デート ア ライブ ~転生したら遠坂家!?~   作:狩宮 深紅

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皆さん、こんにちは!(・∀・)ノ!
そして、
二週間以上も投稿遅れて本当に申し訳ありませんでしたーーー!!!!!(バク転からの土下座)

理由(言い訳)は次回作を書くとしたら何にするかを悩んでいて、何作品かに絞ったあと、書けそうな作品のプロットを書いたりしてたので、こっちの投稿を疎かにしてしまいました。
本当に、申し訳ないです。m(__)m

遅れた分、それなりに書きこんだので楽しんでいただければ嬉しいです!
それでは本編をどうぞ!




25話 ~雨の少女

~士道side

 

 

やあ、みんな。五河士道だ。最近の天気予報は本当にあてにならないと、言ってもいいほどに雨続きだ。午前中は、降ってないんだが、午後になると突然降りだすことが毎日だ。

あまり気分が下がるような事を考えている中、そんなことはお構いなしと、約一か月前ぐらいに、霊力の封印に成功した十香が勢いよく教室のドアを開けて入ってきた。その腕には一つの容器が抱えられていた。

 

「シドー!調理実習の時にみんなでクッキィを作ったぞ!」

 

彼女の元気いっぱいの姿を見て、本当に成功してよかったと心から思う。彼女の笑顔を見ているとさっきまでの気分が吹き飛んでいった。

 

「ん?ああそういえば今日は調理実習だったな、どうだ、うまくいったか?」

 

「うむ!このクッキィは皆に教えてもらいながら私がこねたんだ!」

 

「へえ、よく頑張ったじゃないか。それじゃあいただこうかな」

 

「うむ!」

 

俺は、十香をなでながら、容器の中に入っている大小さまざまな形をしたクッキーの中から、可愛らしい花形のクッキーを一つを手に取り口に入れようとしたその時だった。

しゅん!と何かが俺の目の前を通ったかと思うと俺が持っていたクッキーを弾き飛ばした。

 

「・・・はっ?」

 

飛んできた物体を見ると四角形の形をした。クッキーだった。

クッキーを投げてクッキーを弾き飛ばすなんて所業、誰が出来ようか、いや、紅輝先輩なら出来そうだわ、クッキーの飛んできた元を見ると、そこにいたのは、いかにも一仕事を終えた様な顔をした鳶一折紙だった。

 

「夜刀神十香のクッキーを食べるよりも私のクッキーを食べるほうがいい」

 

そう言いながら彼女は、クッキーが綺麗に並べられている箱を俺の目の前にずいっ、と前に出した。

 

「貴様!シドーは、私のクッキィを食べるのだ!だいたい、貴様のクッキィがおいしいわけ・・・」

 

十香が折紙のクッキーを一つを取り、口に運んだすると彼女は、とても幸せそうな顔を一瞬した後、はっと顔をもどした。きっとかなりうまかったのだろう。

 

 

「た、大したことはなかったな!シドー、やっぱり私のクッキィを食べるのだ!」

 

 

「私のを食べるべき。」

 

 

二人がものすごい勢いで、自分達が作ったクッキーを食べさせようと俺に迫ってくる。

俺はこの場を何とか治めるために最善策を考える。

この場をもっとも円滑に治める方法は・・・。

 

「うん!・・・うまい。どっちのクッキーもおいしいよ!」

 

俺の感想が嬉しかったのか、十香は満足そうな顔をしたあと、勝ち誇ったような顔をして。

 

「私の方がちょびっとだけ早かったな」

 

「いや、私の方が0.2秒早かった」

 

「はあ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

~紅輝side 昼休み

 

 

 

「紅輝くん!一緒に食べよ!」

 

士織が、昼休みに入るとすぐに俺の席の近くに来て机をくっつけてくる。最近は特に密かに彼氏彼女の関係になってからは、ほぼ毎日だ。

そんなこんなで、いつも一緒に食べているので、いつもどうりに了承した。

こんな、いつもどうりの日常が続いているが、そろそろ第2の精霊の四糸乃が来るはずだ。士道が十香を封印してから約1ヶ月たった。だからそろそろ来るだろう。俺が詳しく知っている原作はここまでだ、これからはベルディエから教えてもらわないと原作のことは分からない。

うーん、こんなことなら最後まで全部読むべきだったな。

まあ、今更こんなことを言っていても、意味がないな。

取り敢えず原作をなるべく壊さないように動くとしよう。

そんな事を考えながら弁当を広げる。今日の弁当は久しぶりに時間が余ったから自分で作ってみた。

最近は父さんや母さんに料理を教えてもらっているから、自分でも成長が分かるくらいに上手くなっていると感じる。

今日作ってきたのは、卵焼きとミニハンバーグや、ポテトサラダやetc・・・

 

「ん?今日の紅輝君の弁当いつもと違うね。」

 

「おぉ、やっぱり士織は気づいたか!そうなんだよ、今日は父さんに作ってもらったんじゃなくて自分で作ってみたんだ。」

 

「へぇ、ねえ、よかったら紅輝君の卵焼きを一つちょうだい!」

 

「ああ、構わない、好きにとっていいぞ」

 

「・・・」

 

士織が卵焼きを取るのを待っているが、一向に取るような気配がない。

 

「どうしたんだ?取らないのか?」

 

「私は彼女なんだからあーん、して。」

 

「え!?、いや、してもいいけど流石にここは学校だぞ!?」

 

「ダメ・・・?」

 

「ぐっ・・・。」

 

士織は涙目+上目使いで頼んできた。うっ・・・そんな目をされたら断れないじゃないか!

 

「はぁ、仕方ないなぁ。ほら、あーん」

 

「やったぁ!あーん」

 

士織が俺の卵焼きを食べようとしていたその時だった。

 

「隙あり!」

 

その言葉が聴こえたかと、思うと、俺の卵焼きが突如現れたベルディエによって、食べられてしまった。

 

「あぁ!私が紅輝くんに貰うはずだった卵焼き!!」

 

「ふふふ、なかなか美味しいですわね。流石はあの二人の息子な訳がありますわ。」

 

そう言ってもらえるのは嬉しいのだが、士織から発せられている怒りのオーラが半端ないんだが・・・。

 

「おい、ベルディエさんや、無視ですか?」

 

「あら、士織さん。居らしたのですか?あの卵焼きは、てっきり私にくれているものばかりかと・・・」

 

「な訳ないでしょ!さっき明らかに"隙あり!"って言ってたよね!」

 

「あら、わたくし、そんな事を言いましたっけ?」

 

「おい、屋上いこうよ、久しぶりにきれちまったぜ。」

 

 

完全にお怒りモードの士織とその怒りを水のようにスルーしているベルディエ。

認めたくないが、これもいつもの事なのでもうなれてきた。て言うか、その二人の姿は完全に母さんとルビィアさんの様で顔には出さないが良い意味で少し笑ってしまう。

 

少しして、セイバーことネロが俺のそばに来て、士織とベルディエの喧嘩を、我知らずと俺の弁当をつまんでいた。

 

「ネロ、俺の弁当を食べるのは良いが、一言言ってくれないか?」

 

「む?そうだな奏sじゃなくて紅輝、それよりもあれを止めなくても良いのか?」

 

「ああ、もうすぐしたら、勝手に終わるんじゃないかな?」

 

「そうだな。あ、そのウインナーを貰うぞ。」

 

「ん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

あの後、今回の喧嘩もいつも通りに、終わってお昼の休み時間が終わろうとしていた時だった。

 

 

――ウゥゥゥゥゥゥゥゥン!

 

[空間震を感知しました。今すぐ近くのシェルターに避難してください。これは訓練ではありません。繰り返します―――――]

 

「来たか・・・」

 

[お義兄ちゃん!今すぐこっちに転送するわ!お姉ちゃん達もこっちに転送させるから!」

 

「了解」

 

「琴里さんからですわね。」

 

「ああ、取り敢えず屋上へ行って、そこでことりんに回収してもらおう。」

 

「「「了解」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ことりん、現れたんだな精霊が。」

 

ラタトスクの司令官室に入ると、すでにことりんが黒いリボンを着けて司令官モードで待っていた。士道はすでに来ていたようで、目の前のスクリーンを見て、少し、歯がゆそうな顔をしていた。

 

「ええ、今回は《ハーミット》よ。」

 

「わたくしが知っている精霊のなかでは非常に大人しい方ですわね。但し、彼女の精霊の力は他の精霊の並みより少し高いので油断は出来ませんわ」

 

「流石ねベルディエさん、十香に並ぶかそれ異常の力を持っている精霊なだけはあるわね。さらに分析力も長けているって、本当に敵に回さなくて良かったわ。」

 

「お褒めにいただき光栄ですわ。」

 

「貴女が言うと皮肉にしか聞こえないわよ。」

 

ことりんはベルディエの言葉に少し溜息をつきながら言った。

目の前にある巨大なスクリーンには、まだ中学生くらいで、緑色のレインコートを来た少女がASTの攻撃をひたすらに避けていた。

 

相変わらずASTは容赦ないな。まぁベルディエから聞いた話だと、名前はまだ聞いていないが、さらにヤバイ組織があるらしい。

まぁ、取り敢えずはその事を置いておこう、今はハーミットに集中しよう。

 

「それで、ことりん今回は俺と士道、どっちが行くんだ?」

 

「今回はお義兄ちゃんに行って貰うわ。」

 

俺の質問に、ことりんは即答だった。

 

うーん、マジか原作はあまり壊さないつもりだったんだけどな。でも、多分ここで変に断ったら逆に原作を壊してしまう可能性があるだろう。

そう考えると、ここはことりんの言うことはちゃんと聞いておいた方がいいな。

 

「わかった、任せて貰おう。よし、行くぞセイバー!」

 

「うむ!任せるがよい!」

 

そう言ってさっきまで着ていた制服から、いつもの男装に着替えるのかと思いきや、セイバーが着たのは、そう、fate/extra cccで着ていたあの白い花嫁衣装だった。

 

 

「せ、セイバー。それってどこで手にいれたの?」

 

「ふふん!これは余が自らの芸術性を出しきって作ったら礼装なのだ!どうだ?惚れ直したか?」

 

「あ、ああ。綺麗だよネロ。」

 

「うむ!そうであろう、そうであろう!」

 

あ、作ったんだ。まぁ、た、多分大丈夫だよね、いや、逆に考えるんだ。最近モルさんと契約したから赤セイバーが二人に成ったからどうしようって考えてたけど、これで解決したじゃないか!(錯乱)

そうとなれば、このままネロにはその礼装を来て貰おう!

 

「お義兄ちゃん、ネロさん、早く行ってくれないかしら。」

 

「「あ・・はい」」

ことりんの迫力に素に戻され、俺とネロは素早く移動用の顕現装置(リアライザ)に入って転送してもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

外に出ると先程も降っていた雨がまだ続いていた。

 

[ハーミットは今、デパートの中に居るわ。建物の中に居るから迂闊には手を出せない今がチャンスよ。]

 

ことりんからの通信で状況を把握する。

いまのところは、ほとんど原作通りだな、

取り敢えずネロには霊体化をしてもらって、ASTを見張って貰おう。

 

「よし、ネロはASTを見張っておいてくれ、変な動きをしたら直ぐに知らせてくれ、場合によっては攻撃をしても良い。俺は今このデパートの中に居る《ハーミット》を探す。任せたぞ、セイバー。」

 

「うむ!任せるがよい!今の余は何でも出来そうな気がするからな!」

 

「それは頼もしいな、よし、それじゃあ俺たちの戦争(デート)を始めようじゃないか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~in デパート

 

 

[お義兄ちゃん、すぐ近くに《ハーミット》の反応があるわ、この先を真っ直ぐ進んだところにあるフロアよ]

 

ことりんからの通信がインカムを通して送られてくる。

俺が持っている原作知識と重ね合わせながら行動するのは意外と難しい。だがら今はことりんの指示通りに動く。

 

「このフロアかな?」

 

そう呟いた瞬間だった。

 

『お兄さんもよしのんを苛めに来たのかなぁ?』

 

「っ!」

 

おちゃらけた様な声が聴こえ、とっさに顔を上げると、原作で見た通り、緑色のレインコートを来た少女、四糸乃が逆さまに浮遊していた。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで!
遅れた分投稿するとか言いながら五千字を越えれませんでした・・・。
それと、この作品が終わったあとか、その途中ぐらいに次回作を書こうと思います!
それで書く作品についてはいくつかの候補をあげて、皆さんにアンケートをとりたいと思っています。活動報告で出しますのでなるべく多くの人が答えてくれたら嬉しいです!
て言うか何でこうすれば良い、って最初に思い付かなかったんだろう・・・。

次回予告
紅「よしのんのパペットが折紙の家にあるとか・・・。よし、士道任せた!」
士「ええ!?紅輝先輩、待ってください、どこに行くんですか!」
紅「逃げるんだよォ!スモーキーーーッ!!」
士「わあ~~ッ!!なんだあの先輩ーッ!」

それでは、感想、評価、ご指摘、アンケートをお待ちしております!

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