機動戦士ガンダムoo もう一人の主人公   作:ガタック

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ようやく9話が投稿できました。
今回は人革連との戦闘です。
とはいえ、戦闘描写がうまくできない……

もっと文章の表現力がほしいです。


第9話

ソレスタルビーングの活動が始まって早くも4ヶ月が過ぎようとしていた。

武力介入の回数は60を超えてきており、ガンダムの圧倒的性能もあり、

モラリアへの介入以来、大規模な戦闘は起きていない。

 

しかし、60もの介入があれば機体のコンセプトは大まかにではあるが、把握はするだろう。

エクシアであれば、近接戦闘が主体、何本もの剣とスピードで戦闘を行う。

デュナメスは、狙撃主体でスナイパーライフルの狙撃による援護が主体で、近接戦もアーマーと銃を使った戦闘をする。

キュリオス、飛行形態での爆撃や一撃離脱の奇襲攻撃と、MS(モビルスーツ)形態での高機動性能を利用した一撃離脱に加えてガトリングによる連射攻撃が主体。

ヴァーチェ、拠点破壊や敵の一掃を行う重装甲の機体であり、バズーカーを放つ際はGN粒子のバリアーで囲われる上に装甲が固いため、怯ませることもできない最強の砲撃機体だ。

Oガンダム、戦況に応じて装備を変える機体で、4機のガンダムのアシストをしている。

様々な装備をしているが4機のガンダムの装備と同じもので戦っている。

 

世界はこれらのガンダムをどのような見方であれ、ガンダムを認めていった。いや、認めざるを得ない状況だろう。圧倒的なパワーバランスを見過ごせるわけはない。

ソレスタルビーイングの行動理念である、『武力に対して武力で抑える』ということに関して、様々な意見を持ちながら世界は進んでいる。

 

AEUとユニオンは自国領土にかかわる事態にガンダムとの戦闘を表明した。

しかし人革連は主だった声明がない。

その人革連は、ある極秘作戦を開始した。

 

 

「Oガンダム、着艦します」

つい先程リニアトレインを利用して宇宙に上がり、トレミーにOガンダムを着艦しているところだ。

まぁ、この時がいろんな意味でまだ慣れてない。

この時に奇襲攻撃が来た場合、動くためには少し時間がかかり、その間に機体が無防備になり、ダメージを受ける可能性がある。

本当にこの時間が嫌いだ。

 

無事着艦し、ガンダムから降りた俺は、ヘルメットを片手にトレミーの中に移動する。

目的地はスメラギのいるところだ。ミッションの報告もあるが、俺が戦術予報を教わっているからだ。

学び始めた理由は、ミッション中に現地でもしもの事態のために教わっている。

それは建前であり、本音は母親のように慕っているスメラギの負担を取り除きたいと思っているからだ。

ヴェーダの測定結果でわかった事だが、ガンダムマイスターの中で、いやトレミー搭乗メンバーの中でトップクラスの情報処理能力を持っているから、戦場でも戦術の提案をして、メンバーの補助をしたいとも思っている。

 

「母さん、帰ってきたよ」

「おかえりなさい。報告は受けているから、戦術予報の勉強をやる前に食事をとってきなさい」

「わかったよ」

つい先程まで嫌だった時間があったことを忘れかけるぐらい、スメラギとの会話は重要な行動であった。

スメラギの指示に素直に従い、着替えをして食事を取りに行く。

食堂スペースに行くと、ロックオンが食事をとっているので彼の近くに座る事にした。

「お、時也か」

「ロック兄、お疲れ」

「お前もだいぶ動きが良くなったんじゃないか?」

「Kパックは一撃離脱ばかりじゃないからね。それに実戦経験もあると思うし」

「でもそれだけじゃないだろ。他にも何かあるだろ?」

「それは秘密だよ。誰にも言えない事」

「こいつめ~、言うようになったな」

「こういうのは、ロック兄が教えてくれたでしょ」

「あとは、髪を切ると見栄えも良くなるんだがな」

「髪の事は気にしないでよ。元々これ位あったんだし」

「2ヶ月も切らなけりゃ嫌でも気になるわ。もう肩まで伸びてるぞ。やっぱりお前は短い方が似合うんだよ」

「正確には2カ月半だけどね。そろそろ切ってもらおうかな」

「切った方が気にならないぞ。後で俺が切ってやるよ」

「まぁ、その内ね」

「今日か明日には気ってやれるぞ」

他愛ない話をしていると、それだけで気分が良くなる。

食事もあっという間になくなったので、スメラギの所に行く。

 

 

 

突然のアラートと共に、トレミー内では慌ただしく状況が変わっていく。さっきまでのPだ焼かな雰囲気が完全になくなっていた。

トレミーは相手の通信装置に囲まれ、自らの位置を相手にさらしている状況になっているらしい。

戦術予報の勉強は終わり、戦闘に入る。

情報をまとめると、人革連の大規模物量作戦に使用されている通信装置の大群の中にトレミ

ーがある。状況からすれば、コチラは相手の位置を把握できず、相手はコチラを把握している状況である。

光学カメラとEセンサーで索敵した結果、敵勢力は4隻の輸送艦に搭載されたMS部隊だ。人革連と言えば、先日には新型MSが追加されていた。

搭載されたというのは、4隻のうち2隻が全く動いていない事から、囮として使われたという事に気が付いたからだ。

トレミーの失態に気づく直前にはキュリオスとヴァーチェを出撃させている。

よって2機は囮の2隻を攻撃しており、囮の輸送艦からはMS(モビルスーツ)が出撃している状況だ。もぬけの殻となった囮艦を破壊を完了しているはずだ。

戻ってくるのに360秒かかるとスメラギは予測。残った3機(内1機は整備未完全)で戦闘しなければならない。

エクシアはトレミー前方で敵の迎撃、デュナメスは片足が整備の関係でないのでトレミーの格納デッキで狙撃、OガンダムはGNパックtype-Kで近中距離戦闘で敵を迎撃する。

これが、今回の戦闘プランだ。

プランはいいが、敵指揮官はセルゲイ・スミルノフ。『ロシアの荒熊』と呼ばれている男らしく、MS操縦能力と戦闘指揮能力は高いらしい。これ程の物量に指揮能力の高い指揮官の部隊。かなりコチラの条件は悪い。

 

 

とにかく、指示通りにトレミーの前に来たエクシアとOガンダム。

まず敵艦が出現したのでデュナメスが狙撃するも、機体重量の変化で標準がずれ外してしまう。

ロックオンが手動で標準を調整している最中に敵艦からミサイルが発射される。

通信で調整が完了した事を聞き、狙撃準備が完了する。

『よし、狙い撃つぜ』

ミサイルは36発。

3機の射撃でも数発撃ち漏らしてしまった。

『しまった!』

「トレミーが!」

そう言い背後のトレミーを見ると、GNフィールドを展開して難をしのいでいた。

だが、敵艦がゆっくりと前進してきた。まるで、コチラに突っ込んで……

「無人機の特攻?!」

『させるかよ!』

『やらせるか!』

GNミサイルをOガンダムとデュナメスが発射したので大丈夫だったが、敵のMS(モビルスーツ)が現れた。

「数は36か」

『結構な数だ』

『小癪なマネしやがって……狙い撃つ』

青いティエレン、即ち宇宙用のティエレンが36機現れた。

近中距離の武装からはあり得ない遠距離の攻撃を仕掛けてくる。

そして誘い込むような動きをしている。

まるでこっちに来てみろと言わんばかりに。

 

 

人革連の作戦と知りながらも、ソレスタルビーングは戦闘を行っている。

はっきり言って持久戦、しかもジリ貧といっても過言でない。

『クソッ、誘い込むつもりか』

悪態を言うものもいれば

『死角に入りやがって』

条件の悪さに怒るものもいる

「ちょこまかと……何なんだ、お前ら!!」

動きに翻弄され、冷静さを失いつつあるものもいる。

その中で、突然光が見えた。

「あれは……」

『撤退信号か?』

敵軍の撤退が確認された。おかしい、今まで俺達は相手に翻弄されていたはず。それに予想時間になっても2機のガンダムが戻ってこなかったことを考えると、このタイミングでの撤退はありえない。

とりあえず、俺達は戻ってこなかったガンダムの捜索・回収を行う事にする。

『ヴァーチェを確認』

Eセンサーで確認してのはヴァーチェだったが、そこにあった機体は、普段見慣れている重装備の機体はなく、俺達の見たことのないガンダムだった。

『あれが……ナドレ』

刹那の呟いたのは、ナドレ、ガンダムナドレ。ヴァーチェのアーマーをパージした、この計画の要とされているガンダムである。

ナドレは本来、もっと後に出るはずだった。だが、今目の前に出たということは、それほどの状況になってしまったということを意味する。

 

「もっと……もっと俺が強ければ……こんな事」

キュリオスも回収し、難をしのぐことができたが、その代価はあまりにも痛すぎた。

俺の心には、自分の弱さと、もっと使いこなさなければならないという焦りがあった。

 




いかがでしょうか。
主人公を含め、ソレスタルビーイングのトレミーメンバーには後味悪い結果となりました。
特に、ナドレの露見は最も痛手でしょう。


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