魔法少女リリカルなのはvivid 紅き鉄腕 作:tomato88
全然進んでません
「ただいまー」
ルーテシアが帰ってきた。 他の人たちはどこにいるのだろう。
「他の人たち? あぁ、それなら隣のコテージの方にいるよ。 皆さんこれから訓練だって言ってたけどその前に何人かはあなたに会いに来るんじゃないの?」
「そう、わかった。 ならここで待ってる。 エリオとキャロは?」
「あの二人もコテージにいるはず。 さっき戻ってきてた筈だから」
「わかった。 ありがとう」
私も用事が済んだらコテージの方に行こう。 私はどの部屋に行けばいいのだろう。 後で聞いておかないと。
「ほら、噂をすれば」
「え?」
そこには私の記憶とは違い大きく成長した二人が立っていた。
なのはとフェイト。 私の友達。 確か、ここは私のいた時間より13年経っていたはず。 なら彼女たちはもう22か。 私はまだ10歳になる前のままだというのに随分と差がついてしまった。
「紅音ちゃん!」 「紅音!」
二人が抱きついてきた。 感極まっているのだろう。泣いている。 私にとって彼女たちと最後にあったのはほんの少し前だが、彼女たちにはもうかなり前の話。 それも行方不明の友人とやっと出会ったのだ。 それならこうもなるか。
……私は随分と薄情なやつだな。 この状況をこんな冷静に分析するなんて。
「なのは、フェイト……いたい」
「あ、ご、ごめん! 嬉しくてつい……」
「ご、ごめんね?」
「別に、大丈夫。 それよりも二人とも久しぶり……なのかな? 私にとってはそんな昔のことじゃないけど」
ルーテシアがこちらを見ながら笑っている。 私はそれを見て少し恥ずかしくなって「あっちいけ」という仕草をする。
「うん……本当に久しぶり…… もう二度と会えないと思ってたから……」
「私も…… 本当に会えてよかった……」
「泣かないでよ。 私は生きてるし、こうやってまた会えた。 それで、それだけでいい」
「うん……そうだね!」
「それにしても本当、10年前と変わってない。 変わったとしたら眼の色ぐらいかな?」
眼の色? この紅い眼のことか。 これは、やっぱりお姉ちゃんの……
「フェイトちゃん、 そろそろ」
「そうだね。 それじゃあ、紅音。 私たちは訓練があるから、また後でゆっくり話そ?」
「うん、そうする」
「あ! 紅音ちゃんさえ良かったらなんだけど、私たちの娘たちの相手をしてくれないかな? 娘も紅音ちゃんに会いたいって言ってて」
「うん、私はすることないから暇が潰せるなら」
「ありがとう! お願いね! それじゃあ行ってくるね!」
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
彼女たちは元気そうだ。 きっと幸せなのだろう。 それよりも二人に娘が出来たのか。 この時代は女同士でも子供ができるんだな。
「いや、そういうわけじゃないから」
「あ、ルーテシアいたんだ」
「ずっといましたよ!」
「ごめん。 出て行ったのかと……」
結構、本当に思っていた。
「まぁ、別にいいけどね。 それよりもヴィヴィオたちのとこに行くんでしょ? 私もそっちに合流するつもりだから一緒に行こ?」
「うん。 わかった」
▽▽▽
コテージの裏が目的地らしい。 そこに着いた時思い出したようにルーテシアが言った。
「あ! そういえば紅音って今日水着持ってきてるの?」
「水着? 持ってきてないけど」
そもそも何も聞いていないのだ。 持ってきているはずがない。
「あちゃー、 たぶん今日は近くの川に遊びに行くはずだから水着がないとダメなんだよねぇー。 ちょっとここで待ってて私のお古があったはずだから」
「え? あ、行っちゃった……」
エリオとキャロの話では大人しそうなイメージがあったのだが、実際に会ってみるとだいぶ印象が違った。 やっぱり、実際に会ってみないとわからないことは多いようだ。
そこから待つこと5分。
「あの〜」
そろそろなにかしようかな、と考え始めた頃、突然後ろから声をかけられた。 振り返るとそこには私の同じか少し低いぐらいの身長に金色の髪、それに緑と赤の左右で違う色をした綺麗な瞳の少女がいた。
……どうしてだろう、あの色違いの瞳に見覚えがある。 どこの家系のものだったか……
あ、そうだ。 思い出した。 聖王の一族だ。 なら彼女はその関係者なのかもしれない。
「えーと、どうかしましたか?」
「あ、ごめん。 なんでもない。 それよりもあなたは?」
「あ、はい! 私、高町ヴィヴィオっていいます! 小学3年生です! あなたが紅音さん……ですよね?」
あぁ、この子がなのはとフェイトの娘か。 髪の色などフェイトと似ているところがあるが、この雰囲気、中身はなのはにそっくりなのだろう。
「うん、 そう。 日野紅音。 よろしくね、ヴィヴィオ」
「はい! よろしくお願いします! 紅音さん!」
「歳、1つしか変わらないから、さん、とかいらないし、敬語じゃなくていい」
「わかりました! じゃあ、紅音。 これでいいかな?」
「うん、バッチリ」
うん。 やっぱり、素直ないい子だ。 まだ、少ししか話していないがそれがよくわかる。
「お待たせ〜ってあれ? もうヴィヴィオ来てたの? 早くない?」
「うん! ママたちから紅音のお話聞いてたから、早く来ちゃった」
「コロナは?」
「ノーヴェと一緒に来るって」
たぶん 向こうから歩いてきている2人がそのコロナとノーヴェなのだろう。
こうして私はヴィヴィオと出会った。
この出会いがどうなるかは今は誰にもわからない。
ルールーの口調がわかりません
誰か教えて……
追記
少し次の話と合わせるために言葉を増やしたり変えたりしました。