魔法少女リリカルなのはvivid 紅き鉄腕   作:tomato88

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閲覧ありがとうございます。
一部分、機嫌が悪い時に書いたので、不快な思いをする箇所があるかもしれません。 先に謝罪します。
ごめんなさい。


川遊びと誘い

ここの世界に来て3日目になった。 今日は色々あって初日に出来なかった川遊びをやるそうだ。 しかも、今日の午前は大人組もオフだそうで、全員参加になった。 たぶん、かなり賑やかなものになるだろう。 しかし私は……

 

「どうしたの? 紅音。 早く行こうよ!」

「もうみんな待ってるよ?」

「いや、その、はい……」

 

もう私たちは着替えて集合場所に集まっているであろうみんなの元へと向かっているのだが、私の足取りは少し重い。 それもそのはず。 昨日ノーヴェからヴィヴィオたちがかなり泳げるということを聞いてしまったからに他ならない。 そう、つまり私は……

 

そんなことを考えているうちに集合場所までついてしまったようだ。 もうみんな集まっている。 最後に現れた私たちを見た面々は私の顔を見てだいたい事情を察したらしく乾いた笑顔を浮かべている。

 

「ママたちどうかしたの?」

 

そのことにヴィヴィオは気づいたようだ。 このなんとも言えない空気の中、代表してなのはが一歩前に出た。

 

「あのね? ヴィヴィオ、コロナちゃん。 実は紅音は……カナヅチなの」

「「え……?」」

 

そう、私はカナヅチなのだ。 思い出すこと半月前、あれはエリオとキャロが休みだからと近くの湖に遊びに行った時の話だ。

あの時の私は泳げないということをすっかり忘れていて、思い出したのは湖に入ってしばらくした時だった。 正直な話をすると溺れてエリオに助けてもらった。 それから、時間を見つけては暇な人に声をかけて教えてもらったりしたのだが全くうまくならなかった。

 

「そうだったんだ…… ごめんね? 無理矢理連れ出したりして」

「だ、大丈夫だよ? 私だって昔に比べたら少しはマシになったと思うし……」

「そうだ! ねぇ、ヴィヴィオ。 私たちで紅音に泳ぎを教えてあげよ?」

「そ、そうだね! ありがとう、コロナ。 よーし! 頑張るぞー!」

「おー!」

 

知らない間に私のための水泳教室が開かれようとしていた。 教えてくれるというのなら喜んで受けよう。

 

「なら、私たちも教えようか?」

「そうね。 そうしましょうか」

「あたしも混ざっていいか?」

「あ、私も!」

 

結局、みんなで私に教えることになりました。

 

 

▽▽▽

 

 

つ、疲れた……

 

現在、私は水泳教室がひと段落したので、川から上がって休んでいる。 隣にはノーヴェがいる。

 

「それにしてもやっぱ、すげーな。 なのはさんは」

「昔はあんな子じゃなかったのに……」

 

本当になのはが怖かった。 泳げない人に向かって「さぁ、1キロ先まで泳ごうか?」ってどういう意味だよ。 ティアナなんてその顔みて泣きそうになってたよ?

それに、ヴィヴィオはやっぱりなのはの娘だった。 あの子もあの子で似たようなことやってきたから本当に困った。

何回、コロナが助けてくれたことか……

 

「まぁ、そのおかげでだいぶ泳げるようになってなったんじゃねーか?」

「そうなんだよね…… スパルタって怖いね」

「なぁ、話は変わるんだけどさ」

「ん?」

 

ノーヴェが真面目な顔をして話しかけてきたので、つい身構えてしまった。 なんの話だろうか?

 

「DSAAに出てみる気はないか?」

「DSAA?」

「あー 『公式魔法戦競技会』の略称なんだが…… そうだな、見た方が早いか。 お嬢! ちょっと来てくれ!」

公式魔法戦競技会…… つまり、昨日みたいなやつかな?

 

「はいは〜い! どうしたの〜?」

「今、DSAAの動画、出せるか?」

「大丈夫だよ。 ちょっとまってて…… はい! 出すよー」

 

その動画には広いリングで殴ったり、蹴ったり、撃ったり、様々な方法で戦う少女たちが写っていた。 1on1なのか。

 

「これがDSAAだ。 まぁ、見ればわかるが昨日のやつを小さいリングで1on1でやる感じだな。 どうだ? 興味ないか?」

「これに私が出れるの?」

「おう。 年齢は満たしているからCLASS3以上のデバイスがあれば」

 

デバイスがあれば出れるのか。 今考えているやつが大丈夫ならいいんだけど……

 

「なになに? 紅音はDSAA出るの?」

「今、誘っている最中だ」

「そういえば、何でノーヴェは私を誘ったの?」

「あ、いや、それは……」

 

いきなり、しどろもどろし始めた。 何か隠してる?

 

「そのな? 気を悪くしないで欲しいんだが……」

「いいよ、早く言って」

「あたしに経験を積ませて欲しいんだ」

「経験?」

ルーテシアはそういうことかという感じで納得している顔をしているが私にはさっぱりわからない。

 

「あいつら、ヴィヴィオとコロナな。 来年にはDSAAに出れる年齢になるから絶対に出るというと思うんだ。 だけど、そん時になってコーチのあたしが足手まといになっちゃ意味がねぇ。 だから、そうならないためにも経験を積ませて欲しいんだ」

 

あぁ、そういうことか。 ノーヴェはあの子たちのことしっかり考えているんだな。 あの子たちの頑張りの力になれるのなら……

 

「都合のいい話だとはわかっているんだがたの「いいよ」めな……いいのか?! 」

「うん。 あの子たちの力になれるのなら安いもの。 それぐらいならいつでも。 私も魔法戦競技、だっけ? に興味あるし」

「ほ、本当か!? あ、ありがとう! 助かるよ!」

 

ルーテシアは…… もう向こうで遊んでるのか。 動くの早いな。 いや、気を使ってくれたのか? まぁ、どっちでもいいや。 少し恥ずかしいけど……

 

「これから、よろしく。 ノーヴェ師匠」

「おう、 よろしくな、紅音」




合宿は終わりかな? たぶん
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