今回は結構短めです。
次の話の為って感じですが、長くなれば長いです。短ければ短いです。その時に寄ります。
灰、明、渚の3人がテーブルを囲んで真剣な面持ちで揃っていた。
「良し。」
「始めるよ。」
〜第43回 白兄さんについての会議〜
「今回どんな議題なの? 私なにも聞いてないよ。」
「白兄さんが卒業を迎えるということだ。」
「それの何が問題なの?」
「以前俺が聞いた話だと、葵さんは選挙が終わった後に1人暮らしを考えているらしい。」
「っと言うと?」
「白兄さんも1人暮らし…もしくは…」
「同棲を考えるかもしれない…」
「なっ、なんだってー!?」
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「とか話してそうだな。今頃。」
「どうして分かるの?」
「俺には秘密でよく3人で集まって俺についての話をしてるからね。」
一方、白は葵とデートをしていた。ただ気ままに散歩をしているだけだ。
卒業式も終わり、4月になれば大学生となる2人。白にとっては短い学園生活だったが充実した日々を送れた事で、大切な思い出も出来たし、大切な人も出来た。この町に来て本当に良かったと思っていた。
「ふふっ、それ程白が好きなんだよ。皆。」
「うん、照れ臭いけど嬉しいかな。」
「けど、白は1人暮らしをするの?」
「考えてはいるけど、皆止めるだろうな……」
「やっぱり…身体の事?」
「うん、一時的に抑えただけだからね。 こうして生きているのも不思議なくらいだからね。 まあでも、当分は葵達の中から誰が王様になるかを見てからかな。」
「その後白達の誰かが専属の執事になるものね。」
まだまだ先の話だが、選挙の日は刻一刻と近付いていた。
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「明日、お前達には櫻田ファミリーニュースに出てもらう。」
次の日の夕方、健吾から突然言われた。
4人は微妙な反応だった。あくまで専属の執事やメイドを目指しているだけでテレビに出ようという欲求は無かった。
「突然だね。」
「俺も先程国王から連絡を頂いたからな。」
4人は顔を見合わせ、国王の命令であれば従うしか無かった。
「明日、国民へのアピールをする為に櫻田さん家の子供たちは勝負をする事になる。それのサポートをお前達がやるんだ。」
「っと言っても、僕達はどんな事をするの?」
「それは明日発表するそうだ。 これはお前達にも櫻田さん家へのアピールにもなる。 より良い成果を挙げれば、それだけ専属への一歩へとなるだろう。」
「じゃあこれは僕達の勝負でもあるって事か。」
訓練で様々な対決をした事はあったが、テレビに映すまでの規模となると初めてだった。
それぞれ覚悟を決めて明日を迎えるのだった。
次回は櫻田家の勝負事のサポート回です。
っと言ってもがっつり勝負しちゃうかもしれませんが。
・長谷川 白
卒業式を終え、葵と共に4月からは大学生となり、同じ大学へと入学する事になっている。
櫻田家の選挙が終わったら家を出ようと考えている。
では、また次回。