魔法少女リリカルなのはvivid 紅き鉄腕 作:tomato88
今回はかなり短めです。
「紅音のデバイスってこの子なの!? 可愛い〜!」
「本当だね〜! 触ってもいいかな?」
「いいよ」
「ワン!」
今は放課後。 場所は聖王教会。 どうして私たちがここにいるかという事なのだが、なんでもシスターシャッハという人が練習を手伝ってくれるというので今日の練習場所はここになったらしい。
「モフモフしてるよ! ヴィヴィオ!」
「やわらか〜い!」
「ワン!」
今日、ヴィヴィオたちにデバイスを見せた時からずっとこんな感じだ。 毛並みは自信作だったから褒められて私も嬉しい。
「紅音お嬢様、お茶のおかわりは如何ですか?」
「もらう」
「かしこまりました。 それでは」
私たちは今、聖王教会の庭のテーブルでお茶とお菓子をいただきながらくつろいでいる。 ディードとオットーがわたしたちの世話をしてくれている。 お茶もお菓子も美味しい。
「それにしても、ノーヴェ姉様遅いですね。 何かあったのでしょうか?」
「さっき遅れると連絡がありましたよ。 なんでも救助隊の方に少し呼ばれたと」
「そうなんだ。 なら、もう少しゆっくりしてても大丈夫だよね?」
「大丈夫だと思いますよ」
「わかった」
ヴィヴィオとコロナが紅葉を弄っているのを見る。 紅葉は気持ちよさそうに撫でられている。
「そういえば、この子の特性はどんな感じなの?」
「んーとね、私の魔力の調整が主かな? あとはプロテクト補助。 知っての通り私の装甲は無いに等しいから」
ナカジマ家に行った時に試し撃ちをさせてもらったが、予想以上の出来でかなり安定してそれなりのが撃てるようになった。 任意で出力もあげることが出来るし、充分な成果だと思う。
「あー、そうだねぇ。 なにせヴィヴィオのアクセルスマッシュ1発でライフ無くなっちゃうもんねぇー」
そうなのだ。 確かに機動力を上げようと思って装甲は薄いものにした。 しかし、私自身ここまで打たれ弱いとは思いもよらなかった。 だから、ここまで防御ではなく避けることを主として練習してきた。
「シスターシャッハの攻撃は並のスピードでは反応できませんよ? 今日はそこをメインとして練習するのでは無いでしょうか」
「私より速い相手か…… 確かにやったこと無いかも」
速いといえばヴィヴィオだが、ヴィヴィオよりもスピードに関しては私の方が速い。 だけど、魔法の運用や動きの予想、戦略はヴィヴィオの方が上だ。
「ノーヴェ姉様が到着致しましたよ。 では、私はシスターシャッハを呼んできますので、これで」
「よろしく、ディード」
どうやらノーヴェが到着したようだ。 今日の練習、楽しみだ。