罪の王冠   作:nissy

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はじめまして?

ギルティクラウンというアニメを知っていますか?
僕の大好きなアニメです

設定などまだまだ理解できていないことばかりです。ですが、読んでいただけると幸いです。



桜満 集

「ギルティクラウン

これは力

人の心を紡いで形を成す、罪の王冠」

 

何者かが告げる、それは甘美な声で囁かれる

 

それに対して問い直す暇もなく視界は入れ替わり、同じ声で告げられる。

 

「お願い、シュウ、私を使って?」

 

 

 

 

 

 

 

ジリリリ

 

目覚ましの音で目が覚める。

 

(またこの夢だ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう、集」

 

「ふわぁ、おはよう(はれ)

 

「大きなあくびだね、また夜更かししたの?」

 

携帯端末のアプリ、単語帳を見ながら返事をする。今日は単語テストがある。その為の浅漬けならぬ朝漬けでなんとかするつもりだ。

 

「あ、うん」

 

「また、生返事。今度は何してたの?」

 

返事をするのが面倒になった。仕方なく返事の代わりに携帯端末の画面を見せる。

 

「少しは口で返事をしてよ……」

 

少しトーンが下がった声で返事をしてくる。返事を確認したのか画面を戻しその画面にまた見入る。

 

「読書かぁ、まぁ、ネットサーフィンとかゲームじゃないだけまじか。」

 

「お節介」

 

少し声に出した。聞こえる大きさではない、そう思った。

 

「今なんて?」

 

「いや、なにも……」

 

ない。そう最後まで告げずに言葉を紡ぐのをやめる。

 

「ならいいけど。あ、それと今日の単語テストはその範囲じゃないよ。」

 

「えっ?それを先に言って」

 

「ちゃんと返事をしてくれない集が悪い」

 

「……」

 

「ほらまた、黙る」

 

「うるさい……」

 

ヤバい、少し大きすぎたか?

 

「今のはさすがに聞こえたよ?集。そんなこと言ってると範囲教えないからね。」

 

「ごめん……」

 

「うん、許す。で、範囲は」

 

そんな感じでいつも通りモノレールで学校まで登校している途中で煙の上がっている街の一画が目に入った。そう言えば今日のモノレールはいつもより人が多い。なにかあったのだろうか?こういうことに関しては祭はよく知っている。

 

「祭、あれは?」

 

「あぁ、今朝テレビ見てないのね。また、テロがあったんだって。それでGHQが調査のためとかなんとかであの辺を今封鎖してるの。」

 

祭はいつもこういう話題の時は元気いっぱいに話すのに今日はそうではなかった。

 

「祭?」

 

「なに?集」

 

「何でもない…」

 

僕がこう聞くといつも祭は何か困ったことがあると返してくれる。が、今回は違った。

 

「なにもなければいいのだけど…」

 

「ん?」

 

よく聞き取れなかったが、祭は何か言った。そう思った。

 

 

「あ、……」

 

会話に夢中になっている間に学校の最寄り駅についた。

(今回は再テスト覚悟しなきゃな……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室につき席につくと話しかけて来た奴がいた。

 

「集、あのさ」

 

その言葉を遮るように

 

「学園祭のpvのこと?それなら心配しないで。そろそろって訳には行かないけど期限までには終わらせるから。」

 

「だってさ、颯太。いこうぜ」

 

(僕は人付き合いが苦手だ)

その能力がないのか極端に低いか、そのどちらかである。話しかけてくれるのは嬉しい、けど、頑張って話題を合わせようとすると、どうも上手くいかない。

 

「可哀想、颯太くん」

 

「頑張ったんだけど……」

 

「そうじゃないんだよ、集」

 

 

 

号令がかかった

 

「起立!」

 

 




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