櫻田家の隣の家の長谷川家   作:遊斗

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もう毎日更新は無理かな。とか思ってます。
だけど、出来る限り早く更新はしたいと思ってます。
ぶっちゃけ言えばネタ切れですね。毎回その場のノリで考えてるのが多いもので。

そういえばGA芸術科アートデザインクラスが最終回を迎えるそうで…悲し過ぎる…あの作品も好きだったのに。



18校

 

 

駅前やデパートなど人が集まる所にはイルミネーションが光る季節。そして、ケーキやチキンを買う季節。そう、クリスマスイヴがやってきたのだ。

櫻田家ではリビングの飾り付けを大忙しでやっている所であろう。逆に長谷川家は皆で飾り付けをしていた筈なのに、灰が1人でやったも同然な結果になった。そして、長谷川兄妹はこたつに入ってぬくぬくしている。

 

「お兄ちゃん達の今日の予定は?」

 

「特に何も。」

 

「僕も同じ。」

 

「俺もかな。」

 

「白お兄ちゃんはデートしないの?」

 

「家族と過ごすらしいから、俺も皆と過ごせるよ。」

 

クリスマスイヴは葵の誕生日でもあり、家族が祝ってくれる為に、後日一緒に過ごす事になったらしい。

 

「明お兄ちゃんはなんかないの?」

 

「あれ? 順番的に僕じゃないの?」

 

「ないよ。いつも通り。」

 

「明お兄ちゃんはなんか匂いそうなのに…」

 

「…何も無いって。」

 

以前、身体が入れ替わった事を思い出して赤くなりそうなのをポーカーフェイスでなんとか乗り切った。

 

「じゃあそろそろ始めようか。」

 

明がくじ引きの箱を出した。中には料理が2つと買い物と休みが入っている。

 

「料理ね。」

 

「僕もだ。」

 

白と灰が料理。

 

「あっ、買い物だ。」

 

「俺は休みか。」

 

そして渚が買い物で明が休みだった。

 

「下準備でも始めるか。」

 

「だったら私も行こうかな。何を買って来たら良いかな?」

 

「大晦日も近いしな…あっ、ケーキの材料が無かったよ。そういえば。」

 

「じゃあケーキを買って来る?」

 

「今年はそれでも良いんじゃないかな。俺も行くよ。暇になるし。」

 

「そう? だったら荷物持ちお願いね。」

 

「はいはい。」

 

渚と明は服を着替えると、買い物に出掛けた。

 

「そういえば渚は色恋沙汰とか無いの?」

 

「う〜ん…無いかな。気になるの? 妹のそういう事。」

 

「気になるかな。多分皆気にしてると思うよ。」

 

「逆に言うと、こっちの方が気になるわよ。白お兄ちゃんは彼女が居るし、灰お兄ちゃんはああだからいつか出来ると思うけど、明お兄ちゃんのそういう話聞いた事が無いからさ。誰が好きだ〜とか、気になる〜とかさ。」

 

「確かに話した事はないね。実際好きな人とか居なかったからね。」

 

そんな会話していると、デパートに着いて先にケーキ屋さんに行き、ケーキを買って後から取りに行く事にして食品売り場へと向かった。

 

「茜さんとはどうなの?」

 

「…皆それ聞いてくるよね。何で?」

 

「だって凄く仲良さそうだし、距離が近く見えるからかな。」

 

「同じクラスだからでしょ。それを言うならそっちは遥とどうなのってなるよ。」

 

「あぁ…確かに…う〜ん…でも何か気になっちゃってね。」

 

「何かあったら報告するから。」

 

買い物を済ませ、少し服を見たいと言い出した渚に連れられ、そのまま洋服売り場へと行く事にした。すると、見知った顔が2人も居た。

 

「岬に葵さん!」

 

「渚! それに明さんも!」

 

「葵さん達も買い物?」

 

「うん、そんな所。」

 

「明さん、ちょっとお姉ちゃんと居て貰って良い!?」

 

いきなり岬に肩を掴まれて物凄い形相で迫られた。

 

「は? あ、うん。良いよ。」

 

「お願いね! それと少し渚を借りていくね!」

 

渚は岬に何処かへと連れられ、あっという間に見えなくなった。明と葵は顔を見合わせ、苦笑した。

そして2人は近くにあったベンチに座る事にした。

 

「岬さん、どうしたの?」

 

「多分私へのプレゼントを買いたいんだと思う。」

 

「そっか、今日誕生日だって言ってたね。おめでとうございます。」

 

「ありがとう。」

 

「んで、決まらないから渚に協力してもらうって事か…」

 

「ごめんね。」

 

「良いよ。渚も楽しそうだし。」

 

渚と岬は色んな所を廻って、どんな物をプレゼントするか話し合いながら商品とにらめっこしているみたいだった。

 

「明君の所は飾り付けは終わったの?」

 

「終わったというか、灰兄が終わらせてたというか…一緒にやってたのに気がつく暇もなく終わってたんだよ。」

 

「あはは…うちとは大違いだね。」

 

灰以外の3人が1つ飾り付けをしている隙に、灰が能力で全てを終わらせていたのだった。

 

「そうだ。少し付き合って貰っていい?」

 

「はい?」

 

葵に連れられ、また服屋に行く事になった。1つマフラーを籠に入れて、そして別のマフラーを手に取ると明に見せた。

 

「これって白に似合うと思う?」

 

「あぁ、そういう……何だって良いんじゃない? 葵さんが選ぶのが1番だし。」

 

確かに…っと納得する葵。色々と見て廻り、それに付き合う明。お礼を言うと、いつも通り、「執事ですから。」と返すだけだった。

結局最初に選んだマフラーだけを買って、また後日買いに行く事にした。

そして岬達と合流し、岬と葵に別れを告げた。

 

「葵さんのプレゼントは買えた?」

 

「何で分かったの!?」

 

「葵さん自身が気付いてたから。」

 

「流石葵さん。」

 

どちらかと言えば岬の行動でバレバレなのであった。

 

「さて帰ろう。」

 

「その前にケーキを受け取らなきゃ。」

 

「そうだ、忘れてた。」

 

「もう、しっかりしてよお兄ちゃん。」

 

「ごめん。」

 

そしてケーキを受け取ってから帰り着く前に、櫻田家の前を通ると、とても賑やかだった。

 

「「ただいま。」」

 

「「おかえり。」」

 

父と母の帰りを待ちつつ、ご馳走を4人で作り、賑やかな日を過ごす長谷川家だった。

 

 

 






次回はどうしようか。
大晦日と元旦をやるかやらないかで迷ってます。
いらないんじゃないかなとさえ思ってますからね。
まぁ、気分に任せます。

長谷川 渚
兄達の恋路が気になるお年頃。1番心配だった白に彼女が出来た事に喜びがある一方で、明の事が心配になっている。灰に対してはあまり心配していない様子。

では、また自分。

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