デート ア ライブ ~転生したら遠坂家!?~   作:狩宮 深紅

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こんにちは!皆さん!
始めに言っておきます。今回はデアラ要素は皆無です!それとちょっと微エロかも。
それでは、本編をどうぞ!!


20話 ~プリンセス戦をすると言ったな、あれは嘘だ

 

~紅輝side

 

五河家のキッチンの鍋がグツグツと音を立てていた。

 

「・・・良し!」

 

そう言って俺はコンロの火を止める。

俺は、士織の為にお粥を作っていた。

風邪ではないが、こういう時は、食べやすい食べ物のほうがいいだろう。

 

 

 

俺は厚手袋をタンスから取り出し、お粥が入った鍋を、お盆の上に置いて士織の部屋に向かった。

 

あれから二時間が経過し、外も少し空が赤みが、かかってきた。

 

「もう4時か・・・」

 

思わず呟く、何の意味も無いのだが、そう呟いてしまった。

誰もいない廊下では、この俺の声だけが響く。

 

階段を上り士織の部屋の前に立つ。

 

「士織ー、入るぞー。」

 

返事は無い、まだ寝ているのだろうか。

 

「入るぞ。」

 

扉を開け、中にはいる。

 

中には、夕焼けだけが明かりになっている部屋に、士織がベットの上で外を見ていた。

 

「っ・・・・」

 

「どうしたの?紅輝君。」

 

「っ!///す、すまない。お粥作ってきたんだけど食べるか?」

 

思わず見とれてしまった。

それほどまでに今の姿が美しかったのだ。

 

「そうだね、貰うよ。」

 

「わかった。それじゃあここに置いておくからな、食べ終わったら其処に置いておいてくれ。」

 

俺は恥ずかしくて、早くこの部屋から出ようとしたが、士織の手が俺のエプロンを掴んでいてそれを許さなかった。

 

「ねえ、食べさせて?」ギュ

 

「うっ・・・わかったよ。」

 

「ありがとう!」

 

俺は諦めて、椅子を持って来て士織のベット横に座った。

器から一口掬って前に出す。

 

「ほら、士織、口開けろ。」

 

「・・・そんなんじゃ嫌だ。あーん、して。」

 

「くっ、マジかよ、仕方ない。あ、あーん。」

 

「あーん。」パクッ

 

「うぅん!やっぱり紅輝君の料理は美味しいね!」

 

「まあ、父さんや母さんには、勝てないけどな。」

 

「はい次!」

 

「はいはい。あーん。」

 

「あーん。」パクッ

 

 

これをしばらく続けて中身がやっと無くなり、食器を片付けようとすると、ランサーから念話が来た。

 

『マスター、プリンセスの所の状況が余り良くない、どうする?』

 

そういえば今日は、士道が殺されかけてプリンセスが激おこプンプン丸になる日だったな。

色々あったから忘れてた。

 

『そうだランサー、プリンセスと少し闘ってみたくはないか?』

 

俺は少し悪戯心が働いたので言ってみた。

 

『いいのか?マスター。俺は本気でやっちまうぞ?』

 

『殺さなければ問題ない。その代わり士道が落ちてきたら終了だ。』

 

『なんだそりゃ?まぁ、いいぜ、その代わりもし、満足出来なかったら後で付き合ってもらうぜ?』

 

『わかった。それじゃあ頑張れよ!』

 

『おうよ!』

 

そう言ってランサーの念話は終わった。

ちょっとだけプリンセスと闘ってみたいと思っていたが、まぁ、後でいくらでも闘えるだろう。

 

―――――――――――――――――――

 

「士織、それで、聞きたいことって何だ?」

 

俺はあのあと、士織からラインで

 

『聞きたいことがあるから部屋に来て欲しい』

 

と言われたので士織の部屋に来ていた。

俺はさっきと同じ士織のベットの前に椅子を置いて其処に座り、士織の話を聞いていた。

 

「うん、その事何だけど。あの時起こった不思議な現象も魔術なの?」

 

あの時起こった現象とはきっと、テレポートの事だろう。

 

「ああ、何日か前に俺の事について話をしたことがあっただろう?その時にはまだ、言っていなかったんだが、もう話してもいいだろう。

良く聞いて欲しい、俺の中には聖杯と言うものがある。まあ、多分士織達も一度は見たことがあるんじゃ無いかな?」

 

「ん?ああ!あのジャンヌさんを召喚した時に出したあれのこと?」

 

「それで間違いない、それと、ここからが重要な部分だ。俺の聖杯は、基本的には英霊の召喚が主だが、他にもどんな願いでも叶えることが出来る。」

「え!?ほんとに!?」

 

「まあ、その願いがアバウトな願いだと叶えにくいがな。だから願いを叶えるときは、具体的な願いだと尚更叶いやすいんだ。

さらに、今日解ったことが、俺に触れることでもその願いを叶えることが出来るみたいだな。

まあ、その代わり、大規模な願いは無理だと思う。小規模な願いぐらいならいけるだろう。」

 

「ふーん。なるほどねえ、だからあの時私の願いが叶ったのか。」ガシッ

 

「そう言うことだ、それと士織、何で俺の手をそんなに強く握っているんだ?」パッ

 

「いや、ちょっとね。ああ、別に変なことは企んで無いから安心して。」ガシッ

「いや、1つも安心出来ないんだが。」

 

「ちょっと試してみよっか!」

 

「え?」

 

そう言うと、士織は俺の腕を物凄い力で掴んできた。

 

「それじゃあ、聖杯くん、聖杯くん!紅輝君は私が良いって言うまで、動けなくして欲しいな!」

 

「はぁ!?そんなの叶う訳g――『仕方無いなあ、

士織くんは。』――!?」

 

え!?まじで?おい聖杯くん!何やってるんだ!

 

――『だってそのほうが面白そうだし』

 

はあ!?ちょっと!?てか士織もなんであのネタのこと知ってんの!?

 

――『ボクが力を使った時についでにその知識も与えてみた』テヘッ

 

テヘッ、じゃねえよ!君はまだアンリマユを取り込んでないでしょ!?なに、愉悦を学ぼうとしてるの!?そんなもの学ばなくていいから!

 

俺が聖杯くんを問い詰めている間に、士織がベットから下り、背伸びをすると、こっちを向いて、手をわしわししながらこっちに来ていた。

 

「ふふふ、ついに紅輝君は私のもの・・・!」

 

「!!?、!!!!(士織!?、一旦落ち着け!!)」

 

口も動かせないので、言葉も発することも出来ない。正に絶対絶命。

 

そして、士織が俺を引きずり、ベットの上に寝かせる。

 

(はあ、仕方ない、腹をくくるか・・・)

 

俺はこの状況にもうパニックどころか、一周回って逆に冷静になった。

 

目の前では士織が俺の上に股がり、服を脱がそうと奮闘していた。

 

――聖杯の所有者として命じる。今すぐ先程の願望を取り消せ。

 

俺は最終手段を使う、これは念のためと思って聖杯に組み込んでいたシステムだ。

 

――『・・・了解、所有者の命令を確認しました。先程の願望を破棄します。』

 

聞き覚えのある、聖杯くんの声が頭の中に響き。

その瞬間俺にかかっていた拘束が解け、体の自由が戻る。

まずは、素早く手が動く事の確認して。

士織を一気に抱きしめる(・・・・・)

 

「えっ!?」

 

突然の出来事に士織は混乱していた。

 

そんな士織に俺は言い聞かせるようにいった。

 

「士織、君の気持ちは十分伝わったよ・・・でも君には言わなければならない事があるんだ。

俺は君を抱きたい程君のことが好きだ。

だけど俺は魔術師で、君とそう言う関係になったらもしかしたら君を大変な事に巻き込んでしまうんじゃないか、君が後悔するんじゃないかと思ってしまうんだ。

俺は君を、俺の大切な人達を失いたくないんだ。だから―――― 」

 

「違うよ!」

 

「え?」

 

士織が俺の言葉を遮る。士織の顔を見ると少し、泣きたそうな顔をしていた。

 

「私はこの人生で紅輝君以外を好きになったことはないし、なるつもりも無いよ。

だから私は例えどんな事に巻き込まれても私は後悔なんてしない!

それに・・・紅輝君は何かあったら私を助けてくれるでしょ?」

 

「っ!!」

 

俺は士織の最後の言葉に、泡を食らったような顔をしてしまった。

 

「・・・ふっ、そうだな、俺は士織を絶対に守る、あと士織や大切な人達の正義の味方になるよ!」

 

「ふふっ、それでこそ紅輝君だよ!」

 

「ありがとな士織。―――それと、好きだ。」

 

俺は心からの気持ちを伝える。嘘偽りの無い、本物の気持ち

 

「っ!・・・私も紅輝君が好きだよ!」

 

突然の告白に驚いていたが、士織も自分の心からの気持ちを伝える。

 

「士織・・・」

 

「いいよ・・・紅輝君。」

 

お互いに顔を近づけあい、キスをする

 

「んっ、んっ、んむ・・・」

 

貪るようなものではなく、相手の事を伺い、お互いが相手の事を考え、まずは控えめにキスをする。

 

「ぷふぁっ・・・もう一回、いってみようか。」

 

士織と俺の舌の間には、二人の唾液でできた、銀の橋がかかっていた。

しかも、俺はさっきの士織の言葉に辛抱が出来そうになかった。

ずっと好きだった女の子とキスをしているのだ。

我慢が出来るはずがない。

 

俺と士織はもう一度キスをする。今度はさっきよりも少しがっつくようなキス。

 

「んっ、んっ、んんっ、こうき・・くん・・」

 

「っ!」

 

俺は名前を呼ばれてことにより、さらに興奮し、

キスを途中でやめて、士織を押し倒す。

士織はこっちをまっすぐ見つめると、俺の理性を外す止めの一言を口にした。

 

「いいよ、紅輝君・・・来て・・・。」

 

「士織・・・!」

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

~数時間後、

 

辺りはもう、真っ暗で、月明かりのみが部屋に射し込んでいた。

その部屋には二人の男女のみで、お互いにベット上で体をくっつけていた。

 

「ふふっ、初めてだけど気持ちよかったよ。」

 

「そうか、それなら良かった。」

 

「もう一回戦、いっちゃう?」

 

「ふっ、さっきまで処女だったのに随分と積極的だな、まぁ、やらないとは言ってないけどな!」

 

二人はまた体を重ねる。

 

そして、この行為が士織の転機になることとなった。

 

 

 

 





ふう、もう後には退けない・・・
どうだったでしょうか?キスシーンは初めて書くので上手く書けていれば嬉しいのですが・・・
え?R‐18で番外を書けって?嫌だなあ、本物のエロシーンなんて書けるわけ無いじゃ無いですか!
まぁ、時間さえあれば書けるんですけどね。
それでは次回予告!

士織がついに何かにめざめる!?
ベルディエ「クー・フーリンさん!取り敢えず、何かむしゃくしゃするので、死んでくださいまし!」
クー・フーリン「はあ!?意味わかんねえって、ギャァァァァァァ!!?」
エミヤ「ランサーが死んだ!」
複数「この人でなし!!」

次回もお楽しみに!それと次回予告は当てにしないでくださいね。

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