このプロローグではまだオリキャラ達は出ません。
紹介的な話です。
楽しんで頂けると幸いです。
プロローグ
皆さんおはようございます。私は櫻田家の三女の茜です。我が家はごく普通の11人家族なのですが、お父さんがこの国の王様でして……つまり、私達はこの国を治める王家の一族なのです。そして、私達は次期国王を決めるための選挙をしています。期間は私が今高校一年生なのですが、2年後の年末までみたいです。
私達王家の一族はそれぞれ特殊能力を持っており、それが王族の証となっています。因みに私は自分自身と私が触れたモノにかかる重力を操る事が出来ます。使い所は要注意なのですが……
それはそうと、今日も良い日を迎えたのですが、何やら隣の家が騒がしいみたいです。
「ねぇ、かなちゃん。隣が騒がしいけど、何かあったの?」
「トラックが何台か止まってるから引っ越しなんじゃない?」
この人は私達のお姉ちゃんであり、櫻田家の次女の櫻田奏。高校2年生です。
能力は現実から空想、元素から生物に至るまでありとあらゆる物質を生成する事が出来ます。ただ、生成されたものの価値に等しい金額が自動的に貯金から引かれていくみたいです。どれぐらい貯金が貯まっているのかは分かりませんが、相当貯まっているみたいです。
「皆、お昼ご飯が出来たよ。」
「は〜い。」
今皆を呼んだのは私達のお姉ちゃん。櫻田家の長女の櫻田葵。高校3年生です。
能力は一度学習したことはすぐに覚え、決して忘れない能力です。だからテストは常に満点です。
他に長男でかなちゃんと双子の櫻田修。能力は瞬間移動。
次男の櫻田遥。能力は物事の確立を知る事が出来るんです。
そして遥と双子で四女の櫻田岬。能力は最大7人の分身を生み出す事が出来ます。
五女の櫻田光。能力は生物の成長具合を一時的に変化させる事が出来ます。ただし、持続時間は1日で、その間は対象をもう一度変化させる事は出来ません。
三男の櫻田輝。能力は肉体強化で、大人よりもずっと強い力を出せます。
六女の櫻田栞。能力は動物や物と会話が出来ることです。
そしてお父さんとお母さんの計11人家族です。
皆が席に着いた時にお父さんからお話があるそうです。
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「良し、皆集まったな。ご飯を食べながら聴いてくれ。」
もう既に頂きますをしていたせいか、皆食べ始めているけどね。
「お隣さんが騒がしいのが気になっているのが何人かいるみたいだが、そのお隣さんは私の執事の長谷川さんの家族が引っ越して来るんだ。」
「引っ越しって、時期がズレてない?」
岬が言うのも納得。だって夏休みに入る前なのに、何で今なんだろう?
「長谷川さんは奥さんと子ども達とは別居していたみたいなんだけど、やっと家族揃って過ごせる事になったらしいのだが、長谷川さんが住んでたアパートでは家族全員で暮らすには狭すぎたみたいなんだ。」
「だから今って訳か。納得。」
「子ども達って事は兄弟か姉妹が居るの?」
「高校1年、2年、3年生の男の子と、中学2年生の女の子の、計4人兄妹だ。」
「4人って、多いね!」
「岬、僕達が言えたことじゃ無いよ。」
確かに。私達は9人だからね。
「驚くのはそこじゃないさ。子ども達はお前達と同じく特殊能力を持っているんだ。」
「えっ!?って事は長谷川さん家の兄妹も選挙をするの!?」
かなちゃんがすんごい驚いてる。まぁ、選挙には人一倍やる気があるからなぁ。
「いいや、選挙はしないらしい。だが、長谷川さん家も櫻田一族と同じく、王族の執事をしていた一族だ。お前達の誰かが王様になった時に、長谷川さん家の誰かを執事に選ばなければいけないんだ。」
「もし、あちらが断った場合は?」
「残念だが、拒否権は無いんだ。そういう決まりだからね。」
皆関心してるみたい。長谷川さんを見てれば納得しちゃうんだけどね。長谷川さんは優しい人で、お父さんとも凄く仲が良いみたいだから。
「って事で、あっちの引っ越しが落ち着いたら皆で挨拶に行くぞ。」
「え゛!?」
あ…挨拶に……行くの?……
「また人見知り?長谷川さんの子どもだから大丈夫でしょ。」
「でででででもかなちゃん、まだ会ったことないんだよ!」
「そりゃそうよ。私達もそれは同じよ。」
「茜、物事を1つ1つこなさなければ、その人見知りは治らんぞ。」
「それは姉上への試練ですね!兄上!」
「そうだ。」
「ぅぅぅぅ」
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私は人見知りなのです。カメラに映るのもダメだし、町の人と話すのは苦手です。でも、皆嫌いじゃないのですが……あっ、クラスの皆は平気です!
長谷川さん家の兄妹は良い人だと良いなぁ……
次回からオリキャラ達がでます。
では、また。