fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました 作:ハクリ
剣崎「なんでランサー生きてるの?」ランサー「この槍じゃ私は傷つかないんです」切嗣、始、剣崎「大体わかった」→その後4人は、自分の想いを爆発させながら、同時に変身。ダメージを与えていくも…→14が「ムダぁ!」と、剣を振るだけでみんな吹っ飛びます→そして、雷が「ランサーにだけ」当たりそうになる→その時、不思議な物を見た!それは…→4人「聖杯ーーーーーーーー!?」
こんな感じです。
さあ、14が聖杯を持っていることに気づいたカリスさんとブレイドさん御一行。突然の事態を前に、果たしてどう対応するのか!?
それではどうぞ。
始サイド
…うん、間違いない。現物は初めて見るが…あれは間違いなく聖杯だろう…。
そういえば、座の管理人も言っていたな…
『君が【変身】してたのは、確かハートのイメージがあったね。その起源と言ってもいいものさ』
って…。よく考えたら、あれは一種のフラグだったのか…?とにかく…
「おい、14!ちょっと話し合いをさせろ!」
(「…!?始!そんなのに応じるわけ無いだろ!何やってるんだ!?」)
(「おいアーチャー!そこまであいつを怒らせたいのか!?」)
(「アーチャーよ…かなりの駄策だと思うのだが…」)
「フン!お前らを潰すことなど、今の私には容易いことだ!いいだろう!30分待ってやる!」
(((「「「応じたーーーーーーーーーーー!?」」」)))
…なんか、他の3人の目が冷たいが、まぁいい。時間も貰えたからな。
そして俺たちは、肩を組んで円陣の形になり、念話を開始した。
《セイバー…間違いなくあれは聖杯なのか?叫んだのは同じなのだが…いささか信じ難くてな…》
ランサーのその質問に、
《ああ、確かにあれは聖杯だ。俺と切嗣は聖杯の実物を間近で見ている。そして、あれはほとんどその聖杯と同一だ》
…ん?
《剣崎、聖杯を見たことがあるのか!?》
《ああ。切嗣の奥さんの体の中にあった》
だが…アレは…
《汚染はどうした!?かなりやっかいな物のはず…》
《ああ…アレは今、冷蔵庫の中だ》
…ゑ?
《汚染されてたから、冷蔵庫の中に作った小因果に突っ込んでおいた。そして、切嗣と切嗣の父親の魔術で封印処理して、万事解決…ってわけだ》
《…冷蔵庫、いや…『REIZOUKO』すごいな!?》
まさか、そんな方法で汚染された聖杯を無力化するとは…!
しかし…それが本当なら、確かに願いを叶えるためには、あいつの持つ聖杯が必要だな…。何故かはわからんが、あいつは自分の持ってるものが、聖杯だとは気づいてないみたいだしな…。
《とりあえず、ここでみんなの願いを確認しておこうか》
あいつと戦う前に、聖杯に願うことを聞いてみることにした。
《まずは俺から。俺は、この世界に人間として受肉したサーヴァントだ。だから、俺の願いだった『人間になること』は、召喚の時点で叶ってるから、聖杯に願うことが無い。次は剣崎…のマスター》
《僕の願いは『恒久的世界平和』だった…けど、そんなものは必要ない!『大切な家族との平和』さえあれば、それでいい!…でもそれは、僕が築いていけばいいものだからね。僕も聖杯に願うようなことはないな…次は剣崎》
《俺も、始と同じで『人間になること』だった。けど、さっき『セイバーフォーム』になった時、体内に鞘が入ったんだ。その時に、体が人間になってたんだ…。だから、俺も聖杯に願うことが無い…では、最期にランサー》
《『さいご』の文字がおかしい気がするのですが!?…私は…いえ、何もありません。ただ、この生でソラウ様と出会えた。ソラウ様に仕えることが出来た。それだけで満足です》
…?ランサーの願いが、こう…歯に何か挟まったような言い方だ。だが、気のせいだろう…。
そして、4人で考えた作戦を確認しあって、
《アレは紛れもなく聖杯だ。あいつに気づかれる前に回収するぞ》
《よし、行くか…まともに始と共闘できるのは久々だな…!》
《この作戦の肝はランサーだな…。ランサー、遅れるなよ?》
《私は最速だ!遅れるわけがなかろう!》
だが…近くにいた俺も気付かなかった。
そのランサーから感じる魔力が
少なくなってきていることを。
そこからしばらくして…
「そろそろ30分だ。いくら考えても無駄なのは分かっただろう!跪け!命乞いをしろ!」
「「「「誰がするか!」」」」
…14は、割と律儀に待ってくれていたようだ。
そして、俺たちは作戦を実行に移した。
『『アブゾーブQ』』
『フュージョンJ』
『エボリューションセイバー』
『アーチャー』
俺はアーチャーフォーム、剣崎もセイバーフォームに。剣崎のマスター…切嗣は、ジャックフォームに。ランサーは…そういった形態が無いのでノーマルのまま。
さらに、あいつの高さに出来る限り近づける物の上に、乗り移った。というのも、冬木の赤い橋の天辺だが。
そして、
『『ラッシュ、ブリザード、ポイズン』』
『『ブリザードベノム』』
ランサーが片方のラウザーにカードをラウズさせると、もう片方のラウザーからも、認証音声が鳴る。
そのランサーを、
「「ランサー…できるとは思うが…
風に乗って跳べるか?」」
「…無論!私は…私は最速だ!その程度、造作も無い!」
俺と剣崎で、14より遥か上空にランサーを飛ばす。俺は『トルネード』で回転を加えさせながら飛ばし、剣崎は『風王鉄槌(ストライク・エア)』で下から剣を振り上げ、ランサーの足に打ちつけ、跳ね飛ばす。
「…ぬ!?」
もちろん、そんな派手なことをすれば、14も気づく。
なので、
「こっちだ!」
ドウドウドゥドゥ!!
切嗣に牽制してもらう。
…よし。いいところまで飛んだな…!
「フィオナ騎士団が一番槍!ランサー、ディルムッド・オディナ!参る!」
ランサーは、滞空限界の一瞬を感じながら、空を足場に踏み込み、14に突っ込んだ。その姿はまさに、一本の槍。
「よし…行け!ランサー!」
「ハァアァアアァァア!」
そして切嗣に気を取られていた14は、
「ヌオオォオォオォオォォオォ!」
無防備なまま、心臓部を穿たれた。さらに、そのラウザーは、ランサーの持つ宝具が変質したもの。つまり、
「…!?な、くっ!やめろぉぉぉ!」
魔力を断つ槍『破魔の紅薔薇』と治癒阻害の呪いを付与させる『必滅の黄薔薇』が、心臓部にヒットしたのだ。
心臓部に治らない傷、さらに14を形作る宝具の魔力を槍が刺さっている間、無力化している。その間に…!
「…よし!取った!」
「ランサー!離脱しろ!」
「分かりま
「させると思うかぁ!?」
ガ…アァ!?」
なんと、14はランサーを殺すためだけに、自らの剣で心臓部を攻撃した。ランサーは…クソ!直撃か!
「ランサー!」
『フロート、マッハ』
俺は、フロートとマッハのコンボで高速飛行し、ランサーを回収する。
そして、合流した時、
「ぐ…ウゥ!」
『『リモート』』
ランサーが、命懸けで回収した14を形作る宝具の片割れ『バニティカード』に対して、リモートを使用する。すると、
「…………」
そこから、気を失っている青年が現れた。おそらく、この青年がキャスターのマスターで、今回の生贄だったのだろう。俺は急いで綺礼に念話を掛ける。
《綺礼!要救護者2名だ!すぐに来てくれ!》
《分かった!今すぐ向かう!》
俺は、無茶を承知で秒単位で聞いてみた。
《フッ…
《ああ!分かった!》
なんと、了承されたので、待つことにする。
そして本当に10秒後…
「要救護者の回収に来た!…ランサーと、キャスターのマスターか!」
「おそらくな!じゃあ、頼むぞ!」
「言われずとも!」
「ウガァァアァアアァァア!逃がすカァァァァァア!!!」
その場から退避しようとする綺礼に、14の大剣が迫る。しかし、
「ふんぬ…!うぁああぁぁあぁああぁあああぁあぁ!」
それを、なんと剣崎が持っている剣一本で、耐えていた。その隙に、綺礼は退避に成功する。それを確認した後、剣崎も退がる。
「さて…あと3人か…どうなることやら…!」
俺は、この後の展開に不安を抱き始めていた。
というわけで、第26話でした。
ランサーによって、14は少なからず弱体化されました。
しかし、ランサーとバニティから解放された渉は、一時退場。場に残っているのは残り3人。なお決戦場所は、原作のzeroでキャスターが海魔を呼び出したあの橋です。
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