呼ばれた先は異世界ですか?   作:麻由里

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第4話 old・memorys

那月「なぁ、アテナ」

アテナ「何よ?」

那月「暇だから、なんか面白いことを話せよ」

クエストをクリアした俺たちは学校に戻る途中暇なので、

アテナに話をふった。

アテナ「あんたが話しなさいよ」

あっちの世界ではぼっちな人生を送っていた為特に面白い話などない、だから、仕方無く聞いたのにあの反応かよ!

那月「俺に聞きたいことを、言ってみてくれ」

俺が作れる話の種はこれくらいしかないんだ、

仕方ない、仕方ない……

アテナ「あ、あんたの家族について聴いてみたいわ」

那月「俺の両親は事故で死んだ、兄妹は姉が一人と弟と妹が一人ずつ」

アテナ「……!!」

アテナがちょとだけだが申し訳なさそうな顔でこちらを見ていた。

那月「…いいよ別に、俺が聞きたいことないかって聞いたんだから」

アテナ「…兄弟のことは心配じゃないの?」

那月「姉さんは失踪して行方不明、弟と妹は頼り甲斐があるから多分大丈夫だと思う」

アテナ「多分?」

那月「親が死んでから俺は他の家庭に引き取られたんだよだから、彼奴らが今どうなってるか俺は知らない」

アテナ「ふーん」

那月「ちなみに俺のまえの名前は千歳 結城って言うんだ」

アテナ「そ、そんな事誰も聞いてないわよ!」

可愛くな、こいつ本当に可愛くない(性格が!!見た目は超ドストライク!!)

アテナ「で、でもわ、私だけにふぁ、ファーストネームを、お、教えるってことはつ、つまり…!」

那月「なに言ってんだアテナ、どうかしたか?

ん…顔が赤いな」

俺はアテナの額に額をつけた。

アテナ「ひゃう!!」

やっぱり熱い、

那月「仕方ない…」

俺はアテナをお姫様抱っこした。

アテナ「ぷっぷしゅ〜〜…」

アテナはそこで気絶した。

那月「おい!アテナ大丈夫か!?」

アテナ「…スー…スー…」

なんだよ、疲れて寝ているだけかよ…

那月「じゃあ、そろそろ出て来ても良いんじゃないか?

みんな」

那月は一本の木に問いかけた。

7人の女の子がいた、その中には先生も入っていた。

那月「皆さん総出でどうしたんだ?」

先生「皆さん、アテナさんを心配して〜見に来たんですよ〜」

(アテナさん、か…)

那月「心配ねーよ、もうクエストをクリアしたからな後は帰るだけだ」

皆んな、ちょっと驚いているようだ、先生は驚いてないけど…

先生「流石那月さん、そんな那月さんにもう一つお願いがあるんですけど〜」

なんかとてつもなく嫌な気配がする…!

那月「な、何でしょうか…」

先生「もう一つクエストをお願いします〜」

那月「次は何のクエストなんだ…?」

先生「お届け物をお願いします〜パートナーは誰でもいいですよ〜」

まぁ、断ることはできないから、さっさとパートナーを

選ぶか、あんまり期待はしてないけど…

那月「俺と一緒に行ってくれる人〜」

パンドラ「は〜い」

一同「「「「え!?」」」」

パンドラ「?」

(((ま、まさかパンドラ(ちゃん)が手を挙げるとか…

しかも声超可愛い…!)))

何故だろう、不思議な気分だ。

ルシファー「パンドラちゃんが行くなら私も行く〜」

先生「決定〜頑張ってくださいね〜」

那月「ま、待ってくれ!俺はまだ怪我が…」

といっても虚しく俺は右手をルシファー左手をパンドラに捕まれた。

パンドラ「……いこう」

ルシファー「レッツゴー!」

那月「や、やだー!」




皆さんもうすぐ受験シーズンですね、現在私も勉強中です!
皆さん頑張って下さい、私は応援しております。

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