fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました 作:ハクリ
切嗣、家族との平穏を望む→衛宮家女性陣照れる→剣崎「運命に抗うなんて簡単なことじゃな…」切嗣「聖杯をアイリから取り除く」剣崎「ウェイ!?∑(0w0)」→雁夜「飯どうしよ?」始「毎食たこ焼きなら作れr」雁夜「あ、いいです」臓硯「ならどうする」→桜「料理できます」→間桐家男性陣「マジかΣ( ̄□ ̄;)!!」→渉「全人類死体アート大作戦頑張ろ〜」
こんな感じです。
お待たせしました。戦闘描写を考えていたら、いつの間にか時間がかかった上に、リアルの事情が重なり、更新が遅くなりました。
今回から戦闘に入ります。
今後ともよろしくお願いします。
聖杯戦争1日目 夜 倉庫街
ここに、サーヴァントの気配を察知した、セイバーと衛宮切嗣がいた。
「ココか…確かにサーヴァントの気配がするな…」
「一応、警戒はしておけよ?マスターに死なれたら俺が生きてても負けなんだからな」
「もちろんだ」
「装備は?」
「いろいろ持ってきたよ。いざとなったら『アレ』もある。そっちは頼むよ?」
「任せておけ」
するとそこに
「来たか。サーヴァント、セイバー」
凛とした男性の声がした。
その男性…いやサーヴァントは、『槍』を持っている。ということは、
「サーヴァント、ランサーか…」
「敏捷性が高い機動型のサーヴァント…」
「話をしているところ悪いが…攻めさせてもらう!」
「くっ!?変身!」『turn up』
「ほう、それがお前の鎧か!来い!俺がお前に引導を渡してやる!」
言うが早いか、ランサー『ディルムッド・オディナ』は、ブレイドに対し、自慢の槍でランサーの特徴であるスピードを生かした素早い攻撃を繰り出す。対してブレイドは、その攻撃のスピードにギリギリで追いつき、自らの剣「ブレイラウザー」で受け止めながらも攻撃を加えようとするが、なかなか当たらない。
(「こいつ…速い!」)
「悪いセイバー!ここは頼む!僕はマスターを直に叩く!」
「死ぬなよ!?」
「分かってる!」
「!マスターのところになど行かせぬ!」
切嗣がランサーのマスターの下に向かおうとするのを見て切嗣を妨害しようとするが、
「いや、ここは足止めさせてもらう!」
「ちぃ!」
それはブレイドが許さない。切嗣に向かおうとするランサーの進路上にブレイラウザーを投げつけたのだ。これにはディルムッドも思わずその場に留まる。その隙に剣に追いつき、向かい合う。そして、
「固有時制御!ダブルアクセル!」
切嗣は、自身の有する魔術『固有時制御』で、ディルムッドのマスターの下に向かう。
それを攻撃せずに見届けたディルムッドに、ブレイドは疑問を感じた。
「…なぜ攻撃しなかった?」
「これでも騎士だからな。わざわざ離れようとする者を執拗に追うことはせんよ」
「そうか…なら…」
「「殺り合おうか」」
ここに、セイバーVSランサーの対決が始まった。
槍で貫かんとすれば剣でいなされ、また剣で斬ろうとすると、やはり槍で受け止められる。と、そのとき互いの武器がはじけ飛び、両者ともそれを取りに行く。その間、わずか2秒ほど。そして、ディルムッドがそのスピードでブレイドに攻撃を加えようとする。そこでブレイドは『あるもの』を取り出す。それは
カッ!!!!!
「グッ!これは…閃光弾か!?」
ディルムッドの視界が眩んでいる隙に
「よし…」『サンダー、スラッシュ。ライトニングスラッシュ』
「…ようやく視界が…ハッ!?」
「ウェーーーーイ!」
「くっ!?うぅ!」
ブレイドがコンボの一つ、『ライトニングスラッシュ』が発動し、肩から切り裂こうとしたが…
「…チッ。仕留められなかったか…」
ディルムッドは、斬られかかった際に、肩の犠牲を覚悟にバックステップをして、完全に斬られることを避けたのである。
「…電撃を纏う斬撃か。かなり効いたぞ…まだ肩が痺れる…」
「今のはいい手応えだと思ったんだけどな…」
「いや、バックステップをしなければ危なかった…!」
フォン…
「…消えた。…令呪による強制召集か。そして気配は…あちらか!」
『マッハ』
ラウズカード『マッハ』は、使用者に高速移動の恩恵を与えるラウズカードである。このカードを使って高速移動する理由は、切嗣に令呪を使わせないためである。
「チッ…間に合え…!」
所変わって
切嗣サイド
「…どちらがランサーのマスターだ?」
切嗣は困っていた。目の前でランサーのマスターらしき2人が所有権について争っているからだ。
「ディルは、私をマスターとして認識したのよ!?つまり、ディルは私のサーヴァントよ!」
「何を言う!ソラウ、君も見ていただろう!私が!水銀で!陣を描き!聖遺物を配置し!私が詠唱し!召喚したのを!そして!マスターの証明である令呪が!私の手にある!つまり!私が!私こそが!ランサー!ディルムッド・オディナの!マスターだ!」
「…なんだ…この茶番は…」
切嗣が持っている、おそらく対魔術師においては絶対の強さを誇る切札『起源弾』は、使える数がかなり限られている。無駄な弾は、決して出せない。そこで切嗣はマスターらしき男性に威嚇射撃を行うことにしたのだが…
「…あれ…!?コンテンダー以外…ない…!?」
そう。ここで切嗣はなぜか自らの拠点に、『トンプソン・コンテンダー』と呼ばれる自身の魔術礼装以外の武装をほとんど置いてきてしまっていたのだ。それ以外で使えるものといえば…
「………なんでこんなものが入ってるんだ?」
なぜか存在している無音性のバリカンだった。
また所変わって
ケイネスサイド
「なぜ分からない!?この私が!ケイネス•エルメロイ・アーチボルトこそが!ランサーのマスターだ!」
「いくら証明があっても、マスターを選ぶのはサーヴァントよ!サーヴァント本人に選ばれたのだから、私がマスターよ!」
未だに言い争いを続けている2人。しかし、ケイネスの背後に切嗣がいた。なぜか手にしているカンペには、
<そこの女。今から、こいつの頭を刈る。気づかれないよう、時間稼ぎを>
(…報酬は?)
<ランサーのマスター権>
(乗った)
そうしてソラウは、適当なことを言いながら切嗣の接近を補助する。
そして、
「む!?なぜだ!なぜ私の髪が刈られているのだ!!誰だ!私の髪を刈っているのは!」
「あ、待て、ランサーのマスター。今後ろを向いたら…」
しかしケイネスは、グルっと後ろに首を回した。いや、回してしまった。その結果、
ゾリッ…
「ギャーーーーー!頭がーーー!」
刈っている途中に動くなどすれば、頭の地肌を傷つけるのは当然である。ケイネスもこの例に洩れず、頭から大量の出血をしてしまった。
「あーあ、ケイネスったら。髪を刈っている時に動かないなんて、当然じゃないwwww…で、あなた、報酬」
「これを使え。そうすれば令呪が1画減るが、マスター権を持つことができる」
そう言いながら、冷静を装い、内心では疑問符があふれた状態で、やはりなぜか持っている偽臣の書をソラウに手渡す。
「助かるわ」
「き、貴様ら…」
「じゃあね。『ランサーのマスター』ケイネス」
「ぐっ…くそが!令呪をもって命ずる!ランサー!今すぐここに来い!」
「!?」
しかしここでケイネスは、ランサーを令呪で呼んだのである。
「不本意ですが…ランサー、ここに」
「再び令呪をもって命ずる!ランサー!この男を殺せ!」
「…はっ」
(「ぐっ!まずい!マスターだけならともかく、サーヴァントまで来るとは!このままだと…!」)
そして、ソラウの前だからカッコつけようとしたのか、ケイネスの目の前から動かず、切嗣に対し背を向けたまま槍で貫こうとした。
「アラララララーイ!」
ドゴン!
「グホァウ!?…!?ゴフッ…」
しかし、そこでライダーがディルムッドを神威の車輪『ゴルディアス・ホイール』で轢いてしまった。
そしてディルムッドは、カッコつけて背面突きをしようとしていたので
「グハッ…」
その自慢の槍が、
自身の心臓…を貫いていた。
「グハッ…!?クソ…そこまで…そこまでして聖杯が欲しいか!?ライダーと組み2対1など!卑怯にもほどがある!我が恋慕を!踏みにじるなど!万死に値する!馬に蹴られて!死んでしまえーーー!…グハッ…」
「うう…ディル…」
そしてランサーは、自らの認めた愛するマスター、ソラウに涙ながらに看取られ、その場から消えた。
「…なんか勝っちゃった…」
「マスター!?大丈夫か!?」
「あ、ああ…なんか…後味の悪い勝ちだった…」
「…?そうか」
衛宮切嗣、聖杯戦争初日を後味の悪い勝利で終えた。
「しかし…なんでトンプソン以外の武装が無かったんだ…?」
遅れて大変申し訳ありません…
待っていただいた方々には感謝しかありません。
今回は、聖杯戦争初日の戦闘でした。
そして、ランサーはやはり自害…とも思ったんですが、それだと『ランサー=自害』というワンパターンになりそうだと思ったので、自害に近い不運な死に方?を考えた結果、こうなりました。
「ランサーは自害じゃないと。」と思っていた方、申し訳ありません…が、一応、まだ出番は用意してあるので安心?してください。
また、やはりというべきか、この話の裏話も活動報告に上げようと思います。
今後ともこの愚作をよろしくお願いします。
また感想、評価、ご指摘もお待ちしております。