ラブライブ!~9人の女神と天涯孤独の少年~   作:すとろべりぃ

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どうも、すとろべりぃです。

2日も更新せずに申し訳ありませんでした。
ネタが思い付かない訳ではなかったのですが、単純に疲れてました。言い訳ですねすいません。


やっと、メンバー全員を登場させられました。りんぱなとの絡みが難しい…


では、今回もよろしくお願いします。
どうぞ。


Ep.6…集い始める女神たち

にこを説得した日の翌週、月曜日。

昼休みの教室にて俺たち4人は集まっていた。

 

「無責任過ぎます!たった2週間で作詞に作曲、ダンスに歌なんて無謀です!考えられません!!」

 

 

俺は海未から絶賛説教中。確かに、2週間ってのは無理があるとは思う。だが俺にも思うところはある。

 

 

「確かに無茶かもしれない。でも、今の俺たちに必要なのはきっかけだと思うんだ。普通ではこんな短期間でライブなんてできないだろうけど、これでウチの生徒に多く俺たちのことを知ってもらえる。何より、俺はお前たちを信じてるんだ。小さいときから、色んな困難を一緒に乗り越えられてきたお前らだから、信じてる。今回もまた乗り越えられることをな。」

「…そこまで言われて拒否できるわけないじゃないですか…。夏海はズルいですよ…。分かりました。これから2週間、全力で臨みましょう。」

「ありがとう、海未。あと、ライブに使おうと思っている講堂の使用許可については、俺が生徒会に言って貰ってくるよ。自分勝手に決めた償いだ。使い走りは全部俺が引き受けるよ。それにしてもまさかグループ名を忘れてたとはな…」

「…露骨に話題を変えましたね。…今振り返ると私たちはグループ名を決めずにどうやって活動しようと考えてたのですかね…?」

「まあまあ…とりあえずはグループを決めなくちゃ…」

「ことりちゃんの言う通りだよ!穂乃果、早くパン食べたいもん!」

「何が言う通りなんだよあほのか…。あ、それと悪いが、グループ名に関しては3人に任せてもいいか?俺は講堂の使用許可を取ったあと、西木野さんに作曲を頼みに行く。」

「分かりました。ですが夏海?くれぐれも行動に気を付けてくださいね…?いつ矢が飛んできてもおかしくないのですから…」

「そうだよなっちゃん?いつことりのおやつになるか分からないよ…?」

 

 

だから怖いってお前ら!!海未さんなんて後ろから阿修羅像が顔を覗かせてるし、ことりなんて獲物を狙う猛禽類の目してやがる…俺が何したって言うんだよ…

色々突っ込みたいことを心に留めておき、俺は教室を後にした。

 

 

まず向かったのは、生徒会室。2人共、いればいいのだが。とりあえず扉をノックする。

 

「はい、どうぞ。」

「失礼します。」

 

 

良かった。とりあえず声から察するに会長はいたようだ。失礼します、と断りを入れてから中に入ると、副会長の姿もあった。

 

 

「あら、この前の…」

「先日は申し訳ありませんでした。初対面にも関わらず無礼な態度を取ってしまい…」

「そんな気にせんでも、えりちは喜んでたから大丈夫や。」

「の、のぞみ!!」

「…え、えと、とりあえず用件を言ってもいいでしょうか…?」

「はぁ…。とりあえず、不埒な行為は以後慎みなさい。共学化したからといって、学校内で不純な男女交際が認められた訳ではないのよ。」

 

 

う、うん…。言いたいことは分かるけどさ、やっぱり傷つくなぁ…。そういうことするつもりはないんだけどさ。やっぱりそういう目で見られると…ね?興味ないわけじゃないけど。

 

 

「気を付けます。用件なのですが、講堂の使用許可をいただきにきました。」

 

 

そう言い、俺は会長に使用許可の書類を渡す。

 

「新入生歓迎会の放課後ね。何かするのかしら?」

「はい、私の同級生で結成した、スクールアイドルのライブをしようと。」

「…あなたたちは2年生よね?なぜこのタイミングでスクールアイドルを?」

 

 

…会長の空気が一瞬にして変わった。なんだ?何か地雷でも踏んだか…?

 

 

「廃校を阻止しようと、私たちが考えた結果です。ここ数年、人気スクールアイドルが在校する学校の新入生は増加傾向にありますので…」

「そんな思い付きの行為で上手く行くと思うの?」

 

会長の言葉が急に刺々しくなった。それに怯まない俺は、ここまでで一番疑問に思っていたことを会長にぶつけてみた。

 

「…逆に会長にお聞きしたいのですが。生徒会は未だ廃校を免れるために活動を行っていないようですが、会長はこの学校を廃校にしたいですか?」

「あなた、私を馬鹿にしてるの!?「えりち!」っっ!希…?」

「彼らはただ、講堂を使いたい、って言ってるだけや。それをうちら生徒会がどうこう言うのは違うと思うよ?」

「…分かったわ。講堂の使用を許可します。」

「ありがとうございます。生徒会長。副生徒会長。」

「君、探るのは心の中でだけにしとき。少し言葉を考えなあかんよ?それとな、うちらにも名前があるんよ。肩書きで呼ぶのはやめてほしいなぁ…うちは、東條希。えりちは、絢瀬絵里。よろしくな?」

「…分かりました。絢瀬先輩、東條先輩。自分は水野夏海です。よろしくお願いします。では、失礼します。」

 

 

声を荒げた会長に待ったをかけたのは副会長だった。俺としてはもう少し話を聞きたかったが、しょうがない。

用件を済ませた俺は、生徒会室を後にした。

 

 

 

それから向かう先は1年生の教室。1年生は1クラスしかないので探すのに手間がかからないな。そう思っていたが、クラスの中の様子を覗いても、赤い髪をした少女の姿はない。

 

 

「あれ?今日は休みなのか?」

「あの…誰か探してるんですか?」

「ん?」

 

 

俺が振り返った先にはリボンの色から察するに、1年生が2人。

さっき俺に声をかけてくれた女の子は、髪型はショートカット、穂乃果に比べて暗いオレンジ色の髪をしている。雰囲気は活発そうに見えるのだが、人見知りなのだろか、さっき俺に尋ねた時の声は少しトーンが低かった。

その子の少し後ろには、眼鏡をかけたショートボブの髪型の女の子。…なんか女の子を見るたびに髪型とか色を解説してる気がするんだが、気のせいだよね?

その子は俺を警戒してるのか、はたまた単に男性が苦手なのか分からないが、オレンジ色の髪の女の子の背中に隠れてるような感じで俺を見ていた。後者だと嬉しいな…前者だと泣いちゃうかも。

 

 

「あぁ…。西木野真姫って子を探してるんだけど、今日は休みなのかな?」

「西木野さんなら音楽室でご飯食べてると思うにゃ!いつも昼休みになるとすぐ教室出ていくから…ね?かよちん!」

「う、うん…」

 

 

…にゃ?なんか面白い語尾だな。この子の口癖か、キャラ作りとかなのかな?

それよりも確かめたいことがあった。

 

 

「教えてくれて、ありがとう。えーっと…」

「凛は、星空凛ですにゃ!」「こ、小泉、花陽、です…」

「そっか、ありがとね、星空さん、小泉さん。俺は水野夏海っていうんだ。よろしくな。ところで小泉さん、君歌うのは好き?」

「はえっ!?う、歌うのは好きですけど…急にどうしたんですか…?」

「いや…地声がすごい綺麗だからさ?何か歌に携わったことがあるのかな?って思ったんだ。歌に興味とかあるの?」

「い、いえ…そういうわけではないですけど…アイドルは、好きです。」

「ほんと!?この前、俺のクラスのやつでスクールアイドルを結成してさ、今度ライブもやる予定なんだ。よかったら、見に来てくれないか?星空さんも一緒に。」

「ほんとですか!!?この学校にもスクールアイドルが!?」

 

 

スクールアイドルの単語を口にした瞬間すごいスピードで小泉さんが食いついてきた。近い近い。年齢=の俺にとって知り合って間もない女性とのこの距離は心臓に悪いよ…。あと良い匂い。

 

 

「凛はこっちのかよちんも好きにゃー。」

「はっ!!ごめんなさい!花陽、アイドルの話になると周りが見えなくなっちゃって…。」

「はは、いいんだ。気にしてないよ?好きなものになると暴走しちゃうのは俺も同じだし。」

 

笑顔でそう言うと、小泉さんはなぜか顔を赤くして俯いてしまった。分かる分かる。暴走しちゃった後って、死ぬほど恥ずかしくなって相手の顔見れないよね。

 

 

「アイドルかー…。凛には縁がない話にゃ…。」

「そうか?けっこう女の子っぽいし、可愛いからそういうの興味あると思ってたけど…。」

「…凛は可愛くなんてないにゃ。髪もこんなに短いし、男っぽいし。」

 

 

…なんか今日はよく地雷を踏むな。この子、何かあったのか?

 

 

「そんなことはないと思うけど…。ま、ライブなんだが、是非2人で見に来てほしい!できれば他の友達も誘ってさ!よろしく頼む。」

「分かりました!必ず見に行きます!」

 

 

小泉さんは元気よく返事してくれたが、星空さんは元気がなさそうだった。まあ、あまり関わりのないやつから知ったように自分のことを言われるのも辛いだろう。ここはもう音楽室に…。

 

 

\キーンコーンカーンコーン!/

 

 

…あ。どうしよ…。予礼鳴っちまったよ…。め、飯…。

仕方がないから、西木野さんには放課後訪ねることにした。

授業中、俺の腹が教室を響かせたのは言うまでもない。

 

 





読んでいただき、ありがとうございました。


読み返すと思うのですが、展開が駆け足過ぎますね…。
もう少しゆっくりした方がいいのでしょうか…。


次回は遅れないように頑張ります!
よろしければ次回も、よろしくお願いします。
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