加賀嘉人…智のクラスメートで友達。咲子との付き合い方の相談等を受けてくれたりする
昼休みの教室
弁当を食べていた智のもとへ加賀がやってきた
「よぉ智。1人で弁当なんて寂しいやつだなぁ。ハニーと一緒じゃないのか?」
「次そんな呼び方で咲ちゃんのこと呼んだらぶっ飛ばすぞ」
「へいへい。で、智よ」
「なんだ?」
「今日の秋祭りに春日さん誘ったのか?」
「…」
「まだなのかよ!?誘えって前から言ってただろうが!」
「きっと咲ちゃんはバンドのメンバーと行くだろ」
「さっき山形さんから誘われてたけどやんわりと断ってたぜ」
「なんだと!?」
「ったく、てめぇはどうしてそんな消極的なんだ。もっと積極的にだなぁ…ってどこいった?」
智は既に咲子を探しに教室を飛び出していた。
そして夕方となった
無事に咲子を誘うことに成功した智は待ち合わせ場所であるシャノワールの前で咲子を待っていた。
しばらくすると咲子がやってきた
「お待たせしました!」
やってきた咲子は紫色の浴衣を着ていた。一応智も黒の浴衣を着ていた
「待ってなんかないよ。それに…とても綺麗だねその浴衣」
「ふふ、そうですか。智さんに言われて自信がつきました。智さんもお似合いですよ」
「なんか地味な感じもするけど…咲ちゃんがそうゆうなら。それじゃ行こうか」
「はい!」
二人は秋祭りの開催地である神社へと向かった
神社は人がたくさんいて、とても賑わっていた
「屋台もいっぱいありますね。何から行きます?」
「俺はいつもノープランで行くんだよねぇお祭りとか」
「適当に歩いて、良さそうなのから見てく感じですか?」
「そうそう」
「じゃ、私は智さんについていきますね」
「分かった。はぐれるといけないから手を繋いで行こ」
「正直に手を繋ぎたいって言わなきゃ繋ぎません」
「咲子さん手を繋ぎたいです」
「ふふ、素直でよろしいです。それじゃ、はい」
二人は最初に金魚すくいをやることにした。
「智さん、自信はありますか?」
「金魚すくいは親父はうまいけど俺はなぁ…」
案の定、二人とも失敗してしまった
「残念だなぁお二人さん。けど、そっちのお姉ちゃんが美人だから、一匹おまけであげよう」
「「ありがとうございます!」」
「ははは、息の揃ったカップルだなぁ。はいどうぞ」
金魚を受け取り、二人は歩みを進める
途中焼き鳥を買い、二人で食べながら歩いていると射的の前にまり花達を発見した。
「あれ?まり花ちゃん達じゃないですか?」
「咲ちゃんだ!うわー咲ちゃん可愛いよぉ。浴衣とってもお似合いだよ!」
「へぇ、智いるから気合い入ってんの咲子〜」
「むひゅひゅん♪アッツアツのラブラブめう!」
「そ、そんなこと…あります、けど…とゆうより凛ちゃんは?」
「凛なら射的やってるよー」
見ると凛は射的で景品を狙っていたのだが、落とせなかったようだ。
「凛ちゃん残念だね。凛ちゃんなら絶対大丈夫だよ!って思ったんだけど」
「そもそも、射的とゆう行為自体が愚昧だわ。弾はまっすぐ飛んでくれないし、そもそも落とさせる気がないじゃない。」
「へぇ落とさせる気がない、か」
「柔道家。いやに自信ありげね」
「まあ見てろよ」
と言って智は自信満々に射的の屋台へと行った
「ねぇみんな!落とせるか予想しない?」
「いいねーまり花。じゃ、アタシは落とせないに」
「めうも!」
「私は智さんを信じます!」
「そうね。柔道家ならやってくれそうな気がするわ」
「じゃ、私も!」
結果はまり花達の予想通り、見事景品を落としてきた」
「柔道家…あなたいったい何者なのよ」
「射的の景品にはポイントがあってよ、そこを狙い撃ちすれば大抵の景品は落ちるよ」
「さすがさととめう!柔道とコーヒーだけじゃなかっためう!」
「ま、東京じゃ『ソロモンの悪夢』の異名を持つ男だったからな。じゃこれは凛ちゃんにあげるよ」
「柔道家が取ったのだからあなたが持ってればいいじゃない」
「けど、欲しかったんだろ?これ。俺持ってても仕方ないし、あげるよ。」
「…そう。ならもらっておくわ。ありがとう」
「いいよ。じゃ俺は咲ちゃんと行くから。じゃあね」
「うん!咲ちゃんもバイバーイ!」
「はい!それじゃまた明日!」
それから、二人は屋台を全て周り、帰えることにした。
智は咲子をシャノワールまで送って行った
「今日はありがとうございました」
「いえいえこちらこそ。それじゃおやすみ」
「あ、あの」
「ん?」
「えっと…智さんがみんなと仲良くしてくれるのは私も!とってもとっても嬉しいんです。クラスの人と仲良くしたり、まり花ちゃん達と仲良くしてくれるのは。けど…」
「けど?」
「けど、なんてゆうか、その…あんまし仲良くしてるとちょっとだけ…妬いちゃいます…」
「咲ちゃん…」
「ご、ごめんなさい!変なこと言っちゃいましたね。忘れてください!」
「俺は咲ちゃん以外の女の子と付き合ったりするつもりはないよ。これが証拠さ」
そして智は咲子のおでこにキスをした。
咲子は一瞬で顔が真っ赤になってしまった。
「智さん…不意打ちすぎます」
「…嫌いになっちゃった?」
「いや…む、むしろその…」
「そ、それより先は言わなくていい!今日はありがとね。また一緒に出かけよう」
「はい!」
「それじゃまた明日」
こうして2人の秋祭りは終わったのだった
どうも!作者のアトラスです!
…っておいなんだこれと思った方いると思います。
話に展開の波を付けようとない知恵を絞った結果の第六話です。
おでこにキスなんて、普通しねぇよとかいうツッコミは無しの方向でお願いします
それでは次回で会いましょう!
最後に、第六話を読んで頂きありがとうございました!