fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました   作:ハクリ

23 / 42
ざっくりとしたあらすじ
アサシン死亡からの、綺礼さんがアサシンの仮面を媒体に、妄想幻像『ザバーニーヤ』発動→もちろん渉は驚く→ただ出てきた方達は、どこか癖が強く、本人は苦労するハメに→それでもあとちょっとのところで妄想幻像が切れて、綺礼さん絶体絶命→しかしここで始到着(雁夜もちゃんといます)→ウェイバーもライダーに庇われていた→悔いがないと言ったのに、最期の最後で、悔い残りまくりなことを自供→少し間が空いて、キャスターの「とりあえず死ね」発言→ウェイバーくん、自分の危機を忘れてました→斬られたかと思ったら、ブレイドキングフォームが、キャスターの鎌を弾いてた。
こんな感じです。
前回、2つの戦場に到着した、運命と戦う者2人の決戦、開幕です。なお今回、独自解釈が入ってます。
それではどうぞ。


両雄、到着。

 

始サイド

 

桜ちゃんが誘拐されたっていうL○NEを臓硯からもらって、雁夜とその辺にいたローチを倒してから、一度家に戻って用意を完了させてから来た。

 

「すまん、始!助かった!」

 

よかった…綺礼は無事か。

 

…いや待て、アサシンがいない…?

 

ということは…

 

《…アサシンは、死んだか…》

 

《ああ…『あの子以外』はな》

 

《…それでも、すまん。もう少し早く、ここに来れていれば…》

 

《…過ぎたことは、もう割り切った…》

 

《…そうか》

 

念話で綺礼と少し話した後、俺はキャスターのマスターに向き合った。

 

すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

「…始…さん?いや待て。だったらなんで、この戦争にいるんだ?あれはあくまでも、『創作物』…だよな?ならなんで…?」ボソ…

 

 

 

…そういうことか…

 

 

最初、俺がこの世界に召喚された時、雁夜が魔力の枯渇で意識を失う直前、雁夜は俺のことを『相川 始』と呼んだ。一切の情報を与える前にだ。

 

 

だから俺は聞いてみた。

 

「この世界での俺はどのような存在だったんだ?」

 

そうすると、

 

「うーん…物語の主軸の1人、かな?というか、テレビ番組だったんだよ。『仮面ライダーブレイド』っていう」

 

俺はその時、一体どういうことなのかと思った。この世界でやっていたテレビ番組なら、その役をやっていた人物もいるだろうから、何らかのパラドックスが起こっても不思議ではない。

 

しかし今ならわかる…

 

あくまでも創作物からなら、その創作物の中でのデータから、聖杯を通して召喚出来る。アルビノジョーカーも同じ方法で召喚されたのか、と。

 

 

 

「まあいい。いくら始さんでも…邪魔するなら、殺す」

 

 

さて、とりあえずこいつを捕獲しなければな…

 

 

所変わって

 

剣崎サイド

 

…数分遅かったか。もう少し早ければ、ライダーと共闘して幾らかは削れると思ったが…

 

「お、お前、セイバーか?」

 

「ああ。そういうお前は…ライダーのマスターか」

 

「…ああ」

 

「とりあえず、ここから離れろ。こいつは俺の相手だ」

 

「分かった!僕は避難を要請しておく!」

 

この申し出は助かる。間も無くここは戦場になる。それなら、少しでも安全な場所に他の住民を移した方がいい。

 

「頼む!」

 

「じゃあ!」

 

よし…こいつを数分、足止めするか…!

 

 

 

数分後

 

ガン!ギン!

 

…なかなかに強い…!当てようにも当たらない…!

 

…ライダーのマスターは逃げれたようだな…

 

 

「攻められてばかりも飽きてくる。こちらも攻勢に出るとしよう」

 

そう言って鎌を杖のように扱い、片手をこちらに向けて、

 

「目覚めよ!白きイバラよ!」

 

 

…!?これは…

 

「グッ!これは…イバラ!?どういう…」

 

俺は気がつくと、地面から生えてきている白いイバラに身体を拘束されていた。

 

そして、縛られている俺を、問答無用で鎌を用いて縦に横にと、斬ってくる。斬られるたびに、アーマーから火花が散る。

 

「ハハハハハ!金の剣王も、やられるがままか?」

 

…金の剣王?

 

金→俺の今のアーマーの色

 

剣王→キングフォーム

 

 

…こういう事か?だがなぜ、初対面である俺のこのフォームのことを知っている?と言っても、俺も『白いジョーカー』なんて知らないが…

 

「ククク。雪辱を晴らすには丁度いい。素直に死ね!」

 

雪辱?流石に知らないが、このままやられるわけにはいかない。俺はキングラウザーでイバラを斬り裂き、相手の動きを止めることにした。

 

『タイム』

 

 

そのカードを、ラウズすることなく。

 

俺のキングフォームは、本来なら♠︎のK(キング)『エボリューションコーカサス』1体との融合で発現するはずの姿だった。

 

しかし、アンデッドとの融合に必要な『融合係数』と呼ばれるものの数値が異常に高かった俺は、自分の持つ♠︎のカードのアンデッド13体と融合するというイレギュラーな事態が発生してしまった。

 

これにより、ジョーカー化や暴走の可能性というリスクと引き換えに、ラウズカードをラウズすることなく、♠︎のアンデッドの力を使うことができる。

 

それにより、あのジョーカーの動きをノータイム(洒落じゃない)で止めた

 

 

 

 

「刻を縛れ!白きスカラベよ!」

 

 

はずだったんだがなぁ!…ん?スカラベ…!?『タイム』は♠︎の10。そしてそのフルネームは、『タイムスカラベ』。つまり…

 

 

(「コイツは…詠唱だけでラウズカードの力を使えるのか…!となると、さっきのイバラは❤︎の7、『バイオプラント』か!」)

 

 

なるほど。という事は、『タイム』で止められた動きを、同じ『タイム』の力で相殺したのか!

 

 

 

 

「その通りだ!いい推察だな!だが無意味だ!」

 

 

 

ドゴン!

 

 

「ぐっ!」

 

不意を突かれて無防備だった俺に腹パンを入れてきたキャスター。…クソ。キャスターにしては強すぎる!

 

しかも、恐らく扱えるカードの力は、確実にあちらの方が多い…。どうにかならないか…!

 

 

 

所変わって

 

 

始サイド

 

「うあああ!」

 

キャスターのマスターからの攻撃が、こちらに向かって飛んで来る。

 

多方向からか…なら、

 

『スラッシュ、チョップ、トルネード』

 

俺はこの3枚をラウズした。

 

ん?なぜ、『チョップ、トルネード』の『スピニングウェーブ』を使わないか?

 

その理由はこれだ。

 

「ハァ!」

 

俺は、色々な方向に向きながら、カリスアローを振り回した。すると、

 

 

 

 

ブォンブォンブォン!!

 

 

 

 

こうして、『風を纏った飛ぶ斬撃』の完成だ。しかも、スラッシュに加えチョップも入ってるから、実質的に、『中距離版スピニングウェーブ』とも言えるようなものになる。

 

ザシュザシャ!

 

「…!グアアア!」

 

…よし。2本切れたか!

 

「ウガァ!」

 

…切れた断面から再生とは…俺の苦労って一体…

 

ドガドガドガドガン!

 

…なんとか避けきれたが、アスファルトをめくり上げるほどの力を持つのか…綺礼もこんな攻撃でよく肋骨だけで損傷が済んだな! 下手したら死んでるぞ!

 

俺は危険を承知で、接近戦を試みた。

 

すぐそこまでは行けるが、やはり尾に阻まれる。

 

 

 

 

「ハハ…ハハハ、これじゃあ、俺が悪役か…」ボソ…

 

 

 

 

…ん?

 

 

 

 

「…まぁいいや。楓がいないこの世界なんかに、未練はない…さっさと壊されればいいんだよ…こんな世界…!」

 

 

俺は近付けている今が好機と、尾を弾きながら、声を大にして聞いた。

 

 

「楓とは誰だ!お前の願いに関係している者か!」

 

そして返ってきた返事は、

 

 

 

 

 

「ああ、そうだよ!楓は!俺の大事な恋人だった!でも死んだ!俺が殺したようなものだ!だから、こんな運命を楓に与えた世界なんか、壊されればいいんだよ!」

 

 

 

…ブチッ。

 

コイツは何を言っている?死ぬような運命を恋人に与えたから、世界を壊す…?

 

「おい…!」

 

自分でも驚くほどに、低い声が出た。その声にアイツも一瞬震えた。

 

「お前は運命から逃げているだけだろ…!あいつのように…剣崎のように、運命と戦うことなく逃げた、ただの臆病者だ!」

 

その言葉を聞き、アイツは

 

 

「…そうだよ!俺は、元々…

 

 

 

イジメられるような臆病者だよ、クソったれがぁぁぁ!」

 

 

 

…不味い、地雷を踏んだか…?

 

ドドドドドドド…!

 

…尾の数が増えてる、だと!?

 

 

「アハハハハ!死ね!しね!シネェ!」

 

これは…ヤバイ。あの3人は逃したとはいえ、このままだと俺が生きて帰れない。

 

俺はそう思いながら呟いた。

 

「ハァ…こいつ、早くなんとかしないと」

 

と。




というわけで、第21話でした。
どうも劣勢なブレイドとカリス。この窮地、どう覆すのか。それは今後のお楽しみということでお願いします。

作者的に考えて、仮面ライダー作品は、言ってはなんですが、脚本や物語がなければ、『ただの劇』に成り下がってしまう。しかし、脚本や物語があるからこそ、伝記や叙事詩などの『創作物』というカテゴリーに属するのだと思っています。そのため、聖杯を通して召喚できたと解釈しました。分かりにくいかもしれませんがご了承ください。

今後とも、ご指摘、感想、評価よろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。