短編でやれよって話ですが。これ以上投稿が遅れたくないからね。仕方ないね。
風の中にいる。
水の中にいる。
私たちは今、ここにいる。
確かめ合うために、
一緒にいるために、
私たちは今、競っている。
叩いて、防いで、切って、突いて、裂いて、断って、跳ねて、破いて、殴って、壊して。
ぐちゃぐちゃになって、一つに戻る。
私たちは今、戦っている。
私たちは今、生きている。
☆ ☆
目を瞑る。
瞼の奥の暗闇が私を犯して、感情そのものが凋落していく。
力を抜いて、椅子に全体重をかけた。
肩から着物が落ちて、はだけたけれど無視する。
私は男だからね。何も問題はない。
しばらくすると、声が聞こえてきた。
男性の声だ。顔をあげると、目を反らされた。
何故か顔が赤かった。
ちらちらとこちらを向きながら。
着物を直してください! と言う声と、
僕は紳士なんだ。紳士なんだ、紳士なんだよぅ。という呟きだけが聞こえた。
この変態め。
薄暗い通路を歩いた先に、大きな扉が見えた。
そこは光の差し込む、境界線。
その先では、声で溢れている。
怒鳴り声、叫び声が融和した、人の音。
だけど私には聞こえない。
私は目の前の人物の音しか拾っていないからだ。
透き通るような、金色。見通すような、金色。
風を切って、金色が歩いてくる。
円形のステージで。私たちの視線が絡まった。
私たちの遥か上空で風がうねって。
しかし、私たちを揺らさない。
鐘の音が、響いた。
第9羽
黒い。
白色の壁から腕が生えてきて、蜘蛛が壁の色を黒に変えていた。
竜が三体と獣人型たくさん、昆虫型いっぱい、蛇や蜥蜴とか見たことのない型がうじゃうじゃ、蜘蛛は多分数百匹。
モンスター・パーティー。
大きな部屋はモンスターで溢れている。
たくさんの目が、息が、私だけを求めている。
嬉しいな。こんなに愛してくれるなんて。
私も全力で応えなくちゃね。
迷宮に雪が降り始める。雨と混じって、
完成形の雪の世界へ、ようこそ。
蜘蛛の上顎を足場に飛ぶ。
空中で棍棒を避けて首を切る。回転して上から落ちてくる蛇を両断。
並行詠唱が完成して、氷が私を覆う。
周りにある雨から氷の槍を造り出して針鼠にジョブチェンジ。
刺さったモンスターを引き寄せて盾にする。
一瞬の後に火が空気を嘗めて、盾が燃えた。
竜のブレス。
溶けた雪が水飛沫として散らばり、瞬時に凍る。
刺した剣を中心に巨人の細胞ごと凍っていく。
暴れている巨人の腕を断ち切って、持っていた棍棒を『武器庫』に収納。即座に射出。
棍棒が辺りのモンスターを切り分けて、私は棍棒の通り道を追従する。
途中で蜥蜴を切って、一匹目の竜に肉薄。
翼皮膜を切る。飛ぼうとした竜がバランスを崩す。
右横から突進してきたクワガタを薙刀で刺して、テコの要領で投げる。
投げたことによって後ろに下がり、横から迫っていた竜のブレスを避ける。
二体目の竜に介入される前に一匹目を殺す必要がある。
だから、
私の姿をモンスターから見えなくした。
水による光の反射率を変更して、私を覆い隠す。
『雪の世界』の本質は液体、水の融解と凝固の操作なのだ。
その応用技術は恐ろしく多岐にわたる。
これはその一つ。
血の臭いを辿れば分かるかもしれないが、モンスターでひしめき合うこの世界で、それは至難の技。
そのまま竜に近付き、誰にも邪魔されないままその首を落とす。
刀が皮膜に負けて欠けてしまった。
安物だからね。仕方ない。
ーーー
地面から
昆虫の色のない血が水と混ざって迷宮に染みていった。
最後の竜が吠えた。
霙に濡れた体を空にはためかせて火を吐いた。
私に直撃して、蒸発する。
私に良く似た氷の塊が、蒸発した。
この塊を囮として使うのには苦労したんだ。
私の容姿を真似て、一目では分からないようにするのに二年以上はかかった。
それを素早く、正確に出すのにも長い年月がかかった。同時進行だけど。
それ故に、良い出来だと思わないかな?
竜さんや。
もう返事は出来ないだろうけど。
全身が凍りついた竜が落下した。
ーーー
はあ、と溜め息をついた。もう三度目なのだ。
モンスター・パーティーは。
今日の探索だけで三回である。多い。どう考えても多い。
戦うこと自体は良い。
逃げる気など更々ないし、こんな事態にも対応できなければ、ソロなど出来ない。
だが数が多すぎるので、一匹づつ愛し合えないし、ドロップアイテムの数も多い。
持てる数に限りがある以上、レアドロップ等を重点的に集めて、安物はリヴィラの町で売るしかない。
あそこは足元を見てくるから好きじゃないんだが、仕方ないか。
おかげで私の荷物は殆どが巨大な魔石(竜とかの)とドロップアイテム(竜とかの)でレア物で一杯である。
恐らく一億ヴァリスくらいあるんじゃないかな。
もう二ヶ月は廃教会に帰ってない。
そろそろ帰らないとね。
☆ ☆
相変わらずの喧騒が私を出迎えた。
二ヶ月も離れていたと言うのに、ここは何も変わらない。その事が少し嬉しかった。
血で赤く染まった私は、マトモな匂いをしておらず、このまま歩くのは躊躇われた。
なので、一旦廃教会に帰って、シャワーを浴びて着替える。見た目を漂白する。
白くなった私はギルドに向かう。
討伐などの依頼を請け負っていたので、その報告である。
「く、クエスト、でしゅね、で、ですね」
ギルドのカウンターに立った職員は、盛大に噛んだ。
可哀想なぐらい緊張していた。
見たことの無い顔だ。
冒険者にはそれぞれ担当の人が着いている。
そして、私の担当は彼女ではないのだ。
その事について聞いてみると、私の前の担当は寿退職したらしい。めでたいことだ。
目の前の職員が私の担当を引き継ぐ、とのことだった。
「その、私はミィシャ・フロットと言います。赤姫さんを担当させて頂くことになりました!
よ、よろしくお願いします!」
「よろしくね。ミィシャちゃん」
さて、どうしよう。困ったな。
私は対人関係を結ぶのは得意じゃない。
まずは気さくに話をするべきだろうか。
遠慮がちな態度で距離を計るべきかな。
「えっと、ユウさんです、よね。
その、プロフィールが間違ってたんです!
性別の欄が! 男性になっていたんですよ!
直しておきましたから安心してください!」
「…………」
良い笑顔だった。周囲の気温が下がっていく。
つまり、私はギルドに女性として登録されたのだ。
うん。ユウ覚えた。こいつに遠慮は要らない。
ついでに容赦も要らない。
ーーー
扉を開けて、外に出る。
ありがとうございました、と少し疲れた声が見送ってくれた。
ここはディアンケト・ファミリアだ。
私は商談のためにここに訪れていた。
ヘスティア・ファミリアとの繋がりを考えると、ミアハ・ファミリアに行くべきなのだが、それはできない。
額が大きすぎるのだ。
数千万ヴァリスの取引はミアハ様には出来ない。
ファミリアの総資産を越えかねないのだ。
次はデメテル・ファミリアに行く。
デメテル・ファミリアとは農業系の大手である。
昆虫系のレアドロップが大量に出たのだ。
これは作物への肥料として最適であるとヘルメス・ファミリアの団長であるアスフィに教えてもらった。
ヘルメス・ファミリアとは、オラリオの商業系ファミリアとしては大手に近い。
リューとの一件の後、私たちは彼らと関わりを持ったのである。
なので、用途不明のドロップ品はここで売る。
大抵の売買を済ませた私は、足早に廃教会に帰る。
リヴィラの町で取引した証文も合わせると、今回の遠征の利益は一億ヴァリスを越えた。
よし、目的額を越えた。
私には以前から購入するべきものがあったのだ。
魔宝石である。
魔宝石とは、魔導士の杖などに使われている物だ。
魔法の威力や効果を高める効果があるらしい。
ソロの都合上長文詠唱が出来ず、火力不足に陥りやすい私には必須の代物である。
これには金に糸目をつけない。
自分の命を左右しかねないからだ。
ーーー
その日の夜。
神様がバイトから帰ってきて、問題が発覚した。
食料がない。神様が食べる分すらなかった。
神様はジャガ丸君を夕食にして過ごしていたことになる。
このニートめ。バイトしてるけど。
神様はたまたま今日食料が無くなった、などと
このニートめ。気持ちは分かるけど。
仕方がないので外食を選択する。
オラリオは久しぶりなのだ。リューやシルにも会いたい。
なので、向かう先は『豊穣の女主人』だ。
廃教会で夕食を食べていたとしても、彼女達に会うためにここには来ただろう。
そう思うと、むしろ一食分だけ夕食代が浮いたのかも知れなかった。
神様に感謝、は出来ないな。
この惨状を見れば、感謝の念は湧かない。
「何で、ロキがここに居るのかなぁ?
折角の料理が不味くなるじゃないかぁ」
神様が嫌みを垂れ流した。
「それはウチのセリフとちゃうか。何で頼んでもない牛乳が来とるんや」
「それはボクのセリフだなぁ。どうしてまな板がここにあるのかな」
「なんやと! もういっぺん言ってみぃ! 言えるのならな!」
「きょのぉ! ぽっぺたを引っ張るんじゃない! このまな板め!」
「いいよったな! …………
以下、割愛。
聞くに耐えない台詞だった。まる。
ロキ・ファミリアが来ていたのだ。
大人数で飲んでいた。
遠征の打ち上げか何かだろう。
酒を魔法で冷やして飲んでいると、それを見た高貴そうなエルフがやって来た。
「それは、魔法で冷やしているのか。
随分と精密な魔法の運用だ。
少し、話を聞いてみたい。良いだろうか」
「構わない。
「そう言われて悪い気はしないが、そんなに気負わなくてもいい。
赤姫という名前も知名度では劣らない」
それは悪い意味で有名だからだ。
口には出さないが。
「成程。効果の作用のさせかた、もしくは対象を変化させることによって結果を操作するのか。
特殊な詠唱がそれを可能にした部分もある。
凄いな。ここまでの精密性は既に私を越えている。
単属性しか扱えない問題点はあるが、これならば十二分にカバーできる」
末恐ろしいな。とリヴェリアさんは驚いているが、この人はレベル6だ。
私の遥か上に居る人物である。
そして、どうして私がこんなにも簡単に自分の魔法について話しているのかというと、取引をしたからだ。
リヴェリアさんの詠唱連結のある程度の理論と引き換えなのだ。
元が取れる所か儲けになるレベルだった。
「へえ、リヴェリアがここまで褒めるなんて、珍しいね。
でも、流石はウチのアイズと双璧を為すと言われることはある」
小さい少年が言った。
ロキ・ファミリアの団長だ。
「少し話しているのを聞いただけで分かるよ。
頭の回転も早いし、動きから近接戦闘もかなり出来ると見た。
これは本当にアイズとどちらが強いか分からないな」
感心するようなフィンの声に。
罵声が重なった。
「ウチのアイズたんが、負けるわけないやろーが!
アイズたんは、可愛くて、格好良くて、美しくて、強くて、可愛いんやから」
「ハッ、ヴァレン某よりもボクのユウ君の方が百倍は強いね。ロキの貧相さとボクの恵まれかたと同じだよ。同じ。」
「ハッ、そんなに言うなら決着つけようやないか」
そのセリフと共にロキ様は私を見た。
彼女の目が少し開いて、楽しそうに口許が歪んだように、見えた。
「一ヶ月後や。一ヶ月後にガネーシャん所が主催する応募形のトーナメントがある。
再起不能になるような攻撃等の禁止、ちゅうルールやけど、まあそれはええ。お互いに危ない目には会わせたくはないやろしな。
後は細かいルールはあるけど、魔法もありの実践に近い形式や。
ドチビ。当然、乗るやろ?」
そんなロキ様に、
「当たり前だね。どうせなら何か賭けようじゃないか。
ボクはお金だ。ユウ君が勝ったら一千万ヴァリスでどうかな」
ドヤ顔の神様。リヴェリアさんたちの顔が引きつっていますよ。
「ええやろ、即金で渡したる。
ただし、ウチが勝ったら、赤姫。貰うで」
気に入ったんや、その子。
そう言ってロキ様は笑っていた。
☆ ☆
唐突だが、ソロには限界がある。
どれだけ強い装備を整えて、どれだけ鍛えようと。
迷宮というのは終わりのない迷路なのだ。
必ずどこかで行き詰まる。
安全が確保出来なくなる。
そして、それは深層に足を踏み入れていけばいくほど顕著になる。
都市のように広大な迷宮を過不足なく歩くだけでも厳しい。
ましてや地図がなければ、終わりも分からない。モンスターだって出てくる。
それを全て一人でやるのは不可能だ。
出来たとしても何年かかるか分からない。
それを認識してしまうことは、今の私を否定することだろうか。
否だ。そんなことはない。
今までに培ったことは無くなるわけではないし、ソロプレイの否定にはそもそもならない。
突き詰めれば、最深部の攻略の時などでのみパーティーを組めばいいのだ。
それ以外はソロでもいい。
だから、このチャンスを逃すべきではない、と私は考える。
ロキ・ファミリアほどのファミリアに誘われたことは光栄なことなのだ。
どのファミリアにも入れず、門前払いをされて、嗤われていた頃とは比べ物にならない。
ロキ・ファミリアとは迷宮探索系の最大手だ。
この領域にいるのは、他にはフレイヤ・ファミリアぐらいなのだ。
ファミリアのメンバーも良い人が多そうだった。
しかし、私はヘスティア・ファミリアを離れる気がない。
これらの問題を解決する方法はある。
ただし、それはロキ様に取って悪い結果にはならないだろうが、良い結果かどうかは分からない。
つまり、それを認めさせるためには、勝つ必要があるのだ。
勝って、お金の代わりに認めてもらえば良い。
そう、勝たなければならない。剣姫に。
ーーー
『剣姫』アイズ・ヴァレンシュタイン
それは有名な名前だ。
私と同じ年齢で、私と同じレベル。
余りに鮮烈な戦闘能力から、戦姫とも呼ばれている。
それが私の対戦相手のプロフィールだ。
アンダーグラウンドで調べてきたので、もっと詳しい情報もあるが、割愛。
スリーサイズとかどうやって調べたのだろうか。目測かな?
まったく、12歳の子供を何だと思っているんだ。
私の過去を考えると何も言えないのだが。
それはともかく、剣姫は強い。
私の近接技術でもどこまで通用するかは分からない。
エアリアルを纏われると近接では厳しくなる。
奥の手は幾つか有るが、使えない。
間違いなく死ぬのだ。相手が。それは困る。非常に困る。私は彼女を殺す気は無いのだ。
さて、どうしようかな。
☆ ☆
パキンと音がして、大部屋の
部屋全体が凍っていて、私は自分の仕上がりを確認した。
頷く。うん、悪くない完成度だ。
私は迷宮に来ていた。
剣姫との試合の前に、仕上がりを確認したかったのだ。
そして、悪くない成果が出ていた。
目的を果たして、まだ帰らない。
時間はあるのだ。折角下層まで来たのだから愛し合っていこう。
そして、私は目の前を見渡した。
大量の死骸に大量の魔石、大量のモンスタードロップが無造作に散らばっていた。
ラミアを愛して、続いて出てきたクワガタのモンスターを愛して、針金虫のモンスターを愛していると、周りの壁一面からモンスターが現れた。
モンスター・パーティーだ。
その子たちを全員愛した結果だ。
運動のしすぎによる倦怠感を誤魔化しながらモンスタードロップを回収する。
とはいえ、これで準備が整った。
もうすぐ、あれから一ヶ月経つのだ。
ーーー
神様には怒られた。
だが、私がこれからも迷宮の探索をするのなら必要な事なのだ。
私の見立てではソロでは50階層辺りからは独りでの探索に安全が抜け落ちる。
カドモスではない。イレギュラーに対応できない可能性が跳ね上がるのだ。
モンスター・パーティーが何回も連続で起こったときでも対処できなくなるかもしれない。
そこが今の私の限界。
そして、限界を越える。
剣姫を倒して。
ーーー
ガネーシャ・ファミリアの構成員に案内されて、闘技場に入る。
まずは前哨戦。
向かってきた選手の視界から私を消して、横から一閃。
倒れた。終わり。
つまらない。
早くやろうよ。剣姫。
☆ ☆
白い。
病的なまでに白い人物が、歩いてくる。
カツン、と微かな音を鳴らして。
ゆっくりと、ゆっくりと、歩いてくる。
それは音の無い雪のように。
月の出ない夜に映える光が。
私の前に、立ち塞がる。
血がうずいて、気分が高揚する。
さあ、戦おうよ。赤姫。
ユウの魔法解説!
・『雪の世界』
氷の魔法、と説明されていますが、厳密には違います。
水、液体の融解、凝固の操作です。
特に水との相性がいいです。
ポイントは融解点、凝固点ではないこと。
これによって非常に多用な効果を発揮できます。
・氷柱。
これは凝固点のベクトル操作です。
なので、遅延等も可能にした応用性の高い魔法になります。
逆に融解点を操作することで、形を作り出します。
・
後の回で説明があるので大幅に割愛します。
ただ、この時点では付与した武器は使い捨てです。溶けちゃいますから。
・姿を隠す。
隠形の術! です。敵から見えないのではなく、全員の視界から消えます。
これは自身の周りにある空気の水分を調節しています。物凄い精密です。
紫外線とかも防げます。スキンケア!
そして、光を無理矢理全反射させることで姿を隠しています。
・囮
すり替えておいたのさ! <kiss summer!
氷による囮です。事前に使う準備が必要です。
しかし、完成度は高いです。凄く高いです。
準備さえしていれば出だしも相当早いです。
・詠唱。
歌です。何でもいいです。
ラップでも、メタルでも、ポップでも、ジャズ、は歌えないか。
歌詞があることは前提です。
まとめると、歌詞があって、旋律(音の繋がり)が有り、それをユウが歌だと認識すれば、詠唱になります。
なので、何語かも分からない叫び声でも、それを歌だと思えればそれで良いです。
途中で歌詞が途切れても、そこまでで歌は完結できます。
なので、歌い続けながら複数の魔法を撃ったり、精密に加工することができます。
決まった詠唱の長さがないからです。
ここが凄く独特なんです。
・武器庫
好きなタイミングで武器を出し入れできる魔法です。かなり便利です。
詠唱はありません。無詠唱です。
更に、射出できます。けれど、自分で投げた方が威力はあります。
格納、搬出出来る武器は、ユウが自分の武器だと思える物に限ります。