IS Striker   作:アーヴァレスト

88 / 149
最強の元軍人に挑むのは歴戦の戦姫(いくさひめ)
かつて在りし日の姿にて、女性として最高にして最強の人物がその実力を発揮する


最強(元)軍人VS歴戦の戦姫

「しゃあぁぁぁぁぁぁ!!」

「うわぁ・・・」

 

あれから数日、4連徹した結果、ようやく完成した。思わずエキサイトしてしまい、学業と教師とコレを両立していくのが大変だったが、今日をもってその苦難の一つが消える

 

「ようやく完成だぜぇ!!」

「このハイテンションでどこもおかしな点がないのがおかしいよね・・・ミスもないなんて本当に」

 

うん、先程から呆れた声を出されている人がおりますようですが・・・ま、いっか♪

 

ゴガンッ!!

 

「ぎゃひぃ!?いきなり殴ったぁ!?」

「目の下にクマをつくった上に不気味に笑うからよ」

「ひでぇ!!」

 

イセリアとぎゃーぎゃー言い合いながら最終確認をしていく

そして

 

「確認完了だあぁぁ!!」

「あのさぁ、キャラ崩壊著しくない?」

「オヤスミー」

「寝るなボケ、まだ平日だ」

 

え・・・

 

「なん・・・だと」

「なにその、嘘だろ!?みたいな顔は?本気でぶん殴りたいんだけど」

「嘘ですはい、普通に眠たいだけです」

「宜しい、では試験を始めよう」

 

・・・は?それは・・・えぇっと?

 

「はい・・・?」

「性能公試だよ、元は同じ設計の機体だからね」

「あぁ・・・やな予感がハイスピード・・・いや、マッハで迫ってきている」

「うん、やろうか」

 

やろうか。が、殺ろうか。に聞こえたのは間違いではないだろうなぁ・・・

 

「拒否権は?」

「あると思う?」

 

いつの間にか剣が首元に突き付けられていた件について

 

「ですよねぇ・・・」

「さぁ行こう、今すぐに行こう。さっさとやって遊ぶんだから!!」

 

いま、ものすごく輝いていた気がした

 

「で、ルールは?」

「実戦形式。それ以外に何かある?」

「ない」

 

場所は変わってアリーナ。バリア強度はフルパワー固定。でないと簡単に突き破れてしまうから。観客はなんと、学園の半分の生徒。お前らそんなに暇なのか?

よく見れば一夏達、専用機持ちもいるという驚き

 

「ではかつて在りし最強と極限と・・・」

「かつて在り得なかった戦いの場で・・・」

 

互いに機体を展開し、武器を構える

 

戦闘開始(エンゲージ)ッ!!」

 

それと同時に二人共ビームサーベルで鍔迫り合いに持ち込む

 

「やはりそう来るか、武術の心得はあったっけ!?」

「情報として知っているなら後はそれをリアルタイムで模倣(エミュレート)しながらやればいいだけじゃない、簡単よ!!」

「それはどう考えても簡単じゃない!!」

 

互いに蹴り飛ばして距離をあけ、ビームカノンとビームランチャーで相殺した

ゼロフレームとの同調は問題ないようだ、そしてかつての愛機と共に戦うことで急速に勘を取り戻しつつあるようでもある

このままだとジリ貧だな・・・!!

 

「「フルドライブッ!!」」

 

さらに性能上限を同時タイミングで開放、音を置いていく速度で空戦機動を行う

 

「ちいっ!!」

「くうぅ!!」

 

拳と拳がぶつかり、装甲が悲鳴を上げる。

ヒビが入り、じわじわと広がっていく

 

「「おぉぉぉぉぉっ!!」」

 

ついに装甲が限界をむかえ、爆散した。そのダメージと爆風で双方吹き飛ばされる

 

「「まだまだぁ!!」」

 

激戦再開、今度は地上戦に移る。地を駆けるだけでそこは抉れ飛び、土煙が起こる

 

「せぇっ!!」

「はぁっ!!」

 

剣戟は激しく、ぶつかるだけで衝撃波が発生し爆風に変わる

ビームサーベルのビーム発振器が、送られてくるエネルギー総量に耐え切れず悲鳴を上げて白煙を吐く

 

「「何度でもぉ!!」」

 

先に言っておくがこれは模擬戦である。性能公試を兼ねた模擬戦だ

それでこのレベルの事をするのは・・・

 

貴方()()愛を示したい(想いを伝える)ッ!!」

 

単なる親愛からだ、かつて互いに同じモノ・・・勝利を求めて、互いを愛した

その中で唯一しなかったのが、今している事だ

そう・・・全力を出すに足る存在が目の前にいる!!

 

「ぬうぅぅぅぅぅっ!!」

「おぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

激突は常に均衡、紛れもなく全力以上の領域に達しつつある

かつて俺はいつも飽いていた、飢えていた。生まれた世界を間違えたのではないかと諦観し絶望すらしていた

それを粉微塵と壊してくれたのが君だった、俺をいい意味でも悪い意味でも壊してくれた事を感謝している。礼に変えて全力で挑んでやる

あぁ、なんたる至福、何たる幸福だ!!胸を満たす充足感に宇宙さえ弾けそうだ!!

 

「俺は今・・・生きているッ!!」

 

この先何があろうと絶対にその手を放してやるものか。かつて迷った結果、君にあんな結末を与えたのを忘れてはいない。

だから、残り続けている後悔ごと押し流してみせる。この勝利は誰にも侵させたりはしない!!

 

「故に墜ちろ!!勝つのは俺だ!!新世代の最先端を飾る華となれ!!」

 

<アリーナ、イセリア>

 

「抜かさないでくれる!?散るのはどちらか知るがいいわ!!」

 

カズマの言葉を聞いて、ついに私は本気を出すことを決めた。

いつも願っていた、思い描いていた。始まりとはどんなものなのか、終わりが見えない故に狂するほど

その狂気を正し、期間を教えてくれたのがカズマだから、煩わしいけど礼を言おうかな・・・

あぁ、何たる絶望、何たる愚昧なのだろう!!胸を満たす自嘲感に宇宙さえ弾けそうだよ!!

 

「私は今・・・生きているッ!!」

 

貴方がいたから自分の今がある。貴方がいなければこの想いを誰にも伝えられないし感じられない。貴方と交わしてきた愛、恋という情を、胸に刺さないと流せないんだ!!

だから、残り続けている後悔ごと押し流してみせる。この勝利は誰にも侵させたりはしない!!

 

「故に墜ちろ!!勝つのは私だ!!新世代の夜明けを生む礎となれ!!」

 

最大火力の砲撃とワンオフアビリティの激突が起こり、アリーナのエネルギーバリアに亀裂が生じ始めた

それを起こしている私達は・・・

 

「ふふふふふふ・・・」

「はははははは・・・」

 

殺意にも似た感情を抱きながら、笑い

 

「「行くぞォ!!」」

 

更にピッチを上げ、激戦を繰り広げるのだった




はい、模擬戦です、主人公とニューヒロインが戦うだけで一都市は軽く消滅できそうですね(白目)
そろそろ設定資料出さないと作者が分からくなってくるぐらいですので小休止はさみます


感想ください、双葉(次話の構想)が出る(纏まる)のが早くなります
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。