fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました 作:ハクリ
アサシン死亡からの、綺礼さんがアサシンの仮面を媒体に、妄想幻像『ザバーニーヤ』発動→もちろん渉は驚く→ただ出てきた方達は、どこか癖が強く、本人は苦労するハメに→それでもあとちょっとのところで妄想幻像が切れて、綺礼さん絶体絶命→しかしここで始到着(雁夜もちゃんといます)→ウェイバーもライダーに庇われていた→悔いがないと言ったのに、最期の最後で、悔い残りまくりなことを自供→少し間が空いて、キャスターの「とりあえず死ね」発言→ウェイバーくん、自分の危機を忘れてました→斬られたかと思ったら、ブレイドキングフォームが、キャスターの鎌を弾いてた。
こんな感じです。
前回、2つの戦場に到着した、運命と戦う者2人の決戦、開幕です。なお今回、独自解釈が入ってます。
それではどうぞ。
始サイド
桜ちゃんが誘拐されたっていうL○NEを臓硯からもらって、雁夜とその辺にいたローチを倒してから、一度家に戻って用意を完了させてから来た。
「すまん、始!助かった!」
よかった…綺礼は無事か。
…いや待て、アサシンがいない…?
ということは…
《…アサシンは、死んだか…》
《ああ…『あの子以外』はな》
《…それでも、すまん。もう少し早く、ここに来れていれば…》
《…過ぎたことは、もう割り切った…》
《…そうか》
念話で綺礼と少し話した後、俺はキャスターのマスターに向き合った。
すると、
「…始…さん?いや待て。だったらなんで、この戦争にいるんだ?あれはあくまでも、『創作物』…だよな?ならなんで…?」ボソ…
…そういうことか…
最初、俺がこの世界に召喚された時、雁夜が魔力の枯渇で意識を失う直前、雁夜は俺のことを『相川 始』と呼んだ。一切の情報を与える前にだ。
だから俺は聞いてみた。
「この世界での俺はどのような存在だったんだ?」
そうすると、
「うーん…物語の主軸の1人、かな?というか、テレビ番組だったんだよ。『仮面ライダーブレイド』っていう」
俺はその時、一体どういうことなのかと思った。この世界でやっていたテレビ番組なら、その役をやっていた人物もいるだろうから、何らかのパラドックスが起こっても不思議ではない。
しかし今ならわかる…
あくまでも創作物からなら、その創作物の中でのデータから、聖杯を通して召喚出来る。アルビノジョーカーも同じ方法で召喚されたのか、と。
「まあいい。いくら始さんでも…邪魔するなら、殺す」
さて、とりあえずこいつを捕獲しなければな…
所変わって
剣崎サイド
…数分遅かったか。もう少し早ければ、ライダーと共闘して幾らかは削れると思ったが…
「お、お前、セイバーか?」
「ああ。そういうお前は…ライダーのマスターか」
「…ああ」
「とりあえず、ここから離れろ。こいつは俺の相手だ」
「分かった!僕は避難を要請しておく!」
この申し出は助かる。間も無くここは戦場になる。それなら、少しでも安全な場所に他の住民を移した方がいい。
「頼む!」
「じゃあ!」
よし…こいつを数分、足止めするか…!
数分後
ガン!ギン!
…なかなかに強い…!当てようにも当たらない…!
…ライダーのマスターは逃げれたようだな…
「攻められてばかりも飽きてくる。こちらも攻勢に出るとしよう」
そう言って鎌を杖のように扱い、片手をこちらに向けて、
「目覚めよ!白きイバラよ!」
…!?これは…
「グッ!これは…イバラ!?どういう…」
俺は気がつくと、地面から生えてきている白いイバラに身体を拘束されていた。
そして、縛られている俺を、問答無用で鎌を用いて縦に横にと、斬ってくる。斬られるたびに、アーマーから火花が散る。
「ハハハハハ!金の剣王も、やられるがままか?」
…金の剣王?
金→俺の今のアーマーの色
剣王→キングフォーム
…こういう事か?だがなぜ、初対面である俺のこのフォームのことを知っている?と言っても、俺も『白いジョーカー』なんて知らないが…
「ククク。雪辱を晴らすには丁度いい。素直に死ね!」
雪辱?流石に知らないが、このままやられるわけにはいかない。俺はキングラウザーでイバラを斬り裂き、相手の動きを止めることにした。
『タイム』
そのカードを、ラウズすることなく。
俺のキングフォームは、本来なら♠︎のK(キング)『エボリューションコーカサス』1体との融合で発現するはずの姿だった。
しかし、アンデッドとの融合に必要な『融合係数』と呼ばれるものの数値が異常に高かった俺は、自分の持つ♠︎のカードのアンデッド13体と融合するというイレギュラーな事態が発生してしまった。
これにより、ジョーカー化や暴走の可能性というリスクと引き換えに、ラウズカードをラウズすることなく、♠︎のアンデッドの力を使うことができる。
それにより、あのジョーカーの動きをノータイム(洒落じゃない)で止めた
「刻を縛れ!白きスカラベよ!」
はずだったんだがなぁ!…ん?スカラベ…!?『タイム』は♠︎の10。そしてそのフルネームは、『タイムスカラベ』。つまり…
(「コイツは…詠唱だけでラウズカードの力を使えるのか…!となると、さっきのイバラは❤︎の7、『バイオプラント』か!」)
なるほど。という事は、『タイム』で止められた動きを、同じ『タイム』の力で相殺したのか!
「その通りだ!いい推察だな!だが無意味だ!」
ドゴン!
「ぐっ!」
不意を突かれて無防備だった俺に腹パンを入れてきたキャスター。…クソ。キャスターにしては強すぎる!
しかも、恐らく扱えるカードの力は、確実にあちらの方が多い…。どうにかならないか…!
所変わって
始サイド
「うあああ!」
キャスターのマスターからの攻撃が、こちらに向かって飛んで来る。
多方向からか…なら、
『スラッシュ、チョップ、トルネード』
俺はこの3枚をラウズした。
ん?なぜ、『チョップ、トルネード』の『スピニングウェーブ』を使わないか?
その理由はこれだ。
「ハァ!」
俺は、色々な方向に向きながら、カリスアローを振り回した。すると、
ブォンブォンブォン!!
こうして、『風を纏った飛ぶ斬撃』の完成だ。しかも、スラッシュに加えチョップも入ってるから、実質的に、『中距離版スピニングウェーブ』とも言えるようなものになる。
ザシュザシャ!
「…!グアアア!」
…よし。2本切れたか!
「ウガァ!」
…切れた断面から再生とは…俺の苦労って一体…
ドガドガドガドガン!
…なんとか避けきれたが、アスファルトをめくり上げるほどの力を持つのか…綺礼もこんな攻撃でよく肋骨だけで損傷が済んだな! 下手したら死んでるぞ!
俺は危険を承知で、接近戦を試みた。
すぐそこまでは行けるが、やはり尾に阻まれる。
「ハハ…ハハハ、これじゃあ、俺が悪役か…」ボソ…
…ん?
「…まぁいいや。楓がいないこの世界なんかに、未練はない…さっさと壊されればいいんだよ…こんな世界…!」
俺は近付けている今が好機と、尾を弾きながら、声を大にして聞いた。
「楓とは誰だ!お前の願いに関係している者か!」
そして返ってきた返事は、
「ああ、そうだよ!楓は!俺の大事な恋人だった!でも死んだ!俺が殺したようなものだ!だから、こんな運命を楓に与えた世界なんか、壊されればいいんだよ!」
…ブチッ。
コイツは何を言っている?死ぬような運命を恋人に与えたから、世界を壊す…?
「おい…!」
自分でも驚くほどに、低い声が出た。その声にアイツも一瞬震えた。
「お前は運命から逃げているだけだろ…!あいつのように…剣崎のように、運命と戦うことなく逃げた、ただの臆病者だ!」
その言葉を聞き、アイツは
「…そうだよ!俺は、元々…
イジメられるような臆病者だよ、クソったれがぁぁぁ!」
…不味い、地雷を踏んだか…?
ドドドドドドド…!
…尾の数が増えてる、だと!?
「アハハハハ!死ね!しね!シネェ!」
これは…ヤバイ。あの3人は逃したとはいえ、このままだと俺が生きて帰れない。
俺はそう思いながら呟いた。
「ハァ…こいつ、早くなんとかしないと」
と。
というわけで、第21話でした。
どうも劣勢なブレイドとカリス。この窮地、どう覆すのか。それは今後のお楽しみということでお願いします。
作者的に考えて、仮面ライダー作品は、言ってはなんですが、脚本や物語がなければ、『ただの劇』に成り下がってしまう。しかし、脚本や物語があるからこそ、伝記や叙事詩などの『創作物』というカテゴリーに属するのだと思っています。そのため、聖杯を通して召喚できたと解釈しました。分かりにくいかもしれませんがご了承ください。
今後とも、ご指摘、感想、評価よろしくお願いします。