ラブライブ!~9人の女神と天涯孤独の少年~ 作:すとろべりぃ
どうも、すとろべりぃです。
バイト終わり携帯見て唖然としてました。UA1000越え…ほんとにありがとうございます!
1000人を越える方に自分の作品を読んでいただけていると思うだけでやる気が出てきます!読んでくださってる方々の期待に応えられるよう、頑張ります!
そういえば、先日秋葉原で行われたPile様のミニライブに友人と行きました。映像とはかけ離れた美しさでした。
それをきっかけにソロ活動をされている中の人たちの曲も聴くようになりました。Pile様の曲みんないい曲でびっくりです。よろしければ、読んでくださってる方々も是非聴いてみてください。個人的にNot Alone、⇒NEXT WORLD⇒、ヴァンパイア革命がオススメです。
前書きが長くなってしまいましたが、今回もよろしくお願いします。
今回も新メンバー登場回です。
それでは、どうぞ。
「そう簡単には思い付かないよな…」
帰宅した俺は洗濯を始めとした家事に取り組む中、廃校阻止の手段を考えているが、そう簡単に思い付いたら廃校なんてことならないだろう。
それでも何か案はないかと知恵を振り絞っていると、あることに気づく。
「やべ…今日と明日の食材ないんだった…」
冷蔵庫の中には調味料と飲み物しか入ってない。
軽く着替えた後、夏海は近くのスーパーへと出掛けた。
「あら、夏海じゃない」
後ろから自分を呼ぶ声が。振り向くとそこには穂乃果たちとは別に知り合っていた1つ年上の女性――矢澤にこがいた。
黒髪の長髪をツインテールにする彼女の外見は中学生…下手すれば小学生でも通用するんじゃないかと思うほど幼い。
親を失った後、引き取り先がいなかった俺はたびたび食材を買いにこのスーパーに寄っていたのだが、ラスト1パックの卵を取ろうとしたところに、彼女の手が重なった。それが彼女との出会い。
それからは何度か彼女の家にもお邪魔させてもらい、料理を教えてもらったり、ごちそうになったりした。ほんとうに彼女には感謝しているのだ。
「あ、矢澤先輩。」
「まだその呼び方なの?前みたいに呼び捨てかにこちゃんでいいのに。」
「敬語を外すのだって苦労したんだよ。許してくれ。」
俺が高校に入学した辺りから、俺は彼女のことを名前ではなく、先輩と呼んでいた。やはり年齢の上下関係って大事だと思うし、なにより名前で呼ぶのは恥ずかしい。
え?穂乃果たち?あいつらは…別だよ、うん。特に意味はない。小さい頃から呼んでたから今更変えられないよ。
「…まあいいわ。それより、今日はどうしたの?部室で待ってても来なかったけど?」
「あっ…」
「はぁ…忘れてたのね…次からはちゃんと連絡しなさいよ?」
「悪い…穂乃果たちと廃校について話してて完全に忘れてた…」
「…いつもあの子たちは呼び捨てなのににこは…」
「…ん?」
「なんでもないわよ!」
俺って難聴なのかな?矢澤先輩が何か言ってた気がするんだが…気のせいかな?気のせいだろ。気のせいだよね?
それは置いておいて、俺は矢澤先輩と共にある部活に所属している。
――アイドル研究部。それが部活の名前である。
矢澤先輩が作ったこの部活は1年前、彼女の高い理想と熱意に付いていけなかった他の部員4人と衝突し、彼女は独りになってしまった。
当時中学3年だった俺にも、彼女の失意と悲壮感が見てとれた。彼女もまた、俺と同じ世の不条理により孤独になってしまったのだ。
そんな彼女を見て俺はアイドル研究部に入部したのだ。
決して同情などではない。なぜなら――
「ねぇ、やっぱりあんた、無理してにこの部活に入ったでしょ…?」
「今更何言ってんだ。俺は俺がやりたいことをやってるだけだ。同情なんかじゃなく、俺がこの部活に入りたいから入ったんだ。もうこの会話も何回目だよ…」
「…ありがと」
「礼はいらないって。礼はいらないからプリン買ってよ」
「子供かい!」
「…矢澤先輩に子供なんて言われる日が来るなんて…」
「悪かったわね!幼児体型で!」
「別に幼児体型を悪く言ってないだろ。俺は小さい方が好きだし。」
「い、いきなり何言ってるのよあんた…」
俺は親との約束を関係なしに、彼女を孤独にしたくないと思っているだけだ。…孤独になるのは、俺だけで十分だ。あんなに悲しい想いをするのは…
そして体型についてだが、別に嘘は言ってない。俺が思うに、女性の胸と言うのは見かけではなく、その感触と感度に重点を置くべきであると理解している。決して大きい胸だからといって簡単に興奮する俺ではない。しないとは、言ってない。
心の中で胸について力説している俺は後ろでガッツポーズをしている矢澤先輩に気づかなかった。
買い物を済ませ、スーパーを出る。
「夏海、久々にウチでご飯食べていかない?こころたちもあんたに会いたがってるのよ。」
「喜んで、と言いたいけど、いつまでもされっぱなしだと申し訳ないしな。それに今日はちょっと考えたいことがあるんだ。ごめんな。」
「そんな遠慮いらないわよ。事情があるならしょうがないわね。今度は来なさいよ。にこがぁ~、とっておきのメニューで歓迎してあ・げ・る♪」
「…最後のがなければな…。あぁ、約束する。楽しみにしてるよ。それはそうと、家まで送るよ。」
「え、いいわよ。考えなきゃいけないことがあるんでしょ?」
「それとこれとは別だろ?外も真っ暗だし、女の子を一人で帰すわけにはいかないよ。」
「…何言っても聞かないんだから。変わらないわね。」
「矢澤先輩が言えるのか…?」
もし彼女を一人で帰し、何かあったら、それこそ自分を許せないだろう。女子の帰宅中の付き添いは義務だと思う。これだけは何を言われても変える気はない。
矢澤先輩を送り、帰宅した俺は親に挨拶をし、食事と風呂を済ませ、ベッドへ直行。
考え事をするときはいつも寝ながらなのだ。リラックスしている状態の方が個人的に頭が冴える。
「まずは新入生が流れてるUTXに行ってみるか…ウチとの違いも分かるかもしれないし。」
明日の朝、やることが決まった俺は、そのまま眠りについた。
読んでいただき、ありがとうございました。
投稿ペースをもう少し空けて完成度をあげるか、このまま突き進むか、どちらがいいんだろう…
まあ書き始めるのもパッとアイデアが浮かんだ時だし…
2年生組の幼馴染み設定はよく見ますが、にことの幼馴染み(なのか?)設定はあまり見ないので、今回させていただきました。どうだったでしょうか、不自然な箇所はなかったですかね…
よろしければ、何か気づいた点、意見、感想、批評などなど、受け付けております。よろしくお願いします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。