fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました 作:ハクリ
ふらふらと衛宮邸に帰ろうとする剣崎→しかし綺礼が止める→自らのサーヴァントの帰りの遅さに対し、疑問を持つマスター2名→アサシンにより、綺礼の言葉の深読みがなされる→しかしその過程で、綺礼のキャラが崩壊していることが知らされた→殴り合う綺礼と剣崎→勘違いを指摘され、謝るべく間桐家へ→始との和解成立。
こんな感じです。
今回は今までずーっと先延ばししていた聖杯を除去する作業に入ります。お待ちになっていただいた方、お待たせしました。
また、今回は独自解釈が少し多いかもです。
それではどうぞ。
Kの起源/殺戮のキャスター
5日目
衛宮サイド
山小屋
「あら!切嗣!」
「おはよう、アイリ。1日顔を合わせなかっただけなのに、ずいぶんと会ってない感じがするよ」
「もう、切嗣ったら〜…私もよ♪」
「やっぱり一緒が一番だね、アイリ」
そんなラブラブ空間にいる二人の女性は
(「ねぇ…ナタリアさん…」)
(「ああ…分かってるよ。シャーレイ…」)
(「「雰囲気が甘すぎる!その上、あんなにラブラブだったら…」」)
「「奪えないじゃん…」」ボソッ
略奪愛上等な方達だった。だが…
「ふっふっふ…奪えるなら奪ってごらんなさい!切嗣は私だけの王子様よ!」
「!?まさか…」
「聞こえてたってのかい…」
この正妻、略奪に対しては地獄耳なのである。
「ははっ♪ケリィは小さい頃から私といたんですよ?私を選ぶに決まってるじゃないですか♪」
「ハッ…そんなもの。私はね、あいつが今のような立派な姿に育て上げたんだ。その際にもいろいろやってるからねぇ…私を選ぶに決まってるよ…」
「あら、今の正妻たる私を忘れて、そんなことを言えるのね。今の切嗣が私を選んでるのだから、私が正妻で当然じゃない…」
「「「…………」」」
「「「ふふふふふふふふふ…」」」
それを見ていた切嗣と剣崎は、
「女性怖い女性怖い女性怖い…」
「…切嗣、その…頑張れ」
「こんなものを見て頑張れと言えるお前が羨ましいよ!」
「…だが、こうも考えられるぞ?」
「…?」
「切嗣がただの甲斐性なしか、女性に無自覚に好意を持たせることをしているか、それか、あんなことになるほどに愛されているのか…って感じにな」
「うーん…甲斐性がないわけでもないし、無自覚に好意を持たせること…したかな?まぁ、愛されるのなら、それはそれでいいかもね」
「…ダメだこのマスター。早くなんとかしないと…」
こんな正妻戦争と、恋愛ごとに対して知識があまりない(作者もあまり知識あるとは言えない)切嗣の相手に困った剣崎を救ったのは、
「あー、そのー…君達?本題、忘れてないかい?」
「「「「…あ」」」」
「…ハァ…」
矩賢だった。
所変わって
渉サイド
「…暇だ…」
「暇だな」
聖杯戦争は魔術の秘匿を理由に、夜に行われることが暗黙の了解となっている。それは知っているが、やはり退屈なのは変わりないようだ。
「…あー…なんかテキトーに子どもでもさらう?」
「…それもいいかもな」
「じゃあ、そうしますか…あ、そういやキャスターはさ」
「…なんだ?渉」
「変装とかできる?」
「まぁ、可能だが…」
「それやっといて。バレると厄介だから」
「分かった…だが、驚くなよ?」
「…?」
キャスターの最後の言葉に疑問を持つこと数分、
「やあ!さ、行こうか!」
「…誰!?」
「いやだなぁ!キャスターだよ!さっきの!」
「……………ハァ!?」
「あ!この姿での僕は、『志村純一』と呼んでください!あ、『海東』ではありませんからね!」
「…?なぜに海東?」
「…そういえばなんででしょう!」
そして二人は街へと足を運んだ。
新都 繁華街
「あれえ?おかーさーん!どこー?」
そこには親とはぐれた男の子がいた。
「あれ!どうしたのかな!ぼく!」
「えっと、あのね、おかあさんがね、いなくなっちゃったの!」
「どんな人だったのかな?」
「えーっと、あ!みどりのしましまのふくきてた!」
「ああ!その人ならさっき見かけたよ!君のことを随分探してたからね!」
《…?おい、そんな奴見てねーだろ?》
《まあまあ落ち着いて…》
「うう…どこいっちゃったの?おかあさん…」
「あ〜、じゃあ、連れてってあげるよ!」
「ほんと!?」
「ああ!じゃあ離れないように捕まってて!」
「うん!」
「あれ!?○○!?○○!?どこに行ったの!?○○!」
そして、その子どもはその時を最後に姿を消した…。
所戻って
切嗣サイド
「さあ、聖杯を取り除こうか」
「ああ…そうだな。父さん」
「とは言っても、やることは簡単なんだ…『やることは』ね」
「…どういうことだ?」
「そこからの作業が難しいんだ…特に切嗣、お前は絶対に必要なピースなんだ」
「…ああ、分かってる。で、どうすればいいんだ?」
二人で話している所に口を挟んだのは
「まぁ、あんたの『起源』を借りたいんだよ」
「…『起源』を?」
ナタリアだった。
「そう。あんたに作った『起源弾』。あれを一発貸しな」
「…分かった」
「ということだ…アイリスフィール、覚悟はいいな?」
「ええ…。いつでも」
「ちょっと待て!!覚悟はって…!」
そしてナタリアは、
ドス
起源弾をアイリの体に打ち込んだ。
「!?!?!?アイリィィィィ!ウワァァァ!ウワァァァ!ナダリアァ!オンドゥルルラギッタンディスカー!!」∑(0M0)
「落ち着け切嗣!なんか顔が橘さんみたいになってる!しかもそのセリフは俺のだ!」
「そこのセイバーの言うとおりだ!切嗣、少し落ち着け!」
「そんなこと言ってる場合か!?」
「いや、あんた…『起源弾』の特性、忘れてないかい?」
「…えーっと…かれこれ何年も使ってないから…忘れちゃったよ…ごめんねナタリア。せっかく作ってくれたのに」
「あ、いや、反省してるならいいけどな…///べ、別に感謝なんかしなくてもいいんだからな!?///」
「うん…でも、ごめん」
「…ま、今の家庭でこんなにも優しい切嗣にしてもらって忘れたのなら、それはそれでいいかもねぇ…」
「あはは…で、『起源弾』の特性って?」
「ああ、『起源弾』自体の開発工程は、覚えてるね?」
「あはは…肋骨を削られた時は本気で痛かった…」
「あんたの起源は、『切断』と『結合』。『切って、繋ぐ』…そんな感じだよ」
「…なるほど…」
「でもね、それは『元どおりに戻る』わけではなく、必ず『切れ目や解け目、結び目』があるんだ。『切断したロープは決して元のロープに戻らない…結んでもそれは元の形とは言えない』…とでも言えばわかりやすいかい?」
「…まぁ、ギリギリ」
「その性質を利用するんだ…お、そろそろだね」
「!?何だ…!?これは…!」
そうして切嗣が目にしたのは、
「そう。これが、あんたが当初欲しがってた
聖杯だよ」
黒く、おぞましき気配を漂わせている聖杯がそこにはあった…。
というわけで、第12話でした。
今作のハッピーエンドに欠かせない『聖杯除去』を行っています。
切嗣の起源の説明は、wikiに載っていたものを自分なりに解釈したものです。分かりにくかったのであれば、申し訳ありません。自分の語彙不足です。
これからも感想、評価、ご指摘よろしくお願いします。