櫻田家の誰の能力が欲しいか、考えた事ってありますよね?
大半は修の瞬間移動か、遥の確率予知のどちらかだと思いますが、私もその中の1人です。
とある夏休み。渚を除いた長谷川家は城に行かなければならない用事がある為、家に居なかった。
そのため、渚は櫻田家に預けられる事になっていた。
「ぎゃああああああ!!!」
「わぁあああああ!?」
突然の2人の悲鳴。声からして茜と遥のものだった。
何かの事件なら、すぐに対応しなければならないと、渚はすぐに悲鳴がした場所に行った。
「どうしたの!?ハル君!茜ちゃん!」
「うわぁああ!!何でもない、何でもないよ!」
遥は誤魔化そうとしたのだが、渚の視界には映ってしまった。遥のパソコンに茜の写真が写っているものを。
「え…あっ……ハル君…その……私はハル君がどんな恋愛をしたって、ハル君か茜ちゃんが王様になったら立派なメイドになるから……」
「(人の写真を見つめる理由っていったら…え、まさか……だっダメだよ遥…私達姉弟なんだよ……ううん、姉弟じゃなければ良いのかっていったらそれはそれで困るというか…べ、別に遥が嫌とかじゃなくて……)」
「2人とも、それはないから…」
「バカ!心を読まないで!」
「顔を読んだんだよ!」
この状況をどう説明しようか、遥は困っていた。渚はパソコンと遥を交互に見つめ、先程恋愛では無いと言っていた。では、何なのか考えていた。
「ならなんなの?お姉ちゃんだから言えないの?渚ちゃんとかなら言えるの?」
「(それはそうなんだけど…)」
答えてくれそうにない遥に、次の行動に出た。
携帯を取り出して、誰かに連絡を取ろうとした。
「もしもし岬?遥が…」
「わぁああ!待って、誰であろうと言えない事なんだ!」
すると、茜は携帯を閉じた。
「でも、姉さんが心配するような事は絶対にないから出来ればこの件については忘れてくれると助かると言いますか…」
言葉を濁す遥。既に電話のコール音を鳴らしている茜だった。
「少し時間をくれ!!」
携帯を閉じてくれたようだ。
「ハル君、もしかしてさ茜ちゃんの…」
推測で話そうとした瞬間に、渚は気づいてしまった。これは遥の優しさであり、茜のための事だ。しかし、気付いてしまってはならない。でも、状況的に遥はピンチだ。
「渚ちゃん、分かったの?」
「え、いやっ、これは…あの〜……茜ちゃんの為であってですね。えっと〜なんと言いましょうか…」
「(渚が気付いてくれたのはラッキーだ。でも、岬に聞かれたらまずい…何を口走ってしまって事実が歪曲して伝わったらヤバイことになりそうだし…だったら話した方がマシか?いやいや、それは本末転倒じゃないか。)」
「あれです!そう!ハル君も茜ちゃんのファンなんです!」
「何言っちゃってんのこの子!」
「時間切れ。」
渚に任せては置けなかったようだ。
「遥がどうしたのー!?」
そして岬の乱入。この瞬間に渚と遥は目で会話を始めた。
『岬ちゃんは私がなんとかする!後は任せる!』
『ここまで来て逃げるの!?』
『私じゃ説明ができない!寧ろ茜ちゃんが死んでしまうかもしれない!』
『その役目を僕にさせようとしてるよね!?』
この会話は時間にして、約0.5秒。
「岬!今すぐ駅前のプリンを買って来てくれたら今度、遊園地に連れてってくれるって。買いに行こう!」
「本当!?」
「渚ー!!!」
遥の叫びは、空へと届くのだった。
「くっ…分かった。言うよ。」
遥のやっていた事は、王族の数あるファンサイトの中の1つで、それらへアップされている茜のとある画像の削除申請をしていたのた。
そのとある画像とは、お察しの通り、パンチラなどの画像だった。
恥ずかしがり屋の茜は、こういうのが嫌だろうと思って、隠れてやっていたのだが、バレてしまった。
「…聞いてる?」
「効いてます……」
顔を真っ赤にし、伏してしまった。
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「突然遊園地に連れてってくれるって、何でだろうね。」
「え!?あれだよほら……可愛い岬に対する普段からの感謝だよ。」
帰った後に、遥に追い掛け回されるのは言うまでもないだろう。
今回は紹介をしますね。
・長谷川 渚(ナギサ)
長谷川家の長女。
誕生日は10月。
中学2年生。
能力は完璧模倣(ミミクリー)。自分が見た者を見様見真似をする事が出来る能力。完璧模倣の能力で訓練を乗りこなしている部分があるが、それの応用など自分が考えなければならない事態となると、対処が出来ない事が多々ある。
好きな事は、お洒落や買い物。(遊斗がお洒落に疎い為、突っ込まないでね。)
髪は腰の辺りまで長く、サイドテールにしている。色は水色、能力を使用する時は水色に発光する。
声のイメージは寺崎裕香さんですね。
他のキャラ同様、好きにイメージしちゃって下さい。
最後は白ですが、次回の紹介は無いと思われます。その次に多分、紹介しますね。
では、また次回。