fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました   作:ハクリ

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ざっくりとしたあらすじ
始、冬木の街の地理を確認する→楽しむまで帰れなくなった→3000円持って飲み屋へ→うなだれ綺礼さんと愚痴り合い→綺礼がデレた→アーチャー・アサシン同盟結成→アサシン、雁夜はびっくり→始と雁夜が喧嘩→桜が怖がり、それに気づいて喧嘩終了。
こんな感じです。
いきなり3日目に飛んでますが、2日目は特にどの陣営も動きがなかったと思ってください。
それではどうぞ。


聖杯戦争3日目。キャスター、始動。
3日目と進行状況と行動開始


 

 

3日目 教会

 

綺礼サイド

 

「ほぅ…今回は展開が早いのぅ…バーサーカーとランサーが既に敗北しているとは…」

「確かに、かなりの早さです。『バーサーカーはともかく』、ランサーが敗退するのはかなり早いでしょう。なにせ、三騎士のうちの一クラスですので」

「そうだな…『バーサーカーはともかく』な」

「…申し訳ありませんでした…」

「全く…うっかりでバーサーカー召喚し、うっかりで令呪による自害!?とんだうっかり誤爆だな!もう少し考えて冷静に…」くどくど…

「_| ̄|○」←説教くらい過ぎて心が滅されてゆく時臣

「全く…それなのに師は、私に事後処理は全て任せるし…教会は何でも屋ではないことを自覚してもらいたいのですが…」

「…返す言葉もございません…」

 

教会では、聖杯戦争の進行状況を確認している綺礼と、その父、璃正が時臣に説教をしていた。

 

「…ハア…もう済んだことだ…このくらいで止めておくかの…」

(「いや、もう師が粒子になって消えそうになっているのですが…ま、いっか。事後処理は全てこちら持ちなんだから…」)

「_|・・・サー…」←説教くらい過ぎて本当に滅されようとしている時臣

 

「しかし…綺礼、お主かなり嬉しそうな顔をしているが…どうした?」

「いえ、少し友が出来ただけですよ…」

「ほぉ…なら良いが…」

 

 

所変わって

 

切嗣サイド

 

切嗣は、ある人物に連絡を取っていた。

「ああ…頼む!あんただけが頼りなんだ!」

「……………」

「報酬!?そんなものいくらでも払う!頼む!アイリを助けてくれ!」

「……………」

「本当か!?分かった!こちらでも準備する!」ガチャ。

「…OKだったみたいだな」

「ああ!これで…アイリを救える!」

「あら〜?私がどうしたのかしら〜?」

「「うわ!?」」

期待していた返事を貰い、喜びに身を震わせていた切嗣と内心冷や冷やしていた剣崎の元に現れたのはアイリだった。

「…誰に電話してたのかしら〜?舞弥さん?あの人も女の子なんだから、ちゃんと女の子させなきゃダメよ?」

「ちゃんと女の子って…どういうことなんだい?しかも、電話の相手は舞弥じゃないよ」

「……ふ〜ん?そう…私や舞弥さんに飽き足らず、他の女にも手を出してるのね!?この浮気者!人でなし!色情魔!」ダッ!

「」

「…おい。アイリスフィールが勘違いしたまま何処かに行ってしまったぞ?」

「………はっ!急いで追いかけないと!」

「やれやれ…俺の分の準備をしとくか…」

切嗣はアイリを追いかけ、剣崎は電話の人物に会う準備をしていた。

 

 

所変わって

 

渉サイド

 

「そろそろ。動くのか」

「まぁね。…バーサーカーとランサーが退場してるのか…どっちも戦闘力が高いクラスだからな…キャスターのステでもちょいきついし…」

3日目に本格的に動くと言っていたので、それまでは本当に動かずに過ごしていた。そして、どの陣営を狙うかの話題になった。

「どうする?どこを狙う?」

「…ライダーか、アサシンだな…」

それは意外な答えだった。基本的に三騎士のサーヴァントに劣るクラスを狙うと言ったのだ。これにはキャスターも理由を問う。

「…何故だ?」

「アサシンはマスター殺しだからな。あと偵察に徹されて後々不利になっても困る。ライダーは宝具が複数…最悪、2、3個は覚悟したほうがいいからな。後々厄介になるなら先に潰しにかかったほうがいいってこと」

「なるほど」

確かに渉の言い分は的を得ている。敵がどのようなサーヴァントかは、ずっと動かずにいたので分からないが、基本的にアサシンとライダーのクラス特徴は掴んでいた。

「では、夜に動くか…そろそろ体が鈍ってきてた所だ」

「そうだな。…そういえば、最初の頃に比べてお前、かなり言語が流暢になってきたな?」

「この世界にも慣れてきた。そろそろ慣れもする」

「ま、それもそっか。さ、準備するか」

「ああ…」

ここに、最悪のマスターとサーヴァントが動き出す…

 

 

 

所変わり、時間も過ぎ

 

 

 

ウェイバーサイド

 

「ここなのか?サーヴァントの気配がしたのって」

「おう。しかし、かなり禍々しい気配だったわい。生前でも、あれまでの気配を持つものは、両手で数えられる程度だったからな…気をつけろ、ウェイバー」

「ああ…?待て!ライダー!」

「あん?どうしたウェイバー!」

「これは…結界!?まずい!退路を塞がれた!」

「!?ほう…そこまでできるのか…ということは相手は…」

「ああ…」

「「キャスター!」」

 

「…よく気付いたな。確かに、結界を張れる時点で気付かれるだろうな」

「ま、いいだろ?キャスター。俺も殺し足りなかったんだよ…!さあ、暴れようぜぇ!」

「…!来るぞ!ライダー!」

「分かっておる!」

マスターも前線に立てるタイプか…そうウェイバーは思っていた所、

 

ガキン!

 

 

なんとキャスターが、そのクラスに合わない接近戦を仕掛けてきた。だが、早々に攻撃を喰らうことを良しとしないライダーは、その攻撃を自らの剣で受け止める。

「…チッ…さすがに、いきなり首は狙いすぎたようだな…」

「…初手から迷わず首を狙うとは…かなり自信があると見た。そして…その得物は、黒いモヤに紛れてはおるが…鎌であろう?」

「今の一瞬のつばぜり合いで、そこまで知られたか…さすがはアレキサンダー大王…その戦闘センスは抜群…ということか」

「…!」

ライダーは、一瞬の攻防でキャスターの得物は特定できたが、キャスターはなんと、ライダーの真名を言い当てたのである。

 

 

 

 

しかし、その程度では弱さを見せないことが、このライダーの強みでもあった。

 

 

「ああ!そうだ!我こそが!若き名をアレクサンダー、今生の名は征服王!イスカンダルである!真名がバレた?だからどうした!我は!そのような小さなことは気にせんのでな!」

「ゲッ…真名バレしてもビビらずに突っ込んで来るパターンの英霊かよ!?」

「落ち着け…こちらは武器がバレただけだ…」

「…それもそうか。じゃ、俺も頑張りますかね…」

渉は、自分の着ている、黒に限りなく近い紺色のコートの中から、自らの魔術礼装を取り出す。それは…

 

 

「なんだあれ…!?鉈!?鉈があいつの魔術礼装なのか!?」

 

鉈。それも、両刃式の極めて殺傷能力の高いものだった。

 

「じゃあ…殺らせて貰おうか!まずはこれだ!」

「!?これは…移動阻害か!ライダー!そっちは!?」

「少し、体が重くなった程度だ!そちらは!?」

「ちょっと…きついかな!?だけど、そっちは抑えててくれ!」

「ウェイバー!お前にやれるのか!?」

「…やれるかじゃない!やってみる!」

「へぇ…なら、耐えてみろよ!クソが!ああん!?」

「くっそ…」

イスカンダルに対し大口を叩きはしたが、やはり相手は刃物を持った殺人魔術師。移動阻害をかけた相手に容赦なく斬りかかる相手には、ウェイバーも回避に徹するしかない。しかし、その中でウェイバーの隠れた才能が開花しつつあった。それは、

 

(「あれ? なんだ…?この感じ…。あいつ、少し…焦ってる…?」)

 

そう、洞察力である。そしてその読みは的中することとなる。

 

「う!ぐあ!?…ガァァァァァ!」

「どうした!マスター!」

渉はいきなり頭を抑えて苦しんでいた。渉の魔術は、かなり強力なものの代わりに、脳への負担が異常に大きく、半強制的に短期決戦を強いられ、しかも20分持つかどうかという世界なのである。さらにキャスターの焦りから

 

ジジ…

 

「…!ライダー!結界が弱まった!」

「そうか!こちらに来い!ウェイバー!」

「ああ!ここは一旦退くぞ!」

「おう!神威の車輪!」

結界が弱まった隙にライダーは宝具を呼び寄せ、ウェイバーと共にその場から離れた。

 

「ぐあ…くっそ…逃げ、られたか…」

「こちらも今日は、退いたほうがいい。アサシンに見つかっても厄介だ」

「確かに…そうだな…」

ライダーが退き、アサシンの存在を警戒したキャスターは、渉を連れてその場を離れた。




というわけで、キャスター陣営が動き出しました。
このキャスターは接近戦ができるという仕様です。魔術での戦闘力が少し低い代わりに、接近戦での戦闘力がえらく高いという、キャスターらしからぬキャスターです(戦闘力が低いだけで魔術での戦闘もできはします)。武器は鎌です。…ここまでくると、本当に正体バレが起こる可能性もあります…。
今後とも、感想、評価、ご指摘よろしくお願いします。
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