオン1のキレ者と言われた姿はしぼみ落ち込んでいたが、それでも今晩の晩餐会には出てもらわなければならず何とか食いさがる。
「オヤジ聞いてくれ、ガルマの件だがこのままアルティシア様と婚約だけさせて様子を見て最後は本人達の意思に任すというのはどうだ、今、アストライア様にはそれで了承もらってきた」
「どうせワシの意思など最後は無視して決めるんだろう、なら勝手にやれ」
「オヤジ何を言ってるのだ、そんな訳にはいかないこの国の王は誰だ」
「だがお前らはワシの事など居なかったように扱うのだろ、もう良いその話はもう聞きたくない」
「オヤジその件はまた今度だ、今日は俺の件でヤシマ氏が来るんだから出迎えの準備をしてくれ」
今日はヤシマ氏を迎えデギン、サスロ、ガルマとで出迎え晩餐会を開く事になっていた。
会場にはダイクン派、ザビ派関係なく招待され賑やかになっていた。
そこにアストライアとキャスバルとアルティシアも来たので、1度みなを集め挨拶する事になった。
「えーみなさんここで、今日の会に参加して頂きありがとうございます、ここで御三方よりみなさんにご挨拶がございます、まずは亡きジオン・ズム・ダイクンの奥方のアストライア・ダイクン様です」
「皆様、今宵はこのようなお忙しい中お集まりありがとうございます、本日は若い二人の出会いも兼ねて開いたパーティーですので、その二人のジャマをしないように楽しくいたしましょう、後ほどみなさんとも色々お話をさせて頂きたいと思います。
まだ内容は言えませんがジオンは一つです、鉄の結束を持ちこれからも独立の為にがんばりましょう」
そして次にデギンが
「今、この国の状況は決して楽観視できるものではありませんが、決して絶望的でもありません少し前までは連邦の色々な圧政にデモ位しかできませんでしたが、何とか交渉の窓口を作ったり、資源を新しく手に入れる方法を用意して頂いたり状況は常に変わってます、この後、火星や木星の開発なども、始まり無限の可能性があります、素晴らしき未来の為に今1度力をお貸し願いたい」
最後にヤシマが話す事になった。
「皆様初めましてシュウ・ヤシマと申します、コロニーの建設を始め宇宙開発をする会社をやっております、この度ジオン公国の方によしみを作っていただきこれからも色々と協力をして頂きたく思います、仕事柄、各サイドを回りますがジオン公国程、活気のあるサイドはなくやはり宇宙はジオンが中心にならねばという雰囲気になっていると思います。
私どもとしてはその手助けが出来ればと思い今日この場に来させて頂きました、地球に住む全ての人間がみなさんの独立に反対してる訳でなく、きっとそれは通じ叶えられると私は思います」
そしてギレンが最後に音頭をとる事になり
「ではみなさん我らの願いである、独立を目指し乾杯」
ヤシマ氏の言葉もあり誰もが希望を持ちこの乾杯を楽しんだ。
そして晩餐が始まり
「ヤシマさん先程のお言葉我らにとってとても良い言葉です、今後も色々とよろしくお願いします」
とサスロの方から話をし
「こちらこそジオンの方々とは末永く仲良くしたいものですのでよろしくお願いします、しかし会場に来てからみなさんの前で挨拶してくれってのは今回限りにして下さいよ、緊張しますので」
「申し訳ございません以後は気をつけます。」
「あっそうだサスロ殿紹介します、うちの自慢の娘のハルカ・ヤシマです」
「先程は、挨拶位しかできず申しわけありませんでした、改めましてサスロ・ザビです。」
「こちらこそ2番目に自慢のハルカ・ヤシマです、ちなみに一番は妹のミライらしいですわ」
「これっサスロ殿の前でおかしなことを言うんでない」
「あらっ最近では秘書としてもっぱら妹の方を連れてくのはどなたかしら」
「お前はそんな事を今」
「ハルカさんはとても優秀で綺麗な方だと聞いていましたが妹さんも優秀だとは羨ましいですな」
「そんな〜照れますわ、でも確かに妹は優秀なだけでなく何か先読みというか、相手の心を読むとかの能力に秀でてるので常に的確なアドバイスを出すんですよ、でも最近ではスペースグライダーに興味あるようでライセンス取りたいと騒いでますわ」
「それは活発な事ですな、ちなみにおいくつになられますか」
「12才ですが何かございましたか」
「そんなに若いのですか、もしハルカさんと年があまり変わらないのなら弟の嫁にと思いましたが、それではダメですね」
「まあ弟さん思いなんですね、もしよければ私の友達で、弟さんにお似合いになる方を探してみましょうか」
「えっ本当ですか、でも弟はゴリラですから中々大変ですよ」
「今は草食系男子ばかりですからそのようなたくましいお方なら逆にオモテになりますわ、この会場におられますか」
「今は警備責任者として会場へ不審人物が入らないように、チェックしてるのですが、見かけませんでしたか」
「もしかしたら肩にトゲの付いてるお方ですか」
「えーそれなんです申し訳ございませんが」
「さっ探してみます」
「無理なさらないで下さいね」
「ところで・・・・」
ここからは他愛もない事などを話をし楽しい時間を過ごしていった。
「今日は本当に楽しかったです、まだ3日程サイド3に滞在してますので、お食事でも連れて行ってくださりますか、これは私の電話番号なんでサスロ様のお時間空いたら連絡下さい」
「わかりました必ず時間作り連絡します」
そして二人は分かれそれぞれの帰路に着いた。
帰りの車はデギンと二人であり
「オヤジどうだあの子は俺は凄く気に入ったので、このまま結婚したいと思う」
「確かに気立てもよく素敵なお嬢さんだワシも賛成だ」
「それにしてもオヤジもヤシマ氏と結構、気があって話してたようだが、あの人も中々の人だと思わないか」
「そうだな現実を見つつ自分のやるべき事をわかっている珍しい人物だな、身内にするのはとてもプラスになりそうだ、お前から最初聞いたときは連邦とも繋がってるようだから少ししんぱいしたがこの分なら、全く心配ないな」
「とりあえず明日と明後日は定時で上がるから余計な仕事は入れてくれるなよ」
「ギレンにはワシから話をしとこう、まあお前なら大丈夫だろう、下手は打たないだろ」
「オヤジ仕事とは違いこればっかりはわからんぞ、相手もある事だし」
そしてヤシマファミリーとの時間はあっという間にすぎ、お互いの気持ちも近づき、上手くこの話は進んだ。
ガルマもアルティシアやキャスバルと遊んでいて仲良くなり放っておいても大丈夫な感じであった。
家族ぐるみの付き合いをしている内に、キャスバルとガルマは戦闘機のシュミレーターにハマり毎日対決していたそうだ、このシュミレーターはかなり出来の良いもので、宇宙戦、地球戦、味方有り、無しなど色々な設定が出来、宇宙戦及び単機ではキャスバルが、地上からの援護や味方有りだとガルマが勝つとの事であった。
たまにドズルやキシリアともやったが二人ともかなりの腕前と話を聞き、とくにキャスバルはラン・バ・ラルにも10回に2、3回勝つ位の腕前になっているそうだ、どうやら相手の行動を読むのが非常に上手いらしいがそれはまだ安定してないのが救いらしいが、この先どれほどになるかという事で話題になった。
その才能に目をつけられガルマとキャスバルは専門家を家庭教師に付けこれから2年間英才教育を受ける事になるのであった。
ちなみに主人公補正かかり、サスロはそこそこイケメンになってます。