fate/zeroにカリスが参加するようです。…え?やさぐれブレイドも参加するのかい?⚠︎完結しました   作:ハクリ

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さて、今回は番外編なのでいつもの、ざっくりとしたあらすじはありません。
ですが、本編の終盤に関わる予定の大事な話です。
それでは、ご覧ください…


番外編
番外編 イリヤ'sドリーム


 

イリヤサイド

 

???

 

「…んゆ?…あれぇ!?ここどこぉ!?えーと…確か…冬木でキリツグが見つけてくれたお屋敷でお母様と一緒にお昼寝してたはず…それなのに…」

 

いきなりの事態に困惑するイリヤ。そこに、宝石で出来ている剣のような物を持ったおじいさんが現れた。

 

「君は、ワシが連れてきたのじゃ。あ、ワシの名はゼルレ…あ、いや、『ほうせきじいさん』とでも呼んどくれ」

「ほうせきじいさん。ほうせきじいさんはなんでイリヤをここに連れてきたの?キリツグとかお母様じゃダメなの?」

「…えーと…言ってしまってはいけないのかも知れんが…ここは夢の中じゃ。そして、ここに連れてこれるのは、子どもくらいなんじゃ」

「へー」

「そして、君には大事な話があるんじゃ」

「…?」

「わからないこともあるかもじゃが、まずはこれを見ておくれ。これは『あるかもしれない』事じゃ」

 

そして、映像が流れた。

 

ザザ…

 

 

そして映し出された映像には、

 

 

『グハッ…くっ…ここまで、かな?』

『生きてるか!?マスター!』

『ちょっと…厳しい、かな。けれど、ボクたちが諦めたら…』

『アイリスフィールに、イリヤ、リズや…セラもあいつに、狙われる…』

血まみれの切嗣とブレイドに変身してはいるものの、頭や肩などのアーマーが壊されている剣崎がいた。

「キリツグ!セイバー!なんで!?」

「落ち着けぃ。まだ終わっとらんからの」

そして、映像には『鎌を持った化け物』がいた。

 

『ギャギャギャギャ!無ダ…すベテはム駄だ!ひトシく、無ザマに死んデロ!』

『くっ…ウェェェイ!』

ブレイドは、掛け声とともにブレイラウザーで斬りかかる。が、

 

 

『ぎゃウ!』

 

バグ…バギィ!

 

『…なっ!?』

『ギャギャ…シね!』

『グァ!?』

『セイバー!…グフ…』

なんとその化け物はブレイラウザーの刀身を、喰うことで破壊してしまった。

そして攻撃を受け続け、動けない2人に化け物が迫る…

 

『ギャギャギャギャギャ!もウお前ラはオワりだ!とっとトシね!』

 

ザシュ…

 

そして2人に、逃れられない死が与えられた…

 

ブツン…

 

「…なに…?なんなのこれ?こんなのイリヤに見せてなんになるっていうの!?」

「すまん…それにもう一つ見てもらいたい…」

「また…人が死ぬの?」

「…すまん…」

「…もういいよ…そんなに悲しい顔した人、放っておいたらキリツグに怒られる…」

「…すまん…」

「そればっかりだね?ほうせきじいさん」

 

ザザ…

 

次の映像には、

 

 

『ハハハハハ!これが!俺の!芸術だ!ギャハハハハハ!おい、お前ら!これが!俺の正真正銘の魔術だよ!ギャハハハ!』

『狂ってるな…』

『あ、ああ…そう…だな……桜ちゃんは…お前の力でも、ダメなのか?』

『…すまない…死者蘇生までは…不可能だ…』

『…そうか…』

 

渉が老若男女、様々な人間の死体を椅子やベッド、楽器にドア…その他にもいろいろな芸術に変えられてしまっていた…そして、その中には、ただ殺され十字にかけられただけの桜の姿があった…

 

「なに…これ…ウッ…」

「あまり…見ない方がいいかものぉ…」

「…見るよ。我慢する…」

「無理になったら言うんじゃよ?」

「うん…」

 

『しかし、あいつの魔術は厄介だな…』

『…ああ…グッ…』

『!?雁夜…お前、腕を…!?』

『ああ…ちょっと切られた…だけど、まだ大丈夫…

 

 

『そんなわけねぇじゃん』

なんと渉が話していた2人にナイフを投げ、また出刃包丁を持って突っ込んできていたのだ。

 

『『!?』』

反応しきれなかった2人には…

 

グサグサ…ザシュ…

 

ナイフが刺さり、そして

 

首から上を飛ばされた…

 

 

ブツン…

 

「ウゥ…オェ…」

「すまん…本当にすまん…」

「ううん、大丈夫…それより、ほうせきじいさんは?」

「…?」

「あんなの見たら、ほうせきじいさんも嫌でしょ?」

「…まぁ、あまり見たくないはないの」

「…じゃあ、本題は?」

「…強いな…」

「…え?」

「あのようなものを見ても逃げないその姿勢、ワシらも見習いたいもんじゃ…」

「大人はみんな逃げちゃうの?」

「大人はな、強い力を目の前にするとな、よほどの者でない限り逃げてしまうもんなんじゃ…」

「…そっか…」

「そういうものじゃ。そして、本題じゃが…これをやろう…」

ほうせきじいさんは、イリヤにカードのような物を2枚渡した。

「もし、どうにもならないようなことになったら、それをこちらはセイバー、こちらはアーチャーに渡してくれ」

「なんなのこれ?何に使うの?」

「…それはまだ言えん……ネタバレになるからの」

「?ネタ…バレ?」

「さあ、夢が覚める時間じゃ。またの」

「え!?ちょ…」

 

ブゥン…

 

衛宮邸

 

 

「…夢…?だったの…かな?」

先ほどのことはやはり夢だった…そう思ったイリヤだが、

 

「え!?これって…あのときのカード…」

最後に手渡されたカードがイリヤの横に置かれていたのである。

 

「ふわ〜ぁ。あら〜?イリヤ、どうしたの?」

「あ、お母様!?ううん?何でもないよ?」

「…?」

そう言いながらカードを後ろに隠すイリヤだった…。

 




かーなーりーの胸くそ展開すいません。しかし、この話は前書きにも書いた通り、終盤に必要な話だったので、ご了承願います…。

これからも感想、評価、ご指摘よろしくお願いします。
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