玉座の間は4畳半   作:820

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ずんずんエタリそうな感じに話が進んでるような?





始動する黒

第7階層…デミウルゴスの自室

テーブルの上には、複雑な計算式が記入された用紙が何枚も広げられていた。

デミウルゴスは、この思考の海の中に漂う如き時を気に入っている。

 

「やはりどう計算しても、たっち・みー様のお力が必要になりますね。だが現在たっち・みー様のご容態を考えると…」

デミウルゴスは、新たな用紙を広げ計算をし直す。

 

「ペロロンチーノ様から御聞きした。彼を動かす事が出来れば、ナザリックの転移計画も上手くいくのですがね。」

 

 

 

ぶくぶく茶釜宅

ぶくぶく茶釜はホロPCの前で思案していた。

悟からのメールを何度も読み返し、テレビ電話で餡ころもっちもち、やまいこの2人に連絡を取る。

「遅くにごめんね。2人とも。」

「「大丈夫だよ。モモさんからのメールの件でしょ。」」

「もう見ているなら、話は早いわね。今からモモちゃんの所に集合ね。」

 

 

「どうゆう事なのかな?モモちゃん」

悟の目の前には、ぶくぶく茶釜、やまいこ、餡ころもっちもちの3人が座っている。

「あの~、茶釜さん?やまいこさん?餡ころもっちもちさん?怒ってます?」

「「「当ったり前でしょう!!!」」」

「ですよね~、すいません!皆のナザリックを私怨の為に使おうとして。」

「そんな事で怒ってるんじゃないよ。もっと仲間を、ギルメンを頼って欲しかったの。

モモンガさんは、僕達がユグドラシルから去って行った後も最後までナザリックを守ってくれたんだから…僕達の家を。」

やまいこの言葉に、餡ころもっちもちが肯定の意で頷きながら

「やまちゃんの言う通りですよ、モモンガさん。」

「やまいこさん、餡ころもっちもちさん…」

「モモちゃん、どうするつもりだったの?」

「そ、それは…」

悟が口ごもりながら答えようとした時、扉が開く。

「まずは、情報ですね。」

「ぷにっとさん!」

「お久し振りですね。モモンガさん」

「やっと来たわね。」

「遅くなりました。茶釜さん」

「へ~、これがナザリックとね~」

ぷにっとは転移の門を見て、感心する。

「もう情報は仕入れてくれたんでしょ?」

「茶釜さん、急かしますね~。アヴァロンの騎士連盟は、ここ数か月…丁度ユグドラシル終了と同じ時期に表舞台に出てきたテロ組織ですね。」

「それって、もしかしてユグドラシルのプレイヤーが関係している?」

「モモンガさん、その可能性は高いでしょうね。今回の事件でもそうですが、犯人の遺体が消えているんです。」

「死体が消える!」

茶釜が驚きの声を上げる。

「そうです。ユグドラシルでは、最盛期で千を超えるギルド、終了間際でも数百のギルドが残っていましたからね。」

ぷにっとは転移の門を指差しながら言葉を続ける。

「ナザリックだけに起こった事ではないということでしょうね。」

「でもギルドメンバーで事件を起こしているなら、犯人は人間でしょう死体が消えるっておかしくないの?」

「おかしいですよね。まあ犯人が人間ならばね。」

「ぷにっとさん、どうゆう事ですか?」

悟が疑問の声を上げると当時に、

「NPCを使えばいいのか!」

ポンと手を叩きながらやまいこが声を上げる。

「正解です。NPCは道具として使える。」

「彼等には、自らの意思があって自分の考えで行動しているんですよ!作り上げた皆さんの子供であり、私たちの家族ですよ!」

「モモンガさん、落ち着いて下さい。そうあれと我々は作り上げましたから、ナザリックのNPCはね。他のギルドはどうか分かりませんが。」

「でもどうやって調べればいいんですか?」

悟の疑問にその場の全員が黙る。

 

「失礼いたします。モモンガ様、ぷにっと萌え様、ぶくぶく茶釜様、やまいこ様、餡ころもっちもち様。」

転移の門から現れたデミウルゴスが優雅に一礼する。

「至高の御方々の会議中に失礼かと思いましたが、不敬を承知で私めの意見を述べさせて頂いてもよろしいでしょうか?」

「デミウルゴス、許す。」

「きゃー、モモちゃん。支配者してる~」

「茶釜さん、恥ずかしいんで茶化さないで下さい。」

「えへへ、ごめんね。モモンガお兄ちゃん。」

茶釜のロリボイスに頭を抱える悟を見て笑っている3人。

 

立ち直った悟は、

「すまない、デミウルゴス。意見を言ってみてくれ。」

「謝罪など勿体無いお言葉、このデミウルゴス、懐かしき景色をこの目でまた見られた事が大変嬉しく感謝いたします。」

「デミウルゴスの意見って、なんだい。」

「はい、ぷにっと萌え様。すでに恐怖公の眷属がこの転移の門と同一の物を見付けております。一度私の眷属である魔将達で秘密裏に破壊しようとしましたが失敗致しました。ギルド武器並みの強度が御座います。」

「それって人間の私達じゃ壊せないって事?」

「そうなるかと、やまいこ様」

またもや頭を抱える5人。

「ですが、方法がない訳ではございません。モモンガ様が創造なされた宝物殿の領域守護者の力があれば可能かと。」

悟の顔が蒼白になる。

「で、デミウルゴスは彼奴の事を知ってるのか?」

「先日、ペロロンチーノ様より御聞き致しました。なんでも至高の御方々のお姿に成れそのお力も使えるとか。彼を送り込み、たっち・みー様のお姿になって頂き次元断切(ワールドブレイク)を使用すれば。」

「「「「我が神のお望みとあらば(Wenn es meines Gottes Wille)」」」」

4人が同時に話す。

「ぐは!や、やめてください。」

悟は悶絶する。

「デミウルゴス、でかした。そうかパンドラを使えば、上手くいくかも。モモンガさん!」

「いや、あれはやめておきましょうよ。」

ぷにっとの提案に即座に否定の答えを返す悟。

茶釜は悟の肩に手を置き、笑いを噛み殺しながら、

「モモちゃん、その作戦でいくわよ。ナザリックへレッツゴー。」

 

ナザリック宝物殿

悟以外のギルメンの足取りは軽い。

 

「はあ、久し振りに来たけど相変わらず凄いわね。」

「「「確かにそうですね。」」」

「はぁ~ここで待っていてください。」

「え~なんで?」

[霊廟を見られる訳にはいかないし]

「一緒に行こうよ。」

「だめです!」

「モモちゃんのケチ!」

宝物殿の応接室で4人を待たせ悟は奥へと進む。

「あ!分かったパンドラに私の恰好させて、悪戯するんだね!モモンガお兄ちゃん!いや~ん!?」

体をクネクネさせながら茶釜がしゃべる。

「茶釜さん!?そんな事はしません。ほんとに勘弁してください。」

 

 

Mein Gott, Willkommen(我が神よ、ようこそ)

両腕を広げ1回転し右腕を胸に当て一礼する、軍服を着こなした男。

「あ~!パンドラも元気そうだな。」

目が泳ぎながらも返事をする悟。

「はい、元気に過ごさせて頂いております、むぉ~~~モモンガ様!」

ビシッと敬礼をするパンドラ。

[あ~!確かに昔は格好いいと思ったさ、でも今見るとほんとダッサイよな~!?]

精神力がガリガリと削られている様な感覚になる悟。

「パンドラに仕事を頼みに来たんだが。」

「お~!とうとう私の力が必要になったのですね。Wir möchten, mein Gott danken.(我が神に感謝致します。)

踵をカツンと合わせ再度敬礼するパンドラを壁際に押し込みながら

「確かにお前の敬礼は格好いいけどさぁ、外に出たら止めような、な。」

「はあ。」

「それに、ドイツ語だったか!それも止めような。」

「はぁ。」

「創造主としてのお願いだから!」

悟はリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを取り出しパンドラに渡す。

Die Schätze des Menschen höchste, zu mir!(至高の御方々の至宝を、私に!)

今度は両手で壁ドンをし

「だ、だ~から、ドイツ語は止めような。」

 

こうして数十分の遣り取りの後、パンドラが初めて宝物殿より外に出る。

 

宝物殿の応接室に戻った悟だったが、誰も居ない。

不思議に思いぷにっとに《伝言》をつなげる。

「ぷにっとさん、今どこですか?」

「モモンガさん!直ぐに第3階層に来てください。ペロさんが茶釜さんに…」

《伝言》が切れる。

「何が起こってるんだ?パンドラ行くぞ。」

 

 

 

第3階層

悟が転移して視界に飛び込んできたのは、土下座するシャルティアの横で

頬がこけたペロロンチーノが五体投地していた。

 

「な、何があったんですか?ぷにっとさん」

「茶釜さんがキレました。」

 

茶釜の一歩後ろやまいこが教鞭を鞭の様にしならせながら仁王立ちしている。

餡ころもっちもちは明後日の方を向き無視を決め込んでいる。

 

「愚弟!あんたね…何があったか分かってるの?」

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

 

 

「ぷにっとさん、あとは任せます。俺、パンドラ連れて戻ってデミウルゴスと打合せしてますから。」

 

「モモンガさん、この状況は俺の頭でも無理です。」

 

 

 

 




ぐーぐるさんの翻訳機能でドイツ語コピペしてます。

合ってるのかさえわかりません。
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