柔道家と喫茶店の物語   作:アトラス様

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人物紹介
イブの彼氏…詳細は不明。メンバーに存在は知られているが詳しい素性はイブによって隠されている。

語句紹介
絆…戦場の絆。ガンダムのゲーム。全国の人とマッチングして行う形式のものでモビルスーツを実際に操っているような感覚で遊べる。

前回のあらすじ
シャノワールでの仕事にも慣れてきた智はメンバーに催促され、咲子へ告白することを決意する。告白は見事成功し智は咲子と付き合うこととなった。


第五話 イブのデート

イブはサウダージの前でまり花を待っていた。しばらくすると先に咲子がやってくる。まり花はおそらくまで寝てる。いつも通りの朝だった。

 

しかし、いつもと違うのは咲子の機嫌がかなりいいことだった。

 

「おはよー咲子。何かいいことでもあった?」

 

「うふふ♪えっとですね…」

 

そして咲子は昨日のことを話し始めた。

 

どうやらやつは、咲子にしっかりと想いを伝えることができたようだ。とりあえずおめでとうと言ってやるし。

 

「…て感じで智さんイケメンすぎです!」

 

「はいはい咲子。アツアツで何よりですねぇ。アタシもうお腹いっぱいだわ」

 

「あ、そうだイブちゃんに教えて欲しいことがあるんですが…」

 

「何?アタシでよければなんでも教えてやるし!」

 

「その…イブちゃんってどんな風にデートするんですか?私、彼氏なんてはじめてでデートって何するか良く分かんないんです。イブちゃんがどんなことしてるか参考にしたいんです。」

 

「あ、アタシの!?いやーアタシのなんか参考にもならない気が…」

 

「手とか繋いだりとかは当然ですよね。あとは2人で一つのジュースを飲むとか?あ、ベンチでキスとかもしちゃったり!?その段階も通り越して裸の…」

 

「待て待て咲子落ち着いて。…わかったよ話せばいいのね。言っとくけど咲子が考えてるようなんじゃないからね。」

 

そう前置きしイブは自らのデートについて話し始めた。

 

 

 

イブは待ち合わせ場所で彼氏を待っていた。

今日のデートプランはまずアイツのダサい服をなんとかするために服を買う。その後まり花が言ってたスイーツを食べて、そして最後はアイツと絆をやる。

 

プランとしてはなかなか悪くない。イブは今日が楽しみにしていた。

 

しばらくするとアイツがやってきた。

 

「お待たせ。悪ぃ待った?」

 

「まぁ少しだけ。時間もったいないから早く行こ。」

 

「おう」

 

そして2人はほしゆめへと向かう。

 

先に口を開いたのは彼氏の方だった。

 

「この出撃した時にさ…」

 

出ました絆トーク。こいつはいつも絆トークから切り出す。ま、いつも通りだし、私も絆は嫌いじゃないから嫌じゃない。

 

絆トークで盛り上がっているとほしゆめへと着く

 

「よっしゃ、まずはアンタの洋服選び!レッツゴー!」

 

「なぁ、マジで買うの?」

 

「当たり前でしょ。アンタのセンスない服のせいでイブの印象まで下がったら嫌だもん」

 

そして2人は洋服を扱う店へと入る。

 

「えーと…お、あったMA-1。これが最近の流行なんだよ。」

 

「んなこと俺に言われても分からん」

 

「アンタも少しは勉強してよね…」

 

文句を言いながらもイブはテキパキと服を選んでいく。

この辺のセンスはイブは誰よりもあり、今回のチョイスは完璧だった。

 

「はい、とりあえずこれ着てきて」

 

「おう」

 

試着室の前で彼氏が出てくるのを待つ。

 

「着たよー」

 

「よし、見せてみ」

 

彼氏が出てくる。なかなか似合う。

 

「おお!いいじゃん。アンタに似合ってるし!」

 

「一舞もそう思う?俺も気に入った」

 

「ふっふーん。アタシのセンスに感謝しなさいよ。」

 

「イブ様ありがとうございます。」

 

「よろしい。じゃ会計済ませて次のとこ行こ。」

 

次に向かったのはアイスクリームを売っている所。

 

期間限定のアイスクリームがあるとの情報があったので2人で食べようと計画してきた。

 

「結構並んでるな」

 

「だね。けどこれだけ人気なら味にも期待できるし!」

 

「楽しみだな。」

 

待つこと20分。ようやく買うことができた。

 

「やっと手に入った。それじゃさっそくいただきまーす!」ペロッ

 

「ねぇねぇ、これ凄く美味しい!まり花に感謝だし!うーん最高!」

 

「…なぁ、一舞」

 

「何?」

 

「こんなことって…漫画だけだと思ってたよ」

 

イブは彼氏の方を見た。すると…

 

アイスが…床に落ちていた。

 

「あ…」

 

まさになんも言えねぇ。こんな状況だった。

 

「げ、元気だしなよ。アタシの食べる?もっかい並ぶ?」

 

「いやいいよ。もう時間ないし。一舞が美味しそうに食べてんのを見てるのも悪くないからさ」

 

そう言って彼氏は、コーンだけ食べ始めた。

 

ちょっとしたアクシデントだが、どうやら致命傷で済んだようだ。

 

アイスを食べ終わり、デートの締め、絆の置いてあるコーナーへと向かう。

 

「よっしゃ、切り替えて行こ!」

 

「お、おう…」

 

数回プレイして、帰途に着くことにした。

 

「なぁなぁ、最後の俺イケメンじゃね?」

 

「はいはい分かってるよ。わざわざスナイパーの射線に入ってイブを守ってくれたんでしょ。イケメンイケメン」

 

「だろ?俺いなきゃ一舞Cランだぜ。いやーあれはイケメン過ぎた。」

 

アイスショックはどこへやら。まぁ機嫌が治って良かった。

 

「それじゃ今日はここまででいいよ。わざわざ送ってくれてありがと」

 

「おう。またな。洋服助かった。」

 

「じゃあね。」

 

 

 

 

「こんな感じ」

 

「なんか…もっとこうアニメみたいなラブラブな展開だと思ってました…実際は違うんですね。」

 

「いや、アタシらがちょっと違うだけ。もっとラブラブデートするのもいるよ。」

 

「なら…どうしてイブちゃんはしないんですか?ラブラブデート」

 

「まぁお互いチキってるっのもあるけど…」

 

「けど?」

 

「アタシさ、デートっていちゃつくためだけじゃないと思うんだ。なんてゆうか…お互いに一緒の時間を共有することに意義があると思うんだ。だって…アタシもアイツも、お互いのことが大好きだからさ。一緒の時間を過ごすことが、一番幸せだと思うんだ。」

 

「一緒の時間を共有する…それもとってもとっても素敵なことですね!」

 

「うんうん、イブらしいよ!」

 

「まり花!?いつからいたの?」

 

「さっきからいたよぉ。イブぜんぜん気づいてくれなくてちょっと寂しかったなぁ。」

 

「ご、ごめんまり花。てか早く行かないと遅刻じゃん!」

 

「た、大変です!急ぎましょう!」

 

「よーしみんなで競争だ!負けた人はジュース奢りで!」

 

「あ、こら抜け駆けずるいぞまり花!」

 

こうしていつも通りの倉野川の日常が始まった

 




こんにちは!作者のアトラスです!
更新送れてすみません。ちょっと事情で更新できませんでした。次回はなるべく早くあげられるようにします。
それではまた次回!
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