機動戦士ガンダムoo もう一人の主人公   作:ガタック

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就活で更新できませんでしたが、久しぶりの更新となりました。

就活タイヘン。ハヤクオワリタイ。


今回は、前回の続きですが、戦闘は全くといってもいいぐらいありません。


第10話

人革連との戦闘が終わり、ガンダムの収納が終わった。

いつもなら、ブリッジでラッセやリヒティと話していたり、スメラギの戦術予報を学ぶ予定だが、今回に限ってそのどちらの選択肢も選べる状況ではなかった。

先ほどの人革連との戦闘において、アレルヤは鹵獲寸前、スメラギの戦術予報が外れた上に、ナドレという存在を敵に晒してしまう。

これ程の失態が重なってしまったために、ブリッジでティエリアがスメラギに説教(もとい、八つ当たり)をしているのだ。

流石に、そんな状況のブリッジに行く気にはなれなかったので、トレミー内の自室にも戻ることなく、Oガンダムの整備状況の確認や、GNパックの組み合わせを考えて気を紛らわしている。

「しかし、噂のナドレがこんなに早く見れるとは予想外かな」

気楽にとらえようと思っても、人革連の鹵獲作戦の時にあまりにも弱すぎた自分を見ると、

自分を責めてしまう。

どうやっても過去の自分、少年兵の時の失う感覚がよみがえり恐怖や怒りを感じてしまう。

他ごとを考えて気を紛らわすことも、できそうに無かった。

 

 

結局考えに身が入らないので、ブリッジに行くとロックオンがいた。

考えに身が入らなかった、というのもあるが、ティエリアの説教を聞いていた皆が若干心配になったから。憂鬱な気分も多少は紛れるかも知れない。

「結局、何に怒っていたの?」

「時也か、あれは怒ってるんじゃねーな」

「じゃあ何?」

「八つ当たりだよ」

「八つ当たり?」

「ナドレを晒してしまったということに対して、自分で感情が処理できてないんだよ」

「そうなんだ」

「で、どうしたの?」

「皆どうしてるかな……なんて思ったから」

「心配してくれたんですか?」

「そりゃ、心配ぐらいはするよ。クリス姉」

「大丈夫っすよ。それよりは時也のほうが心配っすけど」

「そりゃそうなるだろうな。帰還した時に半泣きだったからな」

「もう大丈夫ですよ。心配しないでください」

「いつもに戻ったみたいっすね」

「うん。じゃあ部屋に戻るね」

「了解っす」

どうやらいらぬ心配をしていたようなので、部屋に戻ることにした。

 

 

戻る途中に大きな声が聞こえた。

声の方に行くと、刹那がいた。

「何があったの?」

「アレルヤがいた」

アレルヤと叫んでいたとは、驚きだが無理もない。

さっきの戦闘時は鹵獲寸前になり、もう一人の方が何かいったのだろうか。

適当な予想を立ててみたが、大まかにこんな所だろうが、もう少し詳しく聞いてみよう。

「ちなみに、なんて叫んでたの?」

「『違う』と叫んでいた」

という事は、やはりもう一つの人格が原因みたいだ。

一応、ヴェーダの報告で知った事だが、アレルヤは多重人格だ。もう一人は、彼と正反対で、戦い好きで、残虐的な性格があるらしい。

「そうなんだ、ありがとね」

一言残して部屋に向かう。

今更だが、眠くなってきたので仮眠をとることにした。

 

 

ある夢を見た。

白衣を着た人が3人いる。抱えられている?

振り向くと変わった格好の女の人がいる。

何かを喋っているが、何を言っているのかは聞こえない。

奥の方に巨大な機械が見えた。足似ている何かだ。

不意に水滴が当たった。上を見ると、2人の白衣の人が泣いて話しかけていた。

何を言っているのか聞こえない。

突然のアラート音が聞こえた時には、俺は変わった格好をしている女の人に抱えられていた。

そのまま、俺の視界は暗くなっていく。

 

目を覚ますと、トレミーの自室だった。

「……今のはなんだ?」

なんだか、懐かしい感じがした。見覚えのある場所だったな。

大体2時間ほど寝ていたらしい。イマイチ寝起きは悪いが、2度根をする気分でもなかった。

「……俺は何を忘れているんだ?」

 

 

「エクシア、デュナメス、Oガンダムはプラン通り南アフリカ国境付近の紛争地帯に武力介入を開始。三機発進後、トレミーの進路をラグランジュ4に変更。スペースコロニー『チュエンチュ』にある人革連特務機関に武力介入を行います」

今回は、アレルヤの提案したプランも同時進行なので、三機で武力介入を行う。

「時也、データは渡してあるから、現地では私の代わりによろしくね」

「了解」

事前に状況詳細を見ていたので、ある程度のプランは立っている。

Oガンダムに自分のプランを送り、プランを確認する。

とはいえど、ティエレンの旧式なので深く考える必要はない。

一応、今回はGNビームガンをGNパックtype-KのGNビームサブマシンガンに変更し、GNビームソードを外しGNスナイパーライフルを装着。完全射撃型で出撃する。

一応、GNパックの試験運用も兼ねている。

 

戦況はスメラギの予想通りになっている。

確かに、近接戦闘機に気を取られ、遠距離からの狙撃が簡単にできる状況になっていた。

当たり前だが、あまりに予想が当てはまりすぎて、何も言葉が出ない。

『こっちは楽勝だな。問題はアレルヤ達だな』

「そうだね。こっちは問題なさそう。刹兄、そろそろ別動隊が背後から接近するよ」

『了解、エクシア引き続きミッションを継続する』

 

情報通りで、部隊が来たが問題なく撃破して、ミッションを終える。

とはいえど、こちらは地球で待機しなければならないので、宇宙には戻れない。

なので、出撃時にミサイルポッドを装着せず、GNスナイパーライフルを

装着している。

もし万が一を考えた装備であり、一応どの距離でも戦闘は可能となっている。

 

 

宇宙から、ミッション終了の知らせが入ってくる。

ミッションは成功し、アレルヤ達はトレミーに帰還したようだ。

「全ミッション終了。帰還しようか」

『そうだな』

『了解』

こちらも終わっていたので、地上の潜伏用の基地に向かう。

あの時の夢は、俺に何を伝えようとしていたのだろうか?

まぁ、ゆっくり考えるとしよう。




いかがでしょうか?
主人公の付箋を少し出してみました。
PIXIV 版を読んでいる方は、もうすでにご存知でしょうか?
そうでない方は、主人公が見た夢が何か……
とあるガンダムシリーズのコミックを読んでる方はピンと来る事があるかもしれません(あの表現で伝わるかはわからない)

感想・指摘等、コメントをお待ちしております。
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