fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました   作:ハクリ

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ざっくりとしたあらすじ
始さん、久々の剣崎さんとのコンビで興奮中→剣崎さんも同じくです→しかし、一瞬の隙を見逃さない14が、棍棒を振る→2人は、自らの持つ守りの切り札を切る(なお、通常形態)→リフレクト発動で反射させるも、その勢いそのまま振り下ろされ、危機に→渉「変身!」→令呪で14を縛る→ニーサン風いい台詞(以下略)腹パンで14ぶっ飛ばす→2人「えー…」渉「愛の力です!」→その後、アーチャー(セイバー)フォームに、Kの力を掛け合わせる暴挙に出る→成功し、エミヤ(アルトリア)フォーム爆誕→令呪の縛りもあり、一方的な戦いに→宝具を使用するが防がれ、少しあちらが優勢→しかし、切嗣と雁夜が令呪3画のブーストをかけ、剣崎さんは、『至高なる勝利の剣(エクスカリバー・ロイヤル)』で真っ二つ→始さんが、カリスアローを『投影』し、『全投影連続総射(サイクロンバレルフルオープン)』で、心臓部にオールヒット→14「我が野望がーーーーーーー!」→始「あ…日の出」剣崎、渉「あ、本当だ」→3人、日の出でその身を照らし、勝利の雄叫びをあげる。
こんな感じです。
今回でセミファイナルとなります。ここまで見てくださった方、本当にありがとうございます!今回はランサーの最期、そして聖杯に願い事を告げます。
今回、前々回の手紙の暗号の答えを載せています。まだ解けてない人には、ネタバレになるかもです。また、他作品ネタを最後の方に結構詰め込んであります。
それではどうぞ。


終章
終章1


 

始サイド

 

俺たちは、勝利を報告しに言峰教会に向かった。そこで見たのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、死なないで!ディル!」

 

「「「!?」」」

 

 

泣き叫ぶランサーのマスターだった。その目線の先には、

 

 

 

「泣かないでください…ここまで生き残り、貴女とともにこの世界を謳歌できたのは、私の忘れ難い想い出です…」

 

「だったら!もっといればいいじゃない!想い出も、もっと作ればいいじゃない!私を…1人にしないで!」

 

「…申し訳ございません。そろそろ…」

 

「う…うぅ…!」

 

「おい。どういうことだ綺礼!ランサーは、なんで…」

 

少し強めだが、聞きたくて仕方なかった。すると、綺礼は苦い顔をして、

 

「教会まで連れ込んだ時には、すでに魔力がほぼ空っぽの状態だったんだ…。さらに、外傷も深く…すでに手遅れだった…」

 

「…!そうか…詰め寄って悪かった」

 

あの時受けたダメージで、すでに…

 

「しかし、ランサーの気力は恐ろしいものだ。単独行動も無いのに、ここまで無茶をできるとは…」

 

…?どういうことだ?

 

「状態的に、私が到着する10分前には、すでに魔力がほぼ空になっていたはずだ。さらに、カリスやブレイドと同じようにカードを使う時に、魔力を使うのであろう?」

 

「あ、ああ…!?」

 

待て。綺礼が到着する10分前って…!

 

「14の心臓部を…ランサーが貫いた時!」

 

「始…ってことは…!」

 

「ああ…おそらく、あの『ブリザードベノム』で、魔力がほぼ空になったんだ。ただでさえラウザー2本分だ。そして、最後のリモートで…」

 

魔力が空になったんだ…。俺は膝をつき、倒れているランサーと顔を合わせた。

 

「ランサー…」

 

「ああ…アーチャーか…此度の共闘、見事なものだった…!」

 

「すまんな、ランサー。今回の戦いは、お前がいなければ負けていた…ランサーのマスターにも礼を言う。ありがとう」

 

俺は素直に頭を下げた。その時剣崎に、妙な視線を送られたが、気にはしなかった。

 

「…そうか。私は最期に、この街を…ソラウ様がいる街を、守ることができたのだな…」

 

「ああ…!だから…静かに眠れ。ランサー…」

 

「すまんな…では、さらばだ」

 

「ディル!いや、ディルーーーーーー!」

 

 

 

 

ランサー、ディルムッド・オディナ。愛する者の為に戦い、その命を今、散らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば、なんでさっき妙な視線を俺に送ってたんだ?」

「ウェ?あー…いやなんか、お前が素直に感謝で頭下げるのを見たこと無いような気がしたからさ…ハハハ…」

「…ムッコロされたいか…?」

「………すいませんでした。反省と後悔はしています」

「よろしい」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、勝利報告を終えた後に切嗣を呼び、14の残した『聖杯』について語っていた。しかし、何やら綺礼の後ろに妙な箱…棺桶のような物があり、気になって仕方が無い…。が、話をしていくことにした。

 

「綺礼には、何か願いは無いのか?」

 

「私は、この戦争に願いがないにも関わらず、参加することとなった…。しかし、参加して良かったと思っている。なにせ『友』が出来たのだからな」

 

「なるほどな…ということは…」

 

「ああ。私が戦争の中で見出した願いは、『親友を作ること』だ…。しかし、この願いは叶っている。聖杯は必要ない…」

 

「と、いうことは…」

 

「…ん?俺ですか?」

 

「ああ。お前の願いは…そういえば、『恋人を蘇らせること』だったか」

 

そんなことを14が言ってたのを思い出した。そして、あの腹パンも…。

 

「あー…でも、あの手紙読んだから、今はそこまで執着無いんですけどね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて…では、その願いを叶えるとするか…」

 

「え!?いやいやいや!だから言ってるじゃん!もうそこまで執着してないから!蘇らせる必要無いから!」

 

…何やら綺礼が突拍子もなく、渉の願いを叶えると言い出した。剣崎も切嗣も、綺礼を止めにかかるが…

 

「…何か、考えがあるのか?」

 

俺は、綺礼が『アサシンのマスター』ではなく、『神父』の顔になってるのを見て、そう聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ああ。救いの無かった者に救いを差し伸べる…。それが神に仕える者のルールであろう?」

 

 

 

 

 

そして、綺礼は聖杯に願った。

 

 

 

 

 

「この『人形』に、『叉倉 楓の魂』を吹き込んでくれ…」

 

 

 

 

…人形!?まさか…あの棺桶の中身は人形なのか!?

 

しかし、やはりというべきか、その棺桶の中には女性の形をした人形が入っていた。

 

「…言峰綺礼…一体何がしたい?」

 

…マズイ!渉が怒りを抑えきれていない!…しかし、俺も天音ちゃんや、桜ちゃんで同じことをされたら…そう思うと、共感せざるを得ない。

 

 

 

が、実は…

 

 

 

「すまない…が、なにせ7年前の遺体だ…。『そのまま叉倉楓を蘇らせる』と願ってしまうと、聖杯が『叉倉楓をそのまま』スケルトンで蘇らせる可能性があった…。その誤認を防止するためだ…安心してくれ、人形師にはコネがあってな…世界最高峰の人材を用意した。だから、安心してくれ。信じることが出来ぬのなら、まず人形を見てから言ってやって欲しい」

 

「………あ…か、楓だ…!間違いなく楓だ…。けど、少し大きい…?」

 

「写真や本人の言葉、そしてこの7年の成長具合の推測から作った物だ…後は本人の持つ魂を注げば…」

 

そういった時、聖杯から柔らかな光が放たれ、人形が照らされる。そして…

 

「ん…ふわぁ〜ぁ…んゆ?あれれ?なんか…渉に、始さんとか剣崎さんが見える…?あ、これ夢か…んじゃ、おやすみ〜…zzz…」

 

 

 

 

 

 

 

 

…なんか、夢だと思われたのか、二度寝し始めた。

 

 

 

 

 

 

「………ハ、ハハハ…ハハ…

 

 

 

 

 

 

 

楓ーーーーーーーーーー!」

 

渉がいきなり叫びながら、その女性に抱きつく。

 

「楓…楓ぇ…!」

 

「ちょっとまって!?え!本当に渉なのか!?…てことは…?」

 

「あー…俺、剣崎一真…仮面ライダーブレイド」

 

「相川始、仮面ライダーカリスだ」

 

「うっそ〜…まさかの本人さんかよ…」

 

その女性は、本当に驚いた顔をしていた。

 

「君が、叉倉楓さんか?」

 

「ああ。自己紹介がまだだったな。叉倉楓、今は14…じゃなくて+7で21歳だ。因みに、女だからな?あと、渉にちょっかいかけてみろ…いくらあなたたちでも、殺しにかかりますよ?」

 

…ゾッ!とした…。これが…渉の恋人か…。

 

「ゔっ…うぅ…!」

 

「あー、もう!泣くなよ〜!私はここにいるだろー?」

 

「ゔん…うん…」

 

「なぁ…話せる範囲でいいんだけど…昔の事、聞かせてくれないかな?」

 

「ん?いいよ、別に」

 

1時間後

 

「…なるほど…だからこんなになってるのか…」

 

「…あの時の叫び(21話ラスト付近)は、こういうことか…」

 

「…いじめ、か。『いじめで人生が黒く染まる』っていうことの典型例だな…」

 

「楓…楓…」

 

「はいはい…ここにいるよー」

 

「しかし…そこまでになるか…」

 

なんか…張り詰めた糸が突然切れたかのように、楓さんにべったりな渉。…基本こんな感じだったのか…。と思っていたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…」

 

 

 

 

 

 

 

突然、渉が何かを思い出したように、そう呟いた。

 

「ん?どうしたの、渉?何か思い出したことでもあった?」

 

「あの手紙…どんな暗号を入れたんだ?」

 

…暗号?

 

「楓は、手紙の中に暗号を入れるのが癖だったんです…と言っても、携帯を持ってない頃の連絡手段だったので保証は無いんですが…」

 

「私が分かったことで、暗号を入れていると踏んだ…ということか」

 

「ああ…」

 

「…綺礼、その手紙、俺たちも見てみたい」

 

「分かった。コレだ」

 

その手紙を見て数分後、

 

「愛されてていいなぁ…」

 

と、剣崎が言い始め、

 

「なかなかロマンチックじゃないか…!」

 

と、切嗣も何やら分かったらしい。

 

「…渉、いい彼女を持ったな…」

 

と言っても、俺、剣崎、切嗣の中では、俺が一番早く気づいた。

 

「…え?なにが書いてあったんですか?」

 

ここで、暗号のネタばらしをする事にした。

 

「…頭の文字を抜き取ってみろ。正確には、『渉へ』から、『るんるん気分』のところまでだ。あと、『渉へ』のところのみは、まとめて読んでもいい…」

 

「は、はい。えーと…渉(へ)ダイ好きだよ愛し…て、る?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へ?『渉(へ)、大好きだよ愛してる。』…!?」

 

 

渉が楓さんの方を向くと、赤くなって恥ずかしそうに俯いてる楓さんがいた。

 

「…楓ーーーー!」

 

「わぷ!ちょ!?落ち着けって!な?恥ずかしいからやめてーーーーー!」

 

…見てるこっちが恥ずかしい結果だった。

 

 

 

数日後

 

渉が警察に出頭した。聖杯戦争中に行った大量殺人の件だ…。しかし、俺としては彼の行った大量殺人は、あくまでも渉の精神の破綻が原因だと思っている。それに、もう渉にはやる理由もない…。出来るだけ軽い罪になればいいが…と思っていた。

 

そして裁判が始まった…のだが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「判決を言い渡します。被告人、祟身渉を懲役5年、執行猶予6ヶ月に処す」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…明らかに軽すぎる!驚きを隠せない俺や雁夜、剣崎と切嗣で、したり顔をしている綺礼に何をしたのか聞いた。すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私のコネに、『黒を白に変える』…というスーパー弁護士がいてな…。安心したまえ、再就職の件も私のコネにナイフの技術力が高い者を探しているゲーム会社がある…救済するときは最後の最後まで救済する…それが私の8割の決断だ。残りの2割はオマケ…幸せな若者を見たいという私のわがままだな…それに、ある時に出会った、よく当たる占い系スピリチュアル女子高生(高3)に、『この2人は絶対に幸せになれる。カードがウチにそう告げるんや』と言っていたからな…」

 

「「「「…コネ多すぎんだろ!て言うか最後!犯罪臭がするんだが!?」」」」

 

「問題ない。その高校には半年に一度、講習に行っているし、そこの理事長とも懇意にしている。その関係から、その学校の顔である者の1人に、そう告げられたのだ…2人のことについて、一切何も語ってないにも関わらず…な」

 

 

…それは占いどころか、予知なのでは…?。まぁでも…

 

 

 

 

 

「良かったな、渉!」

 

「ああ。後のことも、綺礼さんがいろいろ用意してくれてるみたいだから…ほんとに、みんなに助けられてばっかりだ…」

 

「それでも、一緒に暮らせるんだよな!?」

 

「それは約束できる。だから安心してくれ」

 

「よーし!じゃあ早速帰ろう!この7年、渉とイチャイチャできなくて渉分欠乏症なんだよぅ!」

 

「なんだそれ!?いや、ちょっと待てって!皆さんいるんだからさ!」

 

「…ダメ…?」抱きつき+下から覗き込んで涙目

 

「」ゴゴゴゴゴ…カチン!

 

…なんか、どこかの女子小学生魔法少女の、いけないスイッチが入ったようなイメージが見えた。

 

「あ、すいません。やっぱりこれで帰りますね…俺、楓を愛さなきゃなんで」

 

「…あ、うん…ファイト…」

 

剣崎が戸惑いながら返事すると、2人は指を絡めた手のつなぎ方をして歩いてたと思うと、おもむろに腕を組んで歩き出したのを見て、

 

 

 

 

「「「「もうあいつ、あれで良いんじゃないか?」」」」

 

と言っていた。




というわけで、第29話でした。
…最後の方は、他作品ネタ詰め込み放題だったと思います。実際に綺礼さんにあそこまでコネはないと思いますが…あってもおかしくはないかなー…と思いました。
次で最終回となります。もう少しお付き合い下さい。

今後とも、ご指摘、ご指導、感想、質問よろしくお願いします。
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