デート ア ライブ ~転生したら遠坂家!?~ 作:狩宮 深紅
ふふふ、追試を何とか回避しましたよ!!
これで春休みは思う存分エンジョイできますよ!
あ、ちゃんと投稿もしますよ!
それでは24話をどうぞ!
~士織side
朝の7時
私の安らかな朝は突然終わりを迎えた。
「――スター、―――さい、マスター、起きてくださいマスター!」
「ひ、ひゃい!」
な、なに!?誰!?て言うかマスターって私のこと?
私が声の主をはっきりと捉えると、それは金色の髪をもった中学生くらいの男の子だった。
「え・・っと、どちら様でしょうか?」
「はい、僕はあなたのサーヴァント、アーチャー・・・と言っても若返りの薬を飲んでいるので分からなかったんじゃないかな。僕の名は英雄王ギルガメッシュ。世界最古の王さ!」
ギルガメッシュ?・・・あぁ!あのギルガメッシュ叙事詩のギルガメッシュ!?あれ?でも紅輝君の話しじゃ、私は魔術師じゃないからマスターには成れない筈なんだけど・・・
それに、右腕に何か鎖みたいな痣もある!?
これが令呪ってやつなのかな?
「えっと・・・いくつか聞きたいことが有るんだけど。」
「何でしょうマスター?僕に答えられることなら何でも答えますよ。」
「えっと、君は紅輝君が言っていた、英霊って存在で間違いない?」
「はい、そうですよ。でもそこらの英霊とは一緒にはしないでくださいね。何て言ったって僕は英雄王だからね、それだけはマスターでも譲れませんから。」
「はあ、じゃあ次の質問、私の腕にあるこの痣みたいなのは令呪だって言うのは分かったんだけど、確か令呪って1人のサーヴァントには確か三つの筈だよね。でも私にはこれが三つには見えないんだけど・・・」
明らかに、紅輝君が令呪を使っていた数よりも圧倒的に多いから三画は優に越えているだろう。
「ああ、それはですね、もともと紅輝さんが五画用意してあったのを更に僕の宝具、王の財宝の中にあったものを少し足しました。僕なりの贈り物です。まあ、他にもこの蔵の中には薬やら、武器やら自動で料理を作れるハイテクマシーンだってありますよ。」
何ソレ、どこぞやの猫型ロボットですか・・・
「じゃあ最後の質問、私は魔術師じゃないよね、だからサーヴァントとは契約出来ない筈なんだけど。」
「いえ、貴女は魔術師ですよ。まあ、正確に言えば魔術師に
「え?それってどういうこと?魔術回路が開いたって―――――
『姉ちゃーん、朝ごはんできたよー!』
士道の声が一回から聞こえた。時計を見るともうそ朝ごはんの時間だった。
・・・また、後で詳しく話を聞かせてもらえる?」
「別に構いませんよ。とりあえず僕は霊体化しておきますね。用が有ったらパスを通じて連絡してください。それじゃあ」
そう言って少年の姿をしたサーヴァントは姿を消して。
私は朝からの異常事態に頭を悩ませ、呑気な朝の日射しが少し憎たらしかった。
――――――――――――――――――
私あの後、直ぐに洗面台に向かって、顔を洗った後リビングに向かった。
朝ごはんは毎日士道が作ってくれるから朝はゆっくりできるんだよね、全く持つべきものは優秀な弟だね!」
「はいはい、お世辞はいいから早く食べて。」
「あれ?声に出てた?」
「ばっちり。」
マジですか。まぁ、気にしないんだけどね。
全く士道のご飯も、紅輝君程では無いけど美味しいね!
そんな事を考えていると突然。
「ねえねえ、お姉ちゃん!最近、お義兄ちゃんとの関係はどうなの?」
「ぶっ!?」
思わず味噌汁を吹き出すところだった・・
琴里よそんなことを急に言わないでくれ、お姉ちゃんのメンタルはあまり強い方では無いんだぞ?
それと同時に
「あれあれ~?そんなに顔を赤くしちゃって
―――ビキッ
私は照れ隠しで、ごつんっ、と音がなるぐらいの強さで琴里の頭を拳骨をした。
「いったぁい!?」
「お姉ちゃんをあまりからかうんじゃ、ありません!」
「そんな事よりも姉ちゃん、もうそろそろ紅輝先輩の所に行かなくてもいいの?」
「え?」
士道の言葉で時計を見ると、もうすぐ家を出る時間に成っていた。
「やばっ!早く用意しないと!」
私は残っていた朝ごはんを直ぐに口の中に放り込んで、飲み込み。身支度を5分で済ませ、家を出た。
――――――――――――――――――――
~紅輝side 朝6時半
「これがカオスか・・・」
俺は思わず呟いた。
朝、父さんがお越しに来なかったので、自分で起きると、リビングがとてもカオスだった。
朝から父さんとエミヤさんは喧嘩してるし、何故か居るモードレットさんとアルトリアさんが居る空間は何か物凄い空気になってるし。
そんな中、この空気を止める訳でもなく、優雅にソファーに座りながらコーヒーを飲んでいる母さん。
「カオスだ・・・」
俺はもう一度呟いてしまった。
しばらく立ち尽くした後、俺は考えるのを止め、母さんの隣に座り、テレビを付けた。
~三十分後
「「で、何か言うことは?」」
「「「「ありません」」」」
正に鬼の形相いや、悪魔の形相を浮かべながら
サーヴァント三人と男1人を正座させ朝から説教をしている母さんと俺。
何故こうなったというと、空腹で遂に痺れを切らした母さんと俺が、四人をまるで特殊訓練を受けた軍隊の如く組伏せ、今に至る。
母さんが二人で横に並んでいるアルトリアさんとモードレットさんを睨み。
「セイバーとそこのモードレットさん!」
「「は、はい!」」
「部屋を一室貸してあげるからそこで話し合ってきなさい!」
「「はい!」」
その言葉と同時に二人は奥の部屋に駆け込んでいき、それを見届けた後、更に父さんとエミヤさんを睨むと。
「あんた達はさっさと朝ごはんを作る!」
「「り、了解!」」
二人は直ぐにキッチンへと向かうと、かなりのペースで朝ごはんの調理を開始した。
―――――――――――――――――――
あの後、物凄い速さで朝ごはんを作り終えた二人は某ボクシング漫画の最後のように真っ白に成り、
アルトリアさんはモードレットさんはどうやら和解したらしく、さっきは二人仲良く朝ごはんを食べていた。
うん、何事も仲が良いのが一番だよね!
モードレットさんをどうするかを話し合っていると、アルトリアさんのお願いで、モードレットさんは俺が使役することになった。
「はぁ、」
「どうしたの紅輝君、朝から溜息なんかついちゃって?」
うん、やっぱり士織は俺の癒しだ・・・!
「いや、朝から色々有ってね。」
「へえ、それは大変だったね。私でよかったら聞くよ?」
「いや、これくらい大丈夫だ、問題ない。」
「紅輝君、それフラグじゃ・・・」
その後、ベルディエ達とも会い、皆で登校したのだが、勿論、俺の周りに居る女の子達は皆、学校内でも上位に入るぐらいの美人だ。そんな女の子達を周りに連れているんだから同級生の男子の嫉妬の目がヤバかった。
――――――――――――――――――
~士道side
やぁ、みんな久し振り、俺の視点になるのは何話ぶりかな?
まあ、そんなメタイことは今は一まず置いておこう。
俺は今1人で走りなから家へと向かっていた。
その理由はこの雨、最近の天気予報は当てにならない。昨日もこんな感じだった。
「ん?神社か・・取り敢えずここで雨宿りしていこう。」
近くにあった神社の木の影に雨宿りする。
しばらく雨宿りするをしていた時だった・・・。
――ピシャン
誰かが水溜まりを踏んだような音が聞こえた。
音がした場所を見ると。
緑色のフードを被った女の子が、
――ずるべったあぁぁぁん!
転けた、見事に転けた。もしここが転ける上手さを競う大会だとしたら、百点満点を貰えるだろう。
って、こんなことを思ってるばあいじゃないな!
「お、おい、大丈夫か?」
駆け寄りながら近づくと。
「こ、来ないで・・・ください」
そう言いながら物凄い勢いで後ろに下がられた。
それだけではない、彼女の目は、とても怯えていた。まるで全てを拒絶するように・・・。
「・・・」
この子には何があったのだろう。まだ小さい子がこんな目をするなんて。
「あ・・あ・・」
彼女がそんな弱々しい言葉を発し、手を何処かに伸ばしていた。
今、気が付いたのだが、先程まで彼女が持っていたパペットが落ちていた。
俺はそれを拾い、泥を払うと彼女に渡した。
「はい、これは君のだろう?」
彼女は俺の行動に目を見開いていたが、直ぐにパペットを受けとると。
「あ、ありがとう・・・ございます。」
「どういたしまして。」
ふと見ると雨は少し弱まっていた。
帰るなら今しかないな。
「それじゃあ、君も気をつけて帰るん・・あれ?」
さっきまで女の子がいた場所を見てみると、もうすでにその女の子は居なかった。
目を離していた隙にもう帰ったのだろうか。
「不思議な子だったな・・」
俺はそんな事を思いながら、そのまま雨の中、家へと走った。
今回はここまで!
久しぶりにデアラの要素を出したような気がする・・・。
次回予告!
紅「俺は君の正義の味方になるよ!」
四「私の、正義の味方・・・?」
紅「ああ、君を守る正義の味方に・・・!」
でも今のところそこまで行くかどうかも分からないし、四糸乃を紅輝のヒロインの1人にするかも少し迷ってる。
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