endless ***   作:赤神

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※ 2015/11/14 22:44 脱字修整しました。


000. Start"ed"

人は賢い生き物だ、とは誰の言葉だっただろうか。

独自の文明を築き、言葉を話し、社会を作ったのだからあながち間違ってもいないだろう。事実、未だに生活に苦しむ人がいるとはいえ全体的に楽な生活が送れているはずだ。

 

 

 

 

一一一そう、あの日(・・・)までは

 

 

 

 

あの日(・・・)を境に私の生活はがらっと変わった。百八十度、まさに正反対と言うにふさわしい程に。

父に母、妹との四人暮らしをしていた私は幸せ絶頂期だった。いつまでも新婚夫婦みたいに仲の良い両親に私を慕ってくれる妹。これ以上にないくらい充実した生活を送っていた。

 

それが今ではどうだろうか。

 

父を失い、母を失い、最後には妹の命まで奪われてしまった。生き残った自分には支えとなるものが何も無く、家も焼き払われ帰る場所も無い。何もかもを失ってしまった。

きっかけは間違いなく一人の人間による発明だ。それによって力を得た人々は自分達が全てを支配しようとした。

当然その上で危険分子となる私達一族を滅ぼそうとし、一族の集落は焼け野原と化し生き残ったのは私一人。

先程も言ったが何もかもを失った。文字通り何も無い(・・・・)のだ。

いや、すこし違うか。

私には、私達一族には力がある。それ故に攻撃を受ける対象となってしまったのだが私にはまだある。家族の死によって生まれた悲しみは憎悪へ、憎しみへ、復讐心へ…。様々な感情へと変化していった。

 

大多数の力ない者が力を得、少数だった力ある者を消そうとした。結果、力ある者は一人を残して滅ぼされた。

 

ならばこういうのはどうだろうか。

 

力ある者がさらに力を得る(・・・・・・・・・・・・)

 

相手が誰であろうと、何人いようと関係ない。

私は私の家族を奪った奴らを絶対に許しはしない。

例えどこに逃げようとも必ずその息の根を止めてやる。

 

少し話がそれてしまったが初めの話に戻そう。

人は賢い生き物だ、というのは先に述べたようにあながち間違いでもないだろう。

人が宇宙へ行くためとあんな物(・・・・)を作り出してしまうのだから。だが蓋を開けてみれば開発者の意図を無視し、地から離れようとしない。まるでゴキブリのようではないか。羽根があるにも関わらず飛ぼうとせず、繁殖力が凄まじい。争いをしないだけゴキブリの方が幾分かましだ。

同族で争い続け、先へ進もうとしない。

 

だから私は先の言葉に反対はしないがこう言わせてもらう。

 

 

 

 

 

『人は賢い生き物だ。だが、それ故に愚かな生き物である』




短いです。ハイ。

こちらでの投稿は初めてとなります。
普段は別サイトでオリジナルものを書いていたのでふと二次創作書きたいとおもい投稿しました。
ぶっちゃけ続くかどうかはわかんないです。
最初でこんだけ短かったので引き出しがすぐに尽きるかも…。
バトルものも初めてとなります。ハイ。

因みにアニメは少し見たけど原作見てないです。
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