海未「やっと……全員揃いましたね……」
ざわつくメンバー。
凛「凛たちに一言も相談しないなんてひどくないかにゃ?」
希「カードの力では全く予想できなかったわ…修行が足りんなうちも……」
絵里「元生徒会長に独断っていうのは……どうかしら?」
にこ「だいたいアイドル研究部の部長はこのにこよ!」
花陽「指導者……いいかもです……」
ことり「ことりもちょっと反た……」
穂乃果「ことりちゃんも賛成だよね!」
ことり「……うん! ことりも大賛成だよ!」
真姫「ことり……寝返ったわね……」
海未「まあ、一度試してみてはどうでしょうか? 合わなかったら、お断りすればよいのですから」
花陽「いい! いいと思います! アイドルというのはいい指導者によって伸びますから!」
凛「かよちんがそこまで言うなら、しょうがないかにゃ……」
絵里「希、どう思う?」
希「そうやなあ…カード今日忘れてしもうたから、今日うちにはわからんわ」
にこ「希はカードがないと決断もできないの! にこは反対よ! 反対! にこが指導してるのに、これ以上指導なんか不要よ!」
凛「……いつ指導してたのかにゃ……?」
真姫「私も嫌よ! 男なんて、それにμ'sオタクなんて! 危険すぎる! アイマスオタクのほうがまだマシよ!」
にこ「なんでアイマスはいいのよ……」
海未「全く……真姫もですか……」
海未が投票箱をテーブルの上に置く。
海未「投票で決めましょう。多数決。これに限ります」
……開票結果:賛成7、反対2
にこ「何でよ! 希! 絵里!」
絵里「だって……ねえ希……」
希「少数派は嫌なんやもん。しゃーないやん?」
絵里「……数の力は絶対……ロシアのおばあ様にそう教わったわ……私はそれで生徒会長になれたんだもの……」
希「……ということや」
にこ「絵里のおばあさんって何者……?」
真姫「もう! 知らない!」
海未「……ということで、にこ、真姫、わかりましたね……これが正義です」
にこ「……わかったわよ」
真姫「フンッ……」
帰り道
凛「じゃあね!」
花陽「真姫ちゃん! また明日!」
真姫「じゃあね……」
真姫(……全く、どういうことよ。指導者って……護身術でも習おうかしら……って何か忘れてるような……)
手紙が落ちる。真姫、即座に拾う。
真姫「あっ……」
真姫「(そうよ……これよ……にこちゃんへのファンレター、結局持って帰ってきちゃった……)
真姫(まあ……明日渡せば……いえ!……だけど明日会おうって言ってるのよね……これは危険じゃないかしら……ファンサービスを大切にするにこちゃんのことだから、絶対会いに行くわ……それは……危険よ。にこちゃんを陥れる陰謀に違いないわ……あのにこちゃんにマトモなファンがいるはずないもの……なら、このファンレターは処分したほうが……)
真姫(……だけど、このファンレターを書いた子は本当ににこちゃんのことが好きなのよね……にこちゃんに無視されたら、きっと傷つくだろうし……だけどなんだか、にこちゃんに、この手紙渡したくない私がいるのよね…)
真姫ママ「真姫、もう寝なさい」
真姫(……寝ましょう)
〜翌朝