機動戦士ガンダムoo もう一人の主人公   作:ガタック

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スイマセン、遅くなりました。
最近、リアルで艦これの敵統計をとるという謎の所業を行っており、気が付けば更新が……
更にはpso2のマイブーム再来に加え、始まる就職活動……
失踪はする気が無いモノの、更新頻度が落ちてしまうとは……
PIXIVの時と全く変わってない……俺はまた、あの過ちを繰り返すのか?!


では、今回の本編へ行きましょう


第14話

「光学迷彩起動、Oガンダム、ポイントにて待機する」

今回のミッションは、『大規模軍事演習の場所にある濃縮ウラン埋蔵施設にて、テロリストが施設を襲撃する』という事を、ヴェーダから報告を受けた。

これに伴い、このテロリストのテロ行為に武力介入という形でガンダムが出撃。

これを殲滅することだ。

編成は、飛行形態でキュリオスが現場に急接近。デュナメスがキュリオスにうつ伏せで乗る。

近くでは、三大国家群の大規模軍事演習を行っている為、即座に離脱することを前提としている。

但し、濃縮ウラン埋蔵施設が軍事演習場所のど真ん中にあるので、エクシア、ヴァーチェ、Oガンダムは、2機が演習中の機体から攻撃を受けて離脱に失敗した時の為に、光学迷彩を使用して待機することになっている。

 

「何も起こらないといいね」

『だが、これはあまりにも不自然すぎる』

「……確かに不自然なくらい」

ティエリアと話している通り、今まで順調すぎる。

先程も述べたとおり、今回のミッションは軍事演習、それも3大勢力という超大規模の軍事演習の真ん中に突っ込むはず。

それにも関わらず、砲撃音が聞こえなければ、テロ予告に対する施設の護衛機、それどころか演習している機体さえ見当たらない。特にユニオンとAEUは可変機であり飛行形態MSが見えてもおかしくはない。

演習はすでに始まっているはずだ。それなのに何故勢力に所属している機体は見当たらないのか……

「……まさか」

仮にも戦術予報をスメラギさんから教わっているので、ある程度は予想できるが、今考えられたのは、最悪のパターンだ。

「刹兄、ティエリア、最悪の状況になるかもしれない。プランB2の準備お願い」

俺が思いついた最悪の予想をまとめてみよう。

今回の軍事演習は、先日考えていた通り、ただの大規模軍事演習なんかじゃない。

三大勢力合同の総戦力をつぎ込んだ、ガンダム鹵獲作戦だ。

不自然な程に機影が見当たらないのは、今までの戦闘から、ガンダムに対しての近接戦は不利と見越した指揮官が、ミサイルをや迫撃砲をメインとした、長距離砲撃を攻撃手段として徹底する。

そう考えるのが、この状況で一番つじつまがあう。

恐らく近くに機影が無いのは砲撃とミサイルによるフレンドリーファイアー(友軍誤射)を避けるため。

そう考えると、とてつもない砲弾とミサイルが使用されると考えられる。

スメラギはこの事を推測していた為、プランはA1(ミッションを通常通りに遂行)~E5(敵との接触を可能な限り避けて戦略的撤退)まで準備してある。

『スメラギ・李・ノリエガと君がここに来るまでに話していた予測通りか?』

「そうだね。人革連以上の質量の鹵獲作戦だよ」

『最初からそれは前提とされていた。我々は待機をしている。最悪の事態を避けるために』

「そうだね。一応プランを確認しておきたい」

そういうと、ティエリアは黙り込む。

そして、数分過ぎてプランをB2に変更する時間になった。

 

 

『ミッションをプランB2に変更する』

「俺と母さんの考えがあってるなら、光学迷彩を解いたら、敵と接触しないように気を付けて。見つかったら、すぐに砲撃が来るから気を付けて」

『了解。エクシア、外壁部迷彩皮膜解凍、ミッション開始する』

光学迷彩を解くと、すぐに二機のMSが確認できた。

ユニオンのユニオンリアルド、ユニオンの可変機だ。

しまった、と俺は心の底から思った。

恐らく本部からの偵察のために、この空域を偶然通りかかっただけだろう。

だが、今は本部に知らされる前に動かなければならない。

エクシアは、この二機を即座に落とした、

そして、光学迷彩を解除したヴァーチェは即座にGNバズーカを構え、射撃体勢に入っていた。

高濃度圧縮粒子のチャージは既に終わっている為、即座に1撃を放つ。

反動で機体後方に粉塵が舞うほどの威力は、戦場である砂漠にMS用の塹壕と比喩してもよい穴を作った。

この一連の作業を確認すると、2機のガンダムの方向に飛び立つ。

プランB2の内容は、離脱完了終了予定時刻になっても、2機のガンダムが終了の合図を出さなかった場合に、離脱ルートを確保することだ。

ヴァーチェは離脱ルートの確保、エクシアはヴァーチェの援護、Oガンダムは2機に離脱する為のわずかな時間を作る。

そのために、Oガンダムは2機のガンダムに接近する。

 

先程、ティエリアにはGNバズーカの砲撃後の流れを話し合っていた。

『最初の砲撃で、離脱ルートを確保する。これはプラン通り』

『問題は、その後だ。君が2機のガンダムに接近して離脱を促しつつ、君も離脱する』

『母さんの予想は、この戦場で拘束されている可能性は低いから、俺が軽い揺動を仕掛ける』

『もし、2機のガンダムが攻撃を受けるとしたら、人革連のMS部隊を主力とした砲撃部隊だろう。あの機体は実弾の砲撃に関しては、3勢力でも高い方だ』

『そうだね。俺も囚われないように、警戒しながら進むよ』

『当然だ。ここでガンダムが囚われる事態があってはならない。力を誇示できなくなってしまう』

『だからこそ、離脱できるようにはする。そっちも砲撃には気を付けて。後、砲撃する前に射線をずらすことがあるなら通信をお願い』

『わかっている』

(もうすぐ圧縮粒子のチャージは終わる。通信が無いから、射線上にいないのは確実。速く二人の方に行かなきゃ。じゃないと……)

そこで思考が遮られた。

何故なら、後ろから爆音が聞こえ、いくつもの光も見えるから。

恐らく砲撃が始まった。だが、付近に機影が見当たらない。だが、レーダーには接近する機影を確認している。

「最悪だ……これじゃあE5に移行するしか……」

つい口から声を出してしまった。

しかし、前方の2機だけは、という思いは強くなる。

(そのためには、早く合流しないと)

前方の方でも砲撃による爆音が聞こえてきた。砲撃が行われいているのは間違いない。

だが、砲撃が途切れるタイミングなんてわからない。

でもアレルヤには、絶対的な脅威が向かっているのはわかっていた。

 

 

デュナメスとキュリオスが確認できる位置に近づけた時、砲撃が遂に俺の方にも飛んで来た。

今回はType-Dを装備しており、一応GNソードはモラリアへの介入の時に装備しているので、多少の近接戦闘も可能だ。

しかし、こうなると近接戦闘なんて選択肢は、ないようなものなので今ではただのお荷物となっている。

始めは飛行しているので回避できたが、敵の指揮官は相当頭が切れるようで、目の前に砲撃され、直線ルートで飛んでいた俺は緊急回避を行い、速度がほんの少し落ちてしまう。

幸い、砲撃の雨に当たること無く、2機に近づく事はできる。

けん制程度にしかならないような狙撃を行いながら通信を送る。

「二人とも大丈夫?」

『なんとかな』

「急ごう、あっちも砲撃受けてるみたいだし」

『了解』

そう言い終えるころ、運よく砲撃が止まった。

とにかく離脱することを決め、移動を開始するしようと、デュナメスが浮上したところで、突然キュリオスが止まった。

「うわ――あ!!」

アレルヤの叫び声の後に、キュリオスが崩れるように倒れた

『どうしたアレルヤ?!』

『あ……頭が……』

「しっかりして」

『来る……超兵が来る』

『超兵だって? 報告にあった人革の専用機か』

「レーダーに反応、来るよ」

敵が複数機接近しているが、一機だけ色と動きが違う。

『行くぞアレルヤ』

デュナメスがキュリオスの腕をつかみ、起き上らせようとする

しかし、色違いのティエレンはキュリオスめがけて突っ込んでくる。

「させるか!!」

デュナメスでの射撃は疲弊しているのか、本来外さない距離で外してしまう。

Oガンダムに装備してあったGNソードで近接戦を仕掛けようとしたが、後方にいた高機動型ティエレンの部隊の砲撃を受けて、身動きがとれなくなる。

更に、色違いのティエレンがキュリオスをデュナメスから強引に引き離して、そのまま遠くに行ってしまう。

狙撃をして後続の高機動型ティエレンを狙撃するが、即座に砲撃の嵐が来たため、攻撃ができなくなる。

 

 

もうどれだけの時間がたったのだろうか。

そんな事もわからなくなるまで、攻撃を受けた。

いや、今も攻撃を受けている。

『十五時間か』

ミッションレコーダーを見て呟いた。

飯を食べなかったり、風呂に入れないというのは少年兵の時に経験済みだが、

ここまで攻撃を受け続けるのは初めてだ。

(これじゃ、虐めなんて言葉が甘く感じるよ)

ここまで、ティエレンをはじめとする3大勢力のMSによる砲撃が接近以外で止んだ記憶はない。

“いつまで続く?”

この答えは突然来た。

いきなり砲撃がやんだ。

あまりに唐突で、状況把握に時間がかかった。

『プランE5に移行、離脱するぞ』

「わかった」

プランE5、それは砲撃終了時にエースパイロットによってガンダム鹵獲を開始する。

鹵獲される前に戦闘空域を離脱する。これがプランE5の内容である。

しかし、疲弊しているなかで逃げ切るなんてのは、宝くじで1等を連続であてるぐらい運が良くなければならない。結局のところ、神頼みのようなものだ。

だが、現実は残酷だった。

フラッグの大群が来ている。手始めに一機のフラッグが突っ込んでくる。空中変形し銃を撃ってきたが、単機で突っ込んで来たので、何とか冷静に対処し大破させる。

それから、陣形を建て直したフラッグの大群が攻めてくる。

『くるぞ!!』

先陣を切った一機がデュナメスに体当たりし、拘束した。

他のフラッグもこちらに来ている。

(また、仲間を失うのか?そんなの嫌だ)

「させるかぁぁ!!」

頭の中で何かが弾けた。

まず、最初にGNピストルを撃ち、二機のフラッグの頭と銃を持つ腕を破壊した。

接近したフラッグの膝あたりをGNソードで切り落としたが、三機のフラッグに後ろから倒され、行動不能になった

 

 

結局、鹵獲されてしまった。

「俺は……俺は……」

また失うのか、その言葉で胸が苦しくなる。

他のマイスターは、どうだろうか。

いずれにせよ、こうなってしまったからには、あることをするべきか考える。

太陽炉を守るために自爆する。

本来、太陽炉はマイスターと同じSレベルの秘匿義務がある。

鹵獲されてしまっては、太陽炉は解析され、新たな兵器として利用されてしまう。

紛争根絶を掲げるために使用されているものが、見栄を張るためだけに兵器として使われてたまるか。

自爆するためのシステムに手をかけようとする。

その時、爆発が起きた。

正しくは、近くにいたユニオンのフラッグの一機が攻撃により大破した。

「何だ?」

そして、二機三機と次々破壊していく。

砲撃の方向を見ると、MSがいた。

赤い粒子を放つ機体、いやあれは……

「ガン……ダム?」

ユニオンのフラッグが撤退していく中、ただ一機のMS(ガンダム)が上空に浮遊していた。

まるで下界を見下ろす神のように。

 

 

新型のガンダムの出現、その機体は五機のガンダムとは少し異なっていた。

粒子の色は赤、まるで血の色だった。

それは、戦いの血を求めているかのようだ。

新たなガンダムの登場は、世界にどのような影響を与えるのだろうか。

 

 

 




いかがでしょうか?
今回の終わりから出現したスローネですが、個人的にヨハン以外が苦手だったりします……

次回からは、本格的に物語が加速していくところですから、個人的に頑張ろうと思っています。
目標は来週中に更新したいです。
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