ラブライブ!~9人の女神と天涯孤独の少年~ 作:すとろべりぃ
どうも、すとろべりぃです。
前回からだいぶ時間が経ってしまいました、大変申し訳ないです。
理由はありません、単純にサボりです。他の方の作品を読むのに没頭したり秋葉原行ったりしてたらいつの間にか過ぎてました。
Printempsの新曲、とてもいいですね。どんどんぴゅあぴゅあじゃなくなっていってる気がするのは気のせいだと思いますが(白目
では、今回もどうぞ。
人生で受けてきた授業の中で、今日が一番辛く、恥ずかしかった。
終始俺の腹の音が響き渡り、俺の周りのお三方がいかにもいじくり倒したいような目線をこちらに向けていた。海未、君はいつからそんな意地悪な子になってしまったんだ…
授業が終わったあと、練習に行こうとしてる彼女たちに俺は告げた。
「先に行っててくれ。俺は西木野さんに作曲頼んでから行くわ。」
「え?じゃあなっちゃん、昼休みなんであんな遅くなったの?」
「ああ、あの時は西木野さんが教室にいなくてな。それを教えてくれた女の子2人にお礼と、俺たちのライブの宣伝をしてたんだ。」
「「「へぇ~…?」」」
いかにも怪しそうに3人が見てくる。俺って女性にそこまで変な態度とってるのか…?いつも紳士的に対応してるつもりなのだが。
「とにかく、3人は練習しててくれ。ライブまで時間もないんだからな。」
「分かったよぉ…。なっちゃん、西木野さんには注意してね?」
「え?あの子、そんな怖いの?」
「違います。西木野さんにまで破廉恥なことをしないように、という意味です。」
「にまでってなんだよ!!俺に前科があるような言い方だな!?」
「「「あるから言ってるんだよ(です)!!」」」
穂乃果たちの言うことが腑に落ちないまま、俺は音楽室に向かった。弁当を持って。
~真姫side~
はあ、なんだったのかしら?昼休み音楽室から帰ってきたら水野さんが私を探してたって…
それを伝えてくれた小泉さんも顔赤かったし…
まあ、何にしろ、今日も音楽室行きましょ…
~♪♪
…え?先客?しかもこの人、相当弾き慣れてるわね。
弾いてる曲は分からないけど、曲調からたぶんクラシック系の曲だと思う。
私が顔を覗かせると、そこでピアノを弾いていたのは、先日私を訪ねてきた水野さんだった。
私みたいに、鍵盤を見ずになんてことはしてないけど彼の表情はほんとうに―――
―――楽しそうだった。心の底から、音楽を愛し、楽しんでいる表情。私も、彼みたいに純粋に音楽を――
「西木野さん?入らないの?」
…見えていたのか、私を呼ぶ声が聞こえた。
私はその声に応え、音楽室に入った。
「失礼します。…先輩、どうしてここに?」
「いや、単純にまた弾きたくなってさ。それと、西木野さんに用があって。」
「私に…?」
なんだろう…?出会って間もない私に用なんて。
「その前に、敬語。慣れてないでしょ?話しづらかったら外してもいいよ?」
「…ありがと。私に用って何かしら?」
「君に作曲を頼みたい。俺のクラスでスクールアイドルを結成したんだが、作曲できるやつがいなくてな…。それで、君に頼みにきたんだ。」
…え?私に…作曲?なんでそんなこと…第一、あなたと私は知り合ってすぐなのに…。それに私は…
当然私の答えは決まっていたわ。
「お断りします。」
「まあ、そうだよね。理由を聞いても?」
「私、ああいう軽い曲は嫌なの。だから、作曲はできない。」
「ああ、なるほどね…。西木野さんは普段、どんな曲を聴くの?」
「クラシックとか、ジャズとかです。」
「やっぱりか…くくっ。」
「何が可笑しいの?」
「いやね。俺にもそんな時期があったからさ。さっき俺が弾いてた曲さ。西木野さんは知ってるかな?」
「いえ、聴いたことなかったわ。でも、個人的にああいう曲は好きね。誰が作曲したのかしら?」
「クラシックかと思ってるだろうけど、あれはアニメソングだよ?」
「え…?」
~夏海side~
西木野さんはほんとにびっくりしたのだろう。
その気持ちはよく分かる。それは、俺にもそんな時期があったから。
音楽を歌ったり、弾いたり、聴いたりするのが好きな俺は、心のどこかでアイドルとかアニメソングとか、何となく軽々しく、中身のない音楽という印象が強くて、避けていたのだ。
「その気持ちはよく分かるよ。俺も前まで避けてたんだ。俺の好きな合唱と違って、詩に中身がなかったり、メロディーラインがめちゃくちゃだったり。そんな曲ばっかりなんだろうなって決めつけてたんだ。偶然耳にしたアニメソングが気に入って、色々聴くうちに変わったけどね。西木野さんも、まず聴いてみるといいよ。同じ音楽を愛する人なら、もったいないと思うな。」
「…分かりました。ごめんなさい。」
「いや、いいんだ。誰にだってそういうことはあるから。これを機に、君も色んなジャンルの曲を好きになってくれれば嬉しいよ。」
「…ですが、やっぱり私には作曲はできません。私なりの理由があるんです。」
「…そっか。そこに関しては、今は深入りしないよ。でも、うちのリーダーはたぶん君を諦めないと思う。俺もだけどね。今日はこれで行くけど、また頼みにくるよ。それに、西木野さんの伴奏好きだから、また聴きたいしね。」
俺はそう言って、相手の警戒心を解くために、笑顔で言った。西木野さんは顔を真っ赤にしておじぎしてた。思い込みが外れてるのを他人から指摘されたんだ。そうとう恥ずかしいよね。俺もそうだったよ。
とりあえず、少しは打ち解けられたと思う。彼女に作曲してもらえるように、次からもっと頑張らないとな…。
音楽室のドアを閉めた音に紛れて西木野さんが何か言ってた気がしたが、気のせいだと思う。
読んでいただき、ありがとうございました。
少し短いですが、キリがいいのでここまでにしました。
サンシャインのイベントなんですが、やっぱ1積みでは当たりませんね、はい。サンシャイン外れたから6thは当たるよな?(威圧
では、次回もよろしくお願いします。
投稿遅くなってしまい、すいませんでした。